"徘徊日記"
・JR芦屋での予定を済ませた私は、西へ向かった。
本来ならそのまま三ノ宮まで電車で揺られるのだが、今日は違った。
歩きたい気分だったのである。
夕暮れが辺りを照らす中、私はJR灘駅で電車を降りる。
・ホームを降りると、謎のオブジェが目の前に飛び込んできた。
三角形の石を幾重にも積み重ねた、トライフォースみたいな建造物。
駅の北側を見ると、雑居ビルの壁に西日が反射してとても奇麗だ。
そこから西に向かって歩く、ひたすら歩く。
途中浮浪者が何人かたむろしている場所があって、
その前を女子高生が視線を合わせない様に走り去っていくのが見えた。
・だんだん日が下りていって、雲一つ無い西の空が黄色に染まっていく。
山手幹線の両側と中央に無数に植えられた街路樹の枯れた枝の間から見える太陽と、
緩やかなカーブを描いて並行に走る阪急電車の高架、そして少々くたびれた
灰色や茶色をしたビルが描き出すコントラストは独特の個性…趣を放っていて、
一度この辺りに住んでみたいという耐え難い欲求に襲われる。
・いつも思うのだが、神戸という街はどうしてかくも美しい女性が多いのだろうか?
端整の整ったシルエットの美しさに息を呑むことは、一度や二度ではない。
・今日は22日だ。
というわけで、本日購入した書籍を列挙。
◆漆原友紀『蟲師 二巻』講談社
◆チャールズ・ブコウスキー『街で一番の美女』新潮社
待ちに待った、隻眼の蟲師ギンコの放浪と遭遇する事件を描いた漫画の第2巻。
2002年の2月22日が第二巻の発売日なんて、洒落てるじゃないか!
1巻よりもはるかに画力、内容ともに洗練されており、非常に読み応えのある、
満足のいく内容になっている。何度読み直しても面白いストーリー構成。
1話1話、別の話で区切っているのは正解だと思う。
この漫画で素晴らしいのは、常に黒のロングコートを身に纏った主人公ギンコが熱血漢でも、
毎回事件を解決するわけでも、勧善懲悪のヒーローでもないところだ。
彼は至ってマイペースであり、何かを退治する訳でもなく、かつ同じ場所に留まることは無い。
その辺が私好み。
二冊目は、ジャッキー氏に薦められて読んだ『パルプ』に触発されて購入した小説。
酒が好きで、怠けもので、そして何よりも女性が大好きな主人公が、延々酒を飲んだり
セックスしたり、職場をクビになったり、酒を飲んだり、セックスしたり職場をクビになる小説である。
これもまた1話1話完結の形をとっており、ちょっとづつ読み薦めるところが魅力。
全部で30話が収められているのだが、冒頭かつ表題作の「街で一番の美女」が気に入った。
自虐癖のある黒髪の女性と主人公の一瞬の恋を描いた作品。
…しかしこの人、本当にいつも飲んでるなぁ(笑)
本屋で見かけたら、是非読手にとって見て下さいな。
・(親の)車を洗う午後。
車体はほぼ完璧に磨き上げたのだが、ホイールだけは
ブラシと洗剤がないことにはどうしようもなさそうだ(;´Д`)
今日は比較的気温が高かったので、少々ホース水がかかっても
指がかじかんで動かないということは無かった。OK?
・用事があったので、大阪は箕面、及び千里中央まで。
にしても来る度に思うのだが、六甲アイランドって
ここと似ているような…。
夏になると六甲アイランドの市街地の中央を流れる川の中に備え付けられた、
石で出来た半球にへばりつく子供のイメージと、やはりせんちゅうパルの2階(だっけ?)を
流れる川の岸辺にある石の上で遊ぶ子供のイメージがダブる。
あと建てられてあまり年月の経っていないビル群が形作る、
新鮮かつ空虚な雰囲気が面白い。
秋になると枯れ葉が舞って、アスファルトの上が黄色や赤に
埋め尽くされるのだが、それでもどこか人工的な匂いが消えないというか。
子供の頃親に連れられ、しょっちゅう千里の阪急百貨店だの
せんちゅうパルだの、セルシーだのをうろついた記憶があるのだが、
見事なまでに風景が変わっていない気がしなくもない(^^ゞ
この日は千里で晩御飯を食べ、そのあと住処のある某N宮へ。
・実は昨日、ファミコンのシリーズ代一作目『女神転生』を購入したのです。
それにしても、ファミコンの頃のナムコのハードケースはクール。
シルバーに輝くパッケージが美しい。
ミコンの街のBGMを聴いて悦に浸ったところで、今日はここまで。
・確か家にあったはずだと思い女神転生2を必死になって探すも、無い。
誰かに貸したのだろうか? 記憶が途切れている…(;´Д`)
・ソルトレイク5輪の競技種目の中の一つ、スケルトンをテレビで。
独自の形状のソリに乗り、非情な速度で持って単独で滑降して行く姿はストイックだ。
ゴールの先に、衝突防止用(?)に雪で山が積んである姿は、
まるで電車の終点の駅に置いてあるやつのようで、ちょっと好き。
いつも楽しみしているのはフィギュアスケートだが、これもこれで面白いです。
恩田見栄。
・フィギュアスケートといえば、フランスのカップルが、
見ていてため息が出るほど美しい。
腰まで届く赤毛の女性と、肩まである金髪の男の二人組。
・これ、イイ!(・∀・)
ここの衣装は出来良さげだなー。
モデルさん、凄く奇麗な女性です。
・SONYから、セレブレーションレッドのClieが発売される。
情熱の赤にして、巫女カラー。
紅のVisorも悩みどころだったのだが、こっちはモノクロ。やはりカラーが魅力的だ。
こういったデバイスは手に入れたところで、何に使うかが問題だ。
おそらく、これ単体では何の役にも立たないであろう。
そこでネットをあちこち廻って、Palm関連のページをぶら〜と見て廻る事に。
とりあえず現在考えられる使い方としては、保存したはいいものの全然読んでいないHtmlや
画像のビューアとして使うこと。
出先で長文を入力する機会は(私の場合は)ほとんど無さそうなので、
この際入力環境については妥協することにする。
ソフトウェアキーボードで何とかなるであろうし、何ともならない場合はオプションで
折畳式の小型キーボードを接続すればよいかと。
…まぁ、どちらにしろ携帯電話で文章を打つよりは楽だ。
たぶんスケジュール管理には目を見張るべき性能を発揮してくれるのだろうけど、
私はそこまで忙しい人間ではないからなぁ…(^^ゞ
・そういえば、明々後日はX箱の発売日である。
『式神の城』、『DEAD OR ALIVE3』が気になるも、売れたらPS2あたりに移植されるだろう…か?
デドアラ3は一昨日に地図で遊んだのだが、なかなか出来がよろしかった。
金色の龍が刺繍されたチャイナドレスを身に纏ったレイファンが素敵だ。
レイファンといえば、ドリキャス版の〜2が現在家にあるのだが、
これは5pカラーが素晴らしい。膝上のストッキングが艶めかしい、黒のボンテージ。
・今は2月だが、もうすぐやってくるであろう4月。
となると当然、春物の服が必要になってくる。
…のだが、クローゼットを開けてみるとないな。見事なまでに。
去年購入したフェイクレザーのジャケットは今年も活躍してくれそうなのだが、
下に着る長袖のシャツだの薄手のセーターなどの類が、とにかく無いのである。
梅田か神戸をブラブラして、色々見てくるとするか…。
・ゴルフの打ちっぱなしへ。
知人がインストラクターをやってくれているので、とても助かる午後4時。
今日はアプローチの練習ばかりしていたのだが、途中急に気温が下がりだし
身体が凍りそうだったため、急遽フルショットも練習することにした。7番アイアン。
・某所で串カツを食べた後、紅茶を飲みながら知人のマシンをいじる。
PC-9821V16。古のマシンである。(私のマシンも人のことを言えないのだが…)
ただでさえ動作が遅い上に、AT互換機でないところがまた厄介だ。
このマシンで色々こなしたいとのことだが、いかんせんHDDの容量が少なさすぎる予感。
今度日本橋に行った時にでも中古で4〜6GB程度のものを買ってきて欲しいとのこと。
・Love Psychedelico。
詳細は上のリンクからどうぞ。
70年代のポップアートみたいな謎のジャケットがいい感じ。
英語と日本語がゴチャ混ぜ、かつ奇妙な同居を見せる歌詞及びダウナーなサウンドが私好みだ。
白黒二色のジャケットを見つけたら是非レジへ…。
・白黒二色。斑鳩?
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◆2月17日(Living Loving Maid)◆
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・どんよりと灰色の雲に覆われた空が近畿圏を覆っていたこの日、私を乗せた電車は
大阪方面に向かって走っていた。
淀川に渡された鉄橋から梅田の街を眺める。
薄くかかった霧によって、無数に立ち並ぶ高層ビルは、まるで地上に突き刺さった
巨大な恐竜の化石のようにたたずんでおり、それらはこの日ただでさえ陰鬱だった
私の心をさらに深い場所へ沈めたのだった。
・日本橋に着いた私は、あちこちを徘徊。
ファミコン探偵団に480円均一のメガドライブが山と積まれている姿にはある種の哀愁を感じる。
・じゃんぱら。
黒のIBM製19インチモニターが3,9800円。平面、さらに異様なまでに発色が美しい。
あと1万円安ければ考えたのだが、さすがにモニタに4万円を出す余裕が今は無い。
・恵美須町から難波方面に向かって歩く先にある小さな雑居ビルの一角に、
その中古ゲーム屋は存在した。ビルの外見とはうらはらに白く明るい店内。
…なのだが、部屋の一角にポツンと置かれたアーケード筐体が異彩を放っている。
何故こんな所に筐体が。
さらに不思議なことに、稼動しているゲームがタイトーの『奇々怪界』だ。
100円で2回遊べることもあり、挑戦。Stage4が越せずにGame Over。
タイトーのアーケードゲームといえば、想い出深いものが多い。
Metal Black、Night Striker、ダライアス外伝、ニンジャウォリアーズ…。
・ビルを出た私は、あちこちジャンク屋だのCD屋だのゲーム屋だの地図だのを廻るも、
特に収穫はなかった。結局この日購入したのは小説1冊、漫画1冊、中古CD1枚。
腹が減った上にそろそろ店も閉まり出したので、一路難波へ。
◆H.P.ラヴクラフト他『クトゥルー 4巻』青心社
◆なかじ有紀『ヴィーナスは片思い 4巻』白泉社
・難波ウォークをブラブラ歩き回る私。雑貨屋なんかが沢山あって楽しい。
梅田の地下街をコンパクトに収めたような場所であろうか?
適当な店を見つけ晩飯を。膳や。
・さらに、帰りに梅田の地下街をうろつく。
東梅田の駅を出てすぐのところに謎な商店集合地域があるのだが、これがまた面白い。
玩具屋さんでDVDをあれこれ眺める午後9時。
見覚えのあるジャケット。紅いチャイナドレスの女性。
『ナジカ電撃作戦』。
さらに下を見ると、何処かで見たような文字が躍っているのが視界の片隅に映る。
『マッドマックス・サンダードーム』。
DVDプレイヤー、欲すぃー。
・某大将Carを使用し、三ノ宮へ。
新神戸の辺りに彼の敷地があるため、駐車代がかからない天国なのだった。万歳。
些細な問題点は、その地点から三宮まで結構歩かねばならない事と、
この日の最高気温が6℃であるということだったのだ。
吹き付ける風には雪が交じり、南へと向かう私達4人を容赦無く吹き付ける。
時たま息が出来ないほどの冷たく澄んだ強い風が吹き、
その度に物陰に隠れるメタリギアソリッドな行軍なのであった。
・三宮へ付き、わりといつも歩いているようなお散歩コースをブラブラ徘徊する。
いつもならもう少し遠出してもよいが、さすがに今日ほど気温が低いと、
屋内から出たくないような気がする。
私は暖房の効いた喫茶店でゴロゴロしたかったのだが、彼らはご飯が食べたいようだ。
で、阪急三ノ宮の北側に存在する某地下居酒屋へ行ったり、
(「雪の妖精」は、ただのカルピスハイであった)ビリヤードをやってみたりと。
・で、この日購入した漫画を列挙〜。
◆高橋しん『最終兵器彼女』第二巻
◆漆原友紀『蟲師』第一巻
世間からかかなり遅れて読んでいる最終兵器彼女だが、
これはコンスタントにお話が面白いからいいですね。
作者の方のサイトに行ったところ、お土産CGが沢山置いてあるのが嬉しい。
『蟲師』は、アフタヌーンに連載している漫画なのらしい。
表紙の絵柄や帯に書いてある紹介文に惹かれて買ってみたのだが、
これが私的にヒットであった。
アフタヌーンはなげやりくらいしか読んでいなかったのだが、
次回からはこれも読む事にしよう。むぅ。