「ピカカー!!」
ピカチュウが崖先で叫んだ。主人が落ちてしまって自分の力ではどうにもならないことは分かっていた。
「へっ!よわよわやな!」
ロケット団幹部のエドはセリフを吐き捨てた。そして、ジュカインとスターミーを戻そうとしたそのときだった。一匹のドラゴンポケモンが崖の下から飛び出し上空へと舞い上がった。
その背中には、さっき落としたはずのトレーナーが乗っていた。
「しぶといやっちゃな!」
そのドラゴンポケモン、フライゴンは上昇したスピードで下降した。その勢いで、乗っていたトレーナーはフライゴンから投げ出されて、地面に投げ出された。フライゴンはまだスピードの制御ができなかったようだった。
「いたたたた・・・。もうちょっと制御してくれ・・・フライト・・・。(そう言えば、こんな夢・・・あったような気がする・・・。)」
「フラッ♪」
外伝3 記憶を無くしたトレーナー(後編)
場所は雷の島。ロケット団の下っ端があちらこちらで気絶していた。
しかし、幹部のエドとその部下である中将バリーが、ホロの・・・いや、ヒロトの前に立ちはだかった。
シゲルは先ほどまでバリーにやられ気絶していた。
「けっ!何度やっても同じや!やれ!ジュカイン、『リーフブレード』!!スターミー、『捨て身タックル』!!」
コガネ弁で気の短いエドは速攻で攻撃を仕掛けた。
「それはどうかな!?シオン!!」
「ピッカ♪」
ピカチュウ・・・シオンは呼ばれてすぐさま、ヒロトの前に立った。ヒロトは記憶喪失でポケモンのニックネームも忘れていた為に、名前で呼ぶことはなかった。そのため、シオンは名前で呼ばれたことがとてもうれしかった。
すぐに攻撃を指示しようと試みたが、ジュカインとスターミーのスピードは並みのレベルではなかった。
そのため、ヒロトたちはまず間合いを取る事が先決だった。
「逃げても無駄や!」
「(切り返しが速い!なら・・・。)」
ヒロトはシオン以外にもう一匹ポケモンを出した。そのポケモンは緑色でまるでカマキリのようで羽を持っていた。
「スピードで勝負だ!シオン、フロル、迎え撃て!」
「(ワイにスピードで勝負を仕掛けるだやと!?この“高速のエド”と呼ばれたワイに・・・。)」
ジュカインがリーフブレードでヒロトをきりつけようとするが、フロルが鎌で受け止める。そこからつばぜり合いが始まった。一方シオンは尻尾を光らせ、スターミーの攻撃を弾き飛ばした。『アイアンテール』だ。
「シオン、『10万ボルト』だ!!」
シオンは切り返しが早く、スターミーを吹っ飛ばした次の瞬間にはもうヒロトの指示を待っていた。ヒロトの指示に従って、10万ボルトをスターミーに叩き込み、気絶させた。
「ちっ、役立たずめ!!」
「シオン、ジュカインに『電光石火』!」
エドはスターミーを戻すのに気を取られ、ジュカインのことがおろそかになっていた。シオンが突っ込み、ジュカインは多少なりダメージを受けた。
「この野郎!!ジュカイン!生意気なピカチュウに『リーフブレード』!!」
「フロル、『かまいたち』!!」
フロルの鎌から風の刃が放たれ、ジュカインを切りつけた。ジュカインはこれに怯み、ピカチュウへの攻撃を止めてしまった。
「『銀色の風』!!」
そして、最後の攻撃が決まり、ジュカインは吹っ飛ばされ気絶した。
「なめやがって!!」
エドは2匹を戻しながら次のポケモンのボールをつかんだ。
「エド様、俺に任せてください!!ポリゴン、オニゴーリ、やれ!!」
「ネイル、フライト!!」
「ポワ!」
「フラッ!!」
ヒロトはシオンとフロルをもどし、代わりに傍にいたフライトとポワルン、ネイルを前に出した。
「フライゴンは氷が弱点だろ!?そんなのわかってんだぜ!!オニゴーリ、フライゴンに『冷凍ビーム』!!ポリゴン、ポワルンに『電磁砲』!!」
「フライゴン、『電磁砲』を受け止めて『火炎放射』!!ネイルは『にほんばれ』!!」
ネイルが天候を晴れにしたおかげで、フライトの炎の威力が上がり、オニゴーリの冷凍ビームを押し切ってしまった。しかも、ネイルにやった電磁砲はフライトがブロックした。地面タイプのフライトに電気技は無意味だった。
「今度はこっちからだ!フライト、『破壊光線』!ネイル、『ウェザーボール』!」
「ニャロ!ポリゴン、『トライアタック』!!オニゴーリ、『絶対零度』!!」
だが、オニゴーリの絶対零度は放つことはなかった。その前にネイルのウェザーボールが炸裂したからだ。当然の如くダウンした。
しかも、フライトがポリゴンの攻撃を押し切り、一気に勝負を決めた。
ポリゴンはバリーを道連れにして海まで吹っ飛んだ。
「まだやるか!?」
ヒロトはフライトとネイルを戻し、エドをにらみつけた。
「(この任務しくじるわけにはいかへんのや!)テッカニン!!」
エドは再び、テッカニンを出した。
「こいつでお前を八つ裂きにしてやる!!」
「まだやるか・・・。(しかも、こいつはさっきのテッカニン・・・。厄介な奴だ。なら・・・。)シオン!!」
ヒロトも再び、シオンを出した。
「テッカニン、ピカチュウなんかに構うな!!動き回りあいつだけを狙って攻撃しろ!」
「シオン、『高速移動』であいつの動きについていけ!」
テッカニンはやはり速かった。だが、シオンの高速移動のスピードでテッカニンの後ろについて行った。テッカニンが攻撃も仕掛けるものの、ヒロトは確実にかわしていた。
「シオン、そのまま『スピードスター』!!」
「(いったいこいつ何者や!?崖から落ちる前と別人や!!)テッカニン、本気のスピードを見せたれ!」
シオンは自分の毛をむしりとってそれを吹き飛ばして攻撃する。それは星となってテッカニンを襲う。だが、かわされた。さらにテッカニンがスピードを上げたのだ。そして、テッカニンは見えなくなった。
「テッカニンの特性『加速』!所詮ピカチュウ如きがスピードで勝てるわけがないんや!!」
「シオン!そのままのスピードで走りまわれ!!」
「無駄や!ワイのテッカニンは最強や!・・・!?なんや!?」
だが、徐々にテッカニンのスピードは遅くなっていった。そして、テッカニンが見えるようになるにはそう時間がかからなかった。
「一体何をしたんや!?」
「『高速移動』をしながらの『電磁波』・・・名付けて、『電磁線』だ。高速スピードで弱い電気を放つことにより電気の糸をひくことができる。それは数秒で消えるが、動く範囲が広く、かつ、スピードが速いテッカニンなら確実にかかる。そういうことだ!」
「それがどうした!あいつに『燕返し』!」
「シオン、『電撃波』!!」
攻撃は最大の防御。エドは撹乱を止めさせ、ヒロトに攻撃させた。でも、それはシオンの絶対精度を誇る攻撃、『電撃波』によって阻止された。
ちなみにシオンの『電撃波』は昔(5年前)はただの集束された電撃であったが、今のシオンの電撃波はさらに集束、圧縮され、レーザーのような攻撃だった。簡単に言えば、威力も命中率も上がったということだ。
「マルマイン!『かみなり』をぶちかますんや!!」
さらにエドは新たなポケモンを投入する。ボールのようなポケモン。よくモンスターボールなんかに間違われる・・・いや、それはビリリダマか・・・。大きいし。(蹴)
「シオン、『10万ボルト』!」
かみなりと10万ボルトがぶつかり相殺した。その際に爆発が起こった。
「マルマイン、『影分身』や!」
爆発に乗じて、マルマインは地面上に大量のマルマインを発生させた。(分身だが。)
「シオン、こっちに来い!フライト!『地震』だ!」
ヒロトはシオンを頭にのせて、フライトに乗り飛び上がった。そして、地面をたたきつけ、揺れを起こした。地面にいるはずのマルマインは当然効果が抜群であるはずである。ただ、まだ爆発の影響があるために状況は確認できないが。
「・・・!フライト、後ろだ!『ドラゴンクロー』!」
煙にまぎれて、マルマインが飛んで来た。フライトは迎え撃とうとするが、別の方向から何かに体当りされフライトはバランスを崩した。
「何だ!?」
それから連続で5回の体当りを受け続けた。
フライトはかろうじて急所は外しているものの、スピードの速い連続攻撃を受け続け、体力を削られていた。
そして、ヒロトは煙が晴れたのを見て驚いた。
「一体どうなっているんだ!?」
そこにはクロバットに掴まり、フライトの地震を回避したエドと電気を応用して浮遊している6匹のマルマインがいた。
「どうだ!これがワイのマルマインの奥義『ヘキサグラム』や!6匹のマルマインがあんたを襲うで!マルマイン、『かみなり』や!!」
6匹すべてから放たれる『かみなり』は凄まじい電撃を生み出した。それはフライトに直撃した。だが、エドは忘れていた。
「あぶねぇ〜。」
ヒロトはフライトから降り、フライトの下に隠れてかみなりを防いだ。いくら強力な電撃攻撃とは言え、地面系のフライトには何の効果も得られなかった。
「せっかちなのが裏目に来たな!」
「それがなんや!マルマイン、『体当り』!」
「それにその技には決定的な弱点があるぜ!フライト、全力で『砂嵐』!!」
フライトは周りにあった砂を全て巻き上げた。すると回りの視界はすべて遮られた。さらに巻き上がっているのは砂だけ出なく、岩も混じっている。フライトに攻撃を仕掛けようとするマルマインたちは岩とぶつかった衝撃でダメージを受けていき、消滅した。すると残ったのは一匹のマルマインだった。
「そいつが本体だ!フライト、そいつをつかんで『地震』!!」
フライトは砂嵐をやめ、マルマインをつかんだ。そして、のしかかるようにして地面へとたたきつけた。たたきつけた影響で地震もおこし、マルマインへのダメージは強大だった。
だが、エドはニヤリとした。
「(あんたの負けや!そいつは、体力が0になると絶対『大爆発』をおこすように指示してあるんや!ワイの勝ちや!)」
そう思った瞬間、エドは何かを受け止めた。それは、よく見ると自分のマルマインだった。ヒロトは地震をしたあと『ドラゴンクロー』でエドの方へ飛ばしたらしい。
「マルマインを返したぜ!」
エドが慌ててボールを出した時にはときすでに遅し。マルマインは強大な爆発をおこし、掴まっていたクロバットごと遠く彼方へと吹っ飛ばしてしまった。
「ごくろうさん!フライト!シオン!」
「ピッカ!!」
「フラッ!」
するとシオンは頭から飛び降りてヒロトの腕へと飛び込んだ。フライトも同じ様に飛び込んだが・・・。
「うわ!ちょっと待てフライ〜☆」
フライトに弾き飛ばされて、ヒロトは気絶した。フライトはビブラーバの時とは違って、進化した事により、体が大きくなっていることをまだ実感していなかった。フライトは慌てて、主人に駆け寄ったのだった。
「う〜・・・あいつらは・・・?」
シゲルがようやく覚醒した。爆発の影響で打ちつけた体をかばいながら立ち上がり、周りを見た。
「なんだ・・・この地形の荒れようは・・・。あちこちの岩石が割れている。ロケット団はもういないみたいだ・・・。」
「シゲルぅ〜!」
遠くから、フルーラが来て、シゲルに飛びついた。シゲルは慌てて彼女を受け止めた。
「よかった・・・無事で。」
「ああ、・・・!それよりも彼を助けないと!」
シゲルはホロが倒れているのを見つけた。その隣りでは必死にフライゴンが呼びかけていたのであった。
数日後
フルーラの奏でる笛の音が島中に響き渡った。
ロケット団によって襲われたものの、被害がなかったために、お祭は1日遅れで進められた。
ヒロトは港にいた。船長さんが運転する船に乗るところだった。
ヒロトの服装は来た時と変わっていた。灰色のジーパンに上は腹に包帯を巻き、半袖の黄色いシャツを羽織っているだけだった。そして、頭の上には相変わらずシオンがいた。
「ちょっと待て!」
後ろから声がした。そこにはフルーラの恋人、シゲルの姿があった。
「ホロ・・・君は何か隠していないか!?」
「・・・。」
ヒロトはシゲルたちに何も話していなかった。自分がロケット団を追い払ったことも、自分が記憶を取り戻したことも何も・・・。
「どうして話してくれない!?」
「・・・。」
「わかった。ホロ、僕とバトルしないか!?」
「え?」
「僕が勝ったらすべて話してもらうよ!」
「・・・わかった。」
バトルを断わる気になれなかったヒロトはそのままバトルを受けた。
「3対3のシングルバトル。それでいいね!?」
「ああ!」
「ちなみに今はポケモン研究者だけれどもこれでも一応ポケモンリーグに出ていたんだ。」
「そう。」
ヒロトは関心がなさそうに受け流した。
「言っておくけど、」
「なんだい?」
「俺は負けない!」
そう言ってヒロトはフロルを出した。
「ストライクか・・・。ブラッキー!」
シゲルはあえて相性の悪いポケモンを選んだ。
「わざとか?」
「バトルは相性だけでは決まらない。そう僕に言ったライバルがいるんだよ。」
「確かに。・・・それじゃいくぞ!フロル、『銀色の風』!」
跳ねを羽ばたかせ、綺麗な色の風をブラッキーに叩き込んだ。その一撃でブラッキーは後方へと飛ばされた。
「ブラッキー!?まさかこれほどの威力とは・・・。でも、まだ倒れないよ!『電光石火』!」
「受け止めろ!」
ブラッキー渾身の攻撃はいとも簡単に鎌で抑えられた。
「そのまま、『いあいぎり』!」
わずか2回の攻撃でブラッキーはダウンした。
「な!?まさか僕のブラッキーが2回の攻撃でやられるとは・・・。それじゃあ次はカメックス!」
「じゃあ、俺はこいつだ!」
シゲルが出したのはカメックス。そして、ヒロトが出したのは格闘ポケモンであるマッシュだった。
「ハイドロポンプだ!」
「まず、間合いを詰めろ!」
凄まじい水流が襲い掛かる。マッシュは何とか避けることが出来た。カメックスがマッシュが避けることを想定して狙いを修正したにもかかわらずである。
そしてすぐにマッシュはカメックスの正面に出た。
「スカイアッパ−だ!」
真正面、そしてゼロ距離にいてはハイドロポンプは使えなかった。マッシュのアッパーはカメックスの顎にクリーンヒットし怯ませた。だが、その攻撃からカメックスは負けじとハイドロポンプを発射し、マッシュを吹っ飛ばした。
マッシュは何とか着地し、態勢を整えた。
「『キノコの胞子』!」
「『高速スピン』だ!」
カメックスはキノコの胞子をものともせず、マッシュに向かっていき攻撃を与えた。
「もう一度、『キノコの胞子』だ!」
「何度やっても同じだ!『高速スピン』!」
キノコの胞子が高速スピンによって起こる風によって避けていき、カメックスにかかる気配はまるでない。そして、またスピンがマッシュにヒットした。
「これで決めろ!『気合パンチ』だ!」
「・・・!それならハイドロポンプで吹っ飛ばせ・・・!?何!?」
カメックスは痺れて動けなかった。そうしている間にも、マッシュの攻撃はカメックスの顔面にヒットした。カメックスは目を回して倒れた。
「なるほど・・・キノガッサの特性『胞子』でマヒさせたのか。(ホロ・・・強い。)」
「マッシュもどれ!それじゃあ、俺の最後のポケモンはシオンで!」
自分の名を呼ばれて、シオンはヒロトの頭の上から飛び降りた。
「それじゃ、僕はこいつだ!」
モンスターボールから出てきたポケモン、それはヒロトが今まで化石でしか見たことがないポケモンだった。
「こいつは、プテラ!?」
「そうさ、この前、復元させたのさ!なつかせるまでに苦労したよ。今ではこうやって外へも持ち出しているんだ。」
「(・・・プテラ・・・。そう言えば、その大群に襲われて、俺がギャラドスから落ちると言う夢も前に見たけど、あれも実現するのかな?・・・なんかいやだな・・・。)」
「プテラ、『つばさでうつ』!」
「あ!シオン!」
ヒロトはすっかり思索に入ってしまって、バトルを忘れそうになるところだった。プテラがシオンに襲いかかるが、なんてことはなくシオンは軽く攻撃をかわした。
「『10万ボルト』だ!」
今度は攻撃に転じた。だが、プテラも軽く攻撃をかわした。
「プテラ、もう一度、『つばさで打つ』攻撃!」
「(あれ?もしかしてあのプテラ・・・!)シオン、プテラに飛び乗れ!」
プテラが接近した時を狙って、シオンは一気にプテラの背中に飛び乗った。
「今だ!『10万ボルト』!」
「ピカチュウを振り落とせ!」
シオンは一気に電気を放電した。それでプテラにダメージを与えることに成功した。だが、プテラをしぶとく、シオンを上空へと放り投げた。
「そのまま、『捨て身タックル』だ!」
シオンには抵抗するすべがなかった。
「(やっぱり打撃技しか覚えていないみたいだ。)シオン、そのまま回って、『エレキテール』だ!」
尻尾に電気を伝わせるこの攻撃はプテラの額に命中し、炸裂した。
その一撃で勝負は決まった・・・。
「悪いな。俺はもうそろそろここを出る。」
「何処に行くんだい?」
「ナナシマに行く。さっき昔会った占いの婆さんに言われたのさ。」
「へぇ・・・婆さんにね。」
「じゃあ!」
そうヒロトはシゲルに言い残してアーシア島を後にしたのだった。
「・・・。不思議なトレーナーだったな・・・。・・・?!あれ?さっき“昔会った婆さん”って言わなかったか?ホロ、記憶が戻ったのか・・・?」
そんな疑問をもちながらも、シゲルはホロが乗る船を見送った。
アトザ
シゲル:で、結局僕が負けたわけ?
HIRO:残念ながらそういうことになります。
フルーラ:ウソでしょ!
ヒロト:結局、シゲルたちには僕の本当の名前は知られなかったことになっているわけ?
HIRO:ああ。何故か。
ヒロト:『何故か。』はないだろ!
HIRO:まぁ、まずそれはおいといて、人物紹介と行きましょうか。今回は・・・
エド:ワイや!
HIRO:それじゃ、頼むでー!
ヒロト:なんでお前もコガネ弁なんだよ。
エド・・・25歳、別名:高速のエド
性別・・・♂
出身・・・不明
ポケモン・・・テッカニン クロバット マルマイン スターミー ジュカイン ?
好きなこと・・・爆走(元暴走族)
嫌いなこと・・・チンタラやること
大切にしていること・・・すべて速攻で!
性格・・・せっかち
一言メモ・・・本当は『音速のエド』とつけるつもりだったが、音速に達していないので。バリーはともかく、エドはまだまだ出番作る予定。
エド:で、バリーの紹介はないんか?
HIRO:彼はもう出番がないと思われるので。いわゆる捨てキャラ。
フルーラ:うわっ、ひどっ!
シゲル:敵でもかわいそうだな・・・。
ヒロト:ところで、俺がアーシア島にくるに当たっての経過はどうなっているんだ?
HIRO:それでは、ヒロト、それをこれから“前回のあらすじ”風にどうぞ語ってください!
ヒロト:え!?いきなりかよ!
俺はノースト大会を優勝し、ネイルに行き先を任せて、旅に出た。船に乗り、道に迷いの連続だった。そして、俺はホウエン地方に行きついた。そこで、俺はホウエン大会に出場し、優勝した。
その次に行ったのはジョウト地方だった。そこでも俺は大会に出ようと必死にジムバッチを集めをした。だが、俺が行くとこ、するたびにロケット団がいて困った。そのたびに俺は蹴散らしたけど。そんなこともあったが結局ジョウト大会も優勝した。
そして、俺の今度の目的地はカントー地方だった。このときまでにヒカリとあえなかっただけに、俺はよりいっそう期待に胸を膨らませ、トージョーの滝を進んでいた。だが、そこに現れたのが幹部のバロンだった。以前、俺に邪魔された恨みだと言って襲い掛かってきた。俺は対抗しようとしたが、バロンのいきなりの不意打ちに対抗できず、バトルも劣勢のまま、俺は大ケガをして、滝へと落ちていった。
ヒロト:そして、ナックラーとミユキという未亡人に助けられて、半年間、治療に専念し、ようやく回復したが・・・
HIRO:ん?どうした?
ヒロト:このことも話していいのか?
HIRO:ん?あ!この内容はまずいな!飛ばして!
シゲル:一体なんだよ、『この内容』って?
ヒロト:そして、俺はオレンジ諸島にやってきたというわけさ。ああ、ポケモンたちも少々強くなってね。
フルーラ:いろいろあったのね。
ヒロト:よし!これで外伝3は終わり!俺の今後の活躍に期待してくれ!
おわり?
シゲル:あれ?終わりじゃないの?ヒロトは帰っちゃったけど。
HIRO:実は続きがあるんだよ。
ライト:そうそう、私たちを忘れてもらっちゃ困るわ!
エース:俺たちも出ていたし。前編だけ。しかもフルーラのセリフに出ていただけ。
フルーラ:一年前は大変だったわ。なんていったって、エースの飲み比べ対決。あの後の片付けがね。
ライト:それにしても、一年前はよくもエースにちょっかい出してくれたわね。
フルーラ:あら?キスのこと?あれはいつもの歓迎よ。ヒロトにもやったし。
ライト:よくも私が見ているところで・・・。
フルーラ:そう言えば、1年前に酒飲んでライトが寝込む前に、『エース、そっち行っちゃだめ!私の傍にいて!』って鳴きながら寝言で言っていったわね。
ライト:・・・え?わ、わたしそんなこと言ったの!?(赤面)
フルーラ:ライトも彼女って言っていたわりには、けっこうじれったかったわね。2年前の誰かさんを見ているようで。
シゲル:カスミちゃんとサトシのことか?
ライト:・・・。
フルーラ:そうそう、あまりのぎこちなさに私がアドバイスしてやったのよね!それから・・・
ライト:フルーラ・・・私の負けよ・・・だからそれ以上言わないで・・・。
(ライトは逃げ出した)
HIRO:ライトが逃げ出すなんて珍しい・・・。
エース:というわけで、外伝3はこれにて閉幕。
シゲル:エース、追いかけなくていいのかい?
エース:そうだな。追いかけないと!
おわり
技データ
電磁線・・・シオンが使用した技。『高速移動』をしながら、『電磁波』をするという技。あまり移動しながらの電磁波により電気が糸を引くと言う現象が起きる。・・・本当に生じるかはわからないけど。(駄)
ヘキサグラム・・・『身代わり』の応用技。大幅な体力を使って、分身を6匹作り出すという技。しかし、一匹の体力は少ない為にすぐにやられることがあるため、長期戦には向かない。
※ポケモンアナザーストーリーのヒロシのレオンが使用
アトガキ
ええと、今回の外伝3は結局の所、ヒロトのアーシア島冒険記みたいな感じでした。本当はヒロトがアトザで説明したヒロト対バロン戦やミユキに助けられる所もやりたかったのですが、都合によりカットと言うことで。え?シゲルが言っていた『この内容』ってなんだ?と疑問に思う方もありますが、それは読者の想像にお任せします。(苦笑)
と言うわけで、このWWSにシゲル×フルーラは健在と言うことでした。(何)
[一言感想]
シゲル……結局、敗戦しっぱなしでしたね(苦笑)。
ヒロトが正体を隠す(?)理由は今ひとつつかめませんが、ついに物語へ復帰した初代主人公。
これからの活躍に期待です。
それにしても、フルーラのがライトより上手なんでしょうか。