☆これまでのヒロシたちの行動
ヒロシは古代ポケモンを探すためにホウエン地方にやってきた。
初めにオダマキ博士を尋ねたが、ロケット団が初心者用のポケモンを奪っていたのでいなかった。
初心者用のポケモンを探しているうちにヒロシはナナコに出会った。
その後、いつの間にか初心者用のポケモンは見つかり事件は解決した。
そしてナナコと旅をすることになった。
コトキタウンにやってきてまず2人はコトキタウンの遺跡に足を運んだ。
そこにいたのは、青装束軍団、アクア団だった。
アクア団が2人に襲いかかろうとすると、エースという青年が一気にアクア団をふっとばした。
ひょんなことからヒロシ、ナナコ、エース、ライトの4人のホウエン地方の旅が今始まった!
第二章 クロスストーリー
第24話 トウカシティジムリーダーのセンリ
コトキタウンを出発して数日後
今は昼になったばかり。
ちょうど太陽が地面を照らしている。
「見ろ!トウカシティが見えてきたぞ!」
真っ先に進んでいたエースが叫んだ。
「やっと着いたわ!」
つづいてきたのはナナコだ。
まだまだ元気がいっぱいだ。
「ちょっと疲れた・・・。」
そう漏らしているのはヒロシだ。
昨夜、ちょっとした騒動があって寝られなかったらしい。
その騒動が何かはみなさんの想像に任せます。(おい)
「あれ?ライトがいない。」
ヒロシはライトがいないことに気づいた。
「じゃあ、ちょっと俺、探してくるよ!」
真っ先にエースはライトのことを探しに行った。
5分後
エースはライトを連れて戻ってきた。
「ごめん!野生のポケモンを捕まえようとしていたら遅くなって・・・。」
「よし!早速トウカシティに行こう!」
4人はトウカシティに入っていった。
「そういえば、まだ私たちバトルしていなかったね・・・今ここでバトルしない?」
公園に着いたとき、突然ライトがバトルをしようと言い出した。
「僕はかまわないけど、誰と誰がバトルをするんだい?」
「やるのなら、タッグバトルがいいと思うよ。」
ヒロシの疑問にエースが答えた。
「それなら、私はエースと!!」
ライトがエースの腕をつかんだ。
ヒロシとナナコはその様子をみて仕方が無いと思い、必然的にチームは決まってしまった。
一分後、バトルが始まった。
ヒロシはジッボ(リザード)、ナナコはエレキッド。
エースはゴルバット、ライトはプクリンだ。
「それじゃいくぞ!ジッボ、プクリンに『火炎放射』だ!」
「エレキッド、ゴルバットに『雷パンチ』をぶちかましたれ!」
ヒロシとナナコは先制攻撃を仕掛けた。
どちらの攻撃も鋭く、普通じゃ避けられそうもなかった。
「ゴルバット、『つばさでうつ』!」
しかし、エースは攻撃の指示を出した。
しかも、ゴルバットはエレキッドの向かってきた勢いを利用して攻撃した。
エレキッドは思いっきり肩透かしを喰らい、その上地面にたたきつけられた。
「プクリン、『ひかりのかべ』!」
一方ライトは防御にまわった。
プクリンのひかりのかべはジッボの火炎放射を完全にブロックした。
「火炎放射がだめなら、『ずつき』だ!」
ヒロシは物理攻撃に切替えた。
「無駄よ!プクリン、『リフレクター』!」
ジッボのずつきもリフレクターによって阻まれた。
「私のプクリンの前では物理攻撃も特殊攻撃も無意味よ!プクリン、リザードに『水の波動』!」
ライトが反撃に出た。
ヒロシは避けることに専念した。
「エレキッド!でんこうせっかや!」
一方、ナナコは攻撃を続けていた。
しかし、攻撃しても当たることはなかった。
「これで決める!ゴルバット、エレキッドに集中して『エアーカッター』!」
空気の刃はエレキッドに全て命中した。
地道に与えたダメージとエアーカッターの攻撃でエレキッドはダウンした。
「プクリン、『シャドーボール』よ!」
ライトは多彩な攻撃でヒロシを押していた。
かろうじて、ジッボは攻撃をかわしている。
「(『リフレクター』にも『ひかりのかべ』一つだけ弱点がある!)ジッボ、『かわらわり』だ!」
ヒロシはプクリンの行動パターンから隙を見つけ攻撃に移った。
ひかりのかべもリフレクターも完全に破られた。
ジッボは一気にプクリンのふところに入った。
「『きりさく』!そして、『火炎放射』だ!」
「(防御・・・間に合わない!)『水の波動』よ!」
ライトは攻撃を指示した。
しかし、ジッボの攻撃の方が早く決まり、プクリンはダウンした。
「ゴルバット!つばさでうつ!」
プクリンがやられたのと同時にゴルバットはジッボの右から攻撃を仕掛けた。
「ジッボ!きりさくだ!」
ゴルバットの攻撃は速かった。
しかし、ヒロシが指示したのと同時にジッボはゴルバットに攻撃した。
その結果、どちらも相当なダメージを受けた。
「ジッボ!『ほのおのうず』!」
接触直後にヒロシはさらに指示を出した。
ゴルバットは完全に炎の渦に包まれる。
「まだだ。ゴルバット、『エアーカッター』だ!」
ゴルバットのエアーカッターは炎の渦を切り裂き、さらにジッボにも命中した。
炎の渦はエアーカッターにより切り裂かれ消滅してしまった。
ジッボもゴルバットもここまでダメージの量は互角だ。
「これで決める!ジッボ、『火炎放射』だ!」
特性『もうか』の効果により威力が増した火炎放射がゴルバットに向かって放たれた。
「(・・・!並みの火炎放射の比ではない!かわせない!なら・・・)『つばめがえし』だ!」
ゴルバットは指示を受け火炎放射をつばめ返しで切り裂きつつ、ジッボに近づき、一気に弾き飛ばした。
ジッボはダウンした。
だが、それはゴルバットも同じだった。
いくらつばめ返しで切り裂いたとは言え、強力な火炎放射を受けて体力が残っているわけが無かった。
「・・・引き分けか。」
「そのようだね。」
エースとヒロシはゴルバットとジッボを同時に戻した。
「エースってかなり強いんだね!久しぶりにいいバトルができた気がするよ!」
「こっちもなかなか楽しめたよ。最近、バトルをしていなかったし・・・。」
エースとヒロシは意気投合した。
「ちょっと!私を忘れないでよね!」
今までバトルを見てて、黙っていたライトが口を挟んだ。
「エースはんもヒロシはんも強いなぁー!」
ナナコはヒロシとエースを尊敬の目で見た。
「ちょっと!ナナコ!私は!?」
「もちろんライトも強いよ!」
そんな他愛もない話をした後、ライトはヒロシとナナコにジムに先に言っていてと頼んだ。
2人はもちろんOKといった。
「エース・・・さっきのバトル、何でゴルバット出したの?」
ライトはさっきのバトルの事を聞いた。
「エースがゴルバット以外のポケモンだったら絶対勝てたのに!」
ライトはさっきのバトルが引き分けだったのがかなり悔しいらしい。
「いや、ライトが攻撃してくれると思ったから、今一番調整中のポケモンを出したんだ。それにしても、ライトが、防御系のプクリンを出したのは予想外だったけど。」
「次はまじめにやってよね!」
「いや、俺はいつもまじめにやっているぞ!・・・この話は終わり!ヒロシたちを追いかけるぞ!」
「まだ、話は終わってないわよ!」
ジムに向かって走るエースをライトは急いで追いかけていった。
30分後
「トウカジム・・・ここみたいだね。」
4人はトウカジム前にやってきた。
「ところで何故トウカジムに行くの?」
「そうや!ホウエンリーグにはでないんやろ?」
ライトとナナコが同時に聞いた。
「ここのジムリーダーはかなり強いって噂なんだ!ちょっとお手合わせしてみたいなって思って。」
「噂って?」
「ここ一年ぐらい、ここのジムリーダーは負けたことがないって噂なんだ。」
「い、一年ってかなりすごいやんか!」
「だから、ここのジムリーダーにあってみたいな・・・と思ったんだ。」
ヒロシは答えた。
「俺もちょっとここのジムリーダーに興味があってな・・・。」
エースも答えた。
「へぇー!エースがトレーナーに興味を持つなんて意外―!」
エースの発言はライトを驚かせた。
「・・・別にいいだろ・・・。」
4人はジムの中に入っていった。
中は道場風で木でできていた。
奥まで進むとバトルフィールドがあった。
そのバトルフィールドに一人の男がいた。
「ん?君たちはチャレンジャーかな?」
「いや、そういうわけじゃないんですけど、ちょっとジムリーダーとお手合わせしてもらいたいんですけど・・・。」
ヒロシが答えた。
「そうか。別にかまわないよ!私がトウカジムのジムリーダー、センリだ!」
「「あなたが!?」」
「ふーん・・・。」
「なんだ、おじさんか・・・。」
エース、ヒロシ、ナナコ、ライトがそれぞれの反応を示した。
「(はは・・・おじさんかまだ三十代前半なんだけど・・・)それじゃあ、誰が最初に・・・。」
「ちょっと聞いていいですか?」
「うん?」
ヒロシが話を止めた。
「一つ聞きたいんですけど、ここ一年負けなしというのは本当ですか?」
「君はどう思う?」
「え・・・ちょっと無理かと・・・。」
「実は本当なんだ。最近負けたのはだいたい二年前に挑戦してきたマサラタウンのサトシ君以来かな?それ以降はあまり強いチャレンジャーは・・・」
「「マサラタウンのサトシだって――!?・・・え?」」
ヒロシとナナコが同時に反応した。
「ナナコちゃん・・・サトシのことを知っているのかい?」
「そういうヒロシはんこそ!」
「なんだ、2人ともサトシ君のこと知っていたのか!彼は強かったよ!いや、正確に言えば強くなった・・・かな?ホウエン地方に来た時とジムバッチを4つ集めてきてから戦った時と比べてずいぶん成長していた。彼には何か他の人にはない闘志があるみたいだね。あるいはそれ以上の何かが・・・。」
「ということは、ジム戦は最近負けたことがないわけだ。」
「まぁ・・・そういうことになるなぁ。」
エースはサトシのことは分からないので話を強制的に切った。
「じゃあ、誰がまずバトルするのかな?ちなみに今は3匹しかポケモンを持っていないから、3人が一匹のポケモンで選ぶ形式でいいかな?」
このセンリの案に4人は賛成した。
「じゃあまず誰がやるのかな?」
「よしじゃあ僕が・・・」
「私やる!」
ヒロシが出ようとした瞬間にナナコに先起こされた。
「サトシはんが挑戦したんやからしないわけには行かないでしょ!」
ナナコのやる気をみてヒロシはナナコに先にやらせることにした。
「じゃあまずはナナコちゃんからだね。まずはこのポケモンだ!」
センリの最初のポケモン・・・それははっきり言うとナマケロだった。
「じゃあうちはこの子や!」
ナナコが出したポケモン・・・それは黄色いシマシマのポケモン、一般に言うと蜂。スピアーだった。
「いくで!スピアー!『ダブルニードル』や!」
スピアーはいきおいよくナマケロに突っ込んだ。
「いきおいはいいな!だが・・・。」
ナマケロは反射的に揺れてかわした。
「あれ?もう一度ダブルニードルや!」
しかし、またかわされた。それを2,3回繰り返した。
「何で当たらないのよ!こうなったら『ミサイル針』や!」
ナナコは攻撃を切替えた。
スピアーは無数の針をナマケロに向かって飛ばした。
これではナマケロもかわしようがない。
当たった!そうナナコは確信した。
「ナマケロ、吹雪だ!」
しかし、ナナコの確信は見事に崩れた。
ナマケロは氷ポケモンに匹敵する『ふぶき』で攻撃してきた。
ミサイル針は一瞬にして凍り、そして、ミサイル針を仕掛けたスピアーも凍ってしまった。
「勝負ありだね。」
「ああ・・・負けてしもうた・・・。」
「次は僕だ!」
今度はヒロシが出た。
「次はこれだ!」
センリが出したポケモン・・・それは、ヤルキモノだった。
「レオン!頼むよ!」
ヒロシはレオンで挑んだ。
「ピカチュウか・・・そう言えばサトシ君もピカチュウでヤルキモノに挑んでいたな・・・。」
「サトシが!?」
「そのときは引き分けだった。」
「なら勝つつもりで行きます!」
ヒロシは俄然やる気が入った。
「レオン!『10万ボルト』だ!」
「かわしてひっかく!」
ヤルキモノは10万ボルトをかわし、レオンに攻撃を与えた。
「でんこうせっかだ!」
ヒロシはスピードのある攻撃に切替える。
「ヤルキモノ、かわしてひっかく!」
しかし、レオンのスピード攻撃さえも避けられ、反撃を受けてしまった。
「速い・・・!それなら、『電磁波』だ!」
しかし、それもかわされる。
麻痺させる前に当たらないのでは意味がない。
「こうなったら、スピードで勝負だ!レオン、『高速移動』だ!」
レオンはものすごいスピードで動き始めた。
そのスピードはヤルキモノに匹敵した。
そして、ヤルキモノの横に来た。
「そのままのスピードで『10万ボルト』!」
「かわせ・・・(・・・む!?速い!)」
レオンの攻撃はセンリの思った以上に速かった。
かわす指示を出す頃にはもうレオンの10万ボルトがヒットしていた。
倒れこそしなかったが、ヤルキモノを麻痺させスピードを落とさせるのには十分効果があった。
「レオン、今だ!『かみなり』!」
ヤルキモノに強烈な電撃を落とした。
かみなりのショックで一面煙になってしまった。
煙が晴れた時、そこに立っているのはレオンだけ・・・フィールドにいる誰もがそう思った。
しかし、ヤルキモノはまだ倒れなかった。
「そんな!レオンの連続攻撃を受けて立っていられるなんて!」
ヒロシは驚きを隠せなかった。
ヤルキモノが攻撃態勢に入った。
しかし、センリはヤルキモノをボールに戻した。
「ヒロシ君、君の勝ちだ!」
センリがそう言った。
「え?」
「無理させるのは、トレーナーとして失格になってしまう。」
センリはヤルキモノが無理をしていると判断したのだ。
「(あそこまでヤルキモノをみていたなんて・・・)・・・。」
「やりますな!ヒロシはん!」
そう言って、ナナコはヒロシの肩をたたいた。
それにヒロシは照れ笑いで答えた。
「さあ、最後は誰が・・・」
「私が・・・」
「俺がやる!!」
ライトが出ようとしたところをエースが遮った。
「ちょっと!エ〜ス!私にやらしてよぉ〜!」
そう言って、ライトはエースに泣きついた。
「悪いけど、ここは俺にやらしてくれ!」
そう言うと、エースはライトが答える間もなくフィールドに立った。
「最後はこいつだ!」
センリの最後のポケモン・・・それは、ナマケロの進化系のヤルキモノがさらに進化したケッキングだった。
「ケッキングか・・・(確か・・・パワーが強いんだったな・・・)俺はこいつだ!」
エースが出したのは、全身が鋼でできて色は青いポケモンだ。
「「あれは!?」」
ヒロシとナナコははじめて見るポケモンに目を向けた。
「メタングよ!エースの今いるポケモンの中でパワーが2番目に強いポケモン・・・。」
「2番目?」
「どうして一番強いポケモンを出さないんや?」
その質問をしたとき、試合が始まった。
両者が最初に出した指示は『コメットパンチ』と『気合パンチ』。
両者とも右手で受け止めた感じになった。
しかし、約3秒後にメタングが吹っ飛び、ケッキングは少しよろけた。
「ケッキング、『地震』だ!」
センリは容赦なく攻撃に指示を出す。
「メタング、『サイコキネシス』で浮遊!」
メタングは自らのサイコキネシスで体を浮かすことにより、地震を回避した。
「ケッキング、『破壊光線』!」
「メタング、『破壊光線』!」
両者の攻防は30分あまり続いた。
最後にエースはコメットパンチを指示、センリは気合パンチを指示した。
それは見事にクロスカウンターとなり、両者共倒れした。
「・・・引き分けか・・・。」
「ケッキング、もどれ!」
エースとセンリは同時にポケモンを戻した。
「凄いバトルだったよ!エース!」
「エースはんやりますな!」
「まあな。」
ヒロシもナナコもエースの実力に感心した。
「それじゃあ、そろそろ失礼します!」
外はもう夕暮れになっていた。
早くしないと、ポケモンセンターにつく頃には真っ暗になってしまう。
そう思ったヒロシは外に出ようをした。
「待ちなさい!今日はここで食べていきなさい!」
「え!?」
突然の誘いにヒロシは戸惑った。
「でも・・・。」
「だいじょうぶ!迷惑だと全然思わないから!」
「ヒロシはん!ここはお言葉に甘えましょう!」
「ヒロシ!別にいいじゃない!センリさんもこういっていることだし。」
「・・・・・・。」
センリの言葉にナナコ、ライトが言った。
「それじゃあ、お言葉に甘えて・・・。」
4人は夕食をご馳走してもらうことになった。
夕食はセンリの奥さん、ミツコの料理だった。
4人は満足して、全ての料理を食べたのであった。
「ああ・・・久しぶりだな!こんなに大勢で食べるのは。」
「大勢って・・・他に誰かいたんですか?」
「娘と息子がいたんだ。でも、つい最近旅立ってしまったよ。2人で仲良く旅していればいいけど・・・。」
センリが2人の子どもを心配する顔はフィールドにいたトレーナーの顔でなく、父親の顔であった。
「そうなんですか・・・(私の親もこうやって心配してくれているのかな・・・?)」
親にジムリーダーを持つライトも少し気になった。
「センリさん!もう一つ聞いていいですか?」
バトルが終わって食事が終わるまでずっと黙っていたエースが話し掛けた。
「なんだい?」
「センリさんのところに来る前に、大会の経歴を調べてきたんですけど・・・大会で1回しか負けた事がないって本当ですか?」
「・・・!エース!それ本当かい!?」
ヒロシも驚いた。
「この前調べたところによると、ジョウト、ホウエン、カントー、ホクト・・・その他のどの地方でも優勝したことになっているんだ!」
「「「えーーーー!」」」
ヒロシ以外の2人も立ち上がった。
「実はそうなんだ。出た大会はほとんど優勝した。ただノースト大会を除いてはね。」
「センリさんに勝つトレーナーなんてどんな奴なんやろ?」
ナナコは少々興味を持った。
「その大会は当時10歳の、まだ駆け出しの少年が優勝したんだ。私はそのとき大会で初めて負けた。今じゃいい経験さ!」
センリが悠々と語り始めた。
「その後も私は、いろいろな大会に出た。そして、優勝した。でも、答えを言うと、大会で負けたのは1回じゃない!3回だ!」
「3回って・・・3回でもまだすごいような・・・。」
「2回目に負けたのは、ジョウトリーグの予選リーグのこと。美人姉妹の姉にだった。私の全ての攻撃が無効化され、負けてしまったんだ。でも予選リーグで、全員、1勝1敗になって、得失点差で私が決勝トーナメントに出たんだ。決勝で妹に当たったんだけど、何とか勝って優勝したんだ。」
「美人姉妹って・・・!?」
「凄いかわいい子達だったよ!ほとんどの人達が釘付けになっていたからね。」
「・・・もう一人は?」
エースが話を進めた。
「3回目に負けたのは、ホクト地方の予選会のときだった。」
「予選会・・・それってあまり関係ないのでは?」
「いや、その時一番調子がよかったケッキングが簡単に負けてしまったんだ。」
「「ええ!?あのケッキングを!?」」
ライトとナナコは一様に驚いた。
「ああ。予選会だから少し軽めにやったんだけど、ケッキングはほぼ本気だったんだ。それでも負けてしまったんだ。決勝戦まで進んで、次にあったときは絶対に負けないってそう思っていたのに、彼は、準決勝で棄権したんだ。何があったかは分からないけどね。」
話が終わって、4人はポケモンセンターへ向かった。
もう外は真っ暗だったが、ホウエン地方は自然に囲まれているので、きれいな星がチラチラと見えた。
「ふう・・・センリさん、あんなに強いトレーナーなのにもっと強いトレーナーがいるなんてな・・・。」
ヒロシが言った。
「それにしても、あってみたいわ!そのトレーナーに!」
ナナコがそうつぶやいた。
「まぁ、ともかく、今日はゆっくりと休んで、明日からはトウカの森を越えて、カナズミシティよ!」
ライトが元気に促した。
そう、4人はまだ気づかなかった。
センリの言ったトレーナーといずれは会うことになるとは・・・。
4人はゆっくりと休み、次の日にはトウカの森へ向かった。
トウカの森で何かが起こるとも知らず・・・。
つづく
アトザ
ライト:今回のお話はいかがだったでしょうか?
ナナコ:なんだか今日はバトルが多かったなぁ〜!しかも一回も勝てなかったし・・・。
ライト:私もよ!ああ!!もう悔しい!!
エース:ライト!落ち着けよ!きっと次回は勝てるから!
ライト:うん!エースの言葉を信じる!
ヒロシ:それにしても、なんだか話を見ていると、センリさんがレギュラー化していないか?
ナナコ:確かに、結構出ているような・・・?
センリ:いやー・・・なんでだろうね?
ライト:それにしても、センリさんに勝った三人って誰なのよ!教えてよ!
センリ:それが、作者さんに口止めされているんだ。だから話すわけには・・・。
ヒロシ:そう言えば今回もいないな。HIRO・・・。
ライト:10歳の少年、美人姉妹、そしてケッキングを簡単に倒してしまうほどの少年・・・それじゃわかんないじゃないのよ!それに美人姉妹って!?
HIRO:文字どうりだよ!しかも、その上に踊り子がついて、『美人踊り子姉妹』って所かな?設定上ライトの数倍魅力的だよ!
ヒロシ:あ、いた。
ライト:なんですって!!??(怒)
HIRO:だって美人がつくほどだもん!ライトはそれほど・・・。
エース:HIRO・・・危ないよ・・・。
(HIRO気絶)
ヒロシ:それじゃあ今回の一撃紹介はナナコちゃんです!!
ナナコ:それでは行くでー―!
ナナコ・・・13歳
性別・・・♀
出身・・・ワカバタウン
持っているポケモン
メガニウム エレキッド スピアー ? ?
好きなもの・・・黄色いシマシマのポケモン、エレブーズ、エレブー
嫌いなもの・・・納豆、エレブーズと敵対するチーム
大切なもの・・・?
服装・・・TVと同じ
プロフィール
ジョウト地方出身の無類のエレブーズファン。
いつかエレブーをゲットしようと夢見ている。(といってもエレキッドを持っている)
旅立ちの時にサトシと面識を持つようになった。
性格はそそっかしい性格でもあるが・・・。
ナナコ:以上や!
ヒロシ:それにしても、ナナコちゃんがサトシと知り合いなんて知らなかったなぁ。
エース:俺たちの次の話はトウカの森へ・・・そして、波乱のカナズミシティ・・・らしい。
ライト:そして次回はマサトがジムに挑む!
アトガキ+α
いたたた・・・。女の子を怒らせるもんじゃないな・・・。(涙)
今回の話はトウカシティでの出来事でした。
4人の実力はそれほど大差がないように見えますが・・・。
ちなみにセンリさんに勝ったトレーナー・・・まだ出る見込みはありません。(といってもひとりもう出ていますが。(苦笑))
必ず別の章や外伝で出ますのでお楽しみに!
ちなみに一撃紹介のポケモンの“?”持っているけどまだ出ていませんという意味です。そのうち出てきます!
次回はいよいよマサトのジム初挑戦です!
[一言感想]
マサトがジムに挑戦する一方で、父は逆に挑戦者を迎え撃つ立場に。
個人的にホウエンで一番苦労したジムリーダーはセンリで、実際この話でもその強さが伺えます。
そういえば、結局ライトはセンリとの戦いはしなかったんでしょうか……翌日やってもよかったような。
センリの話も、なかなか興味深いです。
初めて負けたというのは、もちろん第19話の……。
美人姉妹の姉っていうと……後々出て来る、あの人の事ですよね?
うちのコトキと名前が似ていr(ry