第二章
第十六話 第ニの力

 

 

 

昨日の修行で、コラッタがラッタに進化したイエロー。今日も特訓は続く



イエロー「ゆうべは・・・すみませんでした」
グリーン「・・・・・・・・・・・・・」
イエロー「『進化』って・・・知らなくて・・・。いきなりずっといっしょだった
ラッちゃんが違う姿になって・・・、

ちょっと驚いただけです・・・・ごめんなさい。」
ジェード「ほとんどポケモンの知識が無いんだな、、、」
イエロー「でも!どんな格好になってもラッちゃんはラッちゃんです!もう気にしま
せん!」
グリーン「・・・、進化させたくかったら、キャンセルすればいい。 それよりもお
前ら何時からそんな関係に・・・」
グリーンは昨夜の事が未だに気になるらしい。
ジェード「グリーン、あれは誤解だって!!!!」
ジェードはジェードで盛大に狼狽していたりする。
グリーン「今日からは、ジェードがお前の特訓を見てくれるからな。俺はもう修行を
始めるぞ。」
ジェード「よし、イエロー、特訓開始だ!!」
イエロー「ハイ!!!」
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そして1週間が過ぎ。
イエロー「だああああああああ!!!」
ジェードの見ているそばで、イエローはおおきな成長を遂げた。
手持ちのレベルは格段に上がっている。が・・・・進化はやはり嫌らしく、キャンセ
ルし続けている。
その日の夜。見かねたジェードが、イエローに言った。
ジェード「今持ってる手持ちを全部出してくれ。」
イエローは首をかしげたが言われるままに手持ちを出した。
そして、ジェードがドドすけらの前に立つと。
ジェードが「spell of evolution!!」と言うと、掌から青い光を放つ!!そして、
その光はイエローのポケモンたちに向

かっていく。その神秘的な光景はイエローを唖然とさせた。
イエロー「あのう・・・・・ジェードさん?」
不思議な光景に目を奪われながらジェードに話しかける。
ジェード「ああ、この『力』の事だね。トキワの力には、僕の知る限り、3つの力が
あるんだ。第1の力は癒しの力。
今やったのは第2の力、抑止の力さ。これで、力が必要な時がくるまでイエローのポ
ケモンは進化しない。第3の力は
ポケモンの潜在能力を最大限にまで高められるらしいんだけど。今の僕には、第3の
力は使えない。それでもこの状態の
ポケモンが進化したときには。力は極限までに高まっているはずさ」
イエロー「そうだったんですか・・・・・。私のためにたくさんの気を使ってもらっ
て、、、どうもありがとうございま

す。」
ジェード「ちょうど自分の力を試せるような良い機会だったからね、これぐらいど
うって事無いさ。」
イエロー「でも・・・・進化させたい時はどうすればいいんですか?」
ジェード「その時は、力が欲しいと思い続けるんだ。そうしてポケモンたちが思いに
答えてくれれば進化するさ。」
イエロー「ハイ!!ありがとうございます。」
ジェード「さてと!僕が教えられる事はもうない。後は自分の力で強くなるんだ。僕
はこれからカツラに会ってくる。」
イエロー「ジェードさん。気をつけてください。」
ジェード「それじゃあな!!」
ピジョットになると、ジェードはグレンに向かって飛んでいった。
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一方その頃、レッドは言うと、、、
レッド「うっ・・・・・・」
なんとかマサラタウンに戻ってきていたのだがやはりカンナ戦で受けたダメージは予
想以上に大きく、まともに戦えるよ

うな状態ではなかった。
???「その、足と手の傷を僕に見せてくれないかい?」
声のするほうに目をやると、ジェードに良く似た顔をした少年が立っていた。
レッド「君は、、、、??」
???「僕はヒロシ。ポケモントレーナーだよ。それよりも傷を見せて。」
レッド「ああ・・・分かった。俺はマサラタウンのレッド」
不思議な少年。ヒロシはレッドの手足の凍傷を見るなりこう言った。
ヒロシ「やっぱり、父さんの言ったとおりだ、、、一時的な回復しかできないけ
ど、、、応急処置はしておくよ」
ヒロシは自分のリュックから、一通りの木の実を取り出すと、特殊な道具を使って砕
きだした。
木の実といえば、カントー本土には木の実はほとんど無いということをレッドは知ら
ない。
ヒロシ「さ。薬ができたよ。これを患部に塗っておけば、1週間は痺れが消える。」

ヒロシは瓶に作った薬を詰めるとレッドに渡した。
レッド「あ、ああ・・・・ありがとう。」
ヒロシ「それじゃ僕はこれで、、、」
ヒロシはレッドの家の裏の森に消えていった。
レッド「とりあえず。この薬試してみるか、、、」
レッドは呆然としつつも、薬を塗り始めた・・・・・・。



そしてジェード。
グレンタウンに向かう途中、マサラタウン付近の森でヤミカラスの大群にでくわして
しまい、相手をするはめになった。
普段のジェードなら苦労する相手ではないが、実はさっきの「抑止の力」の反動が身
体に残っていたため、うまく動く事

ができない。しかも。ジェードのポケモンはほとんどが物理攻撃に頼っているので、
複数の敵に襲われた時に不利だった

のだ。そんな時、ジェードは声をかけられる。
???「イーブイを出した方がいいんじゃないのかい。」
ジェード「だ、だれだ!!?」
???「僕の名前はシゲル。ポケモントレーナーだ。」
ジェード「僕はトキワシティのジェード。」
シゲルもまた、グリーンそっくりである。
ジェード「イーブイを出せとはどういうことだい?」
シゲル「出してみれば分かると思いますけど。」
ジェード「??・・え〜い出て来いレボ!!」
レボを繰り出したその瞬間!!!!
おや?レボの様子が。
ジェード「イーブイは石じゃないと進化しないはず、、、」
やがてレボの身体は黒と黄色になっていく。
おめでとう!!レボはブラッキーに進化した!!
ジェード「ブ・ブラッキー!!?」
シゲル「イーブイは3種類の石進化するのとは別に太陽の光か月の光をを浴びた時、
より戦闘を多く経験したイーブイだ

けがその進化をすることできるんだ。」
ジェード「なるほど・・・・・勉強になったよ。」
シゲル「まあ、僕はトレーナーだけど、研究者の卵でもあるからね。」
ジェード「そうか、いいアドバイスどうもありがとう。」
シゲル「お礼を言われるようなことはしていないさ。ヤミカラスを追い払った方が良
いんじゃないかい?」
ジェード「そうだった。レボ!"シャドーボール"!!」
レボの周りに黒いオーラが出たかと思うと一気に収束球状になる。そして、黒いエネ
ルギー波はヤミカラスめがけて飛ん

でいった。
ズドオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!
辺りの木も少々倒してしまおうほど威力は絶大だった。
ジェード「・・・・・・レボ!!やったああああああああ!!!!!」
レボ(今の力は本当に僕がやったの?)
ジェード「ああ、そうだ。一つの進化形態に安定したお前は。強い!!」
レボ(ジェード、うれしいんだけど。教えてくれた人にお礼をしないと。)
ジェード「ああ。そうだったどうもありが・・・」
シゲルの居る方向を見たのだが。そこにはもうシゲルは居なかった。
ジェード「???不思議な人だったなあ・・・・。」

ジェードのいる森のすぐ近く。
ヒロシ「シゲル。父さんには会えたかい?」
シゲル「ああ。ブラッキーの事を教えてきた。」
ヒロシ「僕もレッドおじさんの傷の薬を作ってきたよ。」
シゲル「それじゃあ帰るか?」
ヒロシ「うん。セレビィ!!"ときわたり"」
ヒロシがそう言うと二人はたちまち消えてしまった。
ちなみにブラッキーの事がポケモン学会で発表されるのはこれから5年の後なのだ
が、、、
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その後、ジェードは見事グレンに到着したのだった。
まずはカツラと合流する事が大事である。
ジェード「よし、早く合流しないと」
ジェードはポケモン屋敷から何からくまなく探したが、カツラに会うことができな
かった。
たまりかねて、近くにいるボーイスカウトに聞いてみると、、、、、
「今からトレーニングに付き合うところ」だと言う。
そして案内されたのは手すりのないつり橋だった。対岸からはカツラが歩いてきた。

カツラ「さあ!やってくれ。」
「ハ〜イ、行きますよお。せえの!!」
ゴオ!!!!!!!!
ジェード(投げられた岩を、どうする??)
ゴーストによって投げられた岩はカツラの後ろにいる影によって粉砕された。
さらに、今度は発火した岩が飛んできたが、これも背後のカツラの影のようなポケモ
ンがはじき返す。
その影に、ジェードは見覚えがあった。
ジェード(ま、まさか・・・あれはミュウツー!!)
そう、忘れもしない2年前の出来事。トキワジムで実の父サカキと戦った時・・・最
初に戦ったのはミュウツーのコピー

だったからだ。
やがて、あっという間にトレーニングを終えると、カツラが近づいてきた。
カツラ「いやいや、ジェード君ではないか?ようこそグレンジムへ。」
ジェード「カツラさん。それより今のはミュウツー・・・・ですか?」
カツラ「ああ。そうだ、R団の研究だったときに、作り出したのだが、、、」
ジェード「タマムシシティの地下での事を覚えていますか?」
カツラ「いや、、、あの時の事は良く覚えていないんだ・・・・。」
心無しか、カツラの表情が青白い気がしたので、ジェードは黙ってしまった。
そんないやな雰囲気を変えるためにカツラがきりだした。
カツラ「さて、、、君も四天王に挑むならトレーニングはした方がいいんじゃない
か?」
ジェード「僕は四天王の将、ワタルと戦ったことがあります。」
カツラ「なんだと!!何時!何処で?」
カツラは普段は冷静だが、このときばかりはそうも言ってられなかった。
ジェード「僕は6歳の頃、ジョウトにポケモン修行をしに行っていたんです。」
ジェードはおもむろに自分のリュックから、何かのケースを差し出した。
カツラ「こ、これはジョウトのジムのバッジ!!!」
そこには全てのバッジが揃っていた。
ジェード「僕はその旅でフスベに行ったとき、ワタルに会ったんです。彼はドラゴン
ポケモンの扱いに関しては他を寄せ付けないとこがあります。」
カツラ「そうか、、、、、、だが君には勝算はあるのか?」
その言葉を聞いて。ジェードは笑顔を見せた。
ジェード「ワタルは絶対的な力で、相手をねじ伏せようとしてきますから。その力よ
り巨大な力をぶつければいいんです。僕はその方法が分かります。」
カツラ「なら。トレーニングはいいだろう。」
ジェード「ですね。後は敵の拠点でもしらべますか?」
カツラ「そうだな」
二人は四天王の情報を集め始めた、、、、、、、、、、、、、、、
レッド、グリーン、ブルー、ジェード、イエローの戦いはここから始まる、、、、、、、、、







続く

 

[一言感想]

 シゲルやヒロシ……アニメキャラクターは、未来の子供たちのようですね。
 そして、ジェードとイエロー。
 確実にその力を高めつつあります。

 

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