VMware 裏技特集



VMware が便利なのはいまさら言うまでもないけど、用途としては人それぞれでしょう。OS やツールのテストやインストールマニアなんてのは当たり前。今回はやや飛び道具的な側面紹介しますぜ。

■ ウィルス・ワームを飼う ■

まずは序の口です。これはやってるヒト結構多いんじゃないかな。コレクターの方々の場合、検疫/隔離場所という使い方、あるいはのびのびと活動させる(クリックしまくりとか)サンドボックスとして VMware を使うわけです。Virtual Disk を nonpersistent という設定にしておけば、すべての変更は無効になるので、次回起動時は何事もなかったのと同じことになるんで、こんな無茶ができるわけです。


■ やばいサイトを見に行く ■

ブラウザクラッシャーが仕掛けられてたり、その他、悪意のある仕掛けが仕込まれているようなサイトを見に行きたい、あるいは見に行かざるを得ない場合、私は VMWare 上から行きます。ウチのホストに攻撃に来た発信元のWEBサイト確認でしょっちゅう使います。これをまねたい場合は、こちらの IPアドレスに注意してください。結局通常と同じ IP アドレスから行ってしまっては、マシンにダメージがなくても、IP を抜かれることによるイタズラをされる可能性は消えません。ダイアルアップにしとくとか、まったく別の回線を使えばなおよいです。


などなど。少し悲しくなってきました。私のような素人はこんなもんです。きっとセキュリティの専門家は VMware を使ってさまざまな実験をし、効果を挙げていることでしょう。

しかし、セキュリティには素人の私でも「金をかけずに変わったことをする」という、それなりの分野はありますので(うーむ)、その辺から攻めたのが以下。


■ 仮想マシン製造機、そして大量生産 ■

VMware を構成するのは当然ですが「ファイル」です。たとえば、仮想マシン上の Windows NT は
Windows NT.vmd     --- 仮想ディスク
Windows NT-02.vmd  
Windows NT-03.vmd  
Windows NT.vmx     --- 設定ファイル
nvram              
で構成されてるわけ。で、ハードウェアによって異なるのは設定ファイル Windows NT.vmx だけなので、たとえば、ともに VMware のインストールされた A, B 機があるとすると、A 機で作ったこれらのファイルをぜーんぜんハードウェア構成の違う B 機にもっていっても、 Windows NT.vmx をちょっとだけ(せいぜい2行)書き換えれば動くわけ。Virtual Disk ファイルのパスと、メモリ制限ぐらい。

これはすごいことだよ、実は。なぜか?

  • 丸ごとバックアップできる。
    こんな簡単なバックアップはない。


  • もし、VMware 機が複数台あるならば、実際に動かすマシンでなくても、とにかく一番楽な(速いとか)マシンで作ればよい。
    実際に動かすマシンに CD-ROMドライブが無い、などでもぜーんぜん問題なしとなる。 CD-ROM ドライブの無いノートの VMWare 上に Windows を入れる場合にはうれしい。 また、実際に動かすマシンより速い VMware の入ったマシンがあれば、そちらで仮想マシンを作ってしまえば時間が節約できる。


  • 仮想マシンは作りおきができる、基本的な設定でどんどん作って置いておけばよいのです。
    もちろんライセンスのあるヤツ(Winとか)はどんどん作っちゃダメだよ(^^;
注意したいのはライセンス。Windows などの OS はもちろん、 VMware ソフト本体は1台1ライセンスだ。ひとつの Windows から複数の仮想マシンを作ったり(実体は単なるファイル、とはいえ、おそらく許されないはず)、ひとつの VMWare を複数機にインストールしたりしてはいけない。


というわけで、VMware は2つ以上あるとかなり便利になりそうなのだが、結構高いので、一人で2ライセンス購入するのは苦しい(T T)。職場で導入されてたりするとありがたいよねえ。


で、こんなこともできるわけです。


■ 携帯仮想マシン ■

「仮想マシン」というものが今後もっと普及して、つまり、だいたいどこへいっても専用の親機があるよん。という状況になったとすると、

携帯端末として仮想マシンを持ち歩けばいい(実際持ち歩くのはファイルね)ことになる。これは軽い(笑)。

マジで結構便利だと思う。こないだ職場で入れ(させ)たんで、やっとこさ自宅との間で携帯できる(^^。



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