☆前回までのあらすじ
4つ目のバッチをゲットしたヒロトはジョウチュシティから出る船に乗りホクト地方へ出発した。
ところが乗っている途中で爆発があり、その上ポケモンの盗難までおきて一時船内は混乱に陥った。
その原因がロケット団の仕業と知ったヒロトは下っ端を倒し、リーダーのバロンと対峙した。
バロンのギャラドスを倒し何とかヒロトは盗まれたモンスターボールを取り戻すことが出来た。
ロケット団を捕まえることは出来なかったが、何とか騒動は解決したのであった。
そして、ヒロトはホクト地方の港に着いたのであった。

 

 

 

第一章 ノースト地方から旅立つ者
第15話 ライバル続々登場!ノースト大会開幕!

 

 

 

「ふう・・・やっと着いたぞ!」

ヒロトはトウマ高原の選手村に着いた。

「ここに俺のライバルが続々といるのか!!くぅ〜楽しみだ!!」

港からこのトウマ高原まで歩いてきた。しかし、ヒロトのポケナビがノースト地方版だったのでホクト地方のマップはなく迷いに迷って1週間かけてここについた。つまり、計算してみるとノースト大会の開会式は明日なのである。ヒロトは自分が泊まる場所へ急いだ。そしてあまりにも疲れていたためそのまま寝てしまった。





1日目

ヒロトは会場に着いた。会場には選手やその親族などでにぎわっていた。

「うわぁ〜!強そうな人ばっかりだー!」

ヒロトはあちこちふらふらしながら歩いて開会式に臨んだ。

「これによりノースト大会をすることを宣言します!!」

この言葉によりノースト大会は始まった。



まずこの大会のルールを説明しよう。
ノースト大会は今回、出場者は全員で64人。
きわめて少ない。
ノースト地方はどの地方と比べても小さく、またレベルが低いのだ。
だから、少なくても無理はない。
期間は一応8日間だ。
ルールも3対3のシングルバトル。
きわめて簡単なルールだ。
しかし、違うのは準々決勝(4回戦)までは特別フィールドで戦うと言うことだ。
特別フィールドと言うのは水のフィールド、岩のフィールド、氷のフィールド、草のフィールドだ。
それぞれ特徴がある。
フィールドの説明は試合のときに説明しよう。



ヒロトは抽選場所へ向かった。その時、誰かが後ろから声をかけてきた。

「ヤッホー!ヒロト!」

振り向いた先にいたのは、緑のフレアスカートに半袖のクリーム色のブラウスと着た少女、ヒロトの幼馴染のヒカリだった。

「ヒカリ!!元気か!?」
「もちろんよ!」
「抽選は終わったのか?」
「終わったわ!Dブロックよ!ヒロトはまだなの?」
「ああ。俺はこれからだ。」

そんなこんなで喋っていた時またヒロトを呼ぶ声がした。

「おーい!ヒロト!!」
「ん?この声は・・・?」

首にスカーフを巻いて、紫色のシャツを着た少年がそこにいた。

「ヒロト!!元気か?」
「わ!!トキオ!!」

そう、トキオもいた。

「よう!元気そうだな!!と言うかよく迷わずにここまでこられたな!!」
「??俺は迷った覚えなんて一度もないぞ。」
「(嘘付け・・・何度も迷っていたくせに・・・)」

心の中でトキオはツッコミを入れた。

「ところでトキオは抽選終わったのか?」
「俺はまだだ。だから先行くぜ。」

そう言ってトキオは先に行ってしまった。

「ねぇヒロト。今来た男は誰?」

ヒカリはヒロトと話していたのにトキオが割り込んできた為ちょっと不機嫌だ。

「わりぃ、わりぃ。あいつはトキオって言うのだ。一時期いっしょに旅していたのだ。」
「(・・・え!?)そ・・・そうなの・・・。」
「あいつ強いのだぜ!シングルバトルで2対2でバトルしたら俺一匹も倒せなかったんだよ。でも今度やったら俺が勝つぜ!!」
「そうなの・・・じゃあ私は選手村に戻るわ。」
「そうか、じゃあ気をつけて!!」

ヒロトはヒカリがとても悲しい顔をしていたことに気づいていなかった。
そして、くじの順番がヒロトに回ってきた。ヒロトは慎重にくじを引いた。それにはCという、文字が書かれていた。

「ヒロト君はCブロックね。」
「このあとはどうすればいいんですか?」
「すべての選手が引き終わるまで待っててね。でも結果が出るのは明日になると思うわ。」
「そうですか・・・。」

ヒロトはそのまま抽選場所を出た。

「おい!ヒロト!」

声の先にはトキオがいた。

「ちょっと聞きたいことがいくつかあるんだけどいいか?」
「かまわないよ。」

ヒロトとトキオは選手村へ戻った。





「なあ!まず、さっきお前と一緒にいたかわいい女の子は誰なんだよ!」
「はい?ヒカリだよ。」
「そんなことは分かっている。女の子が苦手のはずのお前が何でそのヒカリさんには普通でいられるんだ?」
「それは幼馴染だからだ。」
「・・・?」
「ヒカリは小さいときからの唯一の女の友達なんだ。」
「そうか・・・。それと一番気になるのは夢のほうだよ!あれからどうなった?」
「いや、最近見なくなったよ。」
「え?本当か?」
「ああ。見なくなったよ。」
「それはよかったな。でも何か拍子抜けだなぁ。」

ヒロトはあえてトキオに最後に見た夢のことを言わなかった。





2日目

ヒロトは朝早くに抽選会場に来ていた。

「すみません!俺は誰と対戦するんですか?」
「ええと、ヒロト君だよね?対戦相手はコ−ムと言う人よ。」

そう言って画面に映し出した。

「この人が俺の対戦相手・・・早く戦いてー!」
「試合時間は・・・今日の最終戦、氷のフィールドね。」
「よっしゃあ!がんばるぞ!」

ヒロトはそのまま会場を出た。

「ん?もしかしてあの人がコームという人かな?」

ヒロトはモンスターボールを使ってマジックをしている人を見つけた。

「すみません!もしかしてあなたがコームさんですか??」
「はい、いかにそうだが君は?」
「あ!俺の名前はヒロト!一回戦の相手です。おたがいいい勝負をしましょう。」

ヒロトは握手を求めた。

「そうか、君が一回戦の相手か・・・まあせいぜいがんばってくれ。私が勝っても恨まないでくれよ。」

そう言ってコームはどっかに行ってしまった。

「・・・うわー、自身満々だな。」

と言うよりなめられている事に気づいていないヒロトであった。




そして夕方

ヒロトの番がやってきた。

「く・・・かなり緊張するな・・・。」

そう思いながらも、堂々とフィールドに入っていった。

改めて説明するとここは氷のフィールドだ。
一面が凍りだらけのステージである。
見るからに滑りそうなフィールドである。

「それではこれからヒロト対コームの試合を始めます!ルールは3対3のシングルマッチ。入れ替え自由。時間無制限。先に3匹戦闘不能にさせたら勝ちです。それでは試合はじめ!!」

「行け!マッシュ!」
「一気に決めるぞ!オクタン!」

フィールドに同時に出た。ヒロトはマッシュ、コームはオクタンだ。

「マッシュ、『種マシンガン』!」
「オクタン!『バブル光線』!」

『種マシンガン』を『バブル光線』で相殺した。

「な!」
「オクタン、『冷凍ビーム』だ!」
「ま、まずい!かわせ!」

マッシュは冷凍ビームをかわした。しかし、ヒロトはフィールドのことを忘れていた。マッシュはよけた反動でそのまま滑ってしまった。

「まずい!ブレーキが利かないのか?」
「オクタン!『ロックオン』だ!逃がすな!そして『冷凍ビーム』!!」

マッシュはかわすことも防御する事もできかった。氷タイプに弱いマッシュはわずか一撃でダウンしてしまった。

「キノココ、戦闘不能!オクタンの勝ち!」
「戻れ!マッシュ!」

ヒロトは自分が緊張していた為、冷静でいられなく何もできなかった。

「くそ!こんなところで負ける訳には行かない!」
「君に私のオクタンが倒せるかな?」

やっぱりコームはヒロトをなめているようだ。

「シオン!頼むぞ!」

ヒロトの二番手はシオンだ。

「先手必勝!『電気ショック』!」
「『オクタン砲』だ!」

『電気ショック』と『オクタン砲』はぶつかって消えた。

「オクタン、『冷凍ビーム』!」
「シオン、ジャンプだ!」

シオンはジャンプして冷凍ビームをかわした。

「また、繰り返す気か?オクタン、『ロックオン』から『冷凍ビーム』!!」
「シオン!フィールドを利用して『電光石火』!」

シオンはフィールドをスケートのように滑り出した。

「よし!そのままオクタンに向かいながら『電撃波』!」

シオンはスライディングの応用で滑り込みながら、『電撃波』を放った。そして、『冷凍ビーム』と『電撃波』がぶつかった。シオンの攻撃は『電撃波』+『電光石火』である。氷の勢いに乗せた『電撃波』はいつもより増していた。オクタンの『冷凍ビーム』を貫通し、特性が『吸盤』であるはずのオクタンを吹っ飛ばした。

「オクタン戦闘不能!ピカチュウの勝ち!」
「戻れ!オクタン!」
「よし!まず一匹!」
「まあ、それはただ相性が良かっただけのことさ。次はナッシーだ!」

そう言いつつ、ナッシ−を出した。

「戻れ!シオン!」

ヒロトはシオンを一旦戻した。

「頼むぞ!ザーフィ!」
「また相性のよさで勝てると思うなよ!ナッシー!『タマゴ爆弾』!」

ナッシーはタマゴ爆弾を投げてきた。

「つづいて『サイケ光線』!そして、とどめの『目覚めるパワー』!地面の力だ!」

コームは速攻けりつけるつもりで連続攻撃に出た。技の威力からか、連続で爆発した。煙が晴れていくが、ザーフィにはまったくダメージは与えていないようだった。

「なに!ノーダメージだと!?」

ヒロトは『タマゴ爆弾』を『火の粉』で相殺、『サイケ光線』を『煙幕』で外させ、『目覚めるパワー』を『火炎放射』で相殺したのだ。

「ふう、指示が間に合ってよかった・・・。」
「もう一回『目覚めるパワー』だ。」
「速攻だ!かわして『炎のパンチ』!」

ザーフィは『目覚めるパワー』をかわして『炎のパンチ』をヒットさせた。

「そして、『火炎放射』だ!」

ザーフィの放った『火炎放射』はナッシーに命中し、フィールドさえも溶かした。ナッシーは溶かされた部分から水に着水した。

「あ・・・。ナッシー、大丈夫かな・・・?」

ナッシーは何とか浮いてこられた。しかし、見るからに戦闘不能だった。

「ナッシー、戦闘不能!リザードの勝ち!」
「あと一匹だ!」
「ぐぐぐ・・・しかたがない!私の力を見せてやろう!いでよ!ゴルバット!」

コームは最後にゴルバットを出してきた。

「ザーフィ!一気に決めるぞ!『火炎放射』!」
「ゴルバット、かわして『翼で打つ』!」

ゴルバットは火炎放射をいとも簡単にかわし、ザーフィに攻撃を与えた。

「(あいつ・・・速い!)」
「さあ、私のゴルバットを捕らえるとこができるかな?『影分身』だ!」

ゴルバットは自分の姿と同じ姿を作り出した。

「ちっ、厄介な攻撃だな。厄介な攻撃だけど・・・」
「そのまま『翼で打つ』!」

影分身をしたゴルバットは一気にザーフィに襲い掛かった。

「すれ違いざまに全て『燕返し』だ!」

ザーフィはすべてのゴルバットに『燕返し』を当てた。もちろん本物にもだ。

「何!影分身が破られた!」
「今だ!火炎放射!」

ザーフィの火炎放射はみごとにゴルバットにあたり、氷の上でダウンした。

「ゴルバット戦闘不能、リザードの勝ち!よって勝者ヒロト!」
「やりィ♪」
「リザァ♪」

ヒロトは一回戦を勝ち抜き二回戦に進むことになった。ヒロトが喜んでいる間にコームが近づいてきた。

「悪かったな君をなめていたよ。これからもがんばりたまえ!」

そんな言葉を残しコームは去っていった。





ヒカリとトキオは一匹もやられることもなく2回戦に進んでいった。
大会は始まったばかり。
一体誰がこの大会を制するのか?


つづく

アトザ

HIRO:よっしゃ!大会編突入記念にシャンパンパーティやるぞ!みんな集まれ!

ヒロト:なんだよそれ!時期が違うじゃねえか!しかもパーティって5人しかいないじゃないか!

HIRO:硬いこと気にしない。

トキオ:それより久しぶりに俺が出られたぞ!!

ヒカリ:何言っているのよ!私のほうが久しぶりじゃない!!

フウト:2人とも抑えて。

トキオ:だいいち、コームって誰だよ!どっからでてきたんだ?

HIRO:さあ、どっからでしょう?アニメから出したと言うのがヒントです。

ヒカリ:分かるわけないわよ!

HIRO:でも分かる人なら分かると思うけど。

フウト:それでHIRO!これから誰を出す気だい?

HIRO:それは言えないな!でも、アニメキャラは入ってくるから!そして決勝ではあの人が・・・。

トキオ:あの人って誰だよ!

ヒカリ:まったく分からないわ!

HIRO:まあ今後のお楽しみだ。

トキオ:それじゃあもう締めよ。

フウト:次回に続きます!



ヒカリ:ところでヒロトは?

ヒロト:・・・・・(ゴク、ゴク、ゴク)。

HIRO:って・・・せっかく用意したシャンパン全部飲むな!!



アトガキ+β
15話・・・僕に言わせると、因縁の15話・・・。(謎)
ノースト大会一回戦ではコームが登場しましたけど、もちろん今までアニメの大会に出てきたキャラクターはフル活用して出していきたいと思います。(アニメとリンクしているので。)特にハヅキやテツヤなどは絶対使いたいキャラクターナンバー2ですね。でもそうなると、カエデやモエ・・・あ、ジュンイチもいいなぁ!(オイ)
まぁともかく、ヒカリ、トキオも出てきてノースト大会白熱間違い無しです!!(たぶん・・・。)

 

[一言感想]

 普段ポケモンのアニメを見てない僕としては、いまいち誰なのか感づきにくいのですが……。
 とはいえ、いよいよ大会が始まり、ヒロトは見事初戦突破。
 しかし、自分とは一緒に旅してくれなかったヒロトが別の人物と旅していた……という事実を知った、ヒカリの方が気がかりです。

 

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