ここにバクーダ、コータス、グラエナが倒れていた。
これらのポケモンたちはどうやら体力がなくなってダウンしているようだ。
そして、マグマ団の幹部ホムラは服まで黒焦げで倒れていた。
「くそ・・・ポケモンブリーダーのエース・・・あいつは只者ではない・・・。」
その言葉だけ残し、ホムラは気を失った。
第二章 クロスストーリー
第39話 VS古代ポケモン〜最後の手段〜
「玉さえなくなれば、マグマ団もアクア団も操ることができなくなる。ですよね?アダンさん。」
エースはアダンに聞いた。
「ええ、確かそうです。その玉がある限り、古代ポケモンを操ることは可能、でもそれと同時に玉がなければ、古代ポケモンたちは自分の力を制御できずに暴れ出します。だから、制御する為にはあの玉が必要なのです。」
「いや、その他にも、制御する方法はある。」
「エースはん、だからそれは一体どんな方法何や!?」
「・・・!まさかエース・・・!」
ヒロシは気づいた。
「そう、そのまさかさ。」
「なんや?」
「グラードンとカイオーガをゲットする・・・。」
ヒロシがポツリと言った。
「そんなの無理です!あんな大きいポケモンをゲットするなんて。ましてゲットするということはバトルをしなければならないということですよ!グラードンの地震が町を破壊するくらいの力を持つのです!カイオーガも同等の力と見て間違いない!そんな方法、薦められません!」
アダンは反対した。
「いや・・・できる。これさえあれば・・・。」
ヒロシはリュックからあるものを取り出した。それは、“M”の文字が入ったモンスターボール、“マスターボール”だった。
「一体それをどこで!?」
アダンは驚いた様子でそれを見た。
「シダケタウンでデボンの社長さんから餞別としてもらったんだ。まさかこれが役に立つとはね。」
「でも、確か正確な場所に当てないとああいう大きなポケモンはゲットできないんやないか?」
「大丈夫!僕がグラードンとカイオーガのことを調べていたからだいたい分かるよ!2体とも額がスイートポイントみたいだよ。」
「どうです?アダンさん、これでも反対ですか?」
「だが、ボールは一つしかない。その一つでどうやってあの二体のポケモンをゲットするのだ?」
「あ・・・ほんまや!」
「大丈夫だ。それは俺が何とかする。ヒロシはそのマスターボールでカイオーガをゲットしろ。俺はグラードンの方をやる。」
「そんなの無茶や!」
「夜が明けるまでがタイムリミットだ。それまでは古代ポケモンたちも動かないらしいからな。」
「仕方がない。藍色の玉を壊してしまってはもうこの方法しかないようだ。」
アダンも納得するしかなかった。
「そう言えばライトはどうしたんだ?」
ナナコははっとした。
「そうや!マグマ団のリーダーにやられて湖に落ちたんや!」
「まさか・・・相当の相手でなければライトに勝つことはできないぞ。」
「あのリーダーはファイヤーを持っているんや!」
「ファイヤーか・・・。」
エースはつぶやいた。
「マグマ団がファイヤーでアクア団がフリーザー・・・まったくどうなっているんだ?」
ヒロシは頭を抱えた。
「迷っている暇はない。ナナコはライトを探してくれ。そしてまたピジョットを貸してくれ。」
「わかった!」
エースはゴンベのボールを渡し、ピジョットのボールを受け取った。
「待ちな!カイオーガをゲットなんてさせないよ!」
いつの間にかアクア団の下っ端と幹部のイズミがいた。そして、数十匹の水ポケモンがいた。
「私たちの邪魔はさせないわ!」
「ここは私が引き受けます!早く皆さんはそれぞれの行動へ!」
アダンが下っ端たちを引き受けた。
「よし、これで、終わらせるぞ!」
ヒロシはジッポにエースはピジョットに乗って二匹の古代ポケモンが待つ湖へと向かった。
いよいよ最後の戦いが幕をあけた。
「ちっ!あのコガネ弁娘、どこへ行きやがった?」
マツブサはフライゴンに乗り辺りを探していた。その時フライゴンに何かがすれ違った。
「あれは!?ピジョットとリザードン・・・あのコガネ弁娘だな!?フライゴン、『火炎放射』!」
ピジョットは直角に移動し火炎放射をかわす。だが、ピジョットに乗っていたのはエースだった。
「おい、お前は煙突山の時の・・・!?」
「エース、あいつはマグマ団のリーダーみたいだ。」
「そうだな。煙突山以来だな・・・。悪いが藍色の玉は壊させてもらった。そしてグラードンをゲットさせてもらう。」
「玉を壊しただと!?それじゃ操れないじゃないか!?・・・まあそれは置いといて、グラードンは渡さん!少なくとも俺とバトルして勝てなければグラードンをゲットするなど不可能だ!」
「じゃあやるか?ポケモンバトル。ヒロシ、先に行ってカイオーガの方を何とかしろ。」
「うん、ここは頼んだよ!」
ヒロシはエースにこの場を任せ、先に古代ポケモンの元へ向かって行った。
エースはボールを投げた。中からゴルバットが飛び出した。どちらにしろ空中であるため、フライゴンに対抗できるのは、飛行系くらいしかいない。
「ふん!ゴルバット如きで勝てるものか!やれ!クロバット!」
マツブサはゴルバットの進化系、クロバットを出してきた。当然クロバットのほうが能力が上のはずである。
「「『電光石火』!!」」
両者同じ指示を出す。電光石火は先制攻撃の技である。両者が同時に出した場合は素早さが早いほうが決まる技である。当然攻撃はクロバットのほうが先に決まると思われた。だが、電光石火は同じタイミングで激突した。
「バカな!?同じスピードだと!?」
「ゴルバット、『ヘドロ爆弾』!」
エースは連続で攻撃を指示する。
「・・・。スピードが同じでも、パワーならどうかな!?『ヘドロ爆弾』!」
マツブサも真っ向勝負。同じ技で対抗する。しかし、結果は電光石火のときと変わらず、まったく互角。一歩も譲らなかった。
「・・・。何故だ!あのゴルバット、俺のクロバットと張り合っていやがる!」
「ポケモンは育て方によって強くも弱くもなるものだ。(それにしても、勝てると思っていたのに・・・やはりマグマ団のリーダーといった所か・・・。)」
バトルは一進一退、どちらも譲らない。
「だが、能力が同じだとしても、そのゴルバットに俺のクロバットと同じ真似ができるかな!?『怪しい光』!」
「目を閉じろ。」
ゴルバットは目を閉じた。怪しい光は見なければ効かない。それは分かっていた。そして、その隙にクロバットが接近するということも。
「終わりだ!『ポイズンフレイム』!!」
「(炎系の技?)」
クロバットが出した技、炎と毒が混じった奇妙な技である。ゴルバットは避けられずまともに受けた。ゴルバットは毒と炎に包まれた。
「毒と炎の同時効果か・・・。さすがにこの攻撃はまずいようだ。しかたがない。ゴルバット!」
ゴルバットは呼ばれてエースの所へ戻っていった。
エースはゴルバットに触れた。それは何か、意志の交換みたいなことをしているようだった。手から光を出してゴルバットを包み込んだ。
「何をしているか分からないが、容赦しない!『ヘドロ爆弾』だ!」
・・・それは一瞬の出来事だった。クロバットはヘドロ爆弾を放ったはずだった。しかしクロバットは撃墜した。そして上空のほうには別のクロバット、エースのクロバットがいた。
「な!一体何をした!」
「何をしたって?『燕返し』でヘドロ爆弾を切り裂き、そのままお前のクロバットも攻撃しただけだ。」
「・・・。(いやそれよりもなぜ突然進化した!?・・・まぁいい。)なかなかやるじゃないか!だが、こいつはどうだ!?」
次のポケモンを出す。
「ファイヤーか。」
伝説のポケモンファイヤーを前にしてエースはピジョットにあることを指示した。すると、ピジョットはファイヤーから離れていった。
「逃げる気か!?そうは行かない!『火炎放射』!」
強力な攻撃がピジョットに襲いかかる。だが、ピジョットの移動能力も普通ではない。攻撃を的確にかわしていく。
「それならこれでどうだ!?『ゴットバード』!!」
力を溜めて、一気にピジョットに向かって突撃していった。
その前にエースは地面のある場所についた。そしてピジョットをボールに戻した。
「引っかかったな。『原始の力』!!」
代わりにエースはバンギラスを出した。
ファイヤーとバンギラスの真っ向勝負。だが、勝負はバンギラスに分があった。岩タイプには飛行系に技は効果が薄い。そして逆にファイヤーは岩タイプの攻撃に弱い。ファイヤーは弾き飛ばされた。
「とどめの、『グランドスマッシュ』!」
バンギラスが跳び、力を込めた拳でファイヤーを湖へとたたきつけた。やられた方はただじゃすまないだろう。案の上、ファイヤーは二撃で沈んだ。
「バカな・・・。ファイヤーがやられるとは・・・。だが、まだだ!」
「ファイヤーがやられた時点で勝負はもうついた。これ以上は止めときな。」
エースはこれ以上のバトルを止めようとした。
「まだフライゴンがいる!『大文字』だ!」
地面タイプにあるまじき攻撃をフライゴンは仕掛けてきた。
「クロバット!全ての翼から『エアーカッター』だ。」
四枚の翼から放たれたエアーカッターはうまい具合に重なり、“×”を描いた。大文字はあっけなく切り裂かれフライゴンに攻撃が命中した。フライゴンは落ちて行き、同時にマツブサも落ちた。
この技は後に『グランドクロス』と名づけられることになる。
「バカな・・・俺が負けるなんて・・・。」
フライゴンとマツブサの落ちた音がザブンと聞こえた。
「ぶっつけ本番でやってみたが・・・まだまだだな。」
エースはクロバットを戻しそうつぶやいた。
「さて、グラードンの所へ行くか。」
エースは再びピジョットに乗りグラードンの元へ向かった。
古代ポケモンのいる湖の上にアオギリはいた。
「もう少しで夜が明ける。そうすればカイオーガが目覚め、意のままに操ることができる。マツブサもまだ戻ってこないようだし、この勝負、俺の勝ちだな!!」
アオギリは笑みを浮かべ、日が昇るのを待った。
だが突然火炎放射がとんできた。アオギリは気づきそれをかわした。
「そんなことはさせないぞ!」
ヒロシがジッポに乗り追いついた。
「バカな!お前は海底洞窟で氷付けにされて動けなかったはず・・・一体どうやって脱出したんだ!?」
アオギリは驚きの顔を浮かべた。
「あの時は危なかったよ。エースがいなかったらどうなっていたことやら・・・。それより、カイオーガの復活はさせない!」
「フリーザーに勝てるものか!『冷凍ビーム』だ!」
「ジッポ、『火炎放射』!」
冷気と炎がぶつかる。ぶつかった所で爆発した。
「もう一度、『火炎放射』!」
連続で攻撃をして、今度はフリーザーに攻撃をヒットさせた。効果は抜群だ。
「(いける?もしかしたらいける!?伝説のポケモンといえど相性がよければ勝てるかも!)」
爆煙が晴れた時、平然としたフリーザーの姿があった。
「効いていない・・・?」
「その程度の攻撃で倒せるとでも思ったか?このフリーザーは意外とタフなんだよ!」
「それなれもう一度火炎放射だ!」
「二度も喰らうか!」
火炎放射をフリーザは『高速移動』でかわした。
「かわされた!?(それなら・・・)『炎の渦』だ!」
「無駄だァ!」
相手の動きを制限させる『炎の渦』さえもあっけなくかわされた。そして、フリーザーがジッポに接近した。
「終わりだ!」
至近距離でフリーザーの冷凍ビームが決まった。ジッポは氷付けにはならなかったが、ヒロシがジッポから投げ出されてしまった。
「それとこれはさっきまでの御礼だ!『吹雪』!!」
氷タイプ最大の技がヒロシに向かって放たれた。ヒロシは空中にいる。避ける術はない。だがヒロシはこのときを待っていたというばかりにニヤリとした。
「今だ!ジェリー!!」
ヒロシは唯一の水ポケモンのジェリー、ドククラゲを出した。そしてある技が発動し、フリーザーの攻撃が全て跳ね返された。
「『ミラーコート』だと!?」
突然の出来事にアオギリは反応できず、フリーザーもろともダメージを受けた。
「ジッポ、『ゴットバード』だ!!」
さらに追い討ちをかけ、ジッポ最強の技を発動させた。体が燃え上がり不死鳥の如く突撃していった。
「甘い!」
しかし、ジッポの攻撃が簡単に当たるほど甘くはなかったようだ。フリーザーにもジッポの攻撃だけをかわす余裕はあったようだ。そう、ジッポだけの余裕は・・・。
「今だ!レオン、『かみなり』!!」
レオンはいつの間にかフリーザーに引っ付いていた。
「なんだと!?」
ヒロシはジッポから投げ出される前にジッポにレオンを乗せていたのだ。そして、ジッポの攻撃が外れるのを予想して、レオンをフリーザーに飛び移るように指示した。
もちろんこの攻撃をかわすのは不可能だった。電気系最強の技を受け、さすがのフリーザーもよろけた。
「これで終わりだ!」
そして、最後にリターンしてきたジッポの『ゴットバード』がフリーザーに炸裂した。
「フリーザー!」
フリーザーは飛ぶ力を無くし、湖へと落ちた。それは、アオギリが落ちるというとことも意味していた。
そして、カイオーガとグラードンを守るものは誰もいなくなった。
ヒロシはジェリーから再びジッポに乗りカイオーガの上へと行った。
「今だ!行け!マスターボール!」
ヒロシは、しっかりとカイオーガの額にボールを命中させた。カイオーガはボールに吸込まれていった。
「カイオーガ、ゲット・・・さすがマスターボール・・・。」
「ヒロシ、大丈夫か?」
遅れて、エースもやってきた。
「カイオーガ、捕獲したようだな。」
「うん、でもエース、グラードンはどうやってゲットするんだ?」
「大丈夫。眠っている今ならこのボールで・・・って・・・!」
「あ・・・。」
エースとヒロシは声を失った。
夜が明けてしまった。そして、ヒロシたちが見たときにはグラードンが目を覚ましていた。そして町へ向かって進みだしていた。
「仕方がない。戦うしかないな。」
「エース、待てよ!グラードンと戦うなんて無茶だ!」
しかし、エースはヒロシが止めるのを聞かなかった。
エースはグラードンの目の前に来た。グラードンは目障りだと思い、『大文字』を放った。もちろんそんなのを受けたらただではすまない。下へと回避する。だが次に待っていたのはグラードンのパンチだった。しかし、その巨大な拳を弾き飛ばした。メタグロスの『コメットパンチ』だ。エースはメタグロスへと飛び移り、今度はピジョットがグラードンを撹乱した。グラードンは『火炎放射』や『ソーラービーム』で攻撃を仕掛けるが、まったく当らない。さすがにマッハ2のスピードに攻撃を当てるのは容易ではない。そこへメタグロスがグラードンへと近づき『コメットパンチ』を放った。グラードンのパンチをも弾き返すほどの威力を持つこの攻撃は、グラードンをひるませた。数回ほどこのHIT&AWAYを続けていき、徐々に体力を削りながら隙をうかがっていた。そして、次の瞬間、エースはボールを放った。体重の重いポケモンをゲットしやすくする『ヘビーボール』だ。グラードンはボールに吸込まれ、エースの手元にボールが戻ってきた。何度か揺れた後、マークの点灯がおさまった。
「グラードン、捕獲完了。」
ヒロシは、エースの鮮やかな行動にただ息を飲んで見守ることしか出来なかった。
「凄い・・・エース。」
「これで騒動がおさまればいいが・・・。」
「ともかくアダンさんのところへ戻ろう!」
結局、アダンはイズミと下っ端たちを軽く片付けて、待っていた。
一方、マグマ団の下っ端と戦っていた、エリコとトシキも駆けつけてきた。こちらも快勝だったようだ。
そして今は、夜が明け、太陽がもう少しで真南へ位置する所だ。
「エ〜ス!!!何で助けてくれなかったのよ!!」
ライトはエースを見るなり怒った。そして、エースに抱きついた。
「ごめん・・・。ライトなら、一人でも何とかなると思っていたから・・・信じていたから・・・。」
「それに私、寂しかったのよ!エースがいなくて・・・。」
「ごめん、もうライトの傍を離れないよ。」
「本当!?」
「ああ、本当だ。」
「それじゃあ、誓いのキスして!」
「ああ、いいとも。」
そして、2人はキスをする・・・。
みんなが見ているって言うのに・・・。(汗)
エリコはこれを見て安心した。そして、トシキに寄り添って耳元で何かを囁いた。そして、トシキは頬を赤くした。
その4人を無視して話は進められた。
「ところでこれからどうしようか。」
ジムリーダーのアダンを中心に、エース、ライト、ヒロシ、ナナコ、エリコ、トシキ、そしてアクア団とマグマ団の面々が集まっていた。もちろんマグマ団とアクア団の面々は拘束されて動けない状態であるが。
「俺たちは大地を増やすことを諦めない!」
「俺たちも海は増やすことを絶対必要なことだと考えている。」
マグマ団とアクア団の意見は完全に対立していた。
「そもそもなんで、そんなことを思うようになったんや!?」
ナナコが尋ねた。
マグマ団は陸を増やすことは今後の発展につながると主張し、アクア団は生みは全ての命の源でなくてはならない存在だと主張した。
「だが、そうやって今回起こしたことはこうやって、人身被害にもつながったんだ。分からないのか!?」
アダンが珍しく声を荒げた。幸い、ルネシティの建物が崩壊した程度で亡くなった人は皆無だった。
「こんなことをしてまでも、これからもそんなことを続けていくのか!?」
マグマ団もアクア団もこれ以降何も言わなかった。アダンの言うことに納得したようだった。
「それから、町の復興に協力してもらうよ。」
マグマ団とアクア団のみんなが頷いた。
その後、すぐに町の復興作業へと取り掛かった。
マグマ団とアクア団が協力したかいもあって、それは順調に進んだ。(マグマ団とアクア団はその後解散したと言う)
ちなみに、あれだけ大きな地震だっだにもかかわらず、ルネシティ以外に地震の被害は無かったと言う。
ヒロシたちはがグラードンとカイオーガの戻す場所を考えた。
元に戻した方がいいのでは?というアダンの考えでマツブサにグラードンのいた場所を聞き出した。(カイオーガは分かっているため。)
フェスティバルの後に僕達の手で戻しに行こう。とヒロシが言い出した。
そして、時は流れた。
数週間後、ポケモングランドフェスティバル、ルネ大会が開かれた。
現在ナナコが、本戦の二回戦を戦っていた。相手は喫茶店であったツキコだ。ナナコはエレキッドとキリンリキ、ツキコはコドラとブースターだ。非情にいいバトルをしていた。
ライトはナナコのバトルを見守っていた。ナナコの出番はこの日の最初だったが、ライトはこの日の最後から二番目でずいぶん時間があった。
ヒロシはツガとクスノキ館長と一緒に海底洞窟へカイオーガを戻しに行った。
そして、エースはライトの出番がくるまで暇だったので、ルネシティに少し離れたところで、技の練習をしていた。
「よし、クロバットはいい調子だ。」
“×”を描くエアーカッターがターゲットを4等分にした。カッターが交わる真ん中は通常のエアーカッターの威力の5倍以上はあったようだ。どうやら、『グランドクロス』が完成したらしい。
そしてエースは練習を終えようとして、クロバットを戻した。
「ようし、この辺で終わるか・・・。ん?誰だ?」
エースは何かの視線に気づいた。
気に何か隠れいているようだった。エースは再びクロバットを出して攻撃を仕掛けようとしたが、止めた。
「ラルトス・・・??」
「ラルゥ!」注意:鳴き声
そう、この出会いがエースをまだ知らないトレーナーの元へ導くとは、もちろん知る由もなかった。
『まだ見ぬ世界を夢見て、僕は伝説のポケモンを探し続ける!!』
アトザ
HIRO:Be ambitious!我が友よ♪冒険者よ♪
ナナコ:また歌ってる・・・。しかも、歌変えているし・・・。
エース:懲りないやつだ。
HIRO:だってこの歌、俺のカラオケの十八番(オハコ)だもん!
ライト:だからって、歌うことないじゃない!それよりも、ホウエン編がこれで終わりって本当なの!?
HIRO:ああ、一応終わり。
ナナコ:グランドフェスティバルの結果は!?
ヒロシ:グラードンとカイオーガは!?
エース:最後の俺のシーンも気になるが・・・。
HIRO:そんなにいっぺんに質問すな!それにホウエン編は最後といったが、第二章は最後だと言った覚えはない!また出すから心配するな!
ライト:じゃあ、それで全てが分かるということね。
HIRO:全てとは保障できない。それは置いといて、今回も特集コーナー行きますか!
ヒロシ:でも、もう全て紹介したんじゃ・・・?
HIRO:第二章の最終的な、4人のポケモンを紹介したいと思います!
ヒロシ・・・14歳
レオン(ピカチュウ) ジッポ(リザードン) パピー(バタフリー) クルーズ(サナギラス) ローズ(オオスバメ) ジェリー(ドククラゲ)
ナナコ・・・13歳
メガニウム エレキッド ピジョット スピアー キリンリキ
エース・・・15歳
バクフーン クロバット ゴンベ ハクリュー バンギラス メタグロス
ライト・・・15歳
バシャーモ チルタリス ブーピッグ プクリン ゴローニャ ゴルダック
ナナコ:だいぶ進化したポケモンが増えてるなぁ。
ライト:それよりも、ナナコの手持ちポケモン5匹だけど、もう一匹はどうするの?
HIRO:それは俺の気分しだい。というかもうだいたい決まっているのだが。
ナナコ:早く出すんや!
HIRO:でも、ちょっと分けありになる・・・そんな感じになる。
ナナコ:なんや、それ?
ライト:ところでエリコはトシキになんていったの?わたしたちがキスしている間にこそこそと言っていたようだけど。
エリコ:あら?やっぱり気づいていた?それはね・・・(こそこそこそ・・・。)←ライトにだけ分かるようにいった
トシキ:エリコ〜(赤)
HIRO:台本(そんなのないけど)には・・・『私にもキスしてよ!なんならあとでそれいjy・・・』(ぺチ)
エース:何言う気してんだよ。(軽く拳でパンチング)
ライト:それで、この次の話はどうなるの?
HIRO:決まっているじゃないか!もう一つの第二章だよ。それが終わるまで、君達はお休みだよ。
ライト:それじゃ、早く終わらせて、私たちを登場させてよ!
HIRO:努力します・・・。
マサト&ユウキ:次回はジョウト編!
ハルカ:私たちが活躍するかも!!
技データー
ポイズンフレイム・・・マツブサのクロバットの技。毒と炎が混じった気味の悪い攻撃。毒と火傷のどちらかの効果を発動させる。タイプは毒と炎という2タイプを持つ。(でも、そうなると鋼タイプはどうなるのだろう?(蹴))ポケモンカードゲームにあった技である。
グランドスマッシュ・・・エースのバンギラスの技。岩のような硬い拳で、地面にたたきつける技。タイプは岩。
グランドクロス・・・エースのクロバットの技。4枚の翼から繰り出されるエアーカッタ−が“דのように描き攻撃する。交わった部分は5倍以上の威力があるという。ポイズンフレイムと同様ポケモンカードにあった技。
アトガキ+α
ホウエン編終了。とはいうものの、まだ続きがあります。それはジョウト編が終わってからですが。
ポケモンカードの技というのは、本当に使えますね。名前から想像を膨らまして、実際に出してみるのは面白いことです。
それにしても、最終的にヒロシはポケモンマスターになるってことよりも、伝説のポケモンを捜し求めるトレーじゃーハンターみたいに思えるのは僕だけでしょうか?まさに、この第二章のホウエン編のヒロシはそんな感じじゃないかな?と思います。
そして、次回からは舞台が変わるので、頭も切替えて書いていきたいです。では。
[一言感想]
エース×ライト、すっかりラブラブカップルですね……。
いちゃつきは2人っきりのときにたっぷりt(ry
マグマ団やアクア団との戦いも、一件落着と相成りました。
エースもヒロシも、見事な戦いぶりで敵リーダーを撃破。
どっちも強くなりましたね(エースは元から強い印象ありましたが)。
残る謎についても気がかりですが、とりあえず次はジョウト組の活躍に期待しましょう。