まとめ
これからのインターネットは、ADSLやISDNから、FTTH(Fiber・TO・The・Home)に代わっていくと思う。
ADSLサービスや、従来からのISDN、アナログ電話(56kbps)はNTT局から家庭までの配線に銅線(メタリックケーブル)を利用しているのにたいして、
FTTHは、各家庭までの通信ネットワークをすべて光ファイバーケーブルを使って敷設している。
FTTHの魅力はズバリ、従来の銅線などを使った通信インフラと比べて桁違いにデータの伝送能力が高いということだ。
実験レベルでは、毎秒約3.3テラビット(テラはギガの1000倍)、
商用の光ファイバーでは毎秒16テラビットを実現している。
回線速度は想像を絶するレベルまで進化している。
これからもどんどん進化していくだろう。
ただ、一つ問題があるとすれば、既設の銅線を使った電話網と比べると、ケーブルや光/電気信号の変換装置などに多大な投資が必要となる。
また、ケーブルの敷設自体も長期の工事期間と莫大な費用がかかってしまうことだろう。
これが今後の課題となると思う。しかし有線ブロードネットワークスなどの登場で
それも近いうちに解消されるだろう。
そしてそこで活躍するのが、Ipv6(Internet Protocol version 6、インターネットプロトコルの第6版)だろう。
このような“耐久消費財総インターネット端末時代”を根底から支える基盤技術と言うことができる。
IPv6は現在使われているIPv4のもつ問題を解決してくれる。
現在利用されているIPv4のアドレスをコンピュータで利用するために使われる2進法に変換すると、「0」か「1」が32個並ぶ数字(32ビット)で表記される。
32ビットで区別できるIPアドレスの数は2の32乗倍、すなわち約43億個分ということになる。約43億個という数字は決して少ない感じはしないのだが、約60億人いる世界中の人がIPアドレスを1個ずつ使ったら、そこでもう足りなくなる。
ましてや、身の回りのあらゆる機器をネットに接続させたいとなると、1人でたくさんのIPアドレスが必要になり、ますますIPアドレスは不足する。
たいして、IPv6は128ビットの“長さ”があり、2の128乗倍分のIPアドレスを確保できる。IPv4と比べれば、IPv6は約43億×43億×43億×43億のIPアドレスが使えるように設計されているのだ。
これを実数で表すと約3.4の10の38乗倍した数となる。
「10の38乗倍」などと言われても大きさを感じづらいが、3.4億×1000兆×1000兆と言われればいかがだろうか。
これによって、現在約60億人いる世界中の人々にIPアドレスを均等に割り当てた場合、1人当たり5.6穣(じょう)個(5600兆の100兆倍)の割当が可能となる。
これは、人間の細胞(約60兆個と言われる)の一個一個にIPアドレスを割り当てたとしても、まだまだ余っている状態だ。
つまりIPv6が導入されると、無限と考えてもいいくらいのIPアドレスが使えることになる。
さらに世の中がどんどんデジタル化していけば、いろいろな機器のデータをパソコンに取り込めるようになるだろう。
そこではIEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394
)が活躍することになるだろう。
IEEE1394は、パソコンの周辺機器だけでなく、デジタルカメラなどのデジタル機器同士の接続も可能にした高速シリアルバスの規格。PCのほか、デジタルビデオカメラやビデオデッキなどが搭載している。
最大伝送速度は400Mbps、機器と機器を結ぶケーブルの最大長は約4.2mで、最大63台接続することができる。
接続方式も、機器をケーブルで数珠つなぎにしていくデイジーチェーンのほか、ハブを使ったツリー状の接続も可能。
IEEE 1394では、SCSIや後述するUSBと異なり、ホストとなるPCを必要とせず、機器同士の通信が可能になっている。
そのため、デジタルビデオカメラで撮影した画像をデジタルビデオデッキにダビングするといった使用が可能であり、デジタル家電への搭載が進められている。
ライバルとしては、USB(Universal Serial Bus)2.0がある。USB 1.1は最大伝送速度12Mbpsであり、キーボードやモデム、プリンタといった比較的低速なデバイスを接続する規格とされていた。
しかし、USB 2.0から最大伝送速度が480Mbpsにまで引き上げられた。ホストにPCを必要とするPC中心型のものではあるが、かつてはIEEE 1394を推進していたインテルがUSB 2.0の推進を行なっていることもあり、PC用インターフェイスとしては強力な対抗規格となっている。
どちらが主権を獲得するかは、これからの進化の度合いの差になるだろう。
これから世の中はどんどんデジタル化していくと思う。技術も急激に進化していくだろう。
そんな時JDBCのようなものも役に立つだろうし、いろいろなものが私たちを助けてくれると思う。