挑戦者たち

 みなさんこんにちは!
 ここのブロックでは、NHKで放送している「プロジェクトX挑戦者たち」(ここまで見てやっとこの
 ブロックのタイトルが理解できましたね)の生放送は見れない私が、後輩から借りた本を涙な
 がらに読んで感想を書くものです。

 それでは、はじまり、はじまり

第一巻:執念の逆転劇
巨大台風から日本を守れ
 富士山頂・男たちは命をかけた
これは、富士山頂の気象観測所を作った男たちのドラマです。富士
山頂から、東京の丸の内?)の気象庁まで、障害物が無いかを確認
するのに、富士山頂で火を燃やして東京から目視で確認する方法
には、驚きました。また、建設の最後に、強風の吹く富士山頂に、
観測所の屋根(ドーム)を載せる作業があり、ヘリコプターで設置し
たのですが、このドームは、ヘリコプターで運搬できる最大重量を
はるかに超えており、パイロットは、その分、自分が往復できる最
小の燃料しかつまず出発しました。
さすがにどきどきしましたが、さすがにプロですね。みごと成功しま
した。
もちやはもちやですね。それぞれの世界でプロ達が活躍すること
により、難工事でも突破できるのですね。             
窓際族が世界規格を作った
 VHS・執念の逆転劇 
ビクターのビデオ開発の話です。ある男が、いまにも廃止されそうな
ビデオ事業部の事業部長になりました。そのころのビデオ事業部は
業務用のビデオの製造・販売が主でしたが、製品の返品率が5割
位あり、悲惨なものでした。事業部長は、ビクター横浜工場の近くの
飲み屋で毎日飲んだくれていました。
ある日、彼は本社には極秘で家庭用ビデオの開発をはじめました。
その間も事業部の成績は上がらず、つらい日々でした。
本社からは、改善要求(リストラ)を求められる毎日でした。
本来なら技術者である人間たちも、この場をしのぐため営業になり
業務用ビデオの販売に走りまわりました。
そのころ、ソニーも家庭用ビデオ(ベータ)を開発しており、ビクター
より先に開発完了していました。
やはりソニーです。すばらしいビデオを作りました。しかし、ビクター
は、あせることなく開発を進めました。
徹夜・徹夜の連続でしたが、ビクターもビデオを完成させました。
そして完成したビデオを最初に見せたのが、親会社でもある、松下
の松下幸之助でした。彼は、このビデオを食い入るように見た後、
言いました。「ソニーのビデオの完成度は100%、ビクターのビデオ
の完成度は、150%」すごい評価でした。
ここからが、驚きです。この事業部長、何を考えたが、サンプル製品
を、競合メーカ(日立・三菱・シャープ)等に貸し出したのです。折角
開発したものを、独自に販売するのでは無く、業界の標準にしようと
考えたのです。競合メーカも、驚きその意図に気づき、各社とも、いろ
いろな技術(フロントローディング等)を供給しました。
この動きを海外にも広げました。
この様な経緯もあり、ソニー(ベータ)を超えて、ビクター(VHS)が、世界
標準となったのでした。よく考えてみれば、目先の利益よりも将来を
見越しての判断だったと思います。それにしてもすごい人です。
結局、これを機にビデオ事業部は持ち直し、1人のリストラ者を出さず
に乗り切ったのでした。
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