☆前回のあらすじ
ライズジムに入ったヒロト。
ライズジムのジムリーダーの名はダイチ。
ダイチがサボネアできたのに対しヒロトはザーフィで勝つことができた。
しかし、そのザーフィは、2番手のサンドパンに負けてしまった。
果たしてヒロトは勝てるのか?

 

 

 

第一章 ノースト地方から旅立つ者
第5話 ライズジム!2対2!後編

 

 

 

「大丈夫か!?ザーフィ!」

ヒロトはザーフィに駆け寄った。

「カゲェ〜」
「ふう、何とか大丈夫のようだな。」
「大丈夫かい?君のヒトカゲ。」
「はい!なんとか・・・(でも、あのサンドパンに勝つにはどうすれば・・・)」

ヒロトは次の作戦を考えていた。

「(電気はきかないから、シオンはだめだな。ならば!)」
「ヒロト君、次のポケモンの準備を・・!・・その顔はもう決まっているようだね。」
「行くぞ!マッシュ!」

ヒロトはキノココを出した。

「それでは試合はじめじゃ!」
「最初は『痺れ粉』だ!」

痺れ粉と言えば、ヒロトを痺れさせたあの痺れ粉である。
もちろんサンドパンもまともに受ければ麻痺するであろう。

「穴を掘ってかわせ!」

サンドパンは穴を掘ってその穴に入った。
穴の中に入ってしまっては、痺れ粉も意味がない。

「くっ、マッシュ下に気をつけろ!」

しかし、気をつける前に、穴から飛び出しひっかく攻撃が当たった。

「大丈夫かマッシュ?」
「キノ〜!」
「まだ大丈夫のようだな。」
「サンドパン!もう一回穴を掘る!」
「また下にもぐったな、あいつ・・・(そうだ、マッシュにあの技できるかな?)マッシュ!フィールド全体に『キノコの胞子』!」

マッシュは指示通りにキノコの胞子を出した。

「(ふう、出た・・・。)これでどうだ!出た瞬間に眠ってしまうぜ!」
「甘く見ちゃ困るな!」
「なに!?」
「サンドパン!出た瞬間に全力で砂嵐!」

サンドパンは、穴から出て砂嵐をおこした。しかも、その威力は、フィールドの外までに及んでいた。
それにより、キノコの胞子はあっという間に吹き飛んでしまった。
さらに、マッシュも砂嵐の影響であまり動けなくなった。

「くっ、これじゃ何も見えねぇ。何かいい方法は・・・!そうだ!マッシュ、×××××だ!」

この指示は、マッシュに届いた。

「何をする気だ?」

砂嵐の轟音によってダイチはヒロトの指示を聞き取れなかった。

「何をしようとこの砂嵐の前じゃ無意味だ!」
「ドパーン!」
「どうした!?サンドパン!」

鳴き声の聞こえた瞬間に砂嵐がだんだんと弱くなり砂嵐は止まった。
サンドパンには、いくつもの種がくっついていて、体力を吸い取られていた。

「宿木の種だと!?」
「今だ!『メガドレイン』!」

マッシュはサンドパンに近づき、体力を吸い取った。それでもまだ、サンドパンは倒れない。

「サンドパン!宿木の種を振り払え!」

しかし、数個の種は、離れない。

「決めろ!『頭突き』だ!」

マッシュの頭突きはヒットしサンドパンはダウンした。

「サンドパン戦闘不能!キノココの勝ち!勝者、ヒロト!!」





「君にはやられたよ。まさか宿木の種を砂嵐の中に飛ばすなんて・・・。君には何か秘められた才能があるようだな。」
「いえ、そんなのありませんよ。ただ一生懸命にやっただけですよ。」
「どちらにしてもこのナチュラルバッチを受け取る資格はあるようだ。これからもがんばりなさい。」
「はい!ありがとうございます!」

ナチュラルバッチを握り締めて、ヒロトはジムを出た。





ポケモンセンターに戻ったヒロトは次の目的地を考えていた。

「次、どこに行こうか・・・。」

その時、ジョーイさんが話しかけてきた。

「はい、あなたのポケモンを回復させたわよ。」
「ありがとうございます。」

ヒロトはザーフィとマッシュのボールを受け取った。

「ところであなた、これからどこに行くの?」
「ジム戦がある町に行きたいんですけど・・・。」
「それならジョウチュシティが一番近いわよ。」
「ジョウチュシティ?どこだ?そうだポケナビ・・・。」

この町からジョウチュシティに行くには、ライズシティの北にあるツバキの森を東に進めばよいのである。
ちなみに、ヒカリが向かって行った町でもあったことにヒロトは気づいていなかった。

「よし!そこに行こう!ジョーイさん、ありがとうございます!」

ヒロトはポケモンセンターを後にして、ツバキの森を目指した。


ツバキの森・・・この森は大きいことで有名である。旅なれた人でも1週間はかかる。


ヒロトはツバキの森に入った。
シオンの森に比べると、深く昼でも不気味であった。

「この森は大きいことで有名だからなぁ。気をつけないと・・・。」

ヒロトは、元気に進んでいった。
途中で野性のポケモンを見かけたりしたが、ゲットはしなかった。というよりも直前で逃げられたりと運がなかった。
そして、森に入って1週間たった頃に事件が起きた。





「ライズタウンを出て1週間が経ったよ・・・。ちょっと疲れてきたなぁ・・・。」

今度は迷わないようにポケナビを見て歩いているヒロトだった。

「どっかに休む場所はないかなぁ・・・。・・・ん?あいつらこの深い森の中で何をしているんだろう?」

ヒロトは警戒して崖の近くの茂みに隠れた。
ヒロトが見たもの、それは数人いて、黒服を着て、胸のマークには“R”という文字が刻まれていた。

「あのマークどっかで見たような・・・?」

そのマークが何を示すか、今のヒロトには分からなかった。
そして、数人の黒服のやつらは何かを話しているようだった。

「おい、近くに誰もいないな。」

大柄な男が他の4人にそう話し掛けた。

「いないみたいです。バロンさん。」
「そうか、それじゃあ、俺たちの作戦を話す。それは×××××だ。わかったな。」
「はい!」

ヒロトは聞いていたが、何をするか聞こえなかった。

「それと・・・」
「はい・・・?」

指示を出していた大柄な男、バロンはいきなりギャラドスを出して言った。

「盗み聞きをするんだったら、もっと上手くやるんだな!ギャラドス!その茂みに『破壊光線』!」
「ギャラァ!!」

ギャラドスは凄まじい破壊光線を放った。狙った先はヒロトが隠れていた茂みの中。どうやら、ヒロトがいたことはばれていたらしい。
破壊光線の衝撃によって崖が崩れた。

「え・・・なに!!うわーーーー!!」

そしてヒロトは崖から転がり落ち、気を失った。




―――――ここ・・・は?―――――
―――――また夢か?―――――
―――――・・・そして光?いや、電撃だ。二匹のピカチュウの・・・―――――
―――――しかも、どっちのピカチュウも俺のではない。―――――
―――――何かでっかい機械を壊そうとしているみたいだ。―――――
―――――そしてこの2人のトレーナー・・・。俺より年上のトレーナー・・・?―――――
―――――ピカチュウのレベルも高い・・・。―――――
―――――俺もいつか・・・こんな風に強くなれたら・・・―――――






一日経過

「はっ!!」

どうやらヒロトが目を覚ましたようだ。

「俺どうしたんだっけ・・・?そうだ、見知らぬ奴らから攻撃されて崖から落ちたんだった。・・・よかった、どこもケガはないな。」

ケガがなかったのは不幸中の幸いである。しかし・・・・

「あーーーーー!ポケナビが壊れてる!!!!」





つづく

アトザ

ダイチ:今回のWWSはどうだったでしょうか?

ヒロト:なんでダイチさんがここに?

ダイチ:今回の紹介が、僕なんだって。

ヒロト:へぇ〜そうなんだ。



(第1章現在)
ダイチ・・・22歳
性別・・・♂
好きなもの・・・野菜全般
嫌い(苦手)なもの・・・機械系
大切なもの・・・ジムの畑
性格・・・穏やか



ダイチ:以上です。それでは僕は失礼します。

ヒロト:あれ?そういえば、HIROがいないぞ!どこにいったんだ!!

HIRO:よし、いけーリザードン!かえんほうしゃ!

ヒロト:何やってるんだよ!!

HIRO:見ての通りポケモンのゲーム。

ヒロト:まじめにやれー!シオン、でんきしょk・・

HIRO:わかった!ゲームが壊れるからそれはやめて!

ヒロト:それで、なんで前回アトザがなかったんだ?

HIRO:だって君はジム戦の途中だったじゃないか!

ヒロト:あ、そうか。それと、噂で聞いたんだが、イメージソングを考えたって本当か?

HIRO:うん、イメージだけど。

ヒロト:なんだよ教えろよ!

HIRO:『かぜといっしょに』だ!第1章はこの歌のかんじに物語が進むということ。

ヒロト:ふーん。『第1章は』って・・・ということは・・・。

HIRO:そして、ヒロトは試練を超えていく・・・。

ヒロト:なにそれ?

HIRO:はい!じゃあまた次回!

ヒロト:何だよその意味深な言葉は!あ、待て!それと次回新キャラが出ると言う噂は何だよ!




アトガキ+β

4話&5話が初めてジム戦を書いた回でこのときなかなか苦労しました。
今ではWWSのほとんどがバトルですが・・・。

キノココがキノコの胞子を覚えるのは54レベル・・・。キノコの胞子を覚えている50レベルのキノガッサを育成するのは、とても大変だったと言うのを今でも覚えています。
宿木の種は10レベルで覚えられてお得な技ですが・・・。
ともかく、作ったキノガッサのニックネームがマッシュだといくことは、言うまでもありません。(何)

それと、第4話にアトザをつけても良かったなと今思った自分でした。

 

[一言感想]

 ジムリーダー戦では見事勝利。
 ……けど、ジムリーダーって強いのは分かるけど、いつもどの物語でもやられ役的イメージが拭えない(蹴)。
 それはともかく、今回現れた敵バロン。
 ただ者ではありませんね。
 それと、ヒロトがたびたび夢見る光景も、何やら気になるものがあります。

 

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