Last updated: "2002/03/23 18:50:20 +0900"
小松平良樹プレゼンツ
MPC-102 のバックライトを交換してみました。その結果、暗くて使用にストレスを感じる 状態だった LCD の明るさが、通常使用に問題ない程度に回復しました。
専用部品を使用したわけではないので、次の問題があります。
また、交換後数日しか使用していないため、耐久性がどうなのかは、まったく不明です。
例によって... もしもあなたが本 HTML 文書を参考にして何か行動を起こし問題が発生したとしても、 私は責任をとりません。自己責任でどうぞ。
各種工具は適当に必要です。なお、本 HTML 文書を通じて、「適当」は「いい加減」ではありません。
明らかに必要なのは、バックライト (冷陰極放電管) です。 私は、R-OA から、太さ 2.0mm、長さ 158mm のものを 入手しました。 短すぎると画面両端が暗くなるでしょう。長すぎると筐体に収まらないでしょう。158mm でも ちょっと長いのですが、工夫することにより収まります。
もともとついていた冷陰極放電管と、新しいソレの画像は次の通りです。
上がもともとついていたもので、下が新しいものです。太さが若干違いますが、この差は 問題になりません。長さは画像ではわかりませんが、新しいものが若干長いです。 私は、もともとのものを折ってしまったので、長さを比較することはできなくなってしま いました。よって、全長比較の画像もありません。
画像ではわかりづらいのですが、もともとのモノは若干黒ずんでいます。 普通の蛍光灯と同じく、消耗すると黒ずんで、明るさが落ちるのだと思います。
まずは、LCD のカバーをはずします。 分解は、T@ni さんのページ が詳しいです。 適宜参照するとよいでしょう。
一応、ここでも軽く触れておきます。
筐体 LCD 側の四隅に、ネジを隠すためのシールとゴムが貼ってあります。 これをはがすとネジが現れますので、適当にはずして下さい。
ふたを外すと、LCD パネルが現れます。LCD パネルと右側基板とは、2つの フレキシブル基板で接続されています。幅の広いフレキシブル基板は、コネクタのロック部分を 左側に引くと開放されます。狭い方はロック部分を上に引っ張ると開放されます。 また、冷陰極放電管は、左側のインバータ基板と接続されています。 適当に外してください。
LCD パネルからバックライトユニットを外します。LCD パネルとバックライトユニットは、 LCD パネルの上部 3個所のツメ? でくっついています。これを適当に外します。
ここで注意。LCD パネルとバックライトユニットの間には、光を拡散するためだと思われる シートが挟まっていて、LCD パネル側にひっかかるようにくっついています。 それをばらばらにしてしまわないように注意してください。 ほこりなども厳禁だと思います。 LCD パネルを机の上などに置くときには、裏返しにするとよいでしょう。 正面が上になるように置くと、持ち上げるときにシートがばらばらになる可能性があります。
冷陰極放電管には、左右にゴムキャップがくっついています。
右側のゴムキャップは、引っ張ると外れます。画像は次の通りですが、これは 私が交換作業をした後のもので、絶縁のためのビニールテープが貼ってあったりします。 また、配線とは半田でくっついていますから、適当に外してください。
左側のゴムキャップは、構造を見れば分かると思いますが、引っ張っても外れません。 配線を切るか、ゴムキャップを切るかする必要があると思います。私はゴムキャップを 切りました。
私はゴムキャップを無理に外そうとして、もともとの冷陰極放電管を折ってしまいました。
もともとの冷陰極放電管を外したら、新しいのを付けてもとの通りにするだけです。
「導光板」(勝手に命名) は、冷陰極放電管が収まっている「金属のレール」に 挟み込まれて保持されています。引っ張るとたぶん抜けてしまって困ったことになりそうな 気がします。 「金属のレール」に冷陰極放電管を収めた後は、「導光板」がしっかり「金属のレール」に 挟み込まれているかどうか、冷陰極放電管と「導光板」の間に隙間がないかどうか、 確認するとよいでしょう。
新しい冷陰極放電管は、もともとのモノに比べるとちょっと長いので、左右に出っ張ってしまいます。 右側はしょうがないのでしょうがないことにしよう。左側は、ネジのための凸(なんていうんだろう) を 削ると、ちょっといい感じになります。
凸は金属でできているために、削るのはちょっと大変です。大変ですが、削らないと 冷陰極放電管に変なストレスがかかるので、削ることをお勧めします。 私は、電動ドリルドライバーと、100円ショップで買った「金属用軸付砥石」の組み合わせで 削りました。
「金属用軸付砥石」は、次みたいなヤツです。他にいい方法があったら教えていただけると 嬉しいです。
削った後の様子は次の通りです。
削った場所にぴったりフィット。
適当に削れたら、適当に収まるようになると思います。
交換後の様子は、次の画像の通りです。 画像では、左側が極端に暗く見えます。実際にも、左側はちょっと暗いのですが、 画像ほどではありません。
次の画像の右側にあるのは、SONY VAIO PCG-505G です。双方、バックライトは最大輝度です。
交換後の FIVA MPC-102 の画面が緑色なのがわかります。 また、交換しても MPC-102 の画面が暗く見えます。 交換前の比較画像があればよかったのですが、撮らずに作業して、もともとの冷陰極放電管を 折ってしまったので、後悔先に立たずといったところでしょうか。
MPC-102 の方がずいぶん暗く見えますが、これでもかなり改善されているのです。 交換前はそれはそれは悲しいものでした。交換後はまぶしいと感じるくらいです。 じゃあ、画像の PCG-505G はもっとまぶしいのでは? というのはそのとおりです。
緑の発色が強くなるのは、不具合というか、直せるのならば直したいところです。
緑の補色を冷陰極放電管に塗るとよいのかもしれません。 しかし、色を塗ると暗くなるでしょうから、私はこのまま使うことにします。
別の冷陰極放電管を使用するのも手でしょう。私は R-OA にて入手しました。 海外通販であれば、Digi-Key でも入手できるかもしれません。
感謝。
MPC-101 のばらし方を公開してくださっている T@ni さん。
冷陰極放電管の入手に関して、迅速に対応してくださった R-OA さん。
きっかけとなった iBook の backlight の交換。
画像処理に 株式会社スタジオマップ の
フォトレタッチソフト "JTrim" を使用させていただきました。
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