4.【スイカ割り】 グリシーヌは、じり……じり……と獲物を狙う猫のように距離をつめていた 斧を構えながら向かう先には、大神の特徴的な頭が…… 「隙あり!」 サクッ 「あ……」 グリシーヌ自慢の斧が大神の頭に深々と刺さっていた それはまるでよく熟したスイカに包丁を入れたときのよう…… 「グ、グリシーヌ……  な、なんで……」 「す、すまぬ……隊長……  じょ、冗談のつもりが……」 「あへっ……」 「いやぁぁぁ……!!  隊長ぉ……!隊長ぉ……!」 ・ ・ ・ ・ ・ 「……ハッ!」 グリシーヌは目を覚ました 「夢……良かった……」 グリシーヌは安堵の息をつく そこは東京女子刑務所の煎餅布団の上であった                (了) -------------------------------------------------------------------------- ★この作品の感想を下さい 感想送信フォーム(簡単&匿名)