networkの設定

networkの設定を説明する。 最近では、ネットワークの設定はそれほど難しくない。 大体が自動認識してくれるからだ。 だから、IPの設定などだけやっておけば、大丈夫である。

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ethの設定

pppの設定はppxpの項で説明している。 ここでは、ethの設定を行なう。設定するデバイスはeth0として進める。 また、簡単に設定のできるlinuxconfを使うことを前提とする。

通常、ネットワークカードさしたままLinuxをインストールすると ネットワークを自動認識してくれて、設定をどうするか聞かれる。 設定しなければならないのは次の点である。 linuxconfやnetconfを使っても同じである。

Host name + domain

Host name+domainはマシンに一つの名前が与えられる。

HOSTが自分の名前で、domainがネットワークの名前となる。 例えば、www.yahoo.co.jpだったら、wwwがマシンの名前、 yahoo.co.jpがネットワークの名前となる。

ローカルの場合、名前の付け方にセンスが求められる。 僕なんかはなかなか決められない。

IPアドレス

IPアドレスはネットワークカード毎に決める。

ローカルの場合は、下記のうちのどれかのIPを使うと決められている。

classip addressnetmask
A10.0.0.0 - 10.255.255.255255.0.0.0
B172.16.0.0 - 172.31.255.255255.255.0.0
C192.168.0.0 - 192.168.255.255255.255.0.0

通常はClass Cを使っていればいいですね。 一つのネットワークに254台つなげることができます。 (0と255は特別な意味を持つので使えない。)

Netmask

ネットワークの識別をするためのもの。 この値でIPアドレスをマスクすることにより、 どのネットワークに属しているかがわかる。

192.168.1.1のIPアドレスでNetmaskが255.255.255.0の場合は、 192.168.1.*が同じネットワークに属していることになる。
192.168.1.1
この場合、赤い部分がネットワークの識別、つまりdomainで 緑の部分がマシンの識別、つまりHOSTである。

DNSサーバ

名前でアドレスを解決する場合のサーバ。 名前でアドレスを解決する必要がない場合は 設定する必要はない。

自分でDNSサーバを立てている場合は、自分のIPアドレスを指定、 プロバイダーのDNSを使う場合はそのIPアドレスを指定する。 間違ってもdomain名で書かないように!その名前を解決しようと DNSサーバに問い合わせをすることになるので、意味がない。

default gateway

外側にでるときの出入口となるホスト指定する。 同じネットワーク内のものはそちらにいくが、 外のネットワークにアクセスするときは、これを設定していないと でることができない。

eth0が192.168.1.1でnetmaskが255.255.255.0としている場合
ping 192.168.1.2〜192.168.1.254
は、eth0に向かってPacketを流す。
ping 210.222.2.222
などは、default gatewayに向かってPacketを流す。 default gatewayが指定されていなければ、Network is unreachable となる。

ネットワークの立ち上げ

上記の設定が終了したら、ネットワークを立ち上げる。 この前に忘れてならないのは、linuxconfの中でデフォルトで立ち上げる をチェックしておくことである。 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0(場所はディストリビューションによって変わる。) のなかでONBOOT="yes"になっていればOKである。 なっていないのであれば、そのように書き換えれば良い。

立ち上げは、

# /etc/rc.d/init.d/network start
ネットワークパラメータを設定中:  [  OK  ]
インターフェースloを活性化中:  [  OK  ]
インターフェース eth0を活性化中:  [  OK  ]

とでれば立ち上げ完了である。なにかNGになった場合は、 設定が間違っている。 本当に立ち上がっているかifconfigで確認する。

# ifconfig  eth0
eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:90:99:10:03:5B  
          inet addr:192.168.1.1  Bcast:192.168.1.255  Mask:255.255.255.0
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:25 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:103 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:100 
          RX bytes:3247 (3.1 Kb)  TX bytes:17383 (16.9 Kb)
          Interrupt:11 Base address:0xc400 

というように出て、アドレスもちゃんと設定されていればOKである。

IPやgatewayが設定されているか確認するには、

# netstat -nr
Kernel IP routing table
Destination     Gateway         Genmask         Flags   MSS Window  irtt Iface
210.254.28.254  0.0.0.0         255.255.255.255 UH       40 0          0 ppp0
192.168.1.0     0.0.0.0         255.255.255.0   U        40 0          0 eth0
127.0.0.0       0.0.0.0         255.0.0.0       U        40 0          0 lo
0.0.0.0         210.254.28.254  0.0.0.0         UG       40 0          0 ppp0

といった感じでどこに送るかが設定されていればよい。 default gatewayがない場合は、 上記に書かれたアドレスにしか送ることができなくなる。 上記の場合は、default gatewayが210.254.28.254に設定されているので、 解決できないIPはそちらに送るようになる。

試しにどこか他の場所にpingをうってみる。

#  ping 192.168.1.64
PING 192.168.1.64 (192.168.1.64) from 192.168.1.1 : 56(84) bytes of data.
64 bytes from 192.168.1.64: icmp_seq=0 ttl=128 time=816 usec
64 bytes from 192.168.1.64: icmp_seq=1 ttl=128 time=712 usec
64 bytes from 192.168.1.64: icmp_seq=2 ttl=128 time=705 usec

--- 192.168.1.64 ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 packets received, 0% packet loss
round-trip min/avg/max/mdev = 0.705/0.744/0.816/0.055 ms

とでていればうまくいっている。

トラブル対応

どうしてもネットワークが立ち上がらない人は 次の事項をチェックしてみましょう。

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Kenji Ohmori
Last modified: Tue May 31 01:59:14 JST 2005