|
家庭内 LAN では職場では全く無縁の難しい問題が山積みである。このページではソフトウェアとかネットワーク機器とかいった部分を離れた部分を紹介していくのでありますね。
■ 電源 ■ 電源については職場などでも重要なポイントなのだが、家庭ではまた一味違う部分がポイントだったりする。 ブレーカーがすぐに作動するような場合はサーバーなんて夢のまた夢かというとそうでもない。だいたい電子レンジだのドライヤーだのといったものの系統が元凶なので、当然そこからはずすが、メインまでいってしまうことも多い。そういったことではなくて、UPS(無停電電源装置)にしてしまえばよいのだ。 「家庭で?!」 サーバーはノートPC(バッテリーが生きてれば)で構築すればよいということだ。ついでに言うと、バッテリーの生きてるノートはただ一つの電源タップに電源を求めるようにすると便利だ。いざ稼動を開始したはいいが、奥さんによる移動命令がいつ出ないとも限らないし、PC置き場のスペースの平和が凶暴なわが子によって突如脅かされ、危険地帯となることも充分ある。こういったとき、いちいちサーバーを停止したりどうしたこうしたとかもたもたしていると、奥さんに怒られ、PCなどの機器が子供の餌食となってしまう。電源を集中しておけば、その元だけはいきなり引っこ抜いてもよいので、緊急避難ができるということだ。
イメージ
ノート(常時稼動)
引っこ抜いてもOK |
| | | | | ノート(常時稼動)
+-----+ +-----+ | |
| | | | | | ノート デスクトップ(非常時稼動)
\_ / \_ / | | | |
| | | | | | モデム
| | +--|---|---|-- 〜 -+ | |
| | | | | | | | | ハブ
| \_______________| ||| ||| ||| | | | |
| | |_| |_| |_| | | | |
| | | +--|---|---|- 〜 〜 -+
| +------------- 〜 -+ | | | | |
\______________________________________________| ||| ||| ||| |
| |_| |_| |_| |
デスクトップ以外は | |
引っこ抜いても平気 +------------ 〜 〜 -+
■ 家庭内部のクラッカーから守る ■ 家庭内部のクラッカーといえば奥さんと子供である。 家庭内 LAN を持つにはそれなりの覚悟が必要だ。家庭内 LAN ははっきり言って、奥さんに人質を預けているようなものである。この時点で、奥さんとの付き合い方がおのずと決まってしまう。例えばある晩、口論になったとしよう。明くる朝も全く口を利かず、まだ怒っている様子の場合、あなたはLANを置いて出勤できるか?(やっぱするけど)...我々はこのような事態を避けるためにも、奥さんの顔色をうかがう卑屈なダンナにならざるを得ない。 しかし、なんといっても子供だ。これより怖いものはまずない。年齢によって対策は異なるが、自力で移動できる場合はすでにクラッカーとして充分すぎる能力を有しているといってよい。 子供の攻撃方法は多彩であるが、彼らもやはりバッファーオーバーフロー攻撃のようなことをする。彼らのやり方はこうだ。 とてつもなく長い時間キーボードに体ごと乗り上げ、入力を行う(山下洋輔のピアノにヒントを得ている、という噂もある)。そして飽きると降りようとするのだが、どうやらそのとき ENTER を踏んづけているらしい( すでにシステムがフリーズしている場合もある)。私はこの攻撃に対応できるキー入力監視プログラムを作成してみたが、うまくいかない。どうやら彼らのほうが上手のようだ。 またある時はネットワークケーブルを引っ張り出し、ぐいぐい引っ張っているのを目撃したことがあるが、それに接続されたマシンが、ず、ずずと動いていた。まさにリモートからマシンを動かしているのだが、ブルートフォースアタックに失敗して最後の手段に出たものと思われる。 彼らは凶暴である。しかも何をやってもお咎めなしときている。非常に恐ろしい。 で、対策だが、彼らが2歳以下の場合はバリケードで守る、という古典的な方法も使える。ちなみに我が家もバリケードがあるので、写真を公開しておこう。
もちろんガーデニングをしているのではないが、ガーデニングコーナーで買ってきた板にL字の蝶番金具を取り付けたものだ(安上がりだから)。これにより開閉も可である。やってみればわかるが、奥さんという人々はこういうものがあると勝手にいろいろとぶら下げたり貼り付けたりするらしい(写真参照)。ちなみにラックもいろいろなものを流用し、ほとんど自分で作ったようなものだが、高く積み上げ、攀じ登りにくくするのが子供対策のコツだとわかった。真剣に専用(子供対策)のラックを開発して一発儲けようかと考えたこともある。まあ、そんなことはいいとして、もしバリケードも破られるとなると、苦しいが、こんどは彼らに知恵がついてくるので、モノで釣る手もある。 「いじらなければ××を買ってやるぞ」 しかし、これを一度やったら最後、サラ金地獄並みの状況となるので注意しよう。 ちなみに、わかっているとは思うが、「子供がいたずらしないように」などと奥さんに頼んでも、ものの10秒後にはキーボードを激しくパンチする音が聞こえてくるので、効果は全くない。それで奥さんを責めると今度は.....。 ■ 配置 ■ マシンの配置をあれこれ考えることはそれ自体楽しいはずだが、実際は各種制約や奥さんの同意が得られなかったりで、結局気がつくと、気の利かないというか、ごく当たり前な配置となっていて少し悲しい。 さて、私のすみかは賃貸アパートなのだが、以下のような間取りになっており、"PC"として示した場所に例のバリケードに守られたPC群がある。バビル2世の住むバベルの塔はコンピューターに守られていたが、我が家ではコンピューターがラティスに守られているのである、時代は変わった。
東
/
/
/
+---+-----+-------------+---------+
| 玄関 | | |
| | toilet | |
+---+-----+ | |
| ガ| | | ふろ |
| ス| +------+------+ |
| 台| \ | |
+---+ \ | |
| 流| +---------+
| し| 台所 | |
| | \ | 洗面 |
| | \| |
+---+ +---------+
| NTTコンセント→| 押し入れ|
北 | ◆ ◆| | 南
|---+-----+------+------+---------+
| ◆| | |
|PC | |◆ |
+---+ | |
| | |
| フローリング | 畳 |
| の居間 | の和室 |
| | |
| | |
| TVアンテナ | |
| JCOMケーブル | |
| ◆↓ | ◆|
+----------------+----------------+
| |
| 庭 |
| |
+---------------------------------+
西
◆は電源コンセント
NTTはこんなおかしなところにコンセントを付けて、いったいどうしろというのだ...
で、結論から言うとこのPC群の配置はあまりよいともいえないのだが、この間取りではやむを得ないということも判明している。また、この間取りは私の所得からはやむを得ないのであり、そう簡単に所得が増えるものなら、とうの昔に対策が講じられているはずであるので、そうではないということはやはりどうにもならないのだということまで数学的いもづる法によって証明されてしまっているのであった。
では間取りと配置に関わる問題点とはどういったものがあるか。 ◎水蒸気の問題 PCが結露を嫌うのは誰でも知っている。当然、風呂場の近くに置くのは危険であるが、狭い部屋の場合、風呂場から充分な距離を置くというのは不可能であるので、目の前でなければよしとするしかない。それよりも、結露の原因は気温変化の量と速度によることを頭に入れておこう。ということで、冷暖房機器からも距離を置くようにする。また、風通しがよいほうが気温変化には対応できる。 ◎微粒子付着の問題 大昔、まだPC98全盛の頃、私の計算機室ではみんながみんなタバコをばかばか吸っていた。その効果は絶大で、なつかしの5インチFDが次々と読み込み不能となっていった。しかし、その原因がタバコのヤニであったとはだれも考えなかったという、おおらかな時代であった。 さて、家庭ではタバコはもちろんのこと、「魚を焼く煙」等のケムリが脅威なのはあまり知られていないところではないだろうか。私はギブソンレスポールカスタム1970年製、フェンダーテレキャスター1969年製といった、ヴィンテージギターを持っているのだが、表面にはサンマだかサバだかの脂がねっとりとはりつき、悲しい思いをしているが、これを見ればPCがどういった状況になっておるか推して知るべしである。 対策だが、タバコは外に出て吸えばよいが(PCがなくてもそうせざるを得ない人も多いだろう)、「魚は外で焼け」などと奥さんに言おうものなら自分が追い出されてしまう。少しでもケムリの通り道にならないところにPCを配置する、程度のこと位しかできないのが現実である。小型扇風機でエアカーテンを作るのも手である。私はこの点(魚の脂ケムリ問題)は家庭内LANの最も重要課題と考えている。若いうちに論文を書いておくべきだった。 ◎風水的な問題 間取りの図を見ていただくとわかるが、PC群は丑寅にある。つまり鬼門だ。まあ、ゲートウェイがあるわけだから、それはそれでハマっているのかもしれない。あるいはADSL線ならNTTのコンセント、CATVならケーブルのコンセントが入り口となるのかな?これら二つは丑寅から外れているが、もしや意図されているのだろうか?そうだとすると工事業者恐るべし!今度質問しておこう。 ネットワーク上の風水についてのWEBサイトもあるので、専門としている人もいるのだろうね。素人の私はあまり考えなくてもいいのかもしれないなあ。でも興味あるので勉強してみようかな。ネットワークと京の都、ハッカーな鯖管と陰陽師、なんとなくいい具合にマッチするんだよねー。 ごたごた書いたがしかし、これらの考察が次回の引越しの際に生きてくるかというと、全くそんなことはないのであるね。 |