☆今までのマサトたちのあらすじ
マサトたちはエンジュシティに到着した。
早速マサトはジム戦に行こうとするが、臨時休業でジムリーダーは不在だった。
しかし、鈴の塔で偶然マツバに会い、マサトはジム戦を申し込む事に成功した。
翌日、マサトのジム戦に行く途中、ユウキはロケット団の一人にポケモンを奪われ、取り返すために焼けた塔へと行った。
しかし、そこで待っていたのは、ロケット団中隊長のラミだった。
いきなりトロピウスとソルロックを倒されたユウキは不利な状況に・・・。
一方2人はそうとは知らず、マサトのジム戦が始まろうとしていた。

 

 

 

第二章 クロスストーリー
第29話 ロケット団中将、ラミの実力

 

 

 

「ルールは3対3のシングルマッチ、試合はじめ!」

審判のコールで試合が始まった。

「私のポケモンはこいつだ!」

マツバのボールから出てきたのは、まさに幽霊と言ってもいいだろうというポケモン、ヨマワルだ。

「あのポケモン・・・忘れはしないわ・・・。」

ハルカはそうつぶやいた。
ハルカは旅立つ際に自転車でミシロタウンに向かう途中、いきなりヨマワルに驚かされビックリして、木にぶつかった事がある。そのことは忘れることができないのだろう。

「ヨマワルか・・・じゃあ僕はこれだ!」

マサトが出したポケモンは最初に捕まえたポケモン・・・ポチエナだ。出た瞬間、元気な声を出した。どうやらやる気満々のようだ。

「ポチエナ対ヨマワル、試合はじめ!」

コールがかかった。

「ポチエナ、『かみつく』だ!」

マサトはいきなりゴーストタイプに有利な技を出す。

「ヨマワル、『ナイトヘッド』だ!」

マツバも同時に指示を出す。
しかし、ヨマワルがナイトヘッドを出すときにはもうポチエナがヨマワルにかみついていた。
ヨマワルは必死に振り飛ばそうとする。

「ヨマワル、『ナイトヘッド』・・・」

マツバはまた同じ指示を出す。
さっきはポチエナのかみつくにひるんだ為にできなかったが今度はかみついているポチエナに狙いを定めた。

「ポチエナ、離れるんだ!」

すぐにマサトは回避の術を出す。
だが、ヨマワルはナイトヘッドを出していない。

「今だ!」

マツバの声にあわせて、ヨマワルはナイトヘッドを放った。

「しまった・・・今のはフェイント・・・!!ポチエナかわせ!」

マサトの指示は一歩遅かった。ナイトヘッドはポチエナにヒットした。
しかし、倒れるほどの攻撃ではなかった。

「もう一回『かみつく』だ!!」

マサトはさらに攻撃の指示を出す。

「ヨマワル、『かげぶんしん』だ。」
「チエ!?」

ポチエナはヨマワルがいきなり分身したのに驚き攻撃を止めてしまった。

「チエ?チエ?」

ポチエナは慌てるばかりだ。

「ヨマワル、『ナイトヘッド』の連続攻撃だ!」
「ポチエナ、落着いてかわすんだ!」

とは言ったものの、影分身をしながらナイトヘッドの攻撃である。かわすのは容易ではない。

「こんな時は・・・ポチエナ、ヨマワルの臭いに向かって、『とっしん』だ!」

マサトはすぐに打開策を考え出した。

「え!でも、ノーマル技ではゴーストタイプは効かないんじゃ・・・。」

しかし、ハルカの予想とは裏腹に影分身をしているはずの、しかも、ゴーストタイプであるはずのヨマワルにポチエナのとっしんが直撃した。
ヨマワルはポチエナの攻撃の衝撃で飛ばされ壁に激突した。
ヨマワルがダウンしているのは誰が見ても明らかだった。

「ヨマワル、戦闘不能!ポチエナの勝ち!」

マツバは黙ってヨマワルをモンスターボールに戻す。

「ちょっと!何で、ヨマワルにノーマル技が効いたのよ!」

ハルカがマサトに効いた。どうも納得がいかないらしい。

「それはね・・・。」
「ポチエナが『かぎわける』をつかったからだよね?」

マサトが説明しようとした所マツバが言った。

「きっと『臭いに向かって』というのが、ポチエナに『かぎわける』を使えという指示だったのだろう。」
「はい、そうです。」
「でも次はそうは行かない!行け!ムウマ!」
「僕だって負けませんよ!ポチエナ!戻れ!行け、キモリ!」








焼けた塔
「馬鹿ね!『10万ボルト』よ!」
「『ドわすれ』だ!」

焼けた塔では、ユウキとラミの対決が続いていた。
ラミのレアコイルの攻撃は凄まじいものだ。並みのポケモンなら一撃だろう。しかし、ユウキのホエルオーはよほど育ちがよいのだろうか、10万ボルトを3回も耐えている。

「やるわね・・・でもこれで終わりよ!」
「そう簡単には・・・何!?」

次の瞬間、ホエルオーは気絶した。ユウキには何が起きたか全く分からなかった。

「どう?私の実力、分かったでしょ?おとなしく仲間になりなさい。それとも、まだ抵抗する気?それなら容赦しないけど・・・。」

ラミの目は本気だ。ユウキが断われば、死ぬこともありえないこともないと思った。
ユウキは落着いて今の状況を整理した。

「(今、この場にいるのは5人。下っ端3人、俺、ラミだ。ポケモンの状況は、おそらく下っ端はもう戦えないだろう。あいつは、何匹持っているか分からない・・・。俺は、ソルロック、トロピウス、ホエルオーがやられて、残り二匹・・・と隅っこにある一匹。それにしても、どうやってあいつは俺のポケモンを一撃で倒したんだ?・・・ん?一撃・・・?)」
「さぁ・・・どうするの?」
「そんなの決まっているだろ!行け!キルリア!ヌマクロー!」
「そう・・・残念ね・・・。レアコイル、あいつに『10万ボルト』!」

ラミは直接ユウキを狙ってきた。だが、ヌマクローが前に出で攻撃を防いだ。

「あのヌマクロー邪魔ね・・・もう一回10万ボルト!」
「無駄だ!ヌマクロー!」

また、ヌマクローが前に出て攻撃を防ぐ。

「そこか!キルリア!『サイコキネシス』!」

ユウキは物陰から何かが動くのを見逃さなかった。

「さっきから、一撃で倒していたのはこいつか・・・。」

サイコキネシスで自由を奪われたポケモン・・・それはくわがたポケモンのカイロスだった。

「こいつがさっきから物陰から『ハサミギロチン』で狙っていたんだ!」
「やるわね。まさかばれるとは思っていなかったけど。」
「勝負ありだな!レアコイルではヌマクローに勝てない。カイロスはキルリアのサイコキネシスで捕まっている。」
「そうかな?考えが甘いわよ!『トライアタック』!」

するとラミはレアコイルに攻撃を指示した。標的はヌマクローでもユウキでもない。

「・・・!まずい!キルリア!かわせ!」

ユウキはキルリアに回避の指示を出す。しかしそのとき、カイロスは自由になってしまった。

「ヌマクロー、『マッドショット』!キルリア、『サイコキネシス』!」
「レアコイル、かわして『10万ボルト』!カイロス、『メガトンパンチ』!」

レアコイルはヌマクローのマッドショットをあっさりとかわし、カイロスにサイコキネシスをかけようをしたキルリアにきつい一発を与えた。さらに、カイロスが駄目押しの攻撃を加えた。

「キルリア!!」
「残りはそのヌマクロー、そしてあんただけね。」







一方エンジュジムではさらに白熱していた。
キモリが攻撃で押していた。
ムウマはかなり押されぎみだった。
だが、最後のキモリの攻撃でムウマは『みちづれ』を使い、結局、どちらも戦闘不能になった。

「マサト君・・・やはり君も只者ではないようだ・・・。ポケモンをもらってそれほどたっていないって聞いたのにポケモンの能力を引き出している。最後のポケモンは全力で行かせてもらおう!出番だ!ゲンガー!」
「こっちも全力で行きますよ!ポチエナ!頼むよ!」

再びマサトはポチエナをフィールドに出す。

「ポチエナ対ゲンガー、試合はじめ!」
「ポチエナ!『かぎわける』んだ!」

早速マサトはゲンガーにノーマル攻撃を当たるようにした。

「ゲンガー、『シャドーボール』だ!」
「ポチエナ、『とっしん』だ!」

マサトは悪タイプにゴースト系の技は効き目が薄いのを分かっていて飛び込むように指示を出した。だが、それは常識での話だ。マツバのゲンガーのシャドーボールの大きさは通常のポケモンのシャドーボールの2倍はあった。

「まずい!ポチエナ!」

悪タイプと言えど、マツバのゲンガーのシャドーボールには耐え切れなかった。

「ポチエナ、戦闘不能!ゲンガーの勝ち!」
「戻れ!ポチエナ!」

これで状況は一対一だ。マツバは残りゲンガーのみ。マサトはあと一匹だ。

「それにしても、あのゲンガーのシャドーボール、なんて大きさなの!?」

ハルカも驚くばかりだ。

「ちょっと!マサト!大丈夫なの!?」
「大丈夫さ!」

マサトは落着いている。どうやら、最後のポケモンは自信があるらしい。

「頼むよ!ナマケロ!」

マサトの最後のポケモンはナマケロだった。

「そうきたか・・・。確かにノーマルタイプにはゴースト系の技は効かないが・・・。」

マツバもマサトの狙いはだいたい分かっていた。

「ナマケロ対ゲンガー、試合はじめ!」
「ナマケロ、『みだれひっかき』だ!」
「ゲンガー、かわせ!」

マサトは先制攻撃を仕掛ける。マツバはかぎ分けるの効果が残っていたのをわかっていたので、よけるように指示した。
ゲンガーは一回攻撃を受けたものの、ほとんどかわした。

「あのゲンガー・・・速い・・・。」
「ゲンガー、『催眠術』だ!」
「ナマケロ、『あくび』だ!」

両者とも相手を眠らす技を使ってきた。しかし、効き目は少し違う。
催眠術は即座に相手を眠らすが、あくびは徐々に眠気を誘い相手を眠らす技だ。
このとき両者とも効果が現れた。
ナマケロはすぐに眠ってしまったが、ゲンガーはまだ起きている。

「ゲンガー、ナマケロに『悪夢』だ!」

さらにマツバは悪夢を指示した。悪夢はゴースト系の技だが、ノーマル系にも効果が現れる。
『悪夢』の効果とは眠っている間徐々に体力を削っていく恐ろしい技だ。
ゲンガーはナマケロに悪夢をかけた後すぐに眠ってしまった。

「ナマケロ、起きるんだ!」
「ゲンガー、起きろ!」

マサトもマツバも必死に呼びかける。特にマサトはナマケロが悪夢にかかっているから、必死だ。早く起こさないと戦闘不能になりかねない。

そのままどのくらいか試合が動かなかった。
しかし、沈黙は破られた。
ナマケロが体力ぎりぎりで起きたのだ。
証拠に少し元気がない。

「ナマケロ、『ブレイククロー』だ!」
「まずい!ゲンガー、起きるんだ!」

マツバのゲンガーはまだ起きる気配がない。
そのままナマケロのブレイククローがヒットした。

「よし!もう一回『ブレイククロー』・・・」

マサトはとどめのつもりで攻撃の指示を出す。
ナマケロはゲンガーにじりじりと近づいていく。

「ゲンガー!起きろー!」

この一声でゲンガ―は目を覚ます。

「後ろに下がれ!」

ゲンガーは反応良く、ブレイククローを後退してよけた。そう、よけたのだが。

「今だ!」

マサトの一言でナマケロは流れるように『ブレイククロー』→『シャドーボール』と連続攻撃を繰り出したのだ。
シャドーボールはゲンガーにヒット。防御力がそんなに高くないゲンガーは、たった2回の攻撃でダウンしてしまった。

「ゲンガー、戦闘不能!ナマケロの勝ち!よって勝者、マサト!」
「な・・・まさか・・・。」

マツバは愕然とした表情を見せた。





「君には負けたよ。まさか最後にフェイントをかけるとは・・・見事だったよ。これがエンジュシティのバッチ、ファントムバッジだ!」

マツバはマサトにバッチを渡す。

「ありがとうございます!」

マサトはお礼をいい、バッチを受け取る。

「君にはポケモンバトルの才能があるようだ。これからもがんばりなさい!」
「はい!」

マサトはいつもと同じ元気な返事をする。

「ところで、君たちにもう一人男の子の連れはいなかったかな?」
「そう言えば、ユウキ、どこに行っちゃったのかしら?」
「どうせ今ごろ、どこかで、遊んでいるんじゃないの?」
「そうね。心配することないわね!」

と、マサトもハルカも気にとめなかった。






「ぐぅ!」

ユウキは地に伏した。

「かなりてこずらせてくれたわね・・・。でももう終わりよ。」

ユウキはキルリアがやられてから、反撃する間もなくカイロスのノーマル攻撃(メガトンパンチなど)を受け続けた。ヌマクローがレアコイルの攻撃を防いでくれるので、それ以上のダメージはないが、ユウキはもうボロボロである。

「ま、まだだ・・・。」

ユウキの声には力がない。だが、あきらめてはいない。

「口ではいくらでも言えるわよ!カイロス、やりな!」

と、カイロスはユウキめがけて『いあいぎり』をしようとする。
だが、ヌマクローが指示なしで水鉄砲を放ち、カイロスをユウキから遠ざけた。

「ヌマクロー・・・サンキュウ・・・。(何か手はないか・・・ちょっとでも相手の目をそらすことができれば・・・しかし成功するかどうかは別だ。しかも、かなり危険だ。だが、今はこれしかない!)ヌマクロー!」
「ヌマ?」
「戻れ!」

ユウキはヌマクローをボールに戻した。

「一体何をする気!?」

ユウキはすぐに起き上がり、隅に向かって走り出す。

「もう一つのボールを取る気ね!レアコイル、『10万ボルト』!」

カイロスは接近しか攻撃出来ないため、レアコイルに攻撃を指示した。

「(よし!かかった!)ヌマクロー!」

ヌマクロ―は再び出て、ユウキを守った。

「しつこいわよ!」
「今だ!『だくりゅう』だ!」

ラミが攻撃を指示しないうちにヌマクローに攻撃を指示した。
だくりゅうは二匹ともヒットした。

「何よ!そんな攻撃きかないわ!レアコイル、『トライアタック』!カイロス、『いあいぎり』!」

しかし、2匹の攻撃が外れた。

「!!まさか、この攻撃は命中率を下げる為!?」
「そうさ!」

そう言うとユウキの右手には最後の一匹のポケモンが入っているモンスターボールがあった。

「これで終わりだ!ヌマクロー!レアコイルに最大パワーで『マッドショット』!」

ヌマクローはこれまで最大のマッドショットを放った。今までとは大きさが違う。

「(かわせない・・・!)カイロス!『ビルドアップ』!レアコイルをかばうのよ!」

カイロスは、すぐにレアコイルの前に出る。

「させない!」

ユウキは最後の一匹をボールから出した。

「カイロスに『サンダーインパクト』!!」

ユウキはそのポケモンに聞き慣れない技を指示した。
するとそのポケモンは出た瞬間からその技を発動させた。
実際、そのポケモンはボールに出た瞬間から、姿が何なのか識別することはできなかった。
そして、気づいた時にはカイロスを横から吹っ飛ばしていた。
レアコイルはマッドショットでダウンしていた。
そのとき、ユウキの最後のポケモンが何なのかがやっとみることができた。

「まだよ!!」

ラミはモンスターボールをまた手に出した。

「ライボルト!『10万ボルト』だ!!」

10万ボルトはラミめがけて放った。
しかし、その電撃はラミの足元を狙ったらしく、地面に当たり、見えないほどの砂埃を撒き散らした。
ラミが気がついた時には、ライボルトもヌマクローも無論ユウキもいなかった。

「逃げられたわね・・・。まぁ、いいわ!次にあったとき決着をつければいいのだもの。」

ラミはそんな事を言うと、下っ端3人を従え焼けた塔を出た。






「おっそいわね!一体ユウキはどこに行っちゃったのかしら!!」

もう、日が沈みかけている。
ハルカとマサトは現在ポケモンセンターにいる。正確に言えばハルカはポケモンセンターの入口に、マサトはロビーにいる。

「お姉ちゃん!!ちょっと来てよ!」
「何よ!マサト!?」

突然ハルカはマサトに呼び出されて、ロビーに戻った。

「これを見てよ!」

マサトが指差した先はテレビだった。ロビーにはテレビがあったらしい。

「これって・・・!?」

ハルカはテレビを見た。

“現在私はエンジュシティの焼けた塔にいます!!そこで何者かが争ったという情報が入りました。詳細は全く分かりませんが、近くの人による話に寄れば、ロケット団が出ていく様子を見たということです!皆さんロケット団には注意してくださいね。では、中継を終わります。”

「ユウキ大丈夫かな・・・?」
「大丈夫よ!ユウキがそんなのに巻き込まれるわけないじゃない!!第一ロケット団なんて間抜けな集団じゃないの?それなら大丈夫よ!」

ハルカは2年前までピカチュウを狙っていた、ドジな3人組のことを思い浮かべた。

「そうかな・・・。」

マサトはあくまで不安である。
ちょうどそのときのことだった。ポケモンセンターに倒れるようにして入ってきた者がいた。

「「ゆ、ユウキ!!?」」

マサトとハルカは急いで駆け寄った。見たところによると、ユウキは所々キズだらけだった。

「ユウキ!どうしたの!?しっかりして!!ユウキ!」

ハルカは必死でユウキを呼びかける。
そんな事をしていると、周りに人だかりができてきた。
しかしハルカはそれを気にしていなかった。いや、気にしている暇なんて無かった。ともかく、必死でユウキを呼びかけた。
マサトはジョーイさんに何事かと尋ねられ、それに答えている。

「う・・・。」
「ユウキ!?」
「は、ハルカ・・・?」
「よかった!!ユウキ無事だったのね!!」

するとハルカは、いきなりユウキの顔ごとを『ギュッ』と抱きしめた。

「!!!!」

すると、ユウキは声を出すこともできず失神してしまった。

「あ、ユウキどうしたの!?しっかりして!!」
「(お姉ちゃん・・・自分がしたこと、分かっていない・・・。)」

マサトはあきれて、声をかけることをしなかった。



そして、すぐにユウキはベッドに運ばれた。
幸いケガは軽くすんだらしく、1日寝ればよくなるらしい。




「ユウキ・・・一体何があったの?」
「まさか、あの時ぶつかった人と関係しているんじゃないの?」
「・・・。」

ユウキは答えようとはしない。

「明日は、朝すぐに出発だ!いいな?」

ユウキはそれしか言わなかった。
マサトとハルカが何を言おうともユウキは答えようとはしなかった。

 

 

 

ハルカやマサトにあいつらロケット団に関わらせる分けには行かない!!
絶対に・・・。






一体あの時の気持ちは何だったのかしら?
ユウキのことがあの時凄く心配になった。
あの気持ちって一体・・・。






お姉ちゃんもユウキもぜんぜん頼りにならない。
僕がしっかりしなきゃ!!

 

 

 

その夜、三人はそのようなことを考えていた。

そして翌日ユウキの言うとおりコガネシティへ向けて、3人は歩き出した。

しかし、ロケット団の魔の手は確実に3人のみに降りかかるとは知る由も無かった。





アトザ

ハルカ:ななな・・・何よこれ!!

マサト:うわ!なんだよこれ!!

HIRO:ん?あ、それ?これは特別編のやつ。

マサト:特別編って・・・これって書くとしたら夏物じゃ・・・。

HIRO:冬に肝試しをするというところがいいだろ!?

ハルカ:却下!しかも、何で組合せがユウキとなの!?(まぁいいけど)

マサト:なんで僕だけ相手が男なんだよ!

HIRO:仕方が無いだろ!男5の女3なんだから!

ハルカ:それにこの8人中2人はまだ出てきていないキャラでしょ!!そんなの出していいの!?

HIRO:特別編だもん♪

ハルカ、マサト:こんなものはこうしてやれ!

ポニータとワカシャモの炎の渦!メモはあっさりと消滅してしまった。

HIRO:あ!!!俺の汗と涙の結晶が!!!

ハルカ:嘘ね。

HIRO:いいアイディアだと思ったのに・・・。(泣)

ハルカ:そんなに泣かないでも・・・。



ユウキ:それにしてもハルカの『あの』行動にはビックリしたなぁ・・・。

マサト:ユウキ気絶しちゃったもんね。

ユウキ:それにしても、それだけ俺のことを心配してくれたってことなのかな!?それはそれでうれしいなぁ♪(浮)

マサト:・・・。(ユウキ・・・それはお姉ちゃんに限ってないと思う・・・。)



HIRO:よし!それでは次回へ続く!!

ユウキ:ちょっと待った!魔の手ってなんだよ!!


技データー

サンダーインパクト・・・『しんそく』の雷タイプバージョン。電気をまとい稲妻のようなスピードで攻撃する。


アトガキ+α

3人の思いが交錯・・・そしてどうなるのか・・・?
うーむ・・・内容がいよいよ(自分的に)本格的になってきた気がする・・・。
ロケット団も出てきたし、ユウキのポケモン全て登場したし、マサトはバッチを三つゲットしたし、次はコガネシティ。
コガネシティといったら、いろいろな要素がいっぱいですね!特にあのジムリーダーはやっぱ欠かせませんしね!そして、映画に出てきたあのトレーナも登場!

いよいよジョウト編は波乱のコガネ編に突入!
次回のホウエン編は隕石編後編です!お楽しみに!!

 

[一言感想]

 ロケット団がへたれという印象は、ハルカの頭に根強く定着しているようで。
 あの2人+1匹に関わらず、ゲームでもそこまで恐ろしい印象は抱けなかったですけどね(ぁ)。
 ともあれ、ユウキをあそこまで追い詰めた幹部級の実力といい、油断はできないようです。

 

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