FINAL FANTASY XI
ストーリー
プロローグ



剣と魔法と技術が交錯する、美しき世界ヴァナ・ディール。

かつて、この地で、光を信ずる人間達と

闇を奉じる魔物との戦いがあった。

それは万物の根源たるクリスタルをめぐる、

互いの生存を賭けた死闘だった。

魔物によって、美しかった町は破壊され、地は荒れ、

水は汚されたが、やがて結束力に勝る人間がわずかな勝機を得て

彼らの撃退に成功し、人々はつかの間の平和を迎える事ができた。

しかし、それから20年あまりが過ぎ、

人々の戦いの記憶も風化し始めた頃、

再び邪悪な息吹が、密かにヴァナ・ディールに満ちつつあった。

すべてはクリスタルの力を求むるがため…。


伝説は、こうはじまる。

すべての起こりは「石」だったのだ、と。

遠い遠いむかし。おおきな美しき生ける石は

七色の輝きにて闇を追いはらい、世界を生命でみたし。

偉大なる神々を生んだ。

光に包まれた幸福な時代が、つづきやがて神々は眠りについた。

世界の名は、ヴァナ・ディール…

そしていつか、祝福されしヴァナ・ディールの地に、

おおいなる災いが満ちようとしていた。

何万年の長きにわたり暗黒を退けていた

古の封印がやぶれ、終わりなき悪夢が目覚める。


罪なきものの地が大地を流れ、世界を恐怖と哀しみ、

絶望におおわれるだろう。だが、希望がないわけではない……。

どんな嵐の夜をもつらぬき、輝くひとつの星がある。

どんな獣の叫びにも消されず、流れるひとつの唄がある。

そうだ。知恵と勇気と信念をたずさえた、誇りたかき者たち……

さあ、深き眠りよりさめ、いまこそ立て、

伝説の勇者たち、クリスタルの戦士よ!




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