扉絵:シェリーさん作

 

ポケットモンスター・・・縮めてポケモン。
ポケモンとは簡単に言うと不思議な生き物です。
この世界の人々はみんなポケモンと一緒に暮らしています。
ポケモンと付き合うにも色々な方法があります。
ポケモンと一緒に戦う者、ポケモントレーナー。
ポケモンを育てる者、ポケモンブリーダー。
ポケモンを美しく、かっこよく、たくましく見せる者、ポケモンコーディネーター。
ポケモンを観察する者、ポケモンウォッチャー。
ポケモンを捕まえる者、ポケモンゲッター。
ポケモンを癒す者、ポケモンを研究する者などなど・・・
ポケモンとの接し方は他にも色々あります。
そんな広い世界の中で人々は戦い、喜び、悲しみ、出会い、別れ・・・そして、かけがえのないものを手に入れて、失っていく・・・。
そう。物語はみんな一人一人が主人公なのです。
そして一人一人みんな違う。
姿、趣味、好み、性格など・・・。





そんな広い世界の中で今一人の少年が旅立とうとしている。
果たして、この少年はどのような世界を見ていくのであろうか?








―――――ここは?どこだ?―――――
―――――見たことのない町だ―――――
―――――それで・・・あいつらは誰なんだ?みんなポケモンを持って戦っている―――――
―――――数人のポケモントレーナーとあっちの黒ずくめの奴らが戦っている―――――
―――――こっちにも何だか変なことを言っている二人と一匹がいる―――――
―――――でも、こっちは弱いなぁ。あの二人と一匹―――――
―――――一匹のピカチュウの電撃でふっとんじまったようだ―――――
―――――何だまた出てきたぞ!?偉そうな奴が1人にしたっぱが、5人―――――
―――――ようし!俺も!・・・!か、体が動かない!―――――
―――――みんなも動けないみたいだ。あいつら何をしたんだ!?わ!奴らの攻撃が!―――――
―――――うわーーーーーーーーーーーーーー!―――――






第一章 ノースト地方から旅立つ者
第1話 出会いと始まり







「うわーーーーーーーーーーーーーーー!・・・・・・って、はぁ、はぁ、なんだ夢か。」





ここは、ノースト地方のマングウタウン!
ここの町はほかの地方の町と比べたら少し大きな町だ!
ここには、でっかいデパートもあって大きな建物が並んでいる。
・・・わけではない。
ポケモンセンターがあるだけだ。
大きいと言うよりただ広いだけの町である。
あ!俺?俺の名前はヒロト!
俺の夢はまだない。
でもやりたいことならある
それは、この広い世界を冒険することだ!
10歳になれば、ポケモンを持つ資格が取れ、旅に出ることが出来る。
そして俺は明日で10歳になる。
旅に出るんだ!
それにしても、あの夢は何だったのだろう?
夢にしてはなんだかリアルだったような気がする。
まあ、夢のことを気にしてもしょうがないな。





「さて明日は旅立つんだから準備しないとな!」

ヒロトはお金を持って、外へと飛び出した。
目的は明日の旅の買い揃えだ。
外に出たときはもう日が昇っていた。
そして、少し歩くと、不意に後ろから呼びかけられた。

「やっほー!ヒロト!」
「よぉ!ヒカリ!」

声をかけてきたのは幼馴染のヒカリだった。
彼女も10歳で明日旅立つはずだ。

「どこ行くの?」
「別に。ちょっとそこまで買い物するだけだ。明日の準備をしなきゃいけないからな。」
「そう。じゃあ私も一緒に行っていい?」
「別にかまわないけど・・・。」





2人は買い物をして店から出てきた。
買ったものといえば着替えに食料に雑貨用品などなど・・・これから役に立ちそうなものばかりだ。
ヒロトとヒカリは楽しく喋りながら歩いていた。

「ヒロトって最初のポケモン決めた?」
「最初のポケモンか・・・。確か、トミタ博士の研究所にいる初心者用のポケモンって9種類全て揃っているんだったよな・・・。まだ決めていないよ。9種類から決めろといわれても迷っちゃうよ。」
「それもそうよね。私もよ。でも、私はフシギダネかチコリータがいいな。」
「そうだな。確かヒカリは草系のポケモンとかやさしそうなポケモンが好きだもんな。」
「わかってんじゃん!」
「それにしても今が嘘みたいだよな!卒業して10歳になったらポケモンの扱いの免許が取れるなんて。そして、旅に出たり、上の学校に進んだりするのもも自由・・・みんなに会えなくなるのってなんだかさびしいな。」
「一生会えないわけじゃないんだからそんなこと言わないの!(さびしいか・・・。)」

ヒカリは不意に足を止めた。

「ねぇ、ヒロト。」
「?」

ヒロトはヒカリの方を向いた。ヒカリは緊迫した様子だった。

「もしよかったら私と一緒に旅をしない?」

突然だった。ヒカリがそう言った事により風が止まり、周りがなんだか静まったように思えた。

「・・・悪いけど・・・ヒカリ。一緒に行けねえよ。」

そう言われたヒカリはショックだった。

「な、なんでよ!」
「本当に悪いが、今はそれができねぇ・・・。」
「何か分けでもあるの?」
「ごめん・・・ともかくできないんだ・・・。」
「わかったわ、ごめんね、無理言って。明日から旅立ちか・・・じゃあ、ヒロト、元気でね!」

そういってヒカリは走っていってしまった。
ヒロトは気づかなかった。ヒカリが泣きながら走っていったことを・・・。






「誰かそのポケモンを捕まえてくれ〜!」

後ろから声がした。

「ん?ポケモン!?」

ヒロトがとっさに後ろを向いた瞬間そのポケモンは通り過ぎていった。

「はぁ、はぁ、あれヒロトくんではないか!」
「何をやっているのですか?トミタ博士?」
「ポケモンに逃げられたのだよ!見て分からないのか?」
「分からないこともないですが・・・。」

すると、トミタ博士はじっとヒロトを見た。

「・・・・・・その目線はもしかして僕が追いかけろと?」

トミタ博士は首を縦に振っている。

「わかりましたよ。」

ヒロトは面倒なことになったなと言いつつも、そのポケモンを追っていった。


・・・・・・10分後


「まてー!・・・・。よし捕まえた!」
「カゲー!」
「かわいいなこいつ、『カゲー』って鳴き声がいいなぁ・・・ってあつ!!」

そう、ヒロトが追いかけていたこのポケモンはヒトカゲだった。
そして今、ヒロトの顔面に火の粉がヒットした。
さらにヒトカゲは逃げ出した。

「くう〜かわいいくせにあんな炎を吐くなんて・・。とにかく追いかけないと!」


・・・・・・さらに10分後


「ど、どこにいった?あいつ?」
「カゲェ〜!」
「ん!あっちみたいだな!」

なきごえを頼りに行ってみると公園についた。
そこには今にも倒れそうなヒトカゲがいた。そしてそこには2人の不良みたいなトレーナーが・・・。
すぐにヒロトは状況を悟った。

「おい!やめろおまえら!!」
「なんだあいつは?」
「かまうな!放っとけ!」
「やめろ!」

不良たちがヒトカゲを蹴りつけるのをヒロトがヒトカゲを抱え込み、ヒトカゲの代わりに蹴られ続けた。
ヒロトは飛びついてヒトカゲが受けるはずだった攻撃を受けた。

「ぐっ・・・・・。」
「なんだこいつ。ばかじゃない?ポケモンをかばうなんて。」
「ああ、放っとけ!それよりあいつを捕まえ・・・!?」
「カゲェ!」

この二人の会話は続かなかった。
ヒトカゲがいかり+ひっかくで上空へ吹っ飛ばしたのだ





「ヒロトくん、ヒロトくん!」
「う〜ん・・・あ!博士!」
「大丈夫かい?私がここに来た時に君はここで気を失っていたんだよ。ところでそのヒトカゲ・・・。」
「ん?あ、あれ?ってくすぐったいよ!」
「どうやら君になついてしまったようだなぁ。そうだ!よければヒトカゲを連れて行かないか?」
「ええ!いいんですか!ヒトカゲ!一緒に行くか?」
「カゲ〜♪」
「よし決まりだよろしく!!ヒトカゲ!!」





「う〜ん・・・ヒトカゲってどんな技を使うのかな?」

ヒロトは早くバトルができるように技を考えていた。

「よし!まずは適当に技を言ってみよう!ヒトカゲ!『ひのこ』だ!」
「カゲェー!」

ヒトカゲは見事に『ひのこ』を当てた。

「あつーー!!」

そう、ヒロトに・・・。

「ヒトカゲ!こっち向いてやるなよ!」
「カゲェ・・・」(ごめん)
「よし今度はあの木に『ひっかく』だ!」
「カゲ!」

すると、木にしっかりと爪痕が残った。

「よし!バッチリだ!あと他の技は・・・。」

ヒロトはこれ以上思い浮かばなかった。

「本当にヒトカゲって何を覚えるんだ?なぁ、ヒトカゲなんか技使ってみてよ!」
「カゲ?」

そう言われてヒトカゲは困ってしまった。
このヒトカゲは結構素直な性格だ。
自分が何を使えるのかわからないのだ。

「これじゃあ分からないな・・・図書館に行って調べてみよう!行こう!ヒトカゲ!」

そう言ってヒロトとヒトカゲは図書館に行った。

「うん、ヒトカゲ・・・あった!・・・あれ!?ここにあるのは、『アークジェネレーション』じゃないか!こっちには『中学生日記』!今日に限って、小説がいっぱい入ってんじゃん!!」

とか言ってヒトカゲのことを調べたりしているうちに他の本も読んでしまって結局、図書館が閉館時間になるまでヒロトはそこにいた。
そして、ヒロトは帰って買ったものをリュックに詰め込み、旅支度を整えた。

「よし!これで準備OKだ!」

そう言うと、ヒロトは本棚から『ポケットモンスターサイドストーリー』という本を取り出し読み始めた。
そして、眠くなるまでずっと読んでいた。

「ふぁ〜・・・眠くなってきた・・・。俺もこんな冒険をしてみたいなぁ・・・。」

ヒロトは本をしっかりと本棚にしまった。

「明日が気分よく起きられるように、いい夢見たいな・・・。」

ヒロトはすぐに眠りに落ちていったのであった・・・。




つづく



アトザ(あとがき座談会)

HIRO:はじめまして!HIROです。初めて書かせてもらいました。どうだったでしょう?とても未熟ですがよろしくおねがいします。

ヒロト:未熟というより才能ないんじゃない?

ヒカリ:私もそう思うわ。

HIRO:う・・・。

ヒロト:内容もなんか中途半端だし。

ヒカリ:それより私の出番はあるんでしょうね?

HIRO:まあ、自己紹介といきますか!

ヒカリ:逃げたわね!!




HIRO・・・17歳   注意:平成17年2月1日現在
性別・・・♂
好きなコミック・・・ポケスペ、ONE PIECE、ガッシュ、うえきの法則、RAVEなどなど
好きな曲・・・小さきもの、TSUNAMI・・・ありすぎて言い切れません!
好きなキャラクター(ポケモンのみ)・・・ヒロシ、ハルカ、ケンジ、ナナコ、イエロー、ゴールド他多数
好きなこと・・・寝る事、ゲーム
嫌いなこと・・・めんどくさいこと
性格・・・意地っ張り
以上!



HIRO:まあこんなものかな?

ヒロト:ねぇ!この好きなキャラクターって出すつもりなの?

HIRO:さぁ?どうだろう?

ヒカリ:出番はぁ!!?

HIRO:(ヒカリを無視して)次回は旅立ち・・・かな?じゃ!!

ヒロト&ヒカリ:ちょっとまって!



アトガキ+β
αの次はβと言うことで・・・(何)
第一話を少し改良&増強してみました。
最初と比べれば少しはまともになったと思いますが・・・。

ちなみに人のプロフィールとは変わるもので、最初の時と変わっています。初めて見る人にはわかりませんが、コミックなんかは増えているし。
変わらないものなんてほとんどないのかもしれませんね。

第二話へつづきます。

 

[一言感想]

 改良……というのは、当サイト掲載前に行われたものなので、実際うちで掲載した時にはすでにこの形でしたが、ご了承ください。
 さて、壮大な冒険を予感させる第1話。
 彼の旅の行く末が気になるのはもちろんですが、ヒカリの方も気になるところです。
 ヒロトの方は、とりあえずヒトカゲと仲良くやっていけそうですよね。
 しかし……図書館に『アークジェネレーション』が……。
 ホノカが出版してるんでしょうかねぇ。

 

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