第四章
新・一話 (第ニ十九話)

南海大冒険編

 

 

 

あの壮絶なヤナギとの死闘から3年後、


ジェードは17歳になっていた。そして、リュウキュウ地方に、療養の為、さらには
スペクターからの目をくらますために、戻ってきていた。


彼は以前は肌が白めの男だったが・・・・・・。今ではリュウキュウの強い日差しの
下、すっかり小麦焼けと言ったところだろうか。体つきもがっちりとし、
今ではまるで別人のようになっていた。


右ひじのケガは、無茶な状況で戦ったため、完治するのに3年という歳月が経ってし
まったが・・・・。今ここに新しき冒険が始まる。









リュウキュウ地方・・・・・カントー・ジョウトからは、高速豪華客船でないと行け
ない為、中々一般人が旅行に来ることなどまずありえない、

あり得るとすれば、各界のVIPや政治家、御曹司と行ったところである。 ここに
は、米軍の基地もあったりして、なかなか本土ではお目にかかれない施設や、

大規模な自然で有名な別名「バカンス諸島」等と呼ばれている。





ザザーーーーーン!!!!!!


周りは静かな海、人もこの島には居ない。ジェードはアンバーの持っている無人島に
住むことになった。

最初、療養で戻ってきた時、アンバーは相当な資産家の娘だったことが判明して度肝
抜かされたのはまた別の話


さて、横道にそれたので本題に入るとしよう。



ジェード「しかし、ここは色んなポケモンがいるよなあ・・・・。」



ジェードは誰も居ない砂浜を見ている・・・・・・。遠くの方で、野生のラプラス・
ミロカロス・ハクリュー等のポケモンが泳いでいる。


リュウキュウ地方は、ポケモンの楽園でもあり、最近、世界遺産になるかならないか
で、注目を集めているとか・・・・。





???「・・・・ド!!!ジェード!!」突然遠くの方から、とてつもなく大胆な水
着を着た美少女が現れ、ジェードを呼んでいる。


ジェード「アンバー!!どうしたんだ!!?」  大声で返事するジェード。


アンバー「私、ポケモンを捕まえたいの!!!だから手伝って!!!」


ジェード「・・・・・たく、仕方ないなぁ・・・・・。」 苦笑いを浮かべながら、
海へ入っていくジェード。 ジェードは持っていたモンスターボールから、ライジを
出すと、"みがわり"でサーフボードを作り出し、なみのりを開始した、 




そう、この技、イエローがピカと考案したなみのりなのだが、ジェードは水タイプの
ポケモンを持っていなかったので、ピカチュウに覚えさせる方法をとったのだ。



ジェード「ヤッホゥーーーーー!!!」猛スピードで水面を移動するジェード、そし
て、アンバーに近づくと・・・・・。


ジェード「アンバー、で、どれを捕まえたいんだ?」 至って冷静に、聞いた。


アンバー「う〜〜〜〜ん。どれにしようかな?」悩みに悩んでいるアンバー、と、そ
こへ・・・・・。

ザバ!!!!!  突然水面から、一匹の美しいドラゴンポケモン、ハクリューが現
れた。 しかもこのハクリュー、色違いで体が銀色である


このリュウキュウの海域は、水ポケモンが多数生息しており、水使いのトレーナーに
とっては正に聖地と言える場所なのだ、さらに水の綺麗な所には、ドラゴンポケモン
も生息している。ハクリューだけでなく、まれにミロカロスやカイリュー、キングド
ラなどもこの海域に訪れる。 別名「生命の島」とは言ったものである。

ジェード「アンバー?決まったか?」 ライジと共に、ボードの上に待機するジェー
ド。

アンバー「うん、あのハクリューにする。」


ジェード「よし、分かった。だったら、ボードに乗りな。しっかり捕まってろ
よ!!!」 ジェードはアンバーを乗せて、一人の時よりもさらにスピードを上げ
る。


アンバー「きゃあ!!!!早いってジェード、でも気持ち良い〜〜〜♪」 かなり上
機嫌のアンバー、 


ザザザザザ!!!!!!!!!!!


アンバーは楽しんでいるのだが、ジェードの心臓は破裂寸前になっている。 ジェー
ドも17歳、男としては当然、それなりの下心もあるのだ、現に今、アンバーの体が
ぴったりくっついていて、冷静さを欠いてしまいそうになる。




ジェード(・・・・アンバー、二人乗りは良いけど、これじゃあ、襲ってくれって
言ってるようなもんだぞ、もうちょっと男として意識してくれよ・・・。)

アンバー「ぇど・・・・ジェード!!」

ジェード「ハッ!!!!!そうだったな、ハクリューを捕まえるんだったな。」アン
バーの呼びかけで、ジェードはわれに返った。


そして、ハクリューに目標を定めると・・・・・。

ジェード「ライジ!!でんじは!!」 まずは、相手の動きを封じるために、でんじ
はを放つ、



ジェード「さあ、後は・・・・アンバー、ライジに指示するんだ。」


アンバー「ライジ、電気ショック!!」 多少弱めの電撃をハクリューに放つ、

バリバリバリ・・・・・・・・・


ハクリュー「りゅ・・・・りゅうううう。」 少しハクリューは弱ったようだ、

ジェード「後は、アンバー、よく狙いを定めて!!」


アンバー「行け!!モンスターボール!!」アンバーがボールを投げるとハクリュー
はキャプチャーネットに吸い込まれ、やがてボールの開閉装置が、捕獲を示す赤い光
を点灯した。



アンバー「やったわ♪ハクリューゲットよ!!」見事にボードの上でVサインをする
アンバー。


ジェード「やったなアンバー!!」 親指を立てて、笑いかけるジェード、  いや
はや夏の青春とは良い物じゃ・・・・・。(作者老けてます。)


そして、そのまま波乗りを続けようとしたジェードだが。 ここで・・・・・・



Pruuuuuuu・・・・・・ホウエン四天王ゲンジから渡された、ポケナビがな
る。ちなみにこのポケナビ、デボンコーポレーションが特別なトレーナーにしか渡さ
ない特注品だそうで、ポケモンのコンディションや、言葉の翻訳機能が付いていると
か・・・・無駄にすごいが水深200Mでも耐えられるらしい。



ジェード「おっと・・・・ゲンジさんから電話だ・・・・・。」早速、通話をする
ジェード




ゲンジ"ジェード君か、ワシじゃ、"

ジェード「ハイ、何でしょう?ゲンジさん」


ゲンジ"いや、良くこの3年間リハビリに励んだね、完治のお祝いじゃよ。"


ジェード「いやあ・・・・全てブラックジャック先生とゲンジさんのおかげですよ」
遠慮がちなジェード


ゲンジ"良いんじゃよ。わしはジェード君には将来ポケモントレーナーの頂点に立つ
男だと思っておるからのう。"


ジェード「冗談言わないでくださいよ・・・・・・。」

ゲンジ"あながち冗談とは思ってないんじゃないのかな?自信たっぷりの口調じゃ
な。"

ジェード「やっぱり、ゲンジさんには適いませんね」こぶしを握るジェード 


ゲンジ"ハッハッハ!!若者はその位の心意気でないと、倒し概が無いというもの
じゃ。"


ジェード「それで・・・・・今日は何か用事でもあるんですか?」やけに落ち着いた
態度のジェード。」


ゲンジ"いや、何、ワシの知り合いにコハグラと言う博士がおっての、新しいポケモ
ンを渡してくれるって言うもんじゃから、アンバーとジェード君に取ってもらおうと
思って電話したんじゃ。



ジェード「新しいポケモン・・・・・ですか」



ゲンジ"そうじゃ。場所はヨナハ島北西のポケモン研究所・・・良いな?」


ジェード「わかりました。では行って来ます。」


ゲンジ"まあ、アンバーと二人で、駆け落ちごっこでもしてきなさい。"何気に爆弾発
言を言うゲンジ、年季の違いとは恐ろしい・・・・。




ジェード「なっ!!?何言ってんですか!!?僕はアンバーを抱くなんて事は考えて
ませんよ!!?」墓穴を掘るジェード、


ゲンジ"ほっほう・・・・・。若くて良いのう。ワシも若い頃は・・・・・・・"

結局この後ゲンジにのろけ話を散々聞かされ・・・・・。疲れ果ててしまうジェード
だった。








そして二人は、コハグラポケモン研究所に到着します、しかし・・・・誰もいな
い!!




ジェード「来たは良いけど・・・・誰かいませんか〜〜〜」

アンバー「本当にここは研究所なの?」 アンバーの言うとおりだった、研究所にし
ては、吹き抜けになっているし、機械一つ置かれていない。



???「こんにちは〜〜〜〜良く来たねえ。」奥の方から声が聞こえると、雰囲気の
良いお婆さんが出てきた、



ジェード「こんにちは・・・・コハグラ博士に会いたいのですが・・?」


???「わたしはコハグラ=ハナと言います。今日は良く来たねえ」


ジェード「どうも・・・・僕はジェード=デ=トキワグローブです。」

アンバー「初めまして、私はアンバー=パシフィックです。コハグラ博士は?」






???「どうも〜〜〜〜私がコハグラ=ケイブンです。よろしく〜〜〜!!」 後ろ
から突然、これまた陽気なお爺さんが現れました。




ジェード「あなたがコハグラ博士ですか、よろしくお願いします。」


ジェードは博士と握手をし、研究所(?)へと入っていった。 



そして、この家、何も無いのかと思えば・・・・・・。


奥の書斎(?)に膨大な資料が山積みにされていたのだ。 そして、新しい図鑑のメ
モリースティックとモンスターボールも置いてある。 そして隅っこには
数年前返品続出したゴー○マンの山が・・・・・・。


コハグラ「これが、新しい図鑑とポケモンです!!ご自由に持ってってくださ
い!!」


ジェード「ご・・・・ご自由に・・・・って。」


やむなくジェードはミズゴロウを、アンバーはアチャモを取った。


ジェード「それでは、完成させたらまたここに来ます、」


アンバー「博士もおばあも元気でね♪」




コハグラ「気をつけて、ゆっくり行って来なさい。」


おばあ「またね〜〜〜〜〜」




続きはまた明日(嘘)










手持ち


ジェード


ライジ(ピカチュウ) ♂ Lv81
バックス(ハガネール) ♂ Lv88
ミズゴロウ ♂ Lv5
グライガー ♂ Lv50
サナギラス ♂ Lv50
パピヨン(バタフリー) ♂ Lv80



アンバー

ヒンバス ♀ Lv20
ハクリュー♂ Lv15
アチャモ ♀ Lv5

 

[一言感想]

 この家族のノリは……あれ、デジャヴ?(オイ)
 さて、やって参りました。
 PSVGで一番面白い話!(あくまで個人的に(ぁ))
 大胆美少女アンバーの魅力に悩殺気味のジェードでしたが、彼は理性的な男だったようです(何)。
 されど、ゲンジさんのあんな発言を受けては……というか、この家系は恐ろしいですね(待て)。
 間違いがあっても知りませんよ、ゲンジさん。
 読者としては、ただその成り行きを楽しむだけです(ぇ)。

 

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