PSVG 外伝
「英雄達のその後」
1#:なれない緊張感
スペクターを見事に撃破し・・・・・そしてオーレから戻ったジェードは、・・・・・充足しきった毎日を過ごしていた。
そして、彼は人生上で最も待ち望んだ一日を迎える事になる。
「・・・・・・。」その朝、彼はかなり緊張をしていた。恐らくこんなに緊張するのはつい一週間前まで行われていたポケモンリーグの世界大会決勝よりも上だろう
まずいな・・・・こんなに緊張するとは・・・。 彼は一人苦笑すると、鏡の中の自分の姿をチェックする。今彼はタキシードを身に着けているのだ
「・・・・ふう、様になっている・・・・かな?」・・・・・着慣れないと・・・やっぱり違和感はある・・・・それに緊張もあって、なんだか落ち着かない・・・彼は苦笑した
コンコン・・・・ガチャ!!やがてノックが二回聞こえると扉が開き、そこにいたのは・・・・・
「・・・・用意は出来たか?」長くて赤い髪に漆黒の眼をした男・・・・そう彼と何度も危機を乗り越えた仲のジェットだった、彼もまた、正装をしているが実に良く着こなしており、多くの女性ならこの姿を見ただけで惚れてしまうだろう
「ジェット!!」ジェードは訪ねてきた親友にようやく硬い表情が崩れ、笑顔になった。
「・・・オーレで一回会ったが・・・あの時以来だな」ジェットもまたかつての冷徹な眼ではなく、何処か穏やかな感じがする。
「そうだね・・・・・招待状送ったの迷惑だったかな?」ジェードは彼の境遇を良く分かっている・・・・故にこの場所に来ることは容易ではなかった筈だ
「いや、気にすることは無い、少々忙しくなっただけだがお前の祝いの席だ、俺が行かないでどうする?」問題は無いとばかりにジェットは言ってみせた
「あいかわらずだな・・・、でもカスミの事はちゃんとしてあげてるのか?」ジェードはここぞとばかりに聞いてみる
「俺はあいつに特に何もしてやれないが・・・・・・、だが帰るべき場所で待っていてくれる・・・これ以上幸せなことは無いだろう」
「・・・・・・なるほど、君も幸せなんだね?」
「そういうことだ・・・・さあ、なかなか様になっているようだし、行くとするか」ジェットはフッ・・と微笑みジェードと共に『会場』に向かおうとドアを振り返る
「よう!!!ジェード」その時、もう一人の親友であるレッドが部屋に入って来た
「レッド!!・・・リーグの時以来・・・一週間ぶりだな・・・ってレッド、その格好・・・」ジェードはレッドの格好を見て思わず噴出しそうになったのを必死で堪えた
「あっ!?笑おうとしたな?・・・・仕方ないだろ?俺もお前と同じ立場なんだからな」そう、彼もまたタキシード姿なのだw
「そうだよね・・・それは分かっているんだけど・・・ククっ・・・」やっぱり笑いを堪えることは出来なかったようだ
「・・・・・・・・まあお前らにしてみれば着こなせている方だ、とっとぞ行くぞ」ジェットはそんな二人をよそにさっさと歩き出してしまった・・・がジェットも少し声が笑っている
「「ジェット!!!・・・・・待て笑ったなーーー!!!」」 見事にはもって・・・・二人は「会場」へ向かった
一方でこちらは・・・・・
「良く似合っているわ・・・・・アンバーちゃん、それにイエローちゃんも・・ね」そうやって鏡に映る彼女達を見て・・・・・・微笑むのはグリーンの姉、ナナミだ
「ありがとうございます。ナナミさん」アンバーは今まさに幸せの絶頂というような顔で微笑んだ
「・・・・いえっ・・・・そんな・・・私(恥)」大して顔を真っ赤にして下を向いてしまっているのはイエロー
「ホホホ・・・・イエローにアンバー、元気かしらぁ?」そこへ栗色の髪に青い眼の女性、ブルーもまた入ってきた
「ブルー!!」
「ブルーさん!!」
「なかなか似合ってるじゃない・・・・ジェードとレッドが間抜けな顔になるのが目に見えてくるわw」ブルーは何故かカメラをもって上機嫌だ
「そ・・・・そうかな?」アンバーはなんだかんだでやはり照れているようだ
「・・・・・・〜〜〜っ!!!」イエローはイエローで何か想像してしまったのかさっき以上に顔を真っ赤にしていた。
「さあ・・・皆が待っているんだから、早く行くわよ?」ブルーは明るく言うと4人もまた会場に向かう。
2#:プロポーズ
さて・・・・・この2組のカップルが見事ゴールインしたのはどういった経緯があったか・・・簡単に話しておこう
それは結婚式の1週間前に遡る。
「さあ・・・・・残りはお互いに後一体!!!!レッド選手、ジェード選手、お互いに一歩も引かない戦いの軍配はどっちに上がるのか!!!」
「次の一撃で決着を着けるぜ!!!!ニョロ!!!ジェード・・・・泣いても笑ってもこれが最後だ!!」レッドは額の汗を拭いながら、しかしいつもと変わらぬ笑顔だ
「ああ、でも俺だって負ける気は無いからな!!!バックス!!!」
「スプラッシュストレート!!!」
「金剛烈波!!!」
二人が技を撃つと・・・・力と力のぶつかり合いとなり・・・・会場は最高潮の興奮を迎えたのだった
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そして激闘が終わった後、すっかり夜も暮れたスタジアムにジェードは一人現れたのだった。
「・・・・・・俺、さっきまでここで戦ったたんだよな?・・・・みんな、今日はありがとう」 9年間、待ちに待ったレッドとの戦いは熾烈を極めた。だが、同時に彼がもっとも楽しんだバトルともいえる
(ああ、ここまで長い戦いだったが、真に認めた好敵手と戦うのは良いものだったな)その時ボールの中のバックスもまた声をかけてきた
「バックス・・・・本当に今日もお前には頼りっぱなしだったな、お疲れさん」ジェードはほっとしたような笑顔だった
(某も久しぶりに武者震いする、誠に素晴らしい経験をした、これもひとえにジェード殿が真の操り人(ポケモンマスター)として精進された結果であろう)
「バンギラス・・・・」
(本当・・・・今日はとっても楽しかったよねえ、僕も久しぶりにピカと戦えたし、やっぱりこういう大会のバトルは盛り上がるから)続いていつも通りの明るさを見せたのはピカチュウのライジ
「ライジ・・・・ほんとうお前は変わらないな、でもいつでも明るいお前だから、逆境でも諦めない心を持てるんだけどな」
(全くだ・・・・だがこういった奴が仲間としているもの悪くは無い)
(ライジ殿の明るさは空気を変える、こういった存在は重要也)
バックスもバンギラスも・・・・またライジのムードメーカー的役割を認めていた
(何もおめえらだけが頑張ったわけじゃねえづらよ、頭使って勝った俺にはなんの言葉もなしづら?)ラグラージはつまらないそう言っていた
(そうだよ・・・・みんなばっかりしゃべって酷いなあ〜)ミュウもまた非難の声を上げるが、顔は満足しているようだ
(オラは別に強ぇ奴と戦えたから、やっぱりワクワクしてたな、レッド以外にもまだまだ戦いてえ奴がいっぞ)バットはバットで新たな闘争心を燃やしたようだ
「ははっ・・・・皆それぞれ本当によく育ってくれたよ、・・・・だから今日は本当にお疲れ様、ゆっくり休んでくれよ」
(それは一向に構わんが・・・・・ジェード、お前にはまだやることが残っているだろう?) 突然、バックスがジェードに問いかける
「・・・・やっぱり分かったか、」
(当たり前だ、俺はお前が小さい時から相棒としてそばに・・・・後は頑張れ、最後の勝負をして来い!!)
「・・・・・ありがとうバックス、」
(((((ジェード(殿)!!後は任せた(よ)!!!)))))
こうしてジェードは手持ちのボールを、自分が先ほどまで立っていたバトルフィールドに置くと、ただその時を待った
その一方で・・・・・・彼の親友レッドもまた一大勝負に出ていた。
「・・・・・・今年は凄い夏になったもんだよなあ・・・」友との大きな戦いを終え、レッドはトキワの森の入り口で一人寝そべっていた。
そこにはピカもいる
「ぴぃか・・・ぴかっぴかぴっ!!!(長い戦いだったけど・・・・疲れたよねえ、レッド)」横で丸くなっているピカもまた、満足な表情を見せていた
「ははっ・・・お前もそう思うか?ピカ・・・・・」ピカを撫でてやりながら、レッドはやはり空を見上げた。
夏とはいえ、夕暮れ・・・・・明かりの少ない森の近くは当然暗い・・・・・そして虫やポケモンの鳴き声がし始める
サァァァァァァァ・・・・・・・そしてあたりを心地よい風が通り過ぎていったその時だった。
「・・・・・やっぱりここに居たんですね?レッドさん」その穏やかな声は上から降ってきた
「・・・・・・イエロー」レッドもまた穏やかな笑顔で答える
「・・・・終わっちゃいましたね、ポケモンリーグ・・・・・」彼女もまたレッドの横に腰掛けるとピカの頭を撫でている
「ああ、・・・・そうだな・・・・正直楽しいお祭りが終わった気分だよ・・・・うーーーーん」レッドは身体を思いっきり伸ばして、起き上がった
「兄さんとのバトル・・・・、どうでした?」
「ああ、イエローは俺とジェードのバトルを見るのは初めてだったっけ?」
「ええ、第9回のポケモンリーグの時は、ニュースか何かで聞きましたから・・・」
「そうか・・・・正直、今回も戦ってみて、あいつとのバトルは心から楽しめると思ったよ」レッドは九年振りに戦った親友の実力を改めて実感していた
「そうでしたね・・・・・二人とも決勝っていうプレッシャーを全て楽しむ方向に変えて・・・・とても楽しそうでしたからね、見ている人全てを明るい気持ちにさせるくらい」
「そう言ってもらえると、俺もジェードも正直嬉しいよ・・・・グリーンが研究者に進む道を選んで、正直ライバルが居なくなったとすこしつまらなく思っていたけど、あいつが帰ってきてくれたのは、助かった、これで俺もまだ自分を高める理由が見つかったよ」
「まだ・・・強くなる気ですか?レッドさんは十分強いじゃないですか・・・」イエローはきょとんとした感じだ
「確かに・・・・・・・・だけど、俺は・・・・」
「レッドさん?」
「俺は・・・・・・、これからは一人でじゃなく、二人で・・・・ジムリーダーになる夢を追いたい」
「えっ・・?」
「イエロー・・・・2年前に渡しそびれたんだけど・・・・・これを君に」レッドはそう言って自分の上着の懐から赤い、しかしよく使い込まれた手帳のような機械を取り出した
そしてその機械はイエローにとって忘れることの出来ない、とても大事なものだった
「これっ・・・ポケモン図鑑じゃないですか!!?」
「オーキド博士があの時に図鑑の更新をしただろ?その時に一個俺がデータ移し変え終わった古い図鑑を取って置く様に頼んだんだ、この図鑑は正真正銘気味のものだよ、イエロー」
「・・・・・レッドさん、私、嬉しいです・・・イエローはその親しみのある感触に・・・・・・涙がこぼれた」
「・・・・それともう一つ、」
「今度は・・・・何ですか?」
「優勝したら渡そうと思っていた・・・・・・・、イエロー。受け取ってくれ」レッドが取り出したのは小さな箱・・・・・
「・・・・・これ、開けても良いですか?」
「ああ、それこそ今ここで開けて欲しいよ」レッドは珍しく顔を少し赤くしながら彼女が開けるの待つ
カチャ・・・・、その箱の蓋を閉めていた金具が外れる・・・・、するとそこには赤い宝石の嵌った・・・・銀色の指輪が・・・・・
「・・・・・・れっ・・・レッドさん・・・・これ・・?」
「さっきの続きだけど、俺が最強のジムリーダーになるって約束したの覚えているだろ?その夢を・・・一緒に追ってみたいんだ」
「っ!!!」
「イエロー・・・・・・君となら出来る・・・・だから俺と・・・・・俺と結婚してくれ!!!」
レッドの告白に、イエローは・・・指輪と彼を交互に見ると・・・・彼の胸に飛び込んでいた
「・・・・・レッドさん・・・・私は・・・・あなたと・・・一緒に居たいです」
「!!・・・・・イエローは俺が守る・・・これからもずっと・・・・一緒だ」
「私・・・本当に嬉しいです」
「あっ・・・そうそう・・・・、イエロー」
「何ですか?」
「俺たちの間ではもうかしこまった感じは無しな?」
「!!・・・・わかったわ・・・・レッド」
そして二人は眼をつむると、お互いの顔をゆっくりと近づけていった_______。
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そして再びジェードに話を戻す
「さて・・・・・そろそろ皆のところに戻るか」ジェードは腰を上げると、スタジアムを後にしようとする
「ジェード、まだ戻らなくても大丈夫よ?」だが彼もまた、よく知っている声によって足を止めた
「アンバー・・・やっぱり来てくれたんだ」ジェードはこの日一番の穏やかな笑顔を見せた
「当然でしょ?他ならぬあなたとの約束だもの・・・・・、世界チャンピオンさんが私に一体何の御用かしら?」半分ふざけ気味だが・・・こちらも表情は穏やかである
「・・・・・優勝したら俺の話を聞いてくれるって約束だったよな?・・・」
「ええ、そのはずだったけど?」
「なら話は早いね・・・・・・アンバー、2年間待たせたけど・・・・・、俺は君が居たからここまでこれたし、そしてこれからも居てほしいと思ってる。だから2年前のあの日言ったように・・・・俺と結婚してくれ!!」
「!!・・・・・」アンバーは分かっていたが、やはり具体的な言葉でプロポーズされるのはそれなりに緊張するのだなと思っていた。
「想いが届くように・・・・・これをいつも身につけていたんだ」 ふいにジェードがそういうと身に着けていたネックレスを突然はずし始める。
すると・・・・・彼の懐にしまわれていた部分には・・・・金の指輪が2つネックレスのチェーンに通されていた、一つは翠色、もう一つは琥珀色・・・・そう、翡翠と琥珀の指輪だ、しかしやや形が歪だが
「・・・・綺麗」その指輪を見てアンバーはその内の琥珀の指輪に手をかけようした・・・・がその手はジェードにとめられた
「ジェード?」
「ユウジに彫金を教えてもらって何とか作ったけど・・・ちょっと歪だったかな?・・・・それぞれ俺の名前のジェード(翡翠)とアンバー(琥珀)の指輪・・・なんだ、お互いポケモンマスターとコーディネーターじゃ遠征なんかで離れ離れの時もあるだろう?」
「そんなこと無いよ、とてもあなたの気持ちがこめられてて・・・・・嬉しいわ」
「そういう時お互いに相手の名前を意味するこの指輪を嵌めておけば・・・・離れ離れでも俺たちは一緒だって思えるだろ?」
「!!・・・ジェード」
「これからも二人で頑張っていこう、アンバー、二度と君の元から離れたりしないからさ」
「そうね・・・・、離れていくって言っても誰が離すもんですか・・・・何処までも追いかけていくからね?・・・・ずっと一緒よ・・・ジェード」
この後二人はそのまま夜通し愛を語ることになる
3#夫婦
そしてジェードとレッドは式場の中央で、やがて来る花嫁を待っていた。
アンバー・・・・俺は何があっても君を守る・・・それはこれからも変わらない
イエロー・・・・夢を追って一緒に走り続けよう・・・・・・
それぞれ想いを胸に秘め・・・・待っていると・・・・・前唱がぴたりと止み・・・・・扉が開いた・・・・・・・
そして花嫁は姿を現した。
純白のウエディングドレスは身に着けているアンバーとイエローをより美しく・・・・そして清楚さをより栄えさせていた。
アンバー・・・・・
イエロー・・・・・
最愛の人という感情を抜いても・・・・・・今の2人は天使のように見えた。
アンバーはゲンジに、イエローはヒデノリ(イエロー。ジェードの叔父)にそれぞれ手を引かれ・・・・やがて二人の前までエスコートすると、笑顔を見せ後ろの席に戻った
そして歓迎と紹介の辞がおわると・・・・・
「それでは、親族を代表して・・・新郎お二人の義兄、ジェットさん、祝辞をお願いします。」
ジェットは一礼すると、いつもと変わらずにクールに話し始めた
「・・・・・・ジェード、レッド、アンバー、イエロー、俺はお前達とはもう10年以上の付き合いになるが、お前達は常に他人を想い、愛する者の為に戦ってきたし、精進をしてきたと思う。その何かを守ろうとする心と優しさ、それだけはこれからも大事にしていけ、俺から言えるのはそれだけだ・・・・結婚おめでとう。」
手短だが・・・・・実に彼らしい祝辞が終わり、遂に指輪の交換となる。
立会人のもと、ジェードとレッドは指輪を取り出す、・・・・アンバーとイエローは手袋を外し・・・ナナミとブルーにそれぞれ渡す
「・・・私は、ここにいる皆さんに対して以下の事を約束いたします。
私・・ジェード=デ=トキワグローブ(レッド=グロッシュラー)は、アンバー=パシフィック(イエロー=デ=トキワグローブ)を生涯の妻といたします。
私はあなたに対して、愛情の証としてこの指輪を贈ります。
私は愛と忍耐を以てあなたに接し、あなたを敬愛し、たとえどんな困難があってもあなたを護り抜き、愛し続ける人間である事を約束します。
以上の約束を、生涯守りぬくことを誓います」
指輪はしっかりとアンバー(イエロー)の左手薬指に嵌られた
「ジェード(レッド)・・・ありがとう。私は、ここにいる皆さんに対して以下のことを約束いたします。
私・・アンバー=パシフィック(イエロー=デ=トキワグローブ)はジェード=デ=トキワグローブ(レッド=グロッシュラー)を生涯の夫といたします。
私はあなたに対して、愛情の証としてこの指輪を贈ります。
私は愛と忍耐を以てあなたに接し、あなたを敬愛し、どんな時もあなたを支える人間である事を約束します。
以上の約束を、生涯守りぬくことを誓います。」
こうしてお互いの指輪は・・・・お互いの左手薬指に・・・・・・
「では誓いの証として口付けをお願いします」
ジェードとレッドはそれぞれ花嫁のヴェールを捲り上げ、眼を閉じている花嫁の唇に自らの唇を重ねた___________。
ジェード・・・、あなたは一人じゃない・・・素晴らしい仲間とアンバーちゃんがいるじゃない・・・・大事にしてあげるのよ?私はいつでもあなたの事を診も持っているから
アンバーちゃんもジェードのことよろしくね?
ジェード、お前は私をも遙かに超えた・・・・もう何もお前に教えることはない・・・・、後は末永く幸せに暮らせ、それがお前が私たちにできる最後の親孝行なのだから______。
ジェードとアンバー、そしてイエローは頭の中にその声を聞くと・・・・涙を流しながら多くの人々に祝福されたのだった。
「・・・・というわけで、まあ今まで本当に長かったよな」男はグラスのカクテルを飲みながら、隣に居る親友に話しかけた、ちなみ飲んでいるカクテルは『アースクエィク』
「確かにな、でもあれから20年か・・・、意外とあっという間に過ぎたもんだよな」横の男は『ジントニック』を飲みながら相槌をうつ
「・・・・・・・」そしてグラスを寡黙に磨いているのは、この店のマスター、赤く長い髪が特徴的で・・・それは20年前から変わっていない
カランカラン・・・・・・その時、扉につけていた鐘がなった
「「やっぱりここに居たのね!?あなた!!」」
「あ、アンバー!!?」
「イエロー!!?」
「・・・・・・・すまないが、連絡させてもらった。余りにも店に連絡が入ったのだからこちらも迷惑でね」
「「鬼っ!!」」
その夜、男二人は・・・愛妻にこってり絞られたとか・・・・・(笑)
おわり
ジェードとアンバーの話もこれがエピローグ、これで正真正銘で最後です・・・・と言いたいところですが、これの前のジェードVSレッドも近々書く予定ですので皆さんまだまだ
ジェードの活躍を楽しみにしててくださいね♪
[一言感想]
ジェットとカスミの結婚式は、一足先に終わっていたそうです(何)。
ともあれ、レイエとジェアンのそれぞれの結婚式シーン、ごちそうさまでした(ぇ)。
今後も更に続くVGの物語に期待したいです。