そろそろブレイクしそうなAAC


nero、iTunes for WindowsやWinamp5(ベータ)にAACエンコーダが使われています。
そろそろブレイクしそうな予感がしますねぇ。

そういえば昔のフリーAACエンコーダのエンコード時間や音質などからあまり期待がもてなかったフォーマットですが、ここにきてアップルがドルビー製AACエンコーダをつけたQuickTimeをリリースしてから各フォーラムなどで音質の良さが評価され、ついにWindows版iTunesもリリースされAACパワーが全開です。

過去には、リキッドオーディオ(暗号化されたAAC)やNECのジュークボックスソフト(これも暗号化)、そしてパナソニックなどのシリコンオーディオプレーヤ向けソフトで採用された著作権保護されたAACがありましたがどれも使いにくいものでした。
そこで、neroがPsyTEL仕込みのAAC(MPEG-4)エンコーダプラグインをリリースし、エンコード速度も向上し、音質もなかなかのものになりました。そしてnero6でHE-AAC(AAC+SBR)を追加しました。
それに、ついにあのWinamp5がフリーでAACエンコードできるみたい。ベータバージョンではリッピングスピードが2倍に制限されるぐらいで、無料でエンコードできます。正式バージョンではどうなるのか分かりませんが期待がもてます。ベータバージョンで「Winamp PRO」のレジスト表示があることを考えるとAACも有料になるかもしれませんが、これでAACが普及して携帯ハードウェアにもフォーマットが採用されるとうれしい限りですねぇ。

iTunes (Windows,英語版)で.m4aファイルにエンコードしたファイルを聞いたところ160kbpsぐらいで十分耐えうる音質でした。foobar2000 v0.7.2でも再生できます。

また、2003年11月にあのFraunhoferも「Fraunhofer IIS MPEG-4 Encoder and Server」のデモ版を公開しました。こっちの方はコーデックが古く、CD音質で96kbpsとMP3のように誇大宣伝し、NearCD音質でなんと64kbpsとふざけています。また、96kbps、64kbpsともに32kHzにリサンプルする有様で何ともお粗末です。128と144kbpsの音質もイマイチといった感じです。このソフト、売るつもりなんでしょうか?


関連サイト

アップル
ドルビー
Fraunhofer AMM
Ahead(nero)
dicas and zplane.development

FAAC
RareWares

LastUpdate:2003年11月18日