はじめに 書き順入力の仕組み 使ってみよう Q&A ご挨拶

“書き順入力”はどのようなユーザー層を対象にしていますか?
年齢層などは特定することはできませんが、本方式は少なくとも以下の2点を満たすユーザーの役に立つことができると思います。

○携帯電話でのメール入力をかなりの頻度で行うユーザー

○従来の50音式の平仮名入力方法において、1文字ずつ子音と母音とに分解していく作業に馴染めなかったユーザー

“書き順入力”にはどのような効果がありますか?
従来の方法のような1文字づつの子音と母音の分解を行う作業から解放されることや、どの平仮名も2打鍵で入力することでテンポが生まれ、長い文章でも楽に入力できるようになります。また、本方式の平仮名変換辞書は、その内容の80%以上が平仮名の書き順をかなり忠実に再現しているので、ユーザはペンで文字をかく感覚でボタンを押すことができます。

“書き順入力”のボタン入力変換表(図3)を覚えるのにはどのくらいの時間がかかりますか?
最低でも3〜10時間は必要ではないかと思います。たしかに、従来の50音式の入力方法のように誰でも10分後には使いはじめることができるわけではありません。しかし、頻繁に文字入力を行うユーザにとっては、いったん本方式を習得すれば、その後は永遠に快適な操作感を味わうことができるので、労力をはらって変換表を覚える価値はあります。しかも、本方式の変換表は書き順になぞって連鎖的に覚えることができるため、例えばパソコンのキーボードでブラインドタッチを習得する労力と比べても、きわめて簡単でかつ短い時間で済むことが特徴です。

1つの装置で“書き順入力方式”と“従来の入力方式”とを使い分けることはできますか?
もちろんです。携帯電話では、従来の入力方式(“かな入力”や“ポケベル入力”)と本方式を1つの装置に同時に実装して、ユーザが自分のレベルに合わせて入力方式を選択するようにすることができます。具体的には、日本語入力頻度が低いユーザには覚えやすい従来の方法を、日本語入力頻度が高いユーザには図3の変換表を覚えたうえで本発明の方法を使用する、というように多様性に富む利用形態を提案することができます。その結果、より多くのユーザーが快適に文字入力をできるようになります。

“書き順入力方式”は携帯電話以外でも使うことができますか?
本方式は10個のボタンがあればどんな力装置にも実装することができます。つまり入力装置に特殊なボタンや形状を必要としません。したがって既存の多くの情報機器、例えば携帯電話のみならずLモードのようなプッシュホン式電話、テレビのリモコンなどにも応用範囲を拡げることが可能です。

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