| 更新履歴 |
| [ 2002.05.05 ]当分更新しなかったので一気に |
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Linux には数多くのディストリビューションが存在しますが、Windows に慣れてしまった方にはピンとこないところでしょう。Windows と Linux は OS という同レベルで語られるのが一般的になっていますが、それは実際はちょっと妙なことなので(少なくとも私はそう思う)、そこが原因かもしれません。まあ、とにかくLinux と一口に言ってもいろいろ(無数といってもよい)ある、というわけです。で、知りたいのは「じゃ、どれがいいの?」ということですね。
「どれもそれなりにいいから存在している」 これが答えです。ひゃー、怒らないで。だってそーなんだもん。 全てお好みなのですよ、こればっかりは。まあ、それでは何にもなりませんから、とにかく私の私見で突き進んでみることにします。ちなみに私は i386 マシンしか使いませんので悪しからず。 まず、現状で私が使用しているモノについて。 ■ Debian GNU/Linux 3.0 ■ woody はりリース前からずっと使っているが、インストーラの小さなバグはpotatoから相変わらずだ。おかげで私所有の一部のノートPCへのインストールは今回もうまくいかない。しかし、まあワタクシ的には現在最も気に入っているディストリビューションではある。しかし、絶対にサーバーとしては使わない。apt がラクチン過ぎるため、私の性格ではメンテナンスを手抜きするはずなのである。とにかく、開発環境としては他の追随をまったく許さない。 ■ Slackware 8.0 ■ 2.4系カーネルが使えるので、自分的には最も嬉しいのだが、あいかわらず ネットインストールはNFSだけなのね(私が知らないだけ?)。とにかくその根性が気に食わないので、まだ入れてない。悔い改めよ。 ■ Kondara MNU/Linux 2.1 ■ キにはなっていたのだが、やっとインストールする機会があった。多少ディスクに余裕のあるPCが浮いたのである。しかし、インストール終了し、再起動してびっくり。デフォルトのウィンドマネージャはEnlightmentなのね。なんだか古いPCに入れるべきモノではないと直感し、即削除(T T)r ■ Red Hat 7.2 ■ おまえ赤帽キライだって言いながら、結局使ってんじゃないか!実は好きなんだろぉ!と言われそうだ。しかし、システム関連の仕事をしたり、記事を書いたりするには親方赤帽から離れられないのである。はっきり言ってしまえば金になるのは赤帽だけなのだ。で、どうなったかというと、ますます肥大化している。しかも使い物にならないツールがほとんどである。他のディストリビューションでもカーネル2.4 + glibc 2.2.5 が安定版となっている今となってはただのブタである。しかし、先にも書いたようにコイツで食わしてもらうしかない。 ■ LASER5 7.2 ■ 毒を食らわば皿まで、である。errata とかのサポート体制が赤帽より悪いので、私にとっては「最悪」の一歩手前である。しかし、デスクトップ用途で使おうというのなら、それはそれでなかなかよいかもしれない。安定はしているのだ。 ■ Red Hat 7.1(2001/10 追記) ■ 性懲りもなくまたまた赤帽に手を出しました、トホホ。カーネル2.4に慣れるためと、あとやっぱ商売がらみは赤帽なんで常にチェックしてないと、ということで。 xinetd とか新機能があるのは悪いとはいいませんが、ますます肥大化していますな。独自の拡張も増える一方。フルパッケージインストールでないとおそらくまともに動かない部分が出てくると思うが、そういうのは困る。いまだにフルパッケージインストールはしたことないが、もしかしたら夢のような幸せな世界が待ってるのか?うーむ。ま、Windows化の道ますますまっしぐら、といったところ。勝手にしなさい。 ■ LASER5 Linux 6.4(FTP) ■ 自宅デスクトップ、自宅PCルータ、自宅の全サーバー機(ノート含む)、会社実験用サーバー機に使用しています。まあ、それからわかるように、私がもっとも使いやすいと感じ、信用しているディストリビューションです。 ◎さまざまな状況において、インストーラーが怪しいエラーを出したことがほとんど無い。 ◎赤帽コンパチである(ドキュメントの豊富さ、rpm パッケージ管理などの強み)。そして、赤帽より安定している。 安定した環境をすばやく構築し、比較的手のかからない管理をしたいとき、このディストリビューションから状況に応じたパッケージ選択をしてインストールという方法をとっていますね。ただし、その後かなりカスタマイズしますが.....。 さて、その後引退しました。 7.1 発売後、ディストリビューターがどうもサポートをサボっているように思えたからです。カーネルが 2.2.17 より上がらないのはどういうことだ、おい!で、2.2.19 カーネルソースコンパイルしたらうまくいかない。そういう事情で。 ちなみにML上では 7.1 の評判はかんばしくないようですな。はい、もう使いません。 ■ Plamo Linux 2.1 ■ 現時点(2001/05/31)での現行版は 2.2 ですが、まだ 2.1 を使っています。デスクトップに入れてます。Slackware が元になっているため赤帽や debian のようなパッケージ管理システムはないです。しかし、そこが私にとっては良いところなのです。パッケージの依存関係などは自分で把握していなければなりませんが、そういった一歩突っ込んだシステム管理は Linux の楽しさの一つです。configure ---> make ---> make install !! やはりこれが落ち着くのです。またパッケージ以外の面でもこのディストリビューションは「素」に近いので、単にデスクトップ用途で使用していても、システムに触れる機会が多くなります。この楽しさは BSD 系に近いものなのですが、BSD では快適な日本語環境を構築するのは非常に手間がかかります(私にゃそんな根性はない)。Plamo Linux の日本語環境は日本語ディストリビューションの中では群を抜いて快適です。 あまり楽しいので、ムチャもします。また、手がかかるのは事実です。ですので、私はサーバーには使用しません。しかし、ソースからコンパイルして最新のバイナリを走らせることができることを考えると、サーバーに向いているのです。冷静な方にはそれもよいでしょう。 しかし、まったく Linux はじめてっす!というヒトにはやはりツライと思います。システムのことがよくわかるので初心者にも最適!なんて無責任なコト書いてある書籍やページも多いのですが、それを鵜呑みにした場合、インストールの時点で泣きが入って2度と Linux には近づかなくなるんじゃないかと心配です。特に最近の安いマシンには i81X という intel 社製のビデオチップが使われていることが多いのですが(私のデスクトップ機もそう)、これに対して別途対策が必要だったり、使用ハードウェアによってはカーネルも再構築しないとイカン場合があるかもしれないし.....。 でも、がんばって使ってみてほしい! ■ Plamo Linux 2.2 ■ 追記(2001.07.30) : とかなんとかいって今では 2.2 に移行しました。一部鯖もこいつの上で動いてます(言うことコロッと変わってスマン)。やっぱノート鯖にはこれしかない感じですな。 ■ Red Hat 6.2J ■ 会社 FTP サーバー、会社社内用オールインワンサーバーに使用。「あ?あのヒトの話はしないで!」というカンジ。私にはまったくポリシーが理解できないその造りは「イカす」としか表現できない。 では過去に使用していたものやらなんだかんだについて ■ Turbo Linux 〜 6.0(FTP) ■ Linux との出会いはこれで、まあそういった理由で当分こいつでやってきましたが、いまとなっては過去のヒトになってしまった。赤帽系なのだが、拡張が激しいので、いまや完全にわが道を行っている。Linux を単にサーバーツールのように考えるなら便利な拡張がたくさんあるのかもしんないけど、残念ながら私の趣味ではない。個人の使用にはたいした魅力は無いのではないかな。 ■ Vine Linux 2.1(FTP) ■ 赤帽拡張ブラザーズの本流版というか(販売元が赤帽屋というだけだが)、超ごたごたくっつけ版といったイメージ。「使いやすい」と評判だが実は「日本語がいっぱい」なだけなのであって、私には迷惑(別に英語ペラペラというわけでもないが)。とかなんとかいいながら色気をだして入れてみようと思ったことがあった。しかし、解像度のあたりで(???)となり、挫折。しばらくしてサーバー用途にどうかと思い、再チャレンジしたが、何度やっても X を入れないとインストールの最後でフリーズ。X インストールしないとイカンのか?!なんじゃそりゃー!! というわけで以来近づいていません。 ■ Red Hat 7.0J(FTP) ■ 6.2J よりはるかにマシになっただろう、という期待から、出た途端に導入したが、その途端に修正版が出された、というあわただしいバージョンであった。よぉおーし、たまにはフルパッケージインストールだあ!と景気よくいってみたが、いくらなんでも 2GB を越えるサイズはないだろう!そういえばインストールCDは2枚だった。何か悪いことをしているような気分になり、十日ほどで捨てられた。そのわずかな間にもネスケがコアダンプしまくっていた覚えがある。 とりあえずコメントできるのはこれくらい。商用は 赤帽 6.2J しか知らない(これは会社が(勝手に)買ってくれた)。だいたい Linux に金をかけるという発想が私には無かった。本を買う、というのも気が付かなかったくらいだ。だいたい Linux本なんて売っていると思わなかった。おかげで取り残されてしまったぢゃないか、くそ。まあいいや。しかし、本はこれからも買わないであろう。本を買って勉強したヒトが作ったWEBサイトを見る、というのが正しい。 日本語版ではないものは現在では無理して試すまでも無いかな。 あと、番外だがフロッピーに納まるやつはびっくりする程よくできて(つめて)ますね。floppyfw, Ram Floppy はとても重宝で、よく使います。こんなので遊んでみるのも楽しいです。 そうだ Debian 系は全然縁が無いのです。すみません。 とか言ってたが、実は最近 Debian に傾いてる(2001/10 追記)。MLは前からピカイチだし。 しかし、ハードウェアの自動認識など、少し前では考えられなかったほど、どのインストーラーも頑張るので楽になりました。お気に入りが見つかると良いですね。 |