☆今までのマサトたちの行動
マサトは10歳になりポケモントレーナとしてハルカといっしょに旅をすることになった。
途中、オダマキ研究所によったが、初心者用のポケモンがロケット団によって盗まれていた。
ハルカとマサトはポケモン探しを手伝い、ロケット団を撃退に成功した。
ユウキも仲間に加わり、3人はジョウト地方へと旅立った。
第二章 クロスストーリー
第23話 アサギの灯台
「う〜ん、いい気分かも〜♪」
ハルカは船から身を乗り出そうとしている。
気持ちいい潮風が吹いている。
空は荒れる様子は全くない。
「お姉ちゃん!乗り出しすぎて落ちないでよ!」
「マサトに言われなくても分かっているわよ!」
マサトたちは今、船に乗って、ジョウト地方のアサギシティに向かって進行中である。
「ところでマサト・・・アサギシティに行ったらまず何をするんだ?」
部屋から出て来たユウキはマサトに聞いた。
「う〜ん・・・ともかくジム戦に行ってみようと思うんだ。」
「ジム戦って・・・確か、アサギシティのジムリーダーは鋼タイプ使いだって聞いたことがあるぞ。」
「鋼タイプかぁ・・・弱点は確か・・・炎と格闘と地面・・・効かないのは毒だったなぁ。」
「いきなりジム戦をやるのは、ちょっと無理かと思うんだけど・・・。」
「大丈夫!何とかなるって!」
マサトは自信があるようだ。
「ところでユウキ・・・今まで部屋で何やっていたの?」
「それは・・・うぷ・・・・・・・!!」
ユウキは慌てて部屋へ駆け込んで行ってしまった。
「ユウキ・・・船酔いだね。」
数日後の朝
(ピンポーン!)
船はアサギシティに無事到着した。
マサトたちの目に映ったものは大きな港、大きな灯台、そして、バトルタワーだ。
「うわ〜!なんかすごいかも〜♪」
「アサギシティ・・・これほど大きい町とは・・・。」
ユウキとハルカはそれぞれ感嘆の声を漏らした。
「早く行こうよ!ジム戦!」
マサトは早速ジム戦がやりたいようだ。
「そう急ぐなって!」
「マサトの気持ちも分かるけど、まずはポケモンセンターに行きましょう!」
「あ、そうだね。でも、ちょっと僕はその辺を歩いてくるから、先に行ってて!」
マサトはそう言い残してどっかへ行ってしまった。
ポケモンセンターに着くとすぐにハルカとユウキはモンスターボールを預けた。
その30分くらい後にマサトは戻ってきて、ボールを預けた。
そして、3人はモンスターボールが戻ってくるまで昼食をとることにした。
「鋼タイプをつかうジムリーダーってどんな人だろう?」
マサトは興味心身だ。
「きっとホウエン地方であったダイゴさんと同じぐらいかっこいいのよ!きっと!」
ハルカはなぜか期待しているらしい。
「僕はすごい大男かと思ったんだけど・・・実際はかなりかわいい少女らしいよ!(会うのが楽しみだ・・・)」
ユウキは顔をニヤニヤさせている。
「へー・・・女の子か・・・。」
「よーし!絶対勝つぞ!」
マサトたちは昼食を食べ終わり、ポケモンたちを受け取ってアサギジムへと向かった。
「ここかぁ・・・。」
マサトたちはアサギジムの前にやってきた。
「初めてのジム戦・・・がんばるぞ!」
「ちょっと待った!」
マサトが意気込んでいると後ろから声をかけられた。
声の方向にいたのは黄色いワンピースを着た女の子だった。
「何だよ!」
「いきなりジムに挑戦する気?ミカンさんに挑戦するなら私に勝ってからにしてもらうわよ!」
「さぁ、どうするマサト!?」
「もちろん、バトルは買うのが礼儀でしょ!受けて立つよ!」
「私の名前はコナツ!あなたの名前は?」
「僕の名前はマサト!勝負だ!」
「じゃあ、審判は俺がやろう。」
ユウキが審判を買って出た。
「1対1のシングルマッチ!バトル開始!」
「行くのよ!イワーク!」
ボールから出ると同時にイワークの迫力満点の鳴き声(雄叫び?)が聞こえてきた。
「うわ・・・コナツちゃん、見かけによらずすごいポケモンを出すわね・・・。」
ハルカは少し驚いた。
「キモリ!君に決めた!」
一方、イワークに比べ、体が小さいキモリを出した。
「試合はじめ!」
「イワーク!体当たりよ!」
巨体を生かした体当たりがキモリを襲う。
「キモリ!かわすんだ!」
キモリはいとも簡単にイワークの体当たりをかわした。
「アイアンテールよ!」
さらにイワークは攻撃を仕掛けた。
「キモリ!『みきり』だ!」
イワークの連続攻撃をかわした。
連続攻撃でイワークに隙が出る。
「よーし!今だ!種マシンガン!」
キモリは口から無数の種を吐き出した。
イワークは避けることができず全弾命中した。
しかし、それだけでダウンはしなかった。
「とどめの『メガドレイン』!」
草系の攻撃を連続で受け、イワークはダウンした。
「イワーク戦闘不能!キモリの勝ち!」
「なかなかやるようね!でも、今の戦い方じゃミカンさんには勝てないわ!」
コナツはイワークを戻しながら言った。
「そんなのやってみないと分からないじゃないか!」
マサトは明らかに怒っている。
「ジムバッチもまだ一つも手に入れていないんだから当たり前よ!そんなに挑戦したいなら、あそこに行って来なさいよ!」
コナツは海にある灯台を指差した。
「あそこはアサギの灯台といって、アサギシティの由緒正しきシンボルよ!あの灯台の輝きがあってからこそ船が海へ出られる。そこの最上階に行って、『メタルコート』というアイテムを取って来たら認めてあげてもいいわよ!ただ、最近トレーナーや野生のポケモンも住み着くようになったから一筋縄では行かないわよ!」
「ようし!やってやるよ!」
マサトは言われっぱなしじゃ悔しいので受けようとした。
「それともう一つ!行く時は最高2人まで!そうじゃないと意味がないわ!」
「それじゃ!ユウキ!いっしょに行こう!」
「ああ。かまわないよ。」
マサトは真っ先に灯台を目指していってしまった。
ユウキも続いていってしまった。
「ちょっと!私は!?」
ハルカは置いていかれる形になってしまった。
「ハルカはそこで待ってて!すぐ戻ってくるから!」
ユウキはそう言うと、先に行ってしまったマサトを急いで追いかけた。
「全く・・・。」
ハルカはただあきれるばかりだった。
「ちょっと!コナツちゃん!」
ジムの建物の中から声が聞こえた。
「あ!ミカンさん!」
どうやら、出てきたのはアサギシティのジムリーダーのミカンのようだ。
でもなぜか怒っている。
「さっきの見てました!あれはどういうことですか?」
「え、あれは・・・そのぉ・・・。」
どうやらミカンはさっきのマサトとの出来事を見ていたらしい。
「ちょっとこっちに来てください。あと、あなたは・・・。」
「ハルカです。」
「ハルカさん。暇なら入っていてもいいですよ。」
「それじゃあ、お邪魔します!」
この後、コナツはたっぷりミカンに叱られたという。
「それにしてもでかいなぁ・・・。」
「近くで見ると本当に大きいや!」
ユウキとマサトは口々に感想を述べた。
2人はアサギの灯台の正面にやってきた。
「この灯台の頂上まで行けば、ジム戦ができるんだ!行くよ!ユウキ!」
マサトは早速中にはいっていった。
中は少し暗かった。
そのせいか入った瞬間に数十匹のズバットが襲い掛かった。
「うわぁ!ズバットだ!」
マサトはズバットが出てきたことに少し感動した。
「おい!感激している場合じゃないぞ!ズバットが襲ってくるぞ!」
ユウキはマサトにポケモンを出すように促した。
ユウキはもうキルリアを出して応戦していた。
マサトもすぐにポチエナを出した。
キルリアの『ねんりき』やポチエナの『体当たり』がズバズバと決まった。
しかし、ズバットの数が多かった。
「ユウキ!これじゃきりがないよ!」
「仕方がない!上の階段を探そう!」
「でも薄暗くて見えないよ!」
「大丈夫だ!キルリア!『フラッシュ』!」
ユウキが指示を出した瞬間、光が一階に広がった。
マサトたちは一瞬の光から階段を見つけ出し、急いで階段へ向かった。
その際、ズバットはフラッシュでひるんでいて攻撃を仕掛けて来られなかった。
二階に登ると今度は野生のポケモンはいなかった。
その代わり、海の男がいた。
「三階に行きたければ俺と勝負しろ!」
マサトが勝負を受けることになった。
1対1でマサトはナマケロ、海の男はヒトデマンだった。
「なんだ?そのポケモンは?そんなポケモンで俺に勝てるのか?」
海の男は完全にマサトを見くびっていた。
試合が始まると、ヒトデマンはすぐに水鉄砲を放った。
ナマケロはふらっと避けた。
ヒトデマンが放った水鉄砲は壁をへこませた。
「俺のヒトデマンは強いぜ!」
海の男は自信満々に言った。
「(確かに水鉄砲は強い。よく育てられているようだ。)」
ユウキも内心そう思っていた。
「ヒトデマン!水鉄砲連射だ!」
ヒトデマンは連続で水鉄砲を放った。
外野が見ていると全く隙がない水鉄砲のように思えた。
ヒトデマンの水鉄砲が終わったときナマケロがそこに立っていた。
「なぜだ!?ヒトデマンの水鉄砲を受けて立っていられるはずがない!」
海の男は唖然とした。
「受けたんじゃないよ!避けたんだよ!」
マサトは自信満々に言った。
「く!ならこれならどうだよ!全力で高速スピンだ!」
「ナマケロ!コアを狙ってブレイククローだ!」
高速スピンで体当たりをしてきたところ、ナマケロは避けてすれ違いざまにコアにブレイククローをヒットさせた。
ヒトデマンは完全にダウンした・
「な!そんなばかな!」
「僕の勝ち!先行くよ!」
マサトとユウキは次の階へ進んだ。
「それにしても、マサト!あんな戦い方いつ覚えたんだ?」
ユウキはさっきの戦い方に疑問を覚えた。
「アサギシティに来る前に乗っていた船の中でだよ!船の中でちょっと特訓したんだ!船の中のトレーナーともバトルしてみたし・・・ちなみに今の戦い方はパパのナマケロの戦い方を参考にしたんだ。」
「なんだ。そうだったのか。」
そのような話をしているうちに三階に着いた。
「次は俺と勝負しろ!」
三階に行くとまた海の男が出てきた。
海の男はワンリキーを出した。
マサトはキモリだ。
マサトは最初からスピード技を指示した。
しかし、ワンリキーはキモリの攻撃を弾き飛ばした。
マサトはあきらめず攻撃を続けた。
「何度やっても無駄だ!」
しかし、その瞬間ワンリキーは倒れた。
「な!どうしたんだ!?」
海の男は愕然とした。
「いくら防御ができるからってダメージは蓄積するものだよ!そのうえ、僕はキモリにワンリキーに当たる瞬間『すいとる』攻撃も指示していたんだ!気づかれないようにね!」
「そんな・・・。」
マサトはキモリを戻し2人は四階へ登った。
四階に行くとそこはまた1階同様、暗くなっていた。
「ここには何がいるんだ?」
マサトは背後に何かの気配を感じた。
振り向いてみたが、何もいない。
「どうしたんだ、マサト?」
「さっき後ろに何かいたような気がしたんだ・・・。」
「あ!五階への階段見つけた!よし、さっさと行こうか。」
すると、突然ガス状のポケモンが大量に現れた。
「な!これは!!ゴース!!」
ユウキが気づいた時、マサトは倒れた。
「な!おい!どうした!?」
「体がしびれて・・・動けない・・・。」
どうやらマサトはゴースの『したでなめる』攻撃を受けたようだ。
ユウキは急いでゴースをキルリアで倒しながらマサトを連れて5階へ登った。
5階には普通のトレーナー(ゲームで言うならエリートトレーナー)がいた。
「さぁ!最後は僕が相手だ!」
マサトは勝負を受けようとしたが思うように立てるようには見えなかった。
「マサト!ここは休んでいろ!ここは俺がやる!」
しびれて動けないマサトの代わりにユウキがやることになった。
「ちなみに、最後はダブルバトルだ!僕に勝てるかな?」
「ホウエン出身の俺にはちょうどいい!勝負だ!」
2人はいっせいにポケモンを出した。
トレーナーはドククラゲにガラガラ。
ユウキはトロピウスにソルロックだった。
10秒後のことだった。
ガラガラとドククラゲは同時にダウンした。
「・・・!い、いったい何をしたんだ・・・?」
ユウキの実力にトレーナーは唖然とした。
「勝負ありだね!・・・マサト大丈夫か?」
ユウキは何事もなかったようにマサトを起こした。
「ユウキ・・・強いね・・・。」
「まぁな♪」
マサトがしびれを取れた後、2人は最上階へ登っていった。
最上階には一匹のデンリュウがいた。
「わぁ!デンリュウだ!」
早速マサトがはしゃいだ。
「そうか!このデンリュウこそが灯台の光なんだ!」
ユウキは感心した。
「それにしてもメタルコートなんてどこにあるんだ?」
マサトはメタルコートを探し始めた。
「これじゃないか?」
ユウキがメタルコートを見つけた。
「よし!これだ!」
2人はこの後すぐに灯台から出てジムに戻った。
もちろん、途中で野生のポケモンに襲われたのは言うまでもない。
アサギジム
「うわぁー・・・ハルカさんって強い・・・。」
ミカンの門下生のコナツが言った。
「ワカシャモ!とどめの『炎の渦』!」
「ハガネール!アイアンテール!」
二つの技が激突した。
ハガネールとワカシャモは相打ちになった。
ミカンとハルカはマサトたちが戻ってくるまでバトルをしていた。
結果は引き分けだった。
「ハルカさん強いですね。」
「ミカンさんだって強いですよ!(パパとポケモンバトルやっていなかったら全然歯が立たなかったかも・・・)」
ちょうどそのときマサトが戻ってきた。
「ミカンさん!僕とジム戦をしてください!」
「もちろんいいですわよ!」
マサトの初めてのジム戦が始まる。
つづく
アトザ
ユウキ:さて、今回の話はいかがだったでしょうか?
マサト:ちょっと物足りないような気がするけどな・・・。
ハルカ:私の出番少なかったかも。
ユウキ:それに俺のバトルの部分がかなり省略されているぞ!
マサト:それだけ圧勝だったってことじゃないの?
ハルカ:そういえばHIROがいないようだけど?
マサト:都合により3人に任せるってさ。
ハルカ:じゃあ、今日の紹介は?
マサト:僕がやる!
マサト・・・10歳
性別・・・♂
出身・・・ジョウト地方のどこか
持っているポケモン
ナマケロ キモリ ポチエナ 他にもどんどん出ます
好きなもの・・・ポケモン全般
嫌いなもの・・・あるのかな?
大切なもの・・・?
服装・・・TVと同じ
プロフィール
ハルカの弟。
2年くらい前にサトシたちと一緒に旅をしていた。
ポケモンの知識のことはすごい。
旅にでる前はポケモンの大会のビデオを何回も見ていた。
結構生意気な性格。
マサト:以上だよ!
ユウキ:ポケモンの大会のビデオって?
マサト:文字通りだよ。カントー、ジョウト、ホウエン・・・その他全ての大会のビデオを見ていたんだ。だから、有名な人や強い人ならほとんど知っているよ!
ユウキ:次回はマサトのジム戦かな?
マサト:よし!がんばるぞ!
ハルカ:でも、次回はホウエン編だよ!
マサト:あ!そうだった・・・。
アトガキ+α
今回はアサギの灯台を中心に書いてみました。
アニメでアサギの灯台といわれて思い浮かべるのはタケシがデンリュウを担いでロケット団に捕まったところしか覚えていないんですよね・・・。(おい)
だから、ゲームに出てきたような構想にしてみました。
ただ、ゲームにはズバットやゴースとかいった野生のポケモンはでてきません。
さらにメタルコートも・・・。
次回はヒロシたちです!お間違いなく!
[一言感想]
アニメを見てないので詳しくないのですが、アニメのミカンは結構りりしいそうで……。
コナツもアニメキャラですよね、確か?
マサトの初のジム戦、どうなるか楽しみです。
けど、お姉ちゃんにバトルの先を越されてる辺りが、少し不憫(苦笑)。