☆前回のあらすじ
迷ってフールタウンに着いたヒロトは、黒服の泥棒に遭遇した。
しかし、ポケモントレーナーのトキオと協力して泥棒を捕まえることができた。
そしてトキオがヒロトについて行くことになり、ヒロトのポケナビを直すため、オートンシティに向かった。

 

 

 

第一章 ノースト地方から旅立つ者
第7話 ポケナビを修理して貰おう!

 

 

 

「ああ!だからそっちじゃないって!」
「こっちにも道はあるじゃないか!」
「そっちは行き止まり!」
「げ!本当だ!」

トキオが正しい道を行けば、ヒロトが必ず反対方向へ行く。そして、戻りトキオの言われた道を進む。
そんなやり取りが何回か続き、2人はオートントンネルを抜けた。そのあと、道路を歩き、数日で2人はオートンシティについた。ちなみにトキオが予想した日数で着いた。
そして今は昼ごろである。




「トキオ!そのポケナビを・・もぐもぐ・・修理してくれる人ってどこにいるんだ?」

ヒロトは注文したハンバーガーを食べながら言った。

「食べながら喋るな!」
「わりぃ。」

ヒロトたちはハンバーガーショップにいた。

「確か・・・この町の郊外だったよ。」

そういってトキオはヒロトに地図を渡した。

「んぐ?これは?」
「この町のマップさ!印が書いてあるのがその人の家だよ。ちなみにジムの場所も書いてある。(これなら、ヒロトも迷わないよな)」

ちなみに断っておくが、ヒロトは町の中では迷わない。迷うのは、町の外である。

「あれ?トキオはどうするの?」
「俺はヒロトが用事を済ませている間にジム戦に行ってくる。」
「ああ、わかった。じゃあポケモンセンターであおうぜ!」

トキオはハンバーガーショップを出てオートンジムに行った。
ヒロトもすぐにハンバーガーを食べて目的地へ向かった。




「うーん・・・ここか?」

その地図の場所に行ってみると、そこは大きなビル・・・ではなくレンガで建てられた小さな家だった。

「本当にここなのか?」

その時後ろから声をかけられた。

「どうしたんだい?」
「あのー、ここってポケナビを修理してもらえるところですか?」
「そうだよ。なんだ、客なら入りなさい。」
「え?あなたは?」
「僕?僕の名前はフウト。僕がここのオーナーさ!よろしく!」



ヒロトは早速ポケナビを取り出した。

「う〜ん、どうやら外見は壊れていないようだな。これならば何とかなりそうだ。でも一体どうしたんだ?」
「黒服の“R”のマークをつけた奴に襲われて崖から落ちてその際に・・・。」
「なるほど、事故か・・・いいだろう。」
「本当ですか?」
「でも、明後日まで待ってくれ。それ以上早くはできないよ。」
「分かりました。」

ヒロトはフウトの家を出ようとした。

「ちょいまち!」
「はい?」
「その黒服の“R”のマークをつけた奴には、気をつけたほうがいいぞ!風の噂で聞いたことがある。」
「何をですか?」
「詳しくは分からない。ともかく気をつけるんだな。」
「・・・分かりました。」

そしてヒロトは出て行ってしまった。

「・・・黒服に“R”・・・どこかで・・・」

フウトは頭の中でその“R”の文字が渦巻いていた。




ヒロトがポケモンセンターに着いたときにはもう日が暮れていた。

「トキオ!ジム戦どうだった?」
「なかなか強かったよ。でもほら。」

と言って、オートンジムの勝利の証、モートバッチを見せた。

「うわー、勝ったんだ。」
「ヒロトはどうなの?」
「ポケナビ、明後日には直るって。」
「よかったな!」

その後2人は夕飯を食べ寝ることにした。




―――――ここは、家の近くの広場か?何でこんな所で・・・?―――――
―――――ん!また黒服の連中だ!でも“R”の文字はないみたいだ。―――――
―――――それになんだ?!あのポケモンは!?―――――
―――――なんか、あのポケモン普通じゃない!なんか不気味な感じがする。―――――
―――――黄色いしましまのはっぴを着た少女と青い帽子をかぶった青年が戦っている!―――――
―――――2対2で互角・・・あの二人も強いみたいだけど、あれじゃもたない!―――――
―――――俺も・・・って体が動かない!ケガしているのか・・・?―――――
―――――まずいぞ!―――――
―――――何だあの光は!?―――――
―――――トレーナーのポケモンをゲットした・・・?奪ったのか!?―――――
―――――あいつは・・・・?―――――





「だれだぁ!」
「ヒロト、うるさいぞ!他の人にも迷惑だ!」

時間は深夜、ヒロトとトキオは一緒の部屋だ。

「はっ!夢?・・・またか。」
「『またか。』って?」
「最近、夢の中で色々なトレーナーが出て来るんだよ。それも会ったことのない・・・。しかも、前に捕まえたあのポケモン泥棒も出て来るし・・・。あ!最近と言えば、ポケモンセンターに泊まっている時ばかりだ!」
「ふーん。」
「まあいいや今日は、ジム戦だ!」
「・・・・・(夢の中で・・・見たことの無いトレーナー・・・)」




翌日
ヒロトとトキオはポケモンセンターを出た。

「そういえばトキオ!ジムリーダーってどんな奴だった?」
「そりゃーもうあえば分かるさ!」
「じゃあ、ポケモンは?」
「そりゃー強いさ!」
「答えになってないよ!」

ヒロトは不平を言った。

「言ってしまったら不公平だろ!」

トキオにそう言われて、それもそうだ!と心の中で思った。

「じゃあ、後でポケモンセンターで!」

そしてトキオをジムの前で別れた。トキオはやりたいことがあるのだという。

「着いた!」

ヒロトはオートンジムにやってきた。

「オートンシティに来る前に色々な奴と戦ったんだ。バトルも慣れてきたから絶対負けないぞ!」

ヒロトはツバキの森遭難寸前までとオートンシティ到着前に色々な技を試したり、トレーナーと戦ったりしたのだ。自信があるのは当然だろう。
ヒロトは気を引き締めてジムの中に入った。
長い通路を進んでいくとそこにはバトルフィールドがあった。

「このフィールドは岩・・・かなぁ?」
「君は挑戦者かい?」

前方に男の姿が見えた。

「はい。」
「それなら、位置について待っててくれ。」

ヒロトは言われた通りに位置についた。
そのときにはその男はどっかに行ってしまった。


・・・・5分経過


「遅いなぁ。」

ヒロトがそう言っていると、さっきの男が再びやってきた。

「すみません。遅れました。」

と言って男が出てきた。

「早く始めましょう!」
「ジムリーダーがまだなんだ。」
「え!?あなたじゃなかったんですか!?」
「はい。僕は審判。それとジムリーダーの兄です。」
「あ、そうなんだ・・・。」
「あ!やっと来た!」
「遅くなってごめんなさい!私がジムリーダーのナルミよ!よろしく!」

奥からヒロトとだいたい同い年の少女が出てきた。

「!・・・あっ、よろしく・・。」
「さぁ!早速始めましょう!」
「は、はい。」
「ルールは3対3のシングルマッチ。両者準備は?」
「OKよー!」
「・・あ!はい!いいですよ!」
「それでは試合はじめ!」


果たして勝つことができるのか?


つづく

アトザ

トキオ:HIRO!俺のジム戦はどうなったんだ!?

HIRO:ん?君のジム戦はカット。あくまで主役はヒロトだから。

トキオ:そうじゃなくて、内容は?

HIRO:そりゃーもう激しい戦いだったということにしておこう。

トキオ:それじゃ、3対3という事は、俺は3体以上持っていることになるんだよな!

HIRO:そうだよ。まだ出てこないけど。

ナルミ:それよりいつまで私を待たせる気よ!?

トキオ:あれ?何でナルミさんがここに?

HIRO:今回は彼女が紹介するんだ。それではよろしく!



(第1章現在)
ナルミ・・・11歳
性別・・・♀
好きなもの・・・兄
嫌いなもの・・・プール、海(泳げない)
大切なもの(人)・・・兄
性格・・・いつでも元気



ナルミ:以上よ!

トキオ:ナルミさんって兄さんが好きなんだな。

フウト:ちょっと!今回は俺じゃないのかよ!

ナルミ:ごめんね。私はこれで失礼するわ!

HIRO:じゃあ俺も失礼するよ!

フウト:ちょっと、お前は待て!!

ナルミとHIROとフウトはどっかに行ってしまった

トキオ:終わっていいのかなぁ?

ヒロト:いいんじゃない?次回に続く!

トキオ:おい!ヒロト!今までどこに行っていたんだよ!


アトガキ+β
今回の訂正をして思ったことは、ヒロトの夢のシーンの表現が難しいですね。ヒロトは会ったことのない人たちが夢に出ているので、その人がどんな人とか適切に描かなくてはいけないという点が出てきます。って、それはどんなシーンでも同じですけど。(蹴)

 

[一言感想]

 真の方向音痴は、地図があっても迷うものです。
 僕の母が、まさしくそれですし……。
 そして2度目のジムリーダー戦。
 ヒロトvsナルミの、勝負の行方に期待しましょう。

 

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