合唱

最近思うこと、多くが親父絡みなのですが

細かいことを考えた所で、今更生き返る訳じゃないし

もう少しポジティブに・・・なんて事は、理解していても

やはり、時間が解決してくれるのを待つしかないみたい。

せがれ的にはやはり後悔している部分が多く、

一番後悔しているのは、手術日
(意識があった最後の日)

に、仕事に行ってしまった事。

休んでも、見送るべきであった。

その前日に、実家の片付けを行っていましたが
(病院とは目と鼻の先)

夕方になり、慌てるように病院へ行き、数分でまた

実家の片付けに戻ってしまいました。

結局この時が、意識が有る親父の最後になってしまいました。

実はこの時、カミさんとナオも一緒に実家に居ました。

この時ナオも一緒に行くと騒がれましたが、4人部屋で

大騒ぎされても、ご迷惑と思い、ナオを残し

自分一人で病院に行ったのですが、

自分が出かけた後、ナオが大泣きをしたそうです。

「おじいちゃんに、会えなくなる」と騒いだそうです。

偶然だとは思いますが、この言葉が、的中し

ナオは、おじいちゃんに会えませんでした。

ナオがおじいちゃんと最後に会ったのは、その前の日

病棟で騒ぎ、おじいちゃんに怒られて、泣きながら帰った時が最後です。

やはり、連れて行くべきでしたが、まさかこんな事態が来るとは

思いませんでしたので、ちょっと後悔です。

一応、2月末に倒れた時点で、ある程度は想像しましたが

2〜3年はこのまま寝たきりで行けると思っていましたので

読みが外れたと言うか、外されたと言うか・・・・・

3月の入院時に、「最後になりそうだから・・・」

と、カミさんを説き伏せ、親父に付きっきりになる事を決め

ほとんど、会社にも行かず、親父の遣り残した、実家を

片付け、ご近所から苦情が来ないようにバルサン炊きまくり

ネズミも退治し、いつ退院しても良いように、天井を張り替え

カベを拭き、ガラクタを処分してきましたが

悪い想定「仮通夜」で使用するとは思いませんでした。

一応、人並みの葬儀を出し、最後の親孝行をしたつもりですが

はたして、親父は誉めてくれるでしょうか?

風呂上りに洗面台の鏡に映る自分を見て

「コレが喪主じゃ、笑っちゃうな・・」

等と今でも自分で思います。

妹には「遅かれ早かれ、皆が通る道で

早いか遅いかの違いだから、今回は偶然に

順番が回ってきたんだよ」と、言ってはみましたが

この順番はちょっと早かったです。

皆さんには細かい説明をしませんでしたので

内容が伝わらないかと思いますが

基本的に、失敗する可能性が4割程あった手術なのですが

医者が自信マンマンで親父を説き伏せたこと、

肝臓を取らないと、一生ベットの上だと脅かされたこと

手術がうまく行けば、すぐ退院と言われたこと。

病院通いをしてくれるセガレや嫁に気を使っていた事

これが親父を決心させてしまった模様です。

結果的には手術日は問題なく帰って、ICUに入りましたが

翌日朝方、血圧が下がり、朝8:30に病院からTELで

「体内での出血が止まらず、もう1回開ける」との事。

一応、即病院へ行きましたが、待たされました。

回転すしのネタだって、1日回ってれば色が変わり傷みます。

2日も続けて、開けられて体力が持つ分けないです。

それまで二月半も寝たきりの老人(66歳)です。

ICUに入り、医者が「お話が・・・」と、きました。

聞きたくはないです。自信マンマンだった助教授が

シュンとして「50%50%」と言う言葉を吐きました。

絶望的と言う意味の「ヒフティヒフティ」なんざ

出来レースと一緒で、結果が見えました。

そこにいても仕方が無いので一時帰宅し

朝方、暗いうちに病院へ戻るつもりで

仮眠を取ろうとした、深夜11:00に携帯が鳴りました。

病院へ付いた時点で心臓マッサージでした。

以前も数回、同じ場面を見ていますので、今回も・・・・

なんて、甘い期待は、助教授の

「コレ以上やっても無駄」的発言でぶっ飛び

「てめえ、今心臓マッサージ止めたら警察呼ぶぞ!」と思わず出ました。

実は長野から親戚がちょうど見舞いに来ていまして、危篤の知らせで

川口の親戚の家から車を飛ばしてる途中でした。

せめて、暖かい状態で親戚に最後を・・・と思って出たセリフですが

野郎は何を勘違いしたのか、「警察は介入できるのかな?」

なんて小声でノタマッテいましたが、結果3時間もの

長時間に及ぶ蘇生術をムキになって行い、

親父の胸はアバラが全て折れ、ガッポリとへこみましたが

それでも、奇跡的に心臓が動いてくれればと

可哀相と思いながらも、続けさせました。

医者連中も疲労こんぱいで、動きが鈍くなってきましたので

最終的には、自分が親父の上に乗って蘇生術を行う

つもりでいましたが、素人目にも動いていない心臓は

ハッキリと判ります。

この後は、寝てはいけない日が(寝れないです)4日程続きました。

今でも、夜中には数回目が覚めます。

変な夢も沢山みます。


一応、今回の報告はここまで・・・・

元気になったら、またお会いしましょう。

まだまだ、親父の遣り残し、実家の修繕を全て

自分たち(親戚)で手作業で行う事になりましたので

あと、何年かかるか判りませんが、ほとんど毎日「実家」にいます。

機会があったら「大工ぶり」を見に来てください。

「Hのふさん」壁と床の直し方を教えてください。

サッシの付け方もね。