追い込まれたマサトの三匹目のポケモンは鳴き声とともに飛び出した。

「ヤールキ!!」注意:鳴き声
「ジュプトルじゃなくて、ヤルキノモ!?」

予想が外れ、ハルはがっくりした。

「ヤルキモノ!頼むよ!」
「ヤルゥ!!」

ヤルキモノは調子がよく、気合が入っていた。

 

 

 

第二章 クロスストーリー
第41話 JUNCTION<舞曲(ボレロ)>〜VSトキオ〜

 

 

 

「ヤルキモノ対ミロカロス、始め!」
「『ハイドロポンプ』よ!」

ハルは容赦なく先制攻撃を仕掛ける。だが、そう簡単には当たらなかった。右へ左へとヤルキモノはフットワークを生かしかわしていった。

「『ブレイククロー』だ!!」

ヤルキモノが攻撃範囲に入った所でマサトは指示を出した。
ミロカロスはかわせず、まともに攻撃を受けた。

「ミロカロス、『自己再生』・・・」
「ヤルキモノ、『挑発』だ!!」

挑発されて、ミロカロスは回復ができなかった。さすがにハルは焦った。その隙をマサトは逃さなかった。

「『メガトンキック』で決めるんだ!!」

ヤルキモノは跳び上がり強烈なキックをミロカロスの顔に決めた。ミロカロスも反撃しようとしたが、ヤルキモノと太陽が上手く重なり、狙いが定まらなかった。

「ミロカロス、戦闘不能!ヤルキモノの勝ち!」
「(やるわね・・・でも、最後の一匹まで私は諦めないわ!)行くのよ!リザードン!」

ハルは再びリザードンをフィールドに呼び戻した。だが、背中の翼は凍ったままで飛べそうに無い。そんな中審判がコールをつげた。

「ヤルキモノ、近づいて接近戦に持ち込むんだ!」
「リザードン、『火炎放射』の連続攻撃!ヤルキモノを近づけないで!」

両者の指示の内容はまったく正反対だ。マサトのヤルキモノは特殊攻撃が少ない。一方、ハルのリザードンは物理攻撃が少ない。こうなるのも無理は無かった。
その結果、体力が有り余っている、ヤルキモノがリザードンの火炎放射をかわして、射程距離に入った。ある程度接近すれば、火炎放射は撃てない。

「『ブレイククロー』だ!」
「『ドラゴンクロー』よ!」

威力は互角だった。そして、リザードンがヤルキモノに顔を向けた。即座にハルとマサトは反応した。

「顔に『燕返し』だ!」
「そこで『火炎放射』よ!」

指示を先に出したマサトの攻撃が先に決まった。燕返しを顔に受けたリザードンはあさっての方向に火炎放射を放った。
ヤルキモノはそのままたたみ掛けるように攻撃をしようとするが、リザードンが負けじと尻尾でヤルキモノを弾き飛ばした。
さすがのヤルキモノも不意打ちを受け、後方へと飛ばされた。

「今よ!最大パワーで『オーバーヒート』!!!!」

先ほど戻した為、威力は戻っていた。いや、それ以上だった。特性『猛火』でパワーアップした炎がヤルキモノに襲い掛かる。

「ヤルキモノ、『こらえる』んだ!!」

ヤルキモノは防御の体制をとった。その体制でリザードンの灼熱の炎を受けた。
リザードンが炎攻撃を止めると、体力ギリギリで立っていたヤルキモノがいた。

「もう一度、『オーバーヒート』よ!!」

ハルはもう一度指示した。連続で使用すると攻撃が落ちるが、ヤルキモノの残りの体力を奪うには容易いと考えた。

「もう一度、『こらえる』!!」

こちらは連続で使用すると、隙が出る。だが、何とか、攻撃を耐え抜いた。

「『火炎放射』よ!」
「かわすんだ!」

スピードを生かし、攻撃をかわした。

「(リザードンもヤルキモノも後一撃受ければ終わりね・・・このまま攻撃を仕掛ければこっちが勝てるわ!)『火炎放射』よ!!」

だが、リザードンの動きが止まった。リザードンは苦しんでいるようだった。
マサトはその様子を見て不敵な笑みを浮かべた。

「(この様子は・・・麻痺状態!?・・・もしかしてギャロップの『飛び跳ねる』のせい!?)」

マサトはこのときを狙っていた。

「接近しながら、『シャドーボール』!そして、『ブレイククロー』・・・・・『シャドーブレイク』だ!!」

シャドーボールを腕に纏い、リザードンの腹に攻撃を叩き込んだ。
リザードンは攻撃を受け、倒れこみ、気絶した。

「リザードン戦闘不能!ヤルキモノの勝ち!よって勝者マサト!!」
「やったー!」

マサトは飛び上がった。

「(・・・『飛び跳ねる』の追加効果に気づかなかったことが敗因ですね・・・。そう言えば、最初のアメモースの『冷凍ビーム』のとき・・・あの時も動けなかったわ・・・。・・・私もまだまだですね・・・。)」

ハルは反省をしつつ、リザードンを戻した。

「(きっとマサト君なら、カオルコさんにも勝てるでしょう・・・ということは・・・)」

そして、ハルはマサトに近づいた。

「私の代わりに決勝トーナメント、がんばってくださいね。」
「え!?でもまだ、僕もう一試合残っていますけれど・・・。」

その問いにハルは答えず、微笑みながらフィールドを去っていった。



その後、マサトはもう一人の相手、カオルコをも倒し決勝トーナメントへ進出した。





★★★

「随分と賑わっているわね。」
「ああ、そうだな。」

ラグナとユウナは宿舎から離れて街中にいた。現在、大会中ともあって、出店などが出ていて結構にぎやかだった。

「それにしても、あなたが探しているターゲットはどうやらこの大会には出ていなかったようね。」
「ああ。決勝トーナメントで確認したがいなかった。あいつの実力ともなれば、確実に予備選は突破するはず。そして、決勝トーナメントにもな。だが、いないということは出ていないということになる。」
「まったく私たち4人は本当にわけありなメンバーよね・・・。・・・!!」
「ん?どうした。」

ラグナはユウナが、手を握り締めているのを見た。その目線の先には、警官の姿があった。

「そう言えばお前は警察が嫌いだったな。」
「そうよ!大切なもの全てを奪った警察を私は許さない!」

ユウナは唇をかみ締めた。

「(大切なもの・・・家族を警察によって奪われた悲しみか・・・。確かに、俺よりこいつはハードな人生を歩んでいるかもな。)」

ラグナとユウナは歩いていると、露天の裏側に出た。そこには一人の少年の姿があった。少年は木によりかかり何か考え事をしているようだった。

「よう、ハルキ!いいポケモンをスナッチできたか?」

ラグナは少年、ハルキに気軽に話し掛けた。
ハルキはラグナに話し掛けられて初めて気がついた。

「いや、スナッチはしていない。ずっとここで考え事をしていた。」

ハルキはラグナの方を見ずにぶっきらぼうに答えた。

「どうも気が乗らない。」
「そうか。だが、それじゃ、そのスナッチマシンはただの飾りか?もっと活用しろよ!オーレ地方の元スナッチ団のボス、ヘルゴンザの右腕だったんだろ?」
「そんなこともあったな。」

ハルキはこうして話を逸らし続けた。

「まあいい。気が乗ったらスナッチしろよ。そうすれば、少しは組織に貢献できるんだからよ!」
「気が乗ったらな。」
「ともかく俺は、このジョウトリーグに出たついでに優勝を頂いてやる。」
「勝手にすれば?」

興味なさそうにハルキはあさっての方向を見た。

「それじゃ、また後で。」

ラグナとユウナはこの場所から離れていった。
ハルキはまだ考え事をしていた。ふと、ハルキはボールの中からポケモンを出した。エーフィとブラッキーだ。

「俺は、スナッチ団を抜けたときから、自分の生きる意味を探してきた。そして、オーレ地方で彷徨っていたとき“あの女”にであった。そして、バトルしたが、そのときは互角だった。そしてその女は言った。」
“その力をポケモンたちを助ける為に使って!”
「その言葉通り俺はシャドーと敵対した。そしてスナッチャーとしてダークポケモンをスナッチ続けた。だが最後のダークポケモンをスナッチし終えたとき俺の目標は再び失った。そこへまた“あの女”が姿を現した。俺は俺のやり方で自分の生きる意味を探すと言い、再びバトルしてあいつのポケモンをスナッチした。そして、オーレ地方を飛び出し今日に至る。この組織に入ったのはいいが、俺はこれからどうすればいいだろう?意味も無くスナッチを続けていくべきなのだろうか・・・?」

ハルキはエーフィとブラッキーに尋ねるが首を傾げるばかりであった。





@@@

マサトは本戦のフィールドに立っていた。そこで決勝トーナメントが行われる。一回戦のフィールドは岩のフィールドだった。
決勝トーナメントからは6対6のフルバトルである。
そして一回戦が始まったのだが、マサトの相手は緊張のあまりぎこちなく指示してばかりでろくな指示もできなかった。でも、相手のポケモンたちはそんなトレーナーを気遣って一生懸命カバーしようとした。
だが結局の所、マサトはジュペッタ、アメモース、ジュプトルの三匹だけを使って勝ったのだった。
マサトは勝利のガッツポーズをした。そのときに一滴の汗がこぼれを落ちた。

「マサトやるかも!!これならマサト、優勝できるんじゃない?」

ハルカは弟の活躍に目を見張った。

「果たしてそうだろうか?相手が緊張して力を出し切れなかっただけかもしれない。それに・・・」
「それに・・・何?」
「いや、なんでもない。」

ユウキはそこまで一時ながら口を紡いだ。





###

丁度同時刻のポケモンセンター

そこで、決勝トーナメントの対戦表を見ていた青年がいた。その青年は首にグレーのスカーフを巻き、パープルのポロシャツ、黒のジーンズを穿いていた。そして、腰にP☆DAを身に付け、メガネ・・・いや、サングラスをかけていた。
ポケモンセンターの中でサングラスかけているやつってどう考えてもおかしいって。(蹴)
それはともかくその青年はトーナメント表を見ながら唸っていた。

「どうやら、ヒカリさんもヒロトもこの大会に出ていないようだなぁ・・・。」

そして、青年は溜息をついた。

「せっかく、ノースト大会の借りをヒカリさんに返そうと思っていたのに。」

もう一度彼は深い溜息をついた。
そしてふと現在映し出されていた試合を見た。

「ん?よく見ると、この試合で勝った方が俺とやるのか?で、勝者は・・・トウカシティのマサト?まだ駆け出しのトレーナーか。」

トーナメント表は試合が終るとすぐに表示され、次の試合の予定がコンピュータによりはじき出されてた。そして、早くも決まった二回戦の組合せとは、

“マサト対トキオ”

「ま、とりあえず出るからには勝たないと。」

トキオはポケモンたちをジョーイさんから受け取り宿舎へと戻っていった。





♭♭♭

丁度トキオと入れ替わりに、彼はポケモンセンターへと来た。トーナメント表を見に来たようだ。

「次の対戦相手は、マサムネ・・・。そして、準決勝があのメガネの少年かさっき入口で見かけたサングラスのニーちゃん・・・。試す価値はありだな。」

彼はパソコンを起動した。そして、今まで大会やジム戦で使っていたポケモンをどこかへ転送した。そして新たに9つのボールを取り出した。
そして彼はマントを翻してポケモンセンターを後にした。





@@@

「やぁ!マサムネ!」
「おぉ!マサトか!」

一回戦が終わった後、マサトとマサムネは偶然街角であった。

「緒戦は余裕勝ちだったな。」

そこにユウキもいた。

「ああ!楽勝だべ!メタグロスたちが気合でがんばってくれたからな!」

マサムネの口癖は『気合だ!』である。まさにその通りでこれまでのバトルは粘り強く勝ってきたのだ。

「それにしてもマサトもなかなかやるじゃないか!」
「僕も楽勝だよ!何せ優勝候補のハルさんにも勝ったんだから!」
「確かにあのハルさんを倒したのは大きいべよ!でも、おいらは負けねぇよ!」
「じゃあ、マサムネ、準決勝で会おうよ!ところで、マサムネの次の相手って?」
「ああ、それがリュウヤっていう奴なんだ。でも、ジム戦とかは、ガーディやモココなどで戦っているみたいだ。予選リーグも、結構苦戦しているみたいだから、たぶん楽勝だべ!そっちは?」
「まだ見ていないよ。どっちにしたって僕が勝つもん!」
「そうか。じゃあ、また後で!」

マサムネは町の中へと消えていった。そして、再びマサトとユウキは街中を歩き出した。

「なぁ、マサト。」
「何?ユウキ?」
「次から俺がベンチコートしてやろうか?」

突然の申し出にマサトはこう言った。

「遠慮しておくよ!僕一人で戦うんだ!実際フィールドにいるのはトレーナーだけなんだ!コーチなんて必要ない!それに緒戦も楽勝だったし!」
「果たしてそう言えるかな?」
「なに!?」

マサトはユウキの方を見た。

「緒戦のとき実は緊張で指示が上手く出せなかったんじゃないのか?」
「・・・。」
「まぁ、今回は相手も緊張して駄目だった見たいだからポケモンたちの力で勝てたみたいだけど、次からはそうは行かない・・・」
「うるさい!僕一人でやるったらやるんだ!誰の力も借りない!!」

マサトは一人街中へ走っていった。

「・・・。(マサト・・・。)」

ユウキはジム戦を制覇した時から、マサトに何か違和感があると感じていた。それは、さっきの話を聞いて分かった。

「・・・。(あいつ・・・大丈夫か・・・?)」

ユウキは走るマサトをただ見つめていた。だが、それが思わぬ展開に導くことになるとはユウキ自信知る由もなかった。





翌日、マサトは本大会のフィールドにいた。
準々決勝一回戦の組み合わせは“マサト対トキオ”だ。
会場は賑わい、激戦の予感させた。
そして、マサトはフィールドの真ん中に立ちトキオと向き合った。

「よろしく!悔いのない戦いをしよう。」

トキオはサングラスを取り、握手を応じてきた。試合慣れしているようで堂々としていた。

「よろしくお願いします!!」

マサトもちゃんと握手に応じた。ユウキに指摘されていたほど今回はさほど緊張を感じていなかった。
位置に着くまでにシャッフルが行われた。その結果、マサトが先攻になった。

「よし、頼むよ!アメモース!」

マサトの一匹目はアメモースだ。

「いけ!ヘルガー!」

それに対して、トキオは炎タイプのヘルガーをフィールドに出した。

「それでは試合開始!」
「アメモース、『ハイドロポンプ』だ!」

ヘルガーの弱点を突くように攻撃の指示を出した。

「ヘルガー、『火炎放射』!」

一方、トキオは真っ向からハイドロポンプに対抗した。火炎放射とハイドロポンプがぶつかる。基本的にはハイドロポンプが相性面からいって押すはずである。だが、じりじりと火炎放射のほうが押し始めていた。

「アメモース、最大パワーで『ハイドロポンプ』だ!」

そう指示するものの、結局、ハイドロポンプと火炎放射の押し合いが続くだけだった。しかし先にトキオが動いた。

「攻撃を止め!かわして、『火炎放射』だっ!」
「アメモース、『水の守り』でガード!」

アメモースは対ハル戦で見せた技『水の守り』を発動させた。その力はリザードンのオーバーヒートも防いだことで実証済みだ。炎攻撃はこれで防げる。マサトはそう確信していた。
だが、ヘルガーは火炎放射をせず、普通に攻撃を仕掛けてきた。アメモースは、避けることができずまともに攻撃を受けた。

「(え!?どうして!?相手は『火炎放射』って指示を出したはずなのに!)」

ヘルガーのたたきつけるような攻撃はアメモースを地面へと降下させた。そのときに水の守りもはじかれてしまった。

「そこだ!!『火炎放射』!」
「アメモース、『ハイドロポンプ』!」

ジャンプ中の狙い撃ちでアメモースに攻撃がヒット。ハイドロポンプは間に合わず、わずか二撃でアメモースはダウンした。

「く!つぎ!」

アメモースの変わりに出したのはヤルキモノ。ヘルガーは物理攻撃に弱いことを考えての選択だ。

「『みだれひっかき』だ!」

出して早々、接近戦を仕掛ける。だが、ヘルガーはヤルキモノと上手く間合いを取っていた。ヤルキモノよりヘルガーのほうが素早さが上の為、ヤルキモノは近寄ることができない。

「『影分身』から『火炎放射』!」

トキオは容赦なく攻撃を仕掛ける。ヤルキモノを影分身で取り囲み、火炎放射がヤルキモノを襲った。ヤルキモノはなんとかこらえた。

「『燕返し』だ!」

火炎放射の隙を狙っての攻撃だった。『燕返し』は必中技だ。よほどの状況やハイレベルなバトルでない限りかわされることはほとんどない。確かにヘルガーに攻撃が命中した。だがそのときヤルキモノに2倍のダメージが返ってきた。ヤルキモノはダウンした。

「『カウンター』!?・・・ヤルキモノ!立つんだ!」

マサトの声も虚しく、審判がヤルキモノの負けを宣言した。
次にモココを出すが、マサトはがむしゃらに攻撃を指示して、その結果、ヘルガーに面白いようにかわされ、一撃も当たらなかった。
それとは反対に、ヘルガーの攻撃は『シャドーボール』を中心にじりじりと削っていき、最後は『オーバーヒート』でダウンに追い込んだ。
そのまま、ブレイクタイムに入った。

「(こんなはずじゃない!こんなはずじゃない!!・・・僕の力はこんなものじゃない!!!)」

マサトは一つの言葉を反芻していた。そして、焦っていた。





「マサト・・・このままじゃ負けちゃうよ・・・。」
「そうだな。」
「あのトキオさんのヘルガー、強いかも!」
「確かに強いけど、マサトが倒せないレベルではない。」
「え?どういうこと!?実際は負けているじゃない!」
「そうだな。」
「説明してよ!ユウキ!」
「はっきりいうと、マサトは力を出し切れていない。ただそれだけさ。」

でもそれって・・・?とハルカが尋ねる所でブレイクタイムが終った。

「僕は負けない!行け!ジュペッタ!」

マサトはぬいぐるみポケモンのジュペッタを投入した。

「ゲンガー!いって来い!」

今度はゴーストタイプ同士の対決となった。

「ジュペッタ、『影分身』から『シャドーボール』!」

さっきのヘルガーを彷彿させるような影分身を今度はジュペッタが披露した。そして、連続でシャドーボールを仕掛ける。だが、トキオは正確な方向を指示し、シャドーボールをパンチで粉砕させた。

「ゲンガー、『サイコキネシス』!」

念動波を発動させ、周りにあった影分身を一気に消し去った。その中に、本体もいて、吹っ飛んだ。

「ジュペッタ!最大パワーで『シャドーボール』!」

今度は今まで放った以上に大きなシャドーボールを放ったが、ゲンガーはあっさりと回避した。

「とどめの『シャドーパンチ』!!」

避けることなどできず、ジュペッタはもろにうけ、ダウンした。

「(あのゲンガー、特殊攻撃、攻撃力、スピードがいずれも高い・・・。でもこいつがいる!!)グラエナ!行け!」

そして、速攻でグラエナに攻撃の指示を出した。
一方トキオも『かみなり』で対抗した。
だが、『かみなり』は命中しなかった。
まず、グラエナのシャドーボールが決まり、そして、『噛み砕く』が攻撃が決まり、ゲンガーはダウンした。

「よし!」

だが、次の瞬間、グラエナも倒れた。

「え!?何で・・・?」
「危ない・・・『道連れ』、成功してよかった・・・。」

トキオは一瞬のうちに『かみなり』の指示後に『道連れ』も指示していた。

「くっ・・・(僕は・・・僕は・・・負けない!!)」

マサトは唇をかみ締めて、最後のボールを放った。
状況はトキオ5匹、マサト1匹・・・。
このままマサトは負けてしまうのか・・・?つづく



アトザ〜シロガネシティライブバージョン2〜(謎)

ハル:どうも!ハルです!

トキオ:皆さん久しぶり!トキオです!あぁ!やっと出番がきた!

ラグナ:にしても、俺の活躍はまだなのか?

ユウナ:最後に出番があるらしいわよ。

ユウキ:こんなに登場人物が増えて、この先進んでいけるのか?

マサムネ:まったくその通りだべさ!

ハルキ:何とかなるんじゃないか?まぁ、俺の活躍があればそれでいい。

ユウナ:でも、ハルキの話はだいぶ先だって聞いたわよ。なんか、外伝で書くつもりらしいけど、設定上、第3章が終ったあたりが丁度いいんだって。

ラグナ:HIROのやつ、まだ2章も終っていないのにそんなこと考えていていいのか?

ハルキ:まあいい。期待せずに待っていようか。



ハルカ:今回の話ってあまり私出てないかも・・・。

ユウキ:大部分がバトルだったしね。会話のシーンがほとんどない。

カオルコ:ところで私のバトルシーンはないのですの?

マサト:そうみたいだね・・・。

トキオ:ところで俺はハルキに見覚えがあるんだが・・・

ハルキ:そう言えば、俺もトキオが誰かに似ているような気がしてならない・・・

HIRO:スト――――ップ!!これ以上喋るな!トキオとハルキ!!

トキオ&ハルキ:何で!?

HIRO:もちろんネタバレになるからだ!!

マサト:でも、実際HIROってネタバレするのが好きなんだよね?

HIRO:それをいうなよ!ともかく、今回は、マサト、ハルカ、ユウキ、マサムネ、そしてトキオのパーティ完全版だ!



マサト・・・10歳
ジュプトル ヤルキモノ グラエナ ネイティオ ギャロップ アメモース ジュペッタ モココ

ハルカ・・・12歳
ワカシャモ アゲハント エネコ フシギソウ ゴンベ 後は不明

ユウキ・・・12歳
ヌマクロー キルリア トロピウス ソルロック ライボルト ホエルオー

マサムネ・・・13歳
メタグロス ウインディ グライガー ハガネール キリンリキ ラグラージ

トキオ・・・16歳
? ジュゴン ゲンガ― エアームド ヘルガー ガルーラ

一言メモ・・・設定はこうなっているが、イメージ的にマサムネよりもユウキの方が少し年上のような気がする。



HIRO:いやぁー6年前(第一章)まではあんなに小さかったのに大きくなったなぁ!

トキオ:なんだかその話しかたすっごく嫌だぞ!

マサムネ:ところでトキオの最後のポケモンってなんだ?“?”になっているけど。

HIRO:それは次回のお楽しみ♪第一章を読んでいる人なら見当はつくと思うよ。

ユウキ:それにしても、後の人物紹介はどうするんだ?なんだかまだいるみたいだけど?

HIRO:え?

ユウナ:残っているわよ。

ラグナ:俺もな。

ハルキ:ああ。

HIRO:ありゃりゃ・・・まあいいや!その他はそのうちやるから。では次回!

ハルキ:勝手な奴だ。

マサト:あと、もうひとつ!何でトキオはヘルガーに『火炎放射』を指示したのに、攻撃をしなかったの?

トキオ:それは秘密だ!

HIRO:実は、トキオはあの一言で、技を使い分けていたんだよ。『火炎放射』といえば普通に、『火炎放射だっ』って言えば、フェイントで『だましうち』という風に・・・。名付けて、『火炎放射だっ・・・ましうち』。

ユウキ:駄洒落かよ!!



技データ

シャドーブレイク・・・マサトのヤルキモノが使用。シャドーボールとブレイククローの合成技。タイプはゴースト。威力はなかなかのものである。ちなみにこの話が初登場でなく、35話の時、シードのネンドールに使用した技でもある。



アトガキ+α

ユウナ、ラグナの紹介はまだお待ちください。特にユウナとラグナはふか〜い過去があるので。
ちょっと今回はハルキについて話しましょう。
彼はオーレ地方出身のトレーナー。そして、モデルとなっているのはもちろん、ポケコロのストーリーモードのレオです。ただ、名前をハルキとしているだけで、性格、服装はほぼ同じです。
そして、“あの女”という人物も出てきましたが、それはもう皆さんの想像通りです。ただ違うのは、彼女もポケモンスナッチャ−になるということだけです。まぁ、その話は外伝で・・・ということになるのですが・・・。そして、その彼女にはさらにもうひとつ裏設定があります。それも、外伝で明らかになります。

さて、本編では、マサト対トキオ戦がクライマックス!
そして、その大会で起こりうることとは・・・?
鍵を握るのは一体誰だ!?(何)
以下、次回に続く!

 

[一言感想]

 ハルキの特徴と、連れポケモンから、ポケコロ主人公が元になっていることはすぐ分かりました(笑)。
 ラグナとユウナについても、今後が気になりますね。
 そして、あともう1人……。
 マサトは少々、冷静さを欠いてしまっております。
 今までが順調だった者が、よく陥るケースですね。
 もっとも、これを乗り越えることで1つの成長とも成り得る訳ですが。

 

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