「さて、朝食も食べたし、ショウ、ユウコさんこれからどうします?」
ポケモンセンターで朝食を食べ終えたトキオが言った。
「僕はジム戦がやりたい!」
「ショウ、今はだめよ。ヒロト君が今ジム戦をしているんだから!それより港に行かない?私、いっぱい釣れると言う噂の穴場を知っているの!!」
「じゃあそうしましょう!港行き決定!」
ノリノリのトキオとユウコ、ショウは港へ向かった。
第一章 ノースト地方から旅立つ者
第11話 コンビネーション
場所はブルーズシティのジム。
ヒロトの3つ目のジム戦が始まった。
ジムリーダーのコウジはイノムーとポワルン。
ヒロトはマッシュとネイルだ。
相性から言ったらマッシュは草タイプで地面に強い。
しかし、草タイプは氷に弱い。
コウジは出した瞬間にポワルンで勝負が決まると思った。そして、コウジが先に行動をとった。
「イノムー、キノココに『凍える風』!」
イノムーは、冷たい冷気を放った。当れば相手のスピードも下げるという技である。
「マッシュ、かわせ!ネイル、イノムーに『火の粉』!」
ネイルはイノムーを狙って、火の粉を放った。しかし、それはイノムーの冷気によって消されてしまった。
「く、だめだ!火の粉程度じゃ・・・。」
「ポワルン、キノココに『火の粉』だ!」
今度はコウジのポワルンが火の粉を放った。
「マッシュ、かわしてイノムーに『種マシンガン』!」
マッシュは火の粉をかわし、いくつもの種をイノムーめがけて飛ばした。
「イノムー耐えろ!ポワルン、その間に『火の粉』!」
「ネイル、『水鉄砲』で打ち消せ!」
ネイルの水鉄砲はコウジの火の粉を打ち消した。一方マッシュはイノムーに種マシンガンを叩き込んだ。しかし、イノムーにあまり期待したダメージは与えられなかった。
「あのイノムー強い!種マシンガンが思ったよりきいてない!効果は抜群なはずなのに・・・。」
「並の攻撃じゃ僕のイノムーは倒せないよ!」
「これならどうだ!ネイル、『水鉄砲』!マッシュ、『種マシンガン』!」
ヒロトはイノムーに集中攻撃を指示した。
「それならポワルン、『火の粉』で種マシンガンを!イノムー、『凍えるかぜ』だ!」
火の粉で種マシンガンが消えて凍えるかぜで水鉄砲がこおってしまった。
「なっ!攻撃がすべて防がれた!?」
「どうした?もう終わりか?」
「まだだ!」
ヒロトは何回も種マシンガンと火の粉&水鉄砲で攻めまくった。しかし、決定的なダメージが与えられない。
「(種マシンガンや火の粉レベルの攻撃じゃだめだ!くっ、何か他の攻撃は無いのか?)」
「攻撃するのは終わりのようだな。それなら今度はこちらから行くぞ!ポワルン、『あられ』だ!」
コウジのポワルンは氷の粒を降らし始めた。それと同時にコウジのポワルンとヒロトのネイルは雪雲の形に変化した。
「(ネイルが雪雲に変化した・・・そう言えばポワルンの特性は『てんきや』だったな・・・そうだ!これなら・・・)」
「イノムー、キノココに『氷柱針』!」
ヒロトが指示を出す前に、コウジが先に動いた。
「まずい!マッシュ、フルパワーで『種マシンガン』!氷柱針を止めろ!」
氷柱針がマッシュを襲う。種マシンガンで少しは食い止めたものの2回当たってしまった。しかも、天候はあられ。氷の属性を持たないマッシュにとっては、フィールド内にいるだけでダメージを受ける。
「このままじゃマッシュがまずい。それなら、ネイル、『粉雪』だ!」
ヒロトはネイルに攻撃を指示した。しかし、氷タイプにはあまり効き目が無い。
「そんな攻撃はきかない!」
「別にきかなくてもいいさ!マッシュ!」
「何を!?」
いつの間にかマッシュはポワルンの近くにいた。そして、マッシュはポワルンに『宿木の種』を植え付けた。
「しまった!」
コウジは完全に虚をつかれた。宿木の種はポワルンの体力を吸い取っていった。
「今だ!『頭突き』!」
「イノムー、ポワルンをサポートしろ!」
しかし、イノムーの動きは遅い。イノムーのサポートが入る前にマッシュの頭突きが決まった。
「そのまま『メガドレイン』!」
マッシュはポワルンの少なくなった体力をすべて奪い取った。
「コウジのポワルン戦闘不能!」
しかし、まだバトルは続く。
「イノムー!キノココに『みだれづき』!」
「マッシュ、かわせ!」
マッシュは見かけに似合わず、紙のようにするするとみだれづきをかわしていった。
「よし、いまのうちに・・・ネイル、『にほんばれ』!」
ヒロトはあられが降っていたところに次は日差しを強くさせた。ネイルはまた特性の『てんきや』によって今度は雪雲から太陽に姿を変えた。
「(!日差しを強くさせた・・・ということはソーラービームが狙いか?)イノムー!キノココに注意しろ!」
「・・・チャンスは1回だな・・・マッシュ距離をとれ!」
マッシュはイノムーの攻撃をかわしきり、間合いを取った。
「イノムー!最強の技で行くぞ!」
「マッシュ、ネイル、行くぞ!」
2人ともこの攻撃で決めるつもりだ。
「イノムー、『吹雪』!!」
「マッシュ、『手助け』!!そしてネイル、『ウェザーボール』!!」
豪雪と炎の塊が激突した。日差しが照っていたのでウェザーボールの性質は炎。さらに『手助け』もあったのでウェザーボールの威力はとてつもなかった。その威力はイノムーの放った吹雪以上だった。そのウェザーボールはイノムーにヒットした。しかし、吹雪は拡散してネイルとマッシュに当たった。
その結果・・・
「イノムー、キノココ戦闘不能!よってヒロトのポワルンが残っている為、勝者ヒロト!」
そう、マッシュは吹雪でダウンしたが、ネイルは炎タイプになっていた為あまりダメージを受けなかったのだ。
「ふぅ。君にはやられたよ。まさかわざわざソーラービームを使わずコンビネーションで来るとは・・・驚いたよ!」
「ははは・・・(使わなかったんじゃなくて使えなかったんだけどな・・・)」
そう思いつつヒロトは苦笑いをした。
「ともかく俺の負けだ!このコールドバッチは君のものだ!」
「ありがとうございます!」
ヒロトはジムを出た。もう太陽が真上に昇っていた。そしてそこにはなんとトキオ、ユウコ、ショウの3人が揃っていた。
「あれ?どうしたの?3人揃って?」
「ショウがジム戦をやるから見に来たんだ。それよりヒロト、バッチは?」
「もちろんゲットしたぜ!」
「よかったな!それでヒロトはショウのジム戦を見に行くか?」
「行く!」
ジムリーダーコウジとショウの戦いはとても激しかった。
互角のように見えたがじりじりとショウが押し始め、最後はイノム−を倒し、ポワルンをエレキッドの雷パンチで勝負を決めた。
「強いな・・・ショウ。」
「まあね♪」
4人はジムを出てポケモンセンターにいた。
「これからショウとユウコはどうするの?」
「またダブルバトルのあるジムに行くことにするよ。今度は北のホクト地方にね。」
「ところでヒロトとトキオは?」
「「次のジムの・・・」」
「ジョウチュシティへ!」
「ライズシティへ!」
「「・・・ん?」」
2人は最後のジムが違うことに気づいた。
「そうか・・・じゃあここで俺らも分かれることになりそうだな。」
「心配だけどそのようだね。でも途中まではいっしょに行こうぜ!」
「ああ、いいぜ!」
結局ショウとユウコとはこのブルーズシティで別れた。また、ヒロトとトキオはオートンシティまでいっしょに戻ることになったのであった。
つづく
アトザ
ヒロト:おい!ちょっと待て!何か今回は手を抜いていないか?
トキオ:ああ。ジム戦終わったあたりからな。
HIRO:仕方が無いだろ!色々こっちも大変なんだ!宿題はあるし、テストはあるし、体調崩すし・・・それくらいわかってくれ!
トキオ:あれとこれでは話が違うだろ!
ヒロト:そうだよ!ポケモンやっているくせによく言うぜ!それより内容は残りバッチ一つなのだがこんな感じでいいのか?
HIRO:ああ。もう四つ目のジム戦をやって大会をやって終わる!と、言いたいが・・・。
フウト:色々問題があるようだね。
HIRO:いや、そういう意味じゃないけど・・・。
ヒロト:それよりも俺に抜け駆けして3人は釣りに行ったみたいだね。どうだったの?
トキオ、ショウ、ユウコ:それがもう散々だ(よ)!
トキオ:いっぱいつれるって言うのは嘘だよ!なにかしらはゲットしたけど。
フウト:ともかく今日の紹介はユウコです!
ユウコ:じゃあ、きっちり紹介します!
(第1章現在)
ユウコ・・・14歳
性別・・・♀
好きなもの・・・カレー、ラーメン
嫌いなもの(人)・・・やたらと威張っている奴
大切にしているもの・・・旅の道具(コンパス、地図など)
性格・・・意地っ張り
一言メモ・・・後々、大人のお姉さんぽくなる予定。
ユウコ:以上よ!
ショウ:実は姉ちゃんはそれ以外にも魚の料理が好きなんだ。
HIRO:以上で終わり。次回に続きます!
トキオ:なんかほぼ強制終了だな。
アトガキ+β
今回・・・訂正といっていいのだろうか?全然変わっていない気がする。(汗)
ダブルバトルは戦略が大事ですね。特に威力を発揮するのが、『手助け』ですね。それを使って、弱点を突けばどんな相手でもほぼ一撃で粉砕できます!(たぶん)
後意外に『守る』や『見切り』も使えるんですよ。誰でも覚えるから、弱点が狙われそうなときにその行動をすると相手の1ターンを削ることができるし・・・。
まぁ、ともかく、組合せも大事ですけどね。
[一言感想]
いよいよ残るバッジは、あと1つですね。
ここからは再びヒロトが1人で向かう事になるようですが……果たして何が待っているのか?