ざわつく歓声。
たくさんの観客たち。
ここ・・・コンサートホールは熱気と活気に満ち溢れていた。
ある者はペンライトを片手に振り回し、あるものは奇声を上げて、コンサートの主役が来るのを待っていた。
ジャジャーン!!
すると、エレキギターの音が鳴り響き、観客たちはその奏でる主を探した。
そこにいたのは金髪で180cmのまさにギターリストと呼ばれるような男がいた。
「♪いやっほー!今日も壮快だぜー!」
突如歌い始める青年。
はじめ、観客はブーイングを投げつけるが、やがてそれは少しずつ変わって言った。
「♪どんなに遠く離れたって〜俺は時空さえも超えていく〜。だから、待っていろよBABY!可愛い〜可愛い〜俺のCLAZYGARL!!」
独特な歌声と特徴的なテンポが観客に伝わっていく。
歓声はブーイングから、好意的なものに変わっていき、そして、演奏が終わった時には拍手が響き渡っていた。
青年は舞台裏に下がってエレキギターをケースにしまった。
「やぁ!モトキ君!お疲れ様!」
このコンサートの主催者と思われる男がモトキという青年に労いの言葉をかける。
「君が間をつないでくれたおかげで助かったよ!!これはほんのお礼なんだけど・・・」
男が封筒を差し出すが、一貫と拒否してモトキは受け取らなかった。
そして、そのまま外へ出て行った。
”皆様長らくお待たせしました!!”
会場ではアナウンスが流れる。
それと主に客は一斉に沸きあがる。
”トップアイドル・・・『ゴットカーナー』の登場です!!”
キャーキャーわーわーと先ほどのモトキの時の歓声の3倍はあったという。
「モトキ!どうだったでヤンスか?」
突然喋りかけてきたのは、人間ではない。
何せ、彼の周囲には誰一人、彼を見ている人はいないし、彼に話しかける様子はない。
そう、声の主は彼の背中のギターケースの先端に止まっている一匹のペラップだった。
「♪だから〜〜、トランも来れば良かったのに〜」
モトキはノリの良い口調でトランというニックネームのペラップに話しかける。
「オイラは人がいっぱいいるところがヤでヤンス」
「♪とりあえず〜楽しかったぜ〜!やっぱり〜歌はおーぜーの前で歌うとサイコ〜だぜ!」
「モトキ・・・これからどうするでヤンス?家に戻るでヤンスか?」
「♪どうするって〜?トラン〜そんなの決まってるじゃないか〜!Let’s ろじょ〜ライブ!だ・ぜっ!」
「ほんとモトキは歌うのが好きでヤンスね・・・」
実はコンサートはもともと引き受けてやっていたわけじゃない。
モトキが勝手にコンサートに潜入して、前座を買って出たのだ。
だが、そのほとんどが失敗で、今回のように前座でも歌えたというパターンは稀に見るケースなのである。
いつか、モトキは大きな舞台で歌いたいとも思っているが、一番の目的は歌う事であって、観客がどんなに少なくても、もしくはいなくてもいいのである。
それくらいモトキは音楽を愛していた。
「だけど・・・オイラ疲れたでヤンス!今日は帰りたいでヤンス・・・」
「♪そう言うなって〜」
トランをがっしりと掴み、軽く睨みつけるように言うモトキ。
トランはため息をついた。
次の時、トランはモトキの後ろである現象を目撃した。
「モトキ!!後ろ!!見るでヤンス!!」
「♪何だ〜?」
仕方がなく促されて振り向くと、後方100メートル先に『ゴットカーナーコンサート』と書かれて装飾されて吊り下げられている物のうち、『ゴ』という文字が少しずつずれて落ちそうになっていた。
その下には何か考え事をしている女性が1人。
ふとしたとき、その『ゴ』という文字は女性に引き付けられるように落ちていった。
彼女はそれに気がついたが、もう遅く、何も出来なかった。
目を閉じて屈み込んで少しでも当たったときの衝撃を和らげようとするだけだった。
だけど、それが彼女に当たる事はなかった。
「・・・えっ!?」
目を恐る恐る開けてみると、彼女は地面から離れていた。
とは言うものの、エスパーポケモンの超能力で浮いているわけではない。
横抱きに・・・通称お姫様抱っこという形で抱き上げられていた。
自分の元いた場所には『ゴ』という文字がずっしりと地面にめり込んでいた。
「♪大丈夫か〜?」
「へっ・・・?」
ふと二人の視線が交錯した。
その時、同時に感じたこともない感触が心の中をかき乱した。
「っ!!・・・た、立てるか?」
「!!・・・え。・・・ええ・・・」
彼女は降ろしてもらって、服装・・・セーラー服を直していた。
しかし、彼らの視線はどちらも明後日の方を向いていた。
「モトキ〜?大丈夫でヤンスか?」
「トラン・・・ああ。大丈夫だ」
「・・・あ、ええと・・・ありがとう」
彼女が慌てた様子でお辞儀をすると、モトキも合わせて意味もなくひょこりと頭を下げた。
「ふぅ・・・行くか。トラン」
「モトキ?」
ぎこちなく、すたすたと立ち去っていくモトキにトランは首を傾げたのだった。
短編2
序曲〜始まりのうた〜
1
「ねーねー!イチゴねーちゃん!ちょっといい!?」
幼女の柔らかい声が空気に伝わる。
その女の子は、イチゴという姉のエプロンの裾を引っ張っぱる。
「ちょっと・・・カエデ・・・待ってなさい。今、夕食を作っているところなの」
ここは台所。
ガスコンロが3つくらいあり、冷蔵庫も2つ、食器もかなりの数が置いてある。
どうやら、かなりの大所帯らしい。
イチゴと呼ばれる女性は20歳前後で、カエデと呼ぶ女の子は大体10歳くらいだった。
「あー本当だ・・・いー匂い・・・。・・・!! そうじゃなくて!モトキにーちゃんが!」
「モトキがどうかしたの?」
「様子が変なの!!」
妹のカエデに引っ張られて、仕方がなく持ち場(台所)を離れ、モトキの部屋へ行くイチゴ。
そこでは、窓の淵に座り、ギターを弾いているモトキの姿があった。
「・・・いつもと同じじゃない?」
「違うよ!私の目に間違いはないもん!絶対何かあったんだよ!」
「・・・あ・・・♪どうした?カエデ?」
モトキが呼びかけるが、カエデは兄を一瞥すると、姉に任せてそそくさと部屋を出て行ってしまった。
「・・・?」
「あなたの様子がどこか変だというから、カエデが心配していたのよ?」
「そうか・・・カエデにはわかっちゃったかな・・・」
普段とは変わって落ち着いた口調で話すモトキ。
いつもの音楽口調はどこへやらである。
「姉ちゃん・・・俺がこの家を出るって行ったらどうする?」
「えっ?いきなりどうしたの?」
落ち着いた様子でモトキのベッドに腰掛けるイチゴ。
「・・・・・・もしもだ。俺がこの家を出て行くとしたら、姉ちゃんはどうする?」
「・・・・・・それは・・・」
「もちろん、わかっているさ。この家を継ぐのは長男の役目なんだって。だけど・・・・・・」
なんとなく察したようでイチゴは尋ねる。
「どんな娘なの?」
「・・・・・・わからない。一目あっただけなんだ。だから、名前も知らない」
「・・・・・・それならまだいいじゃない。そんなに深く考えなくたって。夕食にしましょう。もう少しで出来r」
「イチ姉ェ!!変な匂いがする!!」
「えっ!?大変ッ!!火をつけっぱなしだったわ!!」
先ほどとは違う男勝りの女の子の声がして慌てて、イチゴはモトキの部屋を出て行った。
「♪愛してる。愛してる。そんな言葉では語り告げられないこの感情。君に伝えたい。AGAIN AND AGAIN・・・」
ギターを弾きながらモトキはそう呟いたのだった。
2
人が大勢集まる中、1人の少年が現れた。
ここはどこかのホールの中。
「これから、ジムリーダーの昇進試験を始めます!」
そうアナウンスがされると、少年は表情を引き締めて構えた。
一匹目のテッカニンをまずグライオンがハサミで切り裂きKO。
二匹目のオニゴーリは『とんぼがえり』で返ってきたところをエンペルトに代えてメタルクローで止めを刺す。
三匹目のドガースは煙幕を撒き散らしながら襲い掛かってくるが、冷静に煙幕を払い、ハイドロポンプで迎撃。
四匹目のマタドガスも同じようにハイドロポンプで倒してしまった。
五匹目のガバイトが砂嵐をしたのを見て、シャワーズに交換。そして、雨乞いをして一気に波乗りで相手を調子付かせなかった。
最後のポケモンはヌオーで水攻撃が効かないポケモンだった。
だが、グレイシアに交換して、吹雪であっという間に倒してしまった。
「試験者の勝利!ここにファイアを新たなハナダジムのジムリーダーとして認めることとします!!」
観客は盛大に盛り上がり、新しいジムリーダーの誕生を祝福したのだった。
その夜・・・家に戻ってきたファイアは夕飯を食べ終えて部屋でゆっくりしていた。
「さすがファイアね!」
そこへ、ガールフレンドのリーフが部屋に入ってきて話をし始めた。
「でも・・・大変だったよ。正直に言ってかなり緊張した」
「ううん!でも私はファイアなら絶対試験に合格できるって信じていた!」
「リーフ・・・いつもありがとう・・・」
「え?」
「こんな俺を応援してくれて・・・支えてくれて・・・」
「支えるだなんて・・・。私はそんなにたいしたことは・・・していない・・・よ?」
少々俯き気味にファイアに言うリーフ。
それは照れ隠しか、それとも赤くなった頬を隠すためか、いずれかだった。
「これからは・・・カスミさんに代わってジムを開くのでしょう?」
「ああ。そのつもりさ!これからもいっそうに頑張んないとな!そう・・・父さんに近づくためにも・・・」
「ファイア・・・」
やがて、話すことがなくなったのか、場はシンと静まり返る。
部屋にはファイアとリーフの二人っきり。
そのせいか、二人の心拍数は上昇して行った。
ここで、彼らを邪魔するものは何もない・・・・・・はず?(ェ)
「リーフ・・・」
「え?何・・・?」
ファイアは呼びかける。
でも、それだけでファイアは言葉を繋ごうとはしない。
ただ、リーフを見つめていた。
「ファイア・・・?」
だけど、その均衡は破られる。
ファイアがゆっくりと手を伸ばしてリーフの肩を掴む。
一瞬肩をビクッとさせるが、ゆっくりとファイアに引き寄せられる。
そして、唇を近づける。
一方のリーフも顔を赤くして、ファイアの背中に手を回した。
そして・・・
「アッツいわね!」
ムードはぶち壊される。(ェ)
「「っ!!」」
突然の女性の声に二人は離れて彼女を見る。
そこには、ブルーのタイトスカートに赤と白のチェックのシャツ。そして、濃いブルーでストレートの髪型をした大人びた女性がいた。
「あ・・・アクアさん」 「お姉ちゃん・・・」
アクア。
ファイアの初恋の相手であり、リーフの姉である。
「そーゆーことするのはいいけど、ここはHT規格に合格していないからダメよ」
「アクアさん・・・HT規格って何ですか?」
「わかる人だけわかればいいのよ」
「そんな・・・あいまいな・・・」
説明しよう!HT規格とは・・・
「しなくていいわよ!」
だって、語句を出したからには説明しないと・・・
「いいからナレーションを続けなさい」
えー・・・まあいいけど・・・。
と言う訳で、アクアが突如出現した。(ぁ)
「お、お姉ちゃん?一体どうしたの?」
突然の彼女の登場に戸惑う妹リーフ。
「ちょっとね。近くまで寄ったもんだから、どうしているかなって。とりあえず・・・ファイア、ジムリーダー試験合格おめでとう」
「あ・・・ありがとうございます」
「と言う訳で、私は出て行くけど、ほどほどにしなさいよ」
というと、アクアは去っていった。
「・・・お祝いの言葉だけ言って行っちゃった・・・・・・」
「・・・お姉ちゃん・・・本当に何をしに来たの・・・?」
全ては謎である。(ェ)
3
翌日。ハナダシティのファイアに祝いの言葉を送ったアクアはとある場所に来ていた。
「よく来てくれたな。アクア」
「ええ。呼ばれれば来ますよ。テツマさん」
テツマと呼ばれる男は、白髪の50代と思えない腕っ節の強そうな髭を生やしたオヤジだった。
「今日は何の集まりですか?」
「実はメンバーに加わりたいと言う奴が来たんだ。アクアはそやつらを試してやれ。入って来い」
テツマが呼びかけると、金髪の青年とオレンジ色の髪の少女が姿を現した。
「♪ど〜も!ギターリストのモトキだぜ!」
「こんにちは。アロマのお姉さんで妹のハナです」
1人がやかましくギターを弾きながら歌っているのに対し、女の子の方は律儀にペコリと頭を下げて自己紹介をした。
「(へぇやかましいけどイケメンのモトキと・・・)」
グリーンのジーンズにブラウンのジャケットをラフに着こなす顔も美形のモトキはアクアにとってもイケメンに見えるらしい。
「(大人しく優しい心を持っていそうなハナね・・・)」
真っ白のフリルがついた可愛らしいワンピースにオレンジ色の髪のハナは優しく見えるらしい。
それはやはり、服装が白く可愛らしい笑顔を持っていたからであろう。
「(・・・それにしても兄妹に見えないわよ)」
アクアの第一印象はそんな感じだった。
そして、この二人が兄妹に見えないことは、大抵の人が同じ意見を持つことだろう。(ぁ)
「オイラはペラップのトランでヤンス!」
そして、ずっとモトキの頭にいたトランも自己紹介をした。
アクアも自己紹介をした。
「テツマさん・・・。試すと言っても・・・どうすればいいんですか?」
「簡単なことよ」
テツマに尋ねるアクアだったが、メガネを掛けた聡明な女性から答えは返ってきた。
「カンナさん?」
カンナ。
かつて、四天王として君臨し、カントーを襲撃した一人であり、また、ナナシマのロケット団襲撃の事件でも活躍したと呼ばれる氷使いの女性である。
しかし、それも昔のこと。
今ではこのメンバーに加わっていた。
「あなたが加わった時の試験で試してみたら?その子たちが実力を持った子達かを調べるため・・・」
「あの時の試験・・・・・・」
「♪あの時の試験〜?」
「あの時の試験ですね」
上からアクアが思い出すような口調でいい、モトキが歌いながらいい、ハナが知らないくせして知ったような風に言う。
「ほう・・・それがいい。それなら、レベルアップのために、”あいつ”も連れて行け!きっと経験の足しになるはずだ!」
「は・・・はい」
アクアはモトキとハナを見た。
「♪た〜のむぜぃ〜」
「お願いします」
二人は快活と暢気な口調でそう言った。
あまりにも個性的なペースのせいで彼女は少し頭を悩ませたという。
4
モトキが気になった人か・・・。
一体どんな人なんだろう?
私たちは安易に他人を好きになってはならない。
私たちには大変な宿命がある。
それをモトキはわかって言っているのだから、よほどその人に惹かれたのね。
私たちにはどの世界へも入り込むことが出来る特殊な力を持っている。
その力を使って、様々な世界に入って救助や任務をこなしていた。
でも、そんな力を必要とする者は最近徐々に減っていってきている。
もしかしたら、私たちの仕事も潮時なのかもしれない。
この『どの世界に入り込むことができる力』はある条件を満たすと消えてしまう力・・・。
その一つに恋をすると力が消えるという話を父さんから聞いたことがある。
原因は解からない。
でもきっとそれは他の世界に影響を与えないためのものなのかもしれない。
父さんもある時、母さんと出会って、結婚をして、私たちの家(せかい)で私たちを産んだ。
そのために、父さんも母さんも2人の出会った世界へしかいけなくなってしまった。
そして、全ての任務を私たち姉弟に任せるようになった。
長男は家(せかい)を守るためにこの家を継がなくてはいけない決まり・・・。
だけど、救助や任務が必要とされなくなっている今、そのようなルールを守らなくていいのではないかと思う。
それに、もしモトキがその子と一緒になりたいといった場合は私がこの家を継ぐべきだと思う。
この家(せかい)が私は大好きだから。
今日からモトキと妹のハナがティブスへ任務のために出かけていった。
私の勘ではこの任務は恐らく大変なことになると思う。
でも、きっとあの二人なら成し遂げてくれるはず・・・。
モトキ・・・あなたは好きなようにやりなさい。
音楽に打ち込むのもいいし、好きな人と一緒になるのもいいし・・・。
とにかく私は応援するわ・・・。
5
「試験は『鋼の洞窟のメタルコートを取って来い』ですか・・・・」
「♪ま〜何とかなるだろっ」
テツマに言われた4人のメンバーは鋼の洞窟の前にやってきた。
鋼の洞窟とは・・・カントー地方のどこかにあるメタルコートが取れる洞窟である。
もちろん、ゲームにはそんな場所はありません。
レベルはチャンピオンロードレベルと考えてくださいな。
その4人のメンバーの中で1人だけぶるぶる震えている者がいた。
「は、はじめてきたけど・・・な、中は真っ暗だね・・・」
白の短パンの下に膝までのスポーツスパッツに長袖の黄色のセーターを着こなしている。
その少年は見るからに中に入るのを怖がっていた。
「エレキ、ビビッてないで行くわよ?」
アクアが無理矢理エレキの背中を押し込む。
ヒィーと言って、仕方がなくエレキは入っていく。
エレキの髪はダークグリーンで髪型が前髪が眼の辺りまで隠れるくらい長い。
その髪型のせいでより引っ込み思案の性格が引き出されているような感じがしてならないとアクアは以前から思っていた。
一度切った方がいいんじゃないかと進めたが、こっちの方が僕はいいんだとエレキは譲らなかった。
そんな二人を見てからモトキとハナも入る。
「ちょっと前が見えませんねぇ(ズズッ)」
どこからか取り出したか、ハナは『シズオカのお茶』という物を飲んでいた。
「ハナ・・・またお茶を飲んでるでヤンスか?」
「だって・・・美味しいじゃないですか(ズズッ)」
「場所を考えて欲しいでヤンス」
「♪ハナ〜」
トランと話していたハナだったが、モトキに呼ばれるコクッとハナが頷き、チリーンを出してフラッシュを繰り出した。
すると、あっという間に洞窟は明るくなった。
「ちょっと待って!そんなことしたら・・・!!」
「♪え?」「はい?」
アクアが止めると、凄まじい数のゴルバットが襲い掛かってきた。
「先に言っておくべきだったわ・・・。ここはゴルバットたちの気性が荒いところなの!だから、フラッシュを使わないで進むしかないのよ!」
「♪まぁ〜なんとなるよな?トラン?」
「モトキはいつも迂闊でヤンス!」
ギターの先端に止まっているトランはため息をつくと飛び上がり、強烈なエアスラッシュをお見舞いした。
すると、ゴルバットたちは風の乱れに戸惑い、隙が生じた。
そこでモトキはある物を取り出した。
傍から見ればポケモンナビゲーション(ポケナビ)に似ていし、Wiiのヌンチャクにも見える。
だけど、モトキがそれを振ると、スティックが伸びる。
それはまるでラジオのアンテナのようであり、指揮者の棒のような物である。
「♪行くぜッ!キャプチャ〜ON〜!!」
モトキがノリノリで言うと、コマみたいなものが飛び出した。
いや、そのコマは誰にも確認できなかった。
圧倒的な速さで腕を振りぬくとあっという間に、十数匹いたゴルバットたちを大人しくさせてしまった。
「な、何が起きたの!?」
ゴルバットに襲われて隅っこで怯えていたエレキは何が起こったかわからなかった。
しかし、アクアはモトキの持っているそのアイテムを見て言った。
「・・・モトキ!?あんたキャプチャ・スタイラーが使えるの!?」
キャプチャ・スタイラーとはポケモンレンジャーがポケモンと気持ちを通わせて仲間にするアイテムである。
ただ、それはフィオレ地方にしか、しかも、ポケモンレンジャーしか持つことが出来ないものといわれている。
「♪ま〜ちょっとぐらいなら〜できるさ〜」
その隙に彼らは先に進んで行った。
そして彼らは2階に下り立った。
「鋼の洞窟って何階まであるんですか?」
ふと、ハナはアクアに尋ねる。
「ここはそんなに深くないわ。3階程度よ」
「で、でも・・・1階だけでもかなり広かったよ・・・」
最後尾を歩くエレキはすでに疲れていた。
「しっかりしなさい」
「ヒィー・・・」
アクアに促されてとぼとぼ歩くエレキ。
「♪んッ〜?」
「お兄さん・・・どうかしました?」
モトキが足を止めたことに気づいたハナはその先を見た。
そこには数匹のモンスターの群れが行く手を塞いでいた。
ユンゲラーやゴーリキー、ゴローンと言ったポケモンたちである。
「♪アクアさん〜。アレどうすればい〜ですか〜?」
「もちろん、どうにかして進むのよ」
「♪そっか〜ど〜にかか・・・」
腕を組んで考えていたかと思うと、何かを思いつき、脚を一歩踏み出す。
「(モトキが・・・)」
「(も、モンスターボールを取った・・・!?)」
そして、彼は言った。
「♪それじゃ、ハナ任せた」
「モトキはやらないでヤンスか!?」
トランにツッコミを入れられながらも、モトキはモンスターボールをバスケットボールを人差し指に乗せてくるくる回すようにして遊んでいた。
中にいるポケモンは目が回らないのだろうか?
ちなみに、今更な説明だが、トランことペラップはサトシのピカチュウみたいにいつでも外に出ているタイプなのである。
だから、モトキのボケにはいつもトランが対応しているのである。
「わかりました」
「ちょっと!モトキは本当に戦わないわけ!?」
「♪そ〜だぜ!」
アクアの反論もなんのその。
終始一貫としてモトキはマイペースを貫き通す。
「いくら何でも、ハナ1人じゃ、あの数はきついでしょう!!」
「♪大丈夫〜後ろで応援歌を歌っているから〜」
「そんなんでいいわけ!?」
「ぼ、僕も戦うよ!!」
「エレキ!?」
さすがに女の子一人を戦わせる訳には行かないと、エレキが前に出る。
いつもはネガティブなヘタレにもかかわらず、果敢に突っ込んでいった。
「る、ルージュラ!お願い!!」
冷凍ビームを打ち出すが、あっさりと回避されてしまう。
そして、ゴルバットやら、ゴローンやら、ゴーリキーやら、ユンゲラーたちが襲い掛かってくる。
「し、しまっ・・・」
ゴローンの攻撃を避けようとして足を滑らせて、飛ばしてきた岩が腹に命中する。
さらに、ゴルバットのエアーカッターがエレキを襲う。
「エレキ!!」
「♪だいじょ〜ぶか?」
「あらら・・・」
「う・・・うぅ・・・」
ルージュラも倒されて、エレキ自身も相当の傷を負ってしまった。
しかし、なお野生のポケモンたちは襲いかかろうとしている。
「それ以上はいけませんよ?」
すると、ハナがにこやかな笑顔でエレキの前に立っていた。
「ハナ!!危ない!!」
アクアが危惧するのも無理はない。
エレキのときと同じく野生のポケモンの一斉攻撃だったのだから。
だが、ハナは怯んでいなかった。むしろ余裕さえ感じられる。何より、片手には先ほどのお茶があった。
逆にその余裕とハナの笑顔で野生のポケモンたちは一瞬動きを止めてしまった。
「あら・・・どうしました?かかってきていいのですよ?(ズズッ)」
笑顔で言いながら、再びお茶をすするハナ。
意を決したか、野生のポケモンたちはハナに襲い掛かる。
だが、その攻撃はハナに触れることすら叶わなかった。
一匹の凄まじい風がその野生のポケモンたちを全て吹き飛ばしてしまった。
蝶の姿をしたポケモンのバタフリー。
まさにハナが持っていそうな優しそうなポケモンである。
「・・・!!・・・まさか今のは・・・『吹き飛ばし』!?」
「はい♪エレキさんの治療の邪魔になるので引っ込んでもらいました」
「え?治療?」
おもむろにエレキの近くに座ると、ごそごそとバタフリーと何かをしていた。
「何をしてるの?」
「ハナは凄いでヤンスよ!?バタフリーの粉を自在に使って傷薬を作ることができるでヤンス」
「へぇーやるわね」
大人数のポケモンたちにも怯まない精神力。
それらを返り討ちにする強さ。
さらにポケモンの力を使った応用。
アクアはハナの力に関心を抱いていた。
「大丈夫ですか?エレキさん」
「ううん・・・」
エレキの手を握り、意識を確かめるハナ。
やがて、エレキは目を覚ました。10秒にも満たない時間でである。
「気がつきました?」
「はっ・・・僕は・・・・・・あっ!!!!」
ハナが自分の手を握っていることを知ってや否や飛び起き上がるエレキ。
その顔はかなり赤い。
「それだけ元気があれば大丈夫ですね。それでは先に行きましょう」
相変わらず太陽の笑顔で先を歩くハナ。
「あんた、何顔を赤くしてるのよ」
「へ、へ?え、ええ!?あ、赤くしてなんかいないよ!!」
「♪いや〜赤くなってたぜ〜!もしかして〜ハナに惚れたのか〜?」
「あんた、彼女がいるくせにいいのかしら?」
「♪へぇ〜エレキ〜彼女いるんだ〜」
「そうそう、エアーっていう天然な」
「や、やめてよ・・・(泣)」
アクアとモトキの苛めにあって半べそ気味のエレキ。
そんなことがありながらも、2階を無事に通り抜けていった。
「あんたの妹は末恐ろしいわね」
「♪なんか言った〜?」
「あの度胸といい、能力といい、あんたの妹は素晴らしい素質を持っているわ」
「♪ま〜な〜。なんて言ったって俺の妹だぜ〜」
「それはきっと関係ないでヤンス」
「私もトランに同意だわ」
「♪アハハッ〜」
やがて階段を下り終えて、いよいよ最下層の3階に辿り着いた。
「ここにあるメタルコートを取ってくればいいのですよね?(ズズッ)」
「そうよ」
アクアは頷くけれども、表情は少し硬かった。
「どうしました?(ズズッ)」
「いえ、なんでもないわ」
お茶を飲みながらもアクアの様子が少し変わったことに気づくハナもある意味凄い。
「(もし、私の時と同じだったとしたらここに・・・・・・)」
アクアの予感は間違っていなかった。
「♪トラン〜」
「ヤンス!」
ビュッ!!
ブワッ!!
「え?」
刹那。
エレキはまったく感づかなかった。
そうアクアでさえ、気づくのが少し遅れていた。
何かが『氷柱針』をアクアたちに向けて放ったことを。
しかし、その攻撃はトランが見事にエアスラッシュの風圧で相殺してしまった。
「なかなかの実力ね。突然の不意打ちにもまったく動じないなんてね」
「誰かいるでヤンス!」
「♪誰かって〜トラン〜本拠地で会っただろぅ〜?」
「へ?」
「モトキお兄さんの言うとおりです。カンナさんですね?」
「あら・・・いとも簡単にばれちゃったわね」
すると、カンナが暗闇から姿を現した。
「ど、どういうことですか!?」
「あなたたちを試したのよ。少なくても、この洞窟を突破できるほどの実力を持たないものじゃないと、私たちのメンバーに加わることなんで許されないのよ」
「♪それじゃあ〜なんでエレキは入れたんだ〜?」
「エレキはアクアの強い要望があってね。特別によ。そして、最後の試験は私とのポケモンバトルよ?」
「なるほど。そういう訳だったのですね(ズズッ)」
「♪さいこ〜だなぁ〜」
「何が最高でヤンスか!?」
「モトキ、ハナ・・・言っておくけど、カンナさんの実力は本物よ?私でも勝てるかどうか・・・」
「アクアさんがそれだけ言うということはきっと強いんでしょうね(ズズッ)」
「お茶飲みながら言うと、まったく危機感を持ってないように見えるでヤンスよ(汗)」
「さぁ、かかってきなさい」
「♪ハナ〜任せたぜぃ!」
「またでヤンスか!?」
相変わらず、妹に任せるモトキ。
「出来るなら、モトキ・・・。あなたが私と戦いなさい。ハナの実力はさっきの2階の騒動で大体わかっているの。あなたの実力をまったく見てないわ」
「♪え〜仕方がないなぁ〜」
少しテンションをダウンさせて渋々前に出るモトキ。
「♪トラン〜『ハイパーボイス』〜」
「ヤンスー!!」
大きな声で攻撃する音の技である。
カンナはヤドキングを繰り出して防御をした。
直撃をしたにもかかわらず、それほどダメージは受けていない。
「あら?そんなものかしら?だとしたら拍子抜けね。ヤドキング!」
サイコキネシスがモトキたちを襲う。
しかし、トランがそれを受け止めてモトキへの攻撃を防いだ。
「モトキには指一本触れさせないでヤンスよ!!」
「♪そんなわけで、『エアスラッシュ』!!」
「ふふ・・・」
しかし、先ほどの氷柱針を相殺したこの攻撃もヤドキングには届かなかった。
光の壁で受け止めたのである。
「♪あ〜効かないのか〜♪」
「今度はこちらから行くわよ!ヤドキング!ルージュラ!『吹雪』!!」
息を吸い込んで2匹の強力な吹雪が洞窟全体を吹き付けた。
「さ、さ、さ、寒い・・・」
「さすが・・・カンナさんね・・・(ブルブル)」
ブルブルと震えるエレキとアクア。
「なんだか眠くなってきちゃいました・・・」
「ハナ!?寝ちゃダメよ!?」
この状況下で眠気に襲われるハナ。
「♪いい風だ〜」
「いい風なんでヤンスか!?」
この状況下で平然のモトキ。
反応はそれぞれである。
「♪だけど暖かい方がいいなぁ〜トラン〜例の技〜行ってくれ〜♪」
トランは頷いて、大きく息を吸い込んだ。
そして、一気に大きな声を放出した。
「ヤ―――ン―――ス―――♪♪♪」
するとどうだろうか。『ヤ』『ン』『ス』『♪』×3の形をした物理的なものがカンナたちに向かって炸裂した。
ルージュラとヤドキングに炸裂。
だが、カンナはかろうじてかわしていた。
「凄い技ね・・・。文字を飛ばすなんて・・・」
「♪トランのオリジナル技〜『トランペットラップ』だ〜♪」
「その技のネーミングはどうよ・・・」
アクアが技名に突っ込む。
「(だけど・・・凄まじい威力だったわ・・・。まさか、吹雪を押しのけて一撃でカンナさんのヤドキングとルージュラを倒すなんて・・・)」
「わっ!エレキが凍ってるでヤンス!!」
やや小さい声でトランが言う。
まさに、エレキは氷漬け状態。
「しっかりしなさいよ!!」
「でも、まだ、終わってないわよ」
カンナはパルシェンを繰り出した。
「このポケモンで終わりにしてあげる」
「♪終わり〜?終わりなんてないのさ〜。世界は〜回る〜そう、全ては円になって回るだけなのさ〜」
「こんな時にそんな哲学的なことを言っても説得力無いでヤンス・・・ゴホッ、ゴホッ」
「トラン?」
咳き込むトラン。
「この技を使うと、声が出しにくくなるでヤンス・・・」
「その症状は、カラオケで歌い続けるのと同じ症状なのです(ズズッ)」
新しいお茶を出して飲み始めるハナ。
「モトキ!!気をつけなさい!そのカンナさんのパルシェンは強いわよ!!」
「♪そ〜か?行くぜ〜?」
すると、モトキが繰り出したのは一匹のポワルンだった。
「ポワルンね・・・。天候を変化させなければいいことよ!!パルシェン!!『とげキャノン』!!」
ドガガガガッ!!
硬い突起物を放ちまくるパルシェン。
それは何のためらいもなくモトキとポワルンに放たれたが・・・
ズドンッ!!
「!?」
とげキャノンがどのようにして弾き返されたか、ましてパルシェンが吹っ飛んだか、確認が出来なかった。
音がしたかと思うと、パルシェンは大きなダメージを負っていた。
だが、かろうじて戦える状態ではあった。
「な!?何をしたの?!」
「♪何って〜『ウェザーボール』だけど〜?」
「(とげキャノンを弾きながらパルシェンに当てたこの技がウェザーボールですって!?どう見ても別次元の技よ!?)」
「♪それなら〜ポワルンの真骨頂行くぜ〜天候は『スコール』!!」
そういうと、洞窟内にもかかわらず、雲が立ち込めてきた。
しかし、ただの雲ではない。電気を纏った黒い雲・・・雷雲である。
すると、一斉にして落雷が落ち始めた。
もちろん無差別に。
アクアやカンナは慌てて落雷をかわし始めた。
「モトキ!!あんた、何迷惑な技を使ってくれてるのよ!」
「♪わりぃ〜でも、この一撃で終わるから〜待ってて〜」
「(来る!?それにしても、あのポワルンの姿・・・見たことないわ!)」
ポワルンは4種類の姿が確認される。
太陽、雪雲、雨玉、そして、ノーマルである。
だが、今、モトキのポワルンがなっている姿は額に雷マーク、太鼓を背中にくくりつけた姿だった。
「♪『ウェザーボール』だ〜!!」
チュドーーーーーーンッ!!!!
そして、洞窟は爆発した。
「♪わりぃ〜!洞窟壊しちゃったぜ〜♪」
「あんた、やり過ぎよ!!」
パコパコモトキの頭を叩くアクア。
彼らは洞窟を脱出していた。
「エレキさん?大丈夫ですか?」
「・・・(気絶)」
「きっと、火で炙れば、目を覚ましますよね(ズズッ)」
「ハナ!何危険なこといってるでヤンスか!」
すっかり声が元通りになったトランがハナを突っ込む。
「(モトキとハナ・・・。この二人・・・凄まじい強さを持っている。私たちの戦力になること間違いないわ・・・)」
考え込んでいたカンナがモトキとハナに手を差し伸べた。
それを4人と1匹が見る。
「私がテツマさんに言うわ。モトキとハナ・・・あなたたち二人をメンバーに入れることを。よろしくね。二人とも」
「はい。よろしくお願いします」
「♪おうよ〜♪」
ハナとモトキが頷く。
「大変なことになりそうね・・・」
「・・・(気絶)」
「あんた(エレキ)は早く起きなさい!!」
「ぐふっ!!ヒィー!!」
蹴られて、目を覚まして、速攻逃げるエレキ。
こうして、アクアの大変な一日は終わったという。
6
モトキとハナがメンバーに加わって、だいぶ日が経ったある日のこと。
「モトキ!エレキは知らんか?」
このメンバーの中でも最年長者であるテツマがモトキを呼んでいた。
「♪知りませ〜ん」
相変わらず、ギターを片手に話すモトキにテツマはしかめっ面をしていた。
要するにやかましいらしい。
「我輩が喋っている時ぐらい真面目に話しせい!!」
「♪話してますよ〜」
ギターを背中に背負ってもそれは変わらない。
それがモトキクリオティー。
「まぁいい・・・。モトキ。お前、エレキを探しに行って来い」
「♪何かあったんですか〜?」
「最近・・・よからぬ噂が流れているのじゃ。もしかしたら近々、我輩たちは襲われるかもしれない。だから、あいつを探してきてくれい」
「♪他の人に頼めばい〜じゃないですか〜。ほら〜あの最近入った”あの2人”とか〜」
「”あの2人”は、アクアと一緒に人探しをしておる。それに我輩はお前に頼んでいるのじゃ」
テツマはモトキを鋭い眼光で睨む。
「♪ま〜ま〜そんなに張り詰めないでくださいよ〜。わかりました〜」
ひょうひょうとモトキは引き受けて、外に出て行こうとした。
だが、1人の男がモトキの前に立っていた。
年は30代くらいの暗そうな男だった。
「俺はお前を信用したわけじゃねぇ。何でテツマさんがお前なんかを仲間に入れたかが不思議だぜ」
「♪まぁ〜シラフさん〜理由なんてどうだってい〜じゃないですか〜」
「どうでもいいだと・・・?それなら、お前は何のためにこのメンバーに加わった!?」
「♪い〜じゃないですか〜」
「怪しいんだよ!信用できねえんだよ!・・・まあいいさ。そのうち俺がお前らの化けの皮を剥いでやる・・・」
すると、シラフはその場から姿を消してしまった。
「(何の為・・・か・・・)」
「モトキ?どうしたでヤンスか?」
「いや・・・なんでもない。♪さ〜さっさとエレキを探してきますか〜」
「・・・ヤンス?」
何か違和感のあるモトキに首を傾げるトラン。
そして、彼らは外へ飛び出していた。
目的か・・・
そんなこと考えたこともなかった・・・
ただ、歌っていれば幸せだと考えていた・・・
でも、あの人と出会って、考えが少し変わった気がする・・・
あの人にもう一度会いたい・・・
そして、ありのままの自分を打ち明けたい・・・
それがどんなことになろうとも・・・
それでいいよな?イチゴ姉ちゃん・・・
だが、その運命の再会はじりじりと迫っていたことをモトキは知らない。
アトガキ
最初に・・・前回の短編1とはまったく違う時間軸にあります。
短編1がWWSの4年後だったのに対して、こちらはWWSの2年後・・・つまり、DOCと大体同じ時間軸になっています。
そして、このお話はいずれDOCに繋がっていく・・・?
そう思われても問題ありません(何)
今回の話はWWSのキャラを全く出てこない話になりました。
しかし、他のECとかPFとかに(どちらも他のサイトで掲載)出てきているキャラたちです。
別に、読まなくてもわかるようにキャラを書いているので問題はありませんが。
さて、本編(DOC)の方も頑張んないといけませんねぇ。
[一言感想]
イーブイタウン(管理人:だいす けんさん)
Magic of a Dream(管理人:夜波雪さん)
とりあえず、HIROさんの別作品掲載サイトさんを紹介しておきます(ぇ)。
いくら正義の組織といったって、人間本来の感情を殺すことは難しい。
というより、個人的には殺すべきではないと思ってます。
感情を殺すことは表面的には強さになりますが、その実は脆く弱いものと考えるからです。
その意味では、モトキには自分の思った通りの行動をしていってほしいですね。