―――――ん?ここは?でっかい町のようだが・・・?―――――
―――――この建物ってマンション?それにゲームコーナーにデパート?―――――
―――――ここっトどこだ?ジョウチュシティーよりでかいぞ!―――――
―――――ん?マンションの裏に誰かいる!―――――
―――――赤いバンダナをした少女と少し背丈が小さいメガネをかけた少年と白い帽子をかぶった少年だ―――――
―――――なんか黒服の集団と戦っている・・・―――――
―――――しかもあの三人の方がおされている!!―――――
―――――助けないと!!―――――
―――――あり??わぁ!!―――――
第一章 ノースト地方から旅立つ者
第2話 初めてのバトル!初めての・・・。
「いたたた・・・。」
ヒロトはベッドから落ちたようだ。
「まったくいつもながら狭いベッドだ!でも、それも今日で終わり!旅に出るんだ!」
ヒロトは素早く旅用に買っていた服(白いTシャツ、黄色いシャツ、灰色のジーパン)に着替えた。
そしてダイニングへ降りていった。
「おはよ〜姉さん。」
「あら、おはよ−!ヒロト!早いのね!」
起きたらもう姉が朝食の準備は終えていた。
「今日で旅立つんでしょ。」
「スクールを卒業してからそう言っているだろ!」
「あはは、そうだったわね。」
ここでヒロトの家族を説明しよう。
ヒロトは自分を含め、姉、母、父の4人だった。
しかし、父はヒロトが生まれて旅に出て行方知らず、母は父が旅立ってからすぐに病気で亡くなった。
今は、トミタ博士の助手をしている姉のルーカスだけだ。
「ヒロトは旅に出て何をしたいの?」
ルーカスが朝食のパンをほおばりながら聞いた。
「前も言っただろ!世界を見て回りたいんだって!」
「聞いたわよ!でも、それだけ?」
「それだけって?」
「ポケモンマスターになるとか、トップブリーダーになるとか、考えたことない?」
「ないよ。」
ヒロトは即答した。
それにルーカスは溜息をついた。
「少しは自分の夢とか考えなさいよ!まぁ、一度ノースト地方を周ってから考えればいいけど。」
「(夢・・・。)」
ヒロトは手を止めた。
「(そう言えばまた変な夢をみたなぁ・・・あれは何なんなのだろう?)」
・・・・・・朝食が終わって
「じゃあ俺はもう行くよ!」
ヒロトは朝食をとった後、すぐに2階からリュックを取って来て玄関に移動していた。
「え!早くない?まあいいけど・・・・・・・あ!」
「どうしたの?」
「はい、これ私のプレゼント!!」
といってルーカスはポケナビを渡した。
「ありがとう!」
「そう言えばヒカリちゃんは一緒じゃないの?」
「ああ、別々に旅をすることにしたんだ。」
「そう・・・。」
「それじゃ、もう行くよ!」
そうひとこと言うとヒロトは行ってしまった。
ルーカスは少し難しそうな顔をして弟の旅立ちを見送った。
ヒロトは博士にあいさつを済まして町を出ようとした。
そのとき前方にヒトカゲ・・・いや人影らしき姿があった。
「待っていたわよ!ヒロト!」
そこにいたのはヒロトの幼馴染のヒカリがいた。
「ヒカリ!待ってたって・・・いっしょに行かないって・・・」
「違うわ!ポケモンバトルをしましょう!!」
「!!・・・いいけど・・・。」
「ルールは1対1よ!と言っても一体しか持ってないけど。」
「じゃあいくぞ!いけ!ザーフィ!」
ヒロトが出したポケモンはヒトカゲだった。
それにしても、ニックネームのセンスがまるでない。
「う、うるせー!」
「誰に言っているの?」
「え?あ!なんでもない。」
「私は・・・行くのよ!フシギダネ!」
ヒカリが出したのは、フシギダネ。相性からいえばヒロトが有利だ。
「へえー・・・ヒカリ、フシギダネにしたんだ。」
「そうよ!研究所に行ったら、急に飛び出してきてそれでこの子にすぐ決めたの!」
「そ、そうか・・・。」
ヒロトは昨日のヒトカゲのことと、さっきトミタ博士へ挨拶をしたときのことを思い出した。
ヒトカゲといいフシギダネといい、そして、研究所のポケモンといい、ほとんどのポケモンがボールから出た状態だった。これじゃ、逃げ出すのも無理はないと思った。
「それじゃ行くぞ!ザーフィ、『ひのこ』だ!」
ザーフィは昨日、ヒロトの顔面に浴びせた火の粉を放った。
「かわすのよ!」
ヒロトが命令した直後すぐにヒカリは指示を出した。
フシギダネは見事に火の粉をかわした、がザーフィはもう間合いを詰めていた。
ザーフィの速さにフシギダネとヒカリは慌てた。
「ひっかくで上に飛ばせ!」
そして見事にひっかくが決まり、フシギダネが宙に舞った。
「たたみかけろ!ひのこだ!」
空中にいるフシギダネにかわすすべはなかった。
火の粉がクリーンヒットし、フシギダネは倒れた。
「俺の勝ちだな。」
「そのようね。でも次は負けないわよ!」
そう言って、ヒカリはフシギダネを戻し、北へ行ってしまった。
「よし俺らも行くか!」
「カゲェ!」
ヒロトとザーフィは西へと歩き出した。
ここの地方の地形は、はっきりいって山と森ばかりである。
このマングウタウンを北に行くとホオノ山、西に行くとシオンの森である。
ヒカリが北に行ったのはきっとホオノ山を越えてジョウチュシティーに行くためだろう。
ちなみにジョウチュシティーはノースト地方最大の町である。
ヒロトがこれから行くのは西のライズシティである。
よってヒロトはシオンの森に行くのである。
この森は初めて旅に出た人が行くににしてもあまり迷わずに抜けられる森だ。
普通の人でも三日で通り抜けることが出来るはずである。
「さあ!俺の冒険の始まりだ!!」
ヒロトは意気揚々と森に入っていった。
しかし、森に入ったのは夕日が沈む頃だった。
「夜は、確か動かないほうがいいって本に書いてあったからな・・・よし!今日はここで寝よう!」
ヒロトは早めに寝たのだった。
・・・・・翌日
「う〜ん。よくねたぁ〜!」
この夜は何もなく夜を過ごすことが出来たのだった。
「うん、今日はいい天気だ!さて、今日も元気に行きますか!」
ヒロトは準備を済ませて進み始めた。
「あ!あんなところにキノコ発見!」
ヒロトはすぐに近づいてみた。しかし、それが間違っていた。
「それにしてもでかいなぁ、このキノコ・・・う、なんかしびれてきたぁ〜・・。」
そうこれはキノコではなくキノココだったのだ!
「ポ、ポケ・・モン・・それじゃこれは・・しびれごなぁ・・?」
ヒロトは意識はあったがしびれてうごけない。
でも、偶然にも腰にあったモンスターボールは取る事が出来た。
「いけ、ザーフィ!ひのこだ!」
ザーフィはすぐさま飛び出してキノココに火の粉をヒットさせた。
キノココは一撃でダウンした。
「いけ、モンスターボール!」
そして、気合で空のボールを投げた。見事にキノココはヒロトのポケモンになった。
「やったぁー・・・。」
・・・・しばらくたって
「よろしくな!マッシュ!」
すっかりしびれが取れたヒロトはキノココをマッシュと名づけた。
「ようし、新しい仲間も加わったことだし先へ行こう!」
・・・・二日経って
「・・・・・・・・・・普通なら三日で抜けられるはずだよな・・・。ここ、どこだ?」
前途多難のヒロトの旅は続く・・・。
アトザ
HIRO:今回のWWSはどうだったでしょうか?今回はバトルが難しかったぁ〜!
ヒカリ:それにしても何でヒロトと同じ方向じゃないの?
HIRO:そうじゃないと面白くないじゃないか!(ぼか)いてー!誰だよ〜!
ルーカス:私の出番はまさかあれで終わりってことはないでしょうね?
HIRO:(うう。殺気!)うん、もちろんあるよ・・・。(ずっとあとだけど)
ルーカス:ああよかった!それにしてもヒロトってニックネームのセンスがまるでないわね。
HIRO:確かに。
ヒロト:姉さん!と言うかニックネームのセンスがないのはHIROだろ!
ルーカス(HIRO):あ!(う・・・)
ヒロト:それは置いといて今日は俺の紹介だ!
(第1章現在)
ヒロト・・・10歳
性別・・・♂
好きなもの・・・辛いもの
嫌いなもの・・・???
大切なもの・・・「旅のすすめ」という本、姉からもらったポケナビ
性格・・・負けず嫌い、方向音痴(ヒロトは気づいていない)
ヒロト:・・・やったけどこれでいいのか?俺の苦手なものはちゃんとあるのに何で言わないんだ?
HIRO:言ってしまったらまずいんだよ!今後のネタがばれるから!
ヒカリ:何この「旅のすすめ」って?
ルーカス:それは旅がはじめての人が読む本よ。普通はこんなものに頼らなくても・・・
ヒロト:べつにいいじゃないかよ!それより俺の方向音t(ぽか)
HIRO:(ピコピコハンマーを持って)じゃあ次回に続きます!
アトガキ+β
もう一度自分の書いたものを見直すとかなり直したくなるものなんですね。
特に自分の場合は誤字脱字が多いから・・・。
読み返すことというのは改めて大事だということを学んだような気がしました。
[一言感想]
ずっと昔に書いた作品の改訂というのは、新いのを書くよりもてこずります。
それは、さておき……。
ヒロトvsヒカリの戦いは、相性でヒロトの勝利ですね。
まだほとんど育ってないので、相性で勝敗を決してしまうのは仕方ないでしょう。
そして、いよいよ旅立ったヒロト。
新たな仲間もゲットして、幸先の良いスタート……にも見えたのですが。
道中、何が起きるかはまだまだ分かりません。
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