OggVorbis-ついにVer1.0が完成

2002年7月19日ついに待ちに待った「ポストMP3」OggVorbis1.0が完成しました。これでやっとデコーダの仕様が固まり、携帯プレーヤメーカーも採用されるでしょうね。待ち遠しいです。デコーダの仕様書が完成し、これからOggVorbisが本格的に普及していくことと思います。<そうあってほしいんですが。
 また、低ビットレート(平均64kbps)でも結構いい音質になっているのでナローバンド環境のネット配信やストリーミングでも採用されることと思います。それでもこれだけビットレートを落としてもMP3みたいに急激に音質が落ちることがないので驚きました。また、VBR時のエンコードスピードもかなり速くなっています。(でも、もっと速くしてほしい・・・)
 そうなると、同じビットレートの.mp3より確実に音質がいいOggVorbisに乗り換えたくなりますねぇ。ということで乗り換えましょう!
 バイナリのダウンロードはオフィシャルサイトからダウンロードできます。

お勧めのプログラムはやっぱりシンプルなD&D型エンコーダ「oggdrop」と機能を付加した「oggdropXPd」ではないでしょうか。オプションはVBR(音質管理モード)の4.00あたりですね。これで物足りなかったら5.00にしてください。これでも物足りなかったらMusePackか猿音をお勧めします。ベータ段階にあったABR,CBR(ビットレート管理モード)もありますがストリーミング用でやや音質が落ちるようです。また、このVer1.0でもステレオの設定はできないようなので今後どうしていくのか楽しみです。また、高ビットレートの音質も力を入れてほしいところです。だいたい公称ビットレートより小さいビットレートでエンコードされるのでビットレートの割り当てを多めにするとかそういったオプションもほしいところ。
CDex1.50 Beta6 でもVorbisエンコーダライブラリのバージョン1.0が採用されています。またこのバージョンから日本語の言語ファイルが同梱され、わざわざ別にダウンロードしなくてもすむようになりました。
この音質でVer.1.0なので、これからもエンコーダの音質改良に期待がもてますね。目標はVBR(Q=4.00)でLAMEの</span>--alt-preset standard以上でしょうか(^_^;)。
やっぱり--alt-preset standardの方が絶対良いという方はLAME一筋でいってください。でもビットレートは軽く200kbpsを越えてしまうんです。それならMPCかな?

でも日本では相変わらずmp3かWMAしか普及していないのでoggやmpcも普及させましょうよ。このままだとマニアだけのフォーマットになってしまいそうで・・・。

ついでに、-qの値に対して実際どれぐらいのビットレートになるかテストしてみました。

<テスト>-q値に対する平均ビットレート
 ※テスト曲:倉木麻衣「Feel fine!」(5分40秒/48.8MB)

-q値 公称ビットレート 平均ビットレート(テスト曲使用時)/サイズ
-1 45kbps 49kbps/1.71MB
0 64kbps 64kbps/2.22MB
1 80kbps 77kbps/2.67MB
2 96kbps 87kbps/3.03MB
3 112kbps 106kbps/3.68MB
4 128kbps 118kbps/4.10MB
5 160kbps 146kbps/5.07MB
6 192kbps 175kbps/6.09MB
7 224kbps 200kbps/6.93MB
8 256kbps 231kbps/8.01MB
9 320kbps 298kbps/10.3MB
9.5 410kbps 392kbps/13.5MB
10 499.8kbps 392kbps/13.5MB

-q0までで公称ビットレート以上になりそれよりq値が大きくなると実際の平均ビットレートの方が小さくなります。

そして、2003年11月末にひっそりとVer1.0.1にアップされていました。
そろそろVer1.1ですか?待ち遠しいですねぇ。


最終更新:2003年11月24日