いんたーねっと「和洋 said you!(仮)」リプレイ #2 

[1] バスターヴのお願い

[1] [2] [3] [4]

GM:今回のGMは俺ことバスターヴが担当するぜ。さて、じゃレベルアップの申告から。ちなみにNPCとして参加するバスターヴの成長は「ナシ」だ。

アルシス:僕はね、ファイター技能を1から2に伸ばした。これでカタナも当たりやすくなるし、死ににくくなった。

 ▼ 「ソードワールドRPG」はスキル制(「戦士」とか「魔法使い」といった職業別ではなく、様々な技能によってキャラクターを表現するシステムのこと)なので、経験点は技能を成長させることに使われます。
 前回獲得した経験点は1000点(に、倒した怪物と各自の1ゾロの分の経験点が加算されます)でした。
 アルシスはこの経験点と、残しておいた経験点を合計1500点使って、「ファイター技能」を1から2に成長させました。
 これによって、命中判定に使う「攻撃力」や回避判定に使う「回避力」等が1上昇した上、「冒険者レベル(総合的なレベル。キャラクターの保有する技能の中で一番レベルが高いもののレベルに等しい)」が上昇し、「ダメージ減少」が上がり、さらに生死判定の成功率も向上しています。

アルシス:と、言っても。今回は僕以外はみんな新顔なんでしょ?

F:そうだよーん。もっともわたしは前回GMだったから、新顔って程じゃないけどね。わたしのキャラは、盗賊ねーちゃんで名前はブレンダ。前回登場した「偽オニキスドラゴン」に雇われてたんだけど、給料くれないから逃げ出して、冒険者になったの。今はひょんなことから朕じいさんの家に居候してる。

アルシス:どんなことだろう(笑)。

G:わしはドワーフで、ニッカポッカという名前じゃよ。工芸教の司祭なんじゃ。武器はつるはし(笑)。

アルシス:工芸教の神様と言えば、チカントさまだね。

GM:トンカチの逆さ読みじゃねぇか(笑)。

ニッカポッカ:あと、クラフトマン技能も持っとる。得意なのは、工芸。

ブレンダ:あ、あたしも一般技能持ってるよ! あたしのはダンサー技能。バード技能もある。

GM:呪歌は何を選んだんだ?

ブレンダ:「ビブラート」。壊れやすいものを壊す歌だって。

ニッカポッカ:おそらく擬音は「ボエ〜」じゃな(笑)。

アルシス:それはジャイアンだよ。

ブレンダ:ガラスのようなものを壊すっていうから、ガラスの少年なんてバッチリだよん(笑)。

ニッカポッカ:Kinki・Kids壊滅(笑)。

 ▼ 今回のPCはこの三人だけ。プレイヤーも忙しい人が多いのだ。
 カルニとマーミレーンはどこかに旅に出たことにして、朕には腰を痛めてもらっておいて、何事もなかったかのようにゲームを初めてしまいましょう。

GM:ええっと、前回から半月たったよん。居候は140銀貨。自力で宿に泊まってる人は30カケル14で……420銀貨。

アルシス:(半泣き)払えません。現金は銀貨10枚しか持ってないよぅ。

ニッカポッカ:子供の小遣いかね(笑)。10銀貨って、1000円じゃろ?

GM:うん。銀貨1枚で100円くらいの価値だから。アルシスにはバスターヴが貸しておいてあげよう。「ちゃんと返せよ」

アルシス:はぁい……。財布に1000円しか入ってないって、プレイヤーみたい。

ブレンダ:今回初登場は、払わなくていいよね?

GM:ま、いいでしょ。では、前回から2週間後。君らが「お金ないよぉ」って喚いてると、ここしばらく出掛けていたバスターヴが帰って来る。

アルシス:あ、バスターヴさん。お金、もうちょっと待ってください(笑)。

GM:「あぁ、それなんだけどな」と、バスターヴは話しだす。「俺の頼みを聞いてくれれば、いくらかにはなるぜ」

アルシス:お金になる? 聞く、聞く。

ブレンダ:銀貨180枚の債務が(笑)。「どんな仕事なん?」

GM/バスターヴ:「んとなー、実はこの間、ウチの師匠から手紙が来てな、師匠、鉱山をひとつ持ってるらしいんだけど」

アルシス:山持ち! ウチの師匠はぼろ家しか持ってないのに(笑)。

GM:山持ちったって、昔の冒険仲間との共有財産だよ。で、その鉱山に最近モンスターが出るようになったんで手勢をつれて掃除してほしいんだってさ。「俺一人で行くと、タダで使い倒されそうだしさ」

ブレンダ:そうかなぁ。あたしらまで一緒に使い倒されそうな気もするけど。

アルシス:僕には選択の余地はありません(笑)。

ニッカポッカ:わしには伝説のニッカポッカを探すとゆー大目標はあるが、まぁ、お金になるならいいかのぅ。

ブレンダ:ニッカポッカって、名前じゃないの?

ニッカポッカ:ニッカポッカってのは、よく土方さんがはいているモンペみたいなズボンじゃよ。伝説のニッカポッカってのは、どこかにあるという、すごいニッカポッカなんじゃ。他にも、伝説のマトックとかもあるんじゃよ(笑)。

アルシス:マトック+1、オポネント「岩」+3。とか(笑)。

GM:それ、今後のマスターが作んなきゃなんないのか?

ブレンダ:よかった。あたしもうGMやっといて(笑)。

GM:それはそうと、どうするの? 引き受けるんなら、「俺の師匠の家まで行こう」とか言ってるけど。

アルシス:引き受けるよ〜ん。

 ▼ 一行は、ラサ・エギーアから北に2日くらいの山間部にある、バスターヴの師匠の家に向かいます。さすがに街道では、障害はありませんでした。
 実はブレンダはシーフギルドに行こうとしたのですが、入会金の1000銀貨が、どこを引っ繰り返しても出ないため、あえなく却下(ブレンダ「分割じゃだめ?」 アルシス「情報も分割でくれたりして(笑)」)。
 貧乏は悲しいのぅ。

ブレンダ:ところで、バスターヴの師匠の名前って?

GM:あ、パステルナークっていう名前の、エルフの女魔術師。

アルシス:ずるい! 僕の師匠は妖怪じじいで、バスターヴさんの師匠はエルフの美女だなんて!(笑)

GM:誰が美女だと言った。

アルシス:違うの?

GM:いや、違わない(笑)。

アルシス:やっぱりずるい(笑)。

 ▼ さて、特に障害もなくパステルナーク邸に到着した一行。
 さっそくパステルナークに面会します。

GM/パステルナーク:「あらあら、いらっしゃい」とエルフの女性が。

ブレンダ:なぜかズルく感じてしまう(笑)。

アルシス:しくしくしく……。後ろでハンカチでも噛んでよ(笑)。

GM/パステルナーク:「あ、朕さんは元気?」

アルシス:えっと。「えぇ。人間の平均寿命をぶっちぎって、まだ元気です」(笑)

GM/パステルナーク:パステルナークは笑って「鉱山に行くのは明日でいいから、今日は休んでちょうだいね。バスターヴ、客間に案内してあげて」と。3人なら、一人一部屋当たるはずだけど。

アルシス:あうあう。家、広い。

ブレンダ:朕の家では、納戸に寝てたからねぇ(笑)。

アルシス:ぶー姉が来てからは、僕、台所ですよ。

ニッカポッカ:……苦しい生活をしてるんじゃのぅ(笑)。

GM:この後も、バスターヴは、やれ水汲みだのイモの皮剥きだのと使い倒されてる。

アルシス:あぁ、ちょっと安心(笑)。

 ▼ その後の夕食の時、一応、今回の依頼について聞いておきます。
 なんでもこの鉱山(アバドン鉱山というらしい)は、珍しい、魔晶石のとれる鉱山らしいのですが、ここしばらくは鉱脈もつきたのか、採掘量も頭打ちになり、ほとんど放棄されていました。
 ところがここ最近、その鉱山にモンスターが現れるようになり、このままでは巣をかける奴が出て来て、近隣の村が危険になると思い、掃除することになったのです。
 で、せっかくだから、弟子とその友人の成長のために、彼らに依頼しよう、ということになった、と。

アルシス:えぇっと……。で、お金はいかほどいただけるのでしょうか?

ニッカポッカ:だんだん切実になってきてるのぅ(笑)。

GM/パステルナーク:苦笑して「んー。もし鉱山に落ちてる魔晶石があったら、それをあげるわ。見つければ、値打ちものよ」

ブレンダ:探せ探せぇ!(笑) ニッカポッカ、頼んだわよ。

ニッカポッカ:わしの専門は、工芸なんじゃがのぅ(笑)。

 ▼ 次の朝、一行は、期待に胸をふくらませながらアバドン鉱山に向かいます。


     [インデックスへ][次へ→]

[1] [2] [3] [4]


Copyrght(c) TGC 1999
いんたーねっと「和洋 saiyou!(仮)」リプレイ