ゴールデンウィークに東北で友人の結婚式があったので、ついでに東北ツーリングを敢行。
敦賀港→秋田港→男鹿半島→田沢湖→乳頭温泉郷→小岩井牧場→結婚式場(岩手市)→一関→松島→仙台港→名古屋港→帰宅

出発は福井県のフェリー乗り場。10:00発の敦賀-秋田の便だったが、離れたところに住んでいたので夜中に出発。
しかし道中突然の雷雨に遭ってしまい、真っ暗な中横風に怯えながら、全身冷え切った状態での運転だった。
それまでに経験した悪天候でのツーリングのうち、トップ3に入る過酷さだったが、何とか乗り場までたどり着くことができた。

秋田港に着いてから、八郎潟という所に行った。とてつもなく広大で平坦。まっすぐな道が続き、走っていて気持ちよかった。
関西ではすでに桜が散っていたが、東北ではちょうど見頃だった。

八郎潟から男鹿半島を目指すために走っていると、途中に案内所を見つけたので立ち寄った。
中からおじさん2人が出てきて「どこからきたんや?」って聞かれたので、関西ですと答えたら「よー来たなー!」って熱烈歓迎してくれた。
このおじさんは観光協会のエライ方だったらしく、地図をもらったり観光スポットを教えてもらったり親切にしていただいた。
もうそれだけで秋田最高!と思える出来事だった。

男鹿半島に向かう途中、寒風山という山に行った。
名前のとおり、山の上は冷たい強風が吹きつけてきたので、温かいお茶ときりたんぽをいただいた。
ここの売店のおばちゃんもいい人だった。

男鹿半島の先端、入道岬に行った。灯台の上から見る水平線が素晴らしかった。


男鹿半島を南下する途中に昼食を採った。こちらのお店はツーリングマップルに岩ガキがうまい!と書かれていたのだが、残念ながらシーズンを外していた。
代わりに刺身定食をいただいたが、とてもおいしく十分満足した。

男鹿半島を一周してその日の宿に向かう途中、岩手と秋田の県境付近にある田沢湖に立ち寄った。写真はたつこ像。
本当は小京都と呼ばれる角館なんかにも行きたかったのだが、日が暮れそうだったので断念した。
角館はその日の宿の主人にも立ち寄った方がいいよって言われた。うーん残念。いつかまた行きたい。

たつこ像を見た辺りで既に体力は限界に近く、また夕方になって気温が下がってきたのと雨が降ってきたことで、運転しながらガクガク震えが来る状態だった。
しかし道に迷いつつなんとか宿に着くことができた。このときは心底ほっとした。
泊まった宿では乳頭温泉郷から温泉が引かれており、冷え切った体には最高だった。夕食はきりたんぽ鍋をいただいた。

翌日、宿からR46を通って岩手に向かった。岩手では小岩井農場に立ち寄った。
ここの入り口でなまはげを背負った奇妙な方を発見…。「素敵なリュックですね」と声をかけたら、リュックじゃなかった。北海道在住で、「水曜どうでしょう」が大好きとのこと。カブにだるまを乗せ、なまはげを背負って旅をしておられるんだそうです。なんと男前…。
この方と一緒に牧場内を歩き、牛乳一気飲み対決をした(水曜どうでしょうで放送されていた企画らしい)。旅してて良かったと思える、素敵な出来事だった。
この後農場を出て結婚式会場へ向かった。

友人の結婚式は新郎新婦ともに幸せそうだった。また大学の友人と久々に会うことができた。
結婚式の後、岩手といえば冷麺、ジャージャー麺だということで、友人たちとお店へ行った。
冷麺はおいしかったが、ジャージャー麺はちょっと…だった。お腹一杯だったからかな??
翌日友人たちは岩手の三大麺に数えられるわんこそばに行くとのことだったが、私はその日長距離移動する計画だったのであきらめた。
この日トラブルに見舞われたため、結果的にこれはとてもよい判断だったことになる。
岩手を出てから中尊寺金色堂、猊鼻渓、気仙沼へと行く予定だったが、途中で単車に異音が発生。
盛大な金属音を鳴らしながらなんとかバイク修理工場までたどり着いたのだが、整備士さんによるとタイヤとシャフトの間にある、ベアリングという部品が破損してしまったとのこと。
Estrellaに合うベアリングの在庫は無く、GW中なので当然部品も入ってこない。残念ながらバイクの旅は一関で終了せざるを得なくなった。よってこの期間はトラブル対応に追われ、写真はほとんど残せていない。
早めに出発していたことで、日が暮れる前に対応できたことが救いだ。
バイクは保険のロードサービスを使って家まで運搬してもらうことになった。
このときは保険のありがたみをしみじみと感じた。

仕方ないので予定を変更し、電車でフェリー乗り場のある仙台に向かうことにした。
途中で松島に寄り、遊覧船に乗った。
このあたりは訳の分からない変な形の岩がたくさんあり、見てて面白かった。

仙台では牛タンをいただいた。これはおいしかった!機会があればぜひまた行きたい。
お店に入るまで少し待ったが、仙台の牛タン屋さんは行列ができているところが多かった。

伊達正宗の居城がある、青葉山に行った。ここからは仙台市が良く見渡せ、気持ちよかった。
仙台市は歩いていて街並み自体がこざっぱりしており、すごく住みやすそう。
広瀬川のゆったりたゆたう感じも良かった。

帰りは仙台港から太平洋フェリーで名古屋に向かった。愛車と一緒じゃないのが少し残念だった。

名古屋に住んでいる弟に迎えにきてもらい、蓬莱軒のひつまぶしを食べに行った。
開店の30分前に行ったのに、既にすごい行列だった。
かなり待ったが味は素晴らしく、旅の締めにふさわしい一品だった。

この日はかねてから行きたいと思っていた高野龍神スカイラインに行った。
以前は有料道路だったそうだが、現在は無料で走ることができる。
たくさんのバイクとすれ違ったが、大型のバイクが多かった。Estは250ccと非力なので、マイペースでトコトコ走ってきた。
途中に金剛峰寺にも寄った。

奈良の南の方は緑豊かな道が多く、ツーリングしてて楽しい。R168なんかも良い。
しかしこういうロケーションは得てして携帯の電波が怪しく、もしバイクにトラブルがあったら…と考えるとちょっと怖くもある。

途中立ち寄った金剛峰寺にはいろんなお墓があったが、なかにはしろありのお墓なんかもあった。やすらかにねむれ…
他にも面白い造形の墓石などもあり、それらは注目の的だった。

道の脇にアジサイがキレイに咲いていた。