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  ◇◇◇ メールを使う時に注意したい細々としたこと ◇◇◇
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			改版履歴


			    Ver.0.1    1995/06/28 ドラフト初版
			    Ver.1.0    1995/07/10 社内配布1版
			    Ver.3.0    1997/12/31 重複回避書換
			    Ver.3.0.8  1999/11/13 メールウィルス改定
			    Ver.3.0.9  1999/11/19 SPAM 詳細追加
			    Ver.3.0.10 1999/12/10 SPAM 詳細追加
			    Ver.3.1    1999/12/20 Link 情報新設
			    Ver.3.2    2000/03/05 未定義文字について

				安田 俊一@川崎市在住
					(yasudas@mail.interq.or.jp)








-Page- 目次 0. 前文 ---------------------------------------------- 1 注意 ---------------------------------------------- 2 1. 送り先について ------------------------------------ 3 2. To/Cc/Bccなどについて -------------------- 4 3. サブジェクト(要件)について ------------------------ 5 4. 本文の書き出しについて ---------------------------- 7 5. 本文の大きさについて ------------------------------ 8 6. 本文の1行の長さについて -------------------------- 10 7. 本文の内容とメールの特性について ------------------ 11 8. 本文で使用する文字について ------------------------ 12 9. 引用について -------------------------------------- 15 10. コメント的な#開始文について ---------------------- 17 11. 文中の空白について -------------------------------- 18 12. 同封文書について ---------------------------------- 19 13. メール中の特殊な記法について ---------------------- 20 14. エイリアスの利用について -------------------------- 24 15. シグネチャ(署名)について -------------------------- 25 16. メールの転送について ------------------------------ 26 17. 多数の人にメールを送るときのこと ------------------ 27 18. チェーンメールとSPAM ------------------------------ 28 19. ウィルスについて ---------------------------------- 30 20. その他のエチケットとルール ------------------------ 31 21. 心構えとして -------------------------------------- 33 22. サマリー ------------------------------------------ 35 参考文献 ------------------------------------------ 37 役立ちページ(リンク) ------------------------------ 38 後書き -------------------------------------------- 39
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<--- 1--->  0.前文   電子メール(以下、単に「メール」とします)は、コンピュータのネット ワークにおいて基本的な情報交換ツールです。本来メールは大変有効で便利 なツールです。しかし、旨く使いこなせないで無駄な努力をしたり、誤った 使い方で他人に迷惑をかけてている場面が見受けられます。そこで、メール を使いこなすためにはどうしたらよいか?をまとめてみました。  メールは、公共交通に似た機関です。それなりにマナーやルールがありま す。そういったマナー/ルールを知っていれば、行き違いや無駄な労力を最 小限に食い止められるのです。メールをやり取りしている上で気をつけるべ きことがらをまとめてみました。  本書は主に「インターネット上」のメール(特に和文メール)のやりとりに ついて記述しています。しかし、LAN/WAN内での和文メールのやりと りや英文などの他国語でのメールのやりとりについても当てはまる部分が多々 あります。  末尾近くに「サマリー」を提示しておきましたので、そちらもあわせてお 使いいただけると、簡便かと思います。 目次へ -Page- <--- 2---> ****** 注意 ******  ここに書かれていることがメールを使う上で留意すべき事柄のすべてでは、 ありません。また、ここに書かれていることでも、時間の経緯とともに状況 にそぐわなくなることもあります。この文書は、あくまで参考です。判断す るのは、実際にメールを使われるあなたです。  この文書の再配布は、無改変・非営利という条件の元で許諾します。  この文書の再利用を利用する場合、以下の点にご留意ください。 利用箇所/追加項目などを筆者に連絡してください。 再利用の結果の責任を筆者に求めてはいけません。  本書の記述・配布・再利用により発生した如何なる損害・不利益・得べか りし利益の不享受に対しても、筆者及び配布者は一切の補償を行いません。 又、如何なる責任も負いません。  おおまかに重要度別の印を付けたので、参考にしてください。  必須事項です。この項目のどれかに反すると相手やネッ トワークに被害を与え、多くの人に迷惑をかける可能性が 大きいものです。  常識的な事柄です。メールのやりとりで一般・前提知識 です。この項目のどれかに反すると、メールによる情報の やりとりが難しくなったり、身の回りの人や相手の迷惑に なってしまう場合があります。  豆知識や、ちょっとしたマナーに属するものです。この 項目に反しても、著しい不具合はないと思われます。あな たが苦労したり評判を落とす程度で済むと、思われるもの です。 ******注意終り****** 目次へ -Page- <--- 3---> 1.送り先について  送り先のアドレスには、十分に注意を払ってください。これに誤 りがると、ネットワークを混乱させたり、まったく関係が無い人に 無意味なメールを送ってしまうおそれがあります。さらに、情報を 他人に漏らしてしまうことにさえ、なりかねません。  自分が送ったメールにアドレスの間違いがあると分かった場合、 すみやかに、そのメールを送った他の方にも連絡してください。 アドレスに誤りがあるメールに返信しようとすると、その誤ったア ドレスが使われて、相手も同じ間違いを起こすことになります。  メールを送受信するプログラム(以下、メーラと記述します)によっ ては、指定したアドレスが(形式的に)妥当であるかをチェックする 機能をもっているものもあります。もしお使いのメーラにこの機能 があれば、活用されることをお勧めします。  送り先アドレスは、フルに(日本国内であれば、.jp まで)指定す ることを心掛けてください。  フルにアドレスが指定されていなくてもメールが届く場合があり ます。しかし、これはメール配信のサービスを拡張しているためで す。すべての環境でその拡張されたサービスを受けられるとは限り ません。  送ったメールがエラーとして戻ってこなかったからといって、相 手に着いた証拠にはなりません。他の人に着いてしまったり、エラー となってメールを握りつぶされたのかもしれません。エラーとなっ たメールは転送元に送り返す場合が多い、という程度に考えてくだ さい。  自分のアドレスも、全部を正確に設定しておいてください。ア ドレスが中途半端だったり間違っていると、あなたへの応答が出 来なくなることがあります。また、他人のメールアドレスを使っ てメールをだしてはいけません。これは信書の捏造になります。 #  自分のアドレスの指定の仕方はメーラや環境によって大きくことなりま # す。ご自分のメーラや環境を調べて設定するようにしてください。  間違えて送られてきたメールがあったら、送信元に教えてあげま しょう。また、そういった間違いの指摘を受けたら、教えてくれた ことのお礼と謝りの一言を、メールなどで返してあげましょう。 #  間違いメールは、往々にして、仕事や思考の妨げになります。  メールアドレスに氏名の一部が使われているとは、限りません。 会社などで名前@部署名/組織名というメールアドレスを使う場合 が多いだけです。この名前付けのルールがどこでも使われていると は、限りません。学籍番号や社員番号をメールアドレスに使われて いることもあります。又、あだ名をメールアドレスに使うところも あります。アドレスを確認せずに、メールをだしてはいけません。 目次へ
-Page- <--- 4--->  2.To/Cc/Bccなどについて  To/Ccの使いわけは以下のように考えるとよいでしょう。   To:そのメールに関して直接関係のある人   Cc:そのメールに関して参考程度に知っておいて欲しい人 # To: はメインとする宛先、Cc: はカーボンコピーの略で複写を参考まで # に送るという位置付けです。  ToとCcで用途をわけるようにしましょう。又、Cc宛の人が 勘違いするとまずい場合には、「Ccに××さんを入れてあります」 など、文中に明記することも出来ます。  Bccは多用すべきでは無いと考えています。が、To/Ccに 送った相手に知られたく無い場合や、関係者以外に雰囲気を知らせ るために使用することがあります。 #  Bcc:ブラインドカーボンコピーの略。ToやCcにある人には、B # ccで指定されたアドレスを見えなくして、送った事実がわからなくする # 機能です。メーラによってはこの機能はありません。  メールを受信した時に、自分がTo欄にあるか、Cc欄にあるか に注意しましょう。To欄に自分がある場合、返信しないと無視し たことになってしまい、失礼になる場合もあります。 Cc欄に自分がある場合、読むだけで済ます場合が多いのでしょ う。もし、返信するすることがあっても、発信人にのみ返信する時 が多いものです。内容により判断してください。  返信をする場合、Ccはカットして発信人にのみ出す場合もあり ます。告知的なものへの返信や多人数への調査依頼・募集などへの 返信でしたら、Ccは省略しましょう。メンバー全員に送られた出 欠確認などのメールへの返信の場合にCcをカットしないと、全員 に自分の出欠を知らせるということになります。これは、知らせる 必要が無い人に余計なメールを出すという迷惑になるとともに、ネッ トワークの資源を無駄に使うことになります。 内容を見て、どこに返信すべきかを判断してください。  送り先のメールアドレスが個人宛であるとは限りません。数名の グループへの送り先である場合があります。個人宛の口調で書いた メールが関係各位に渡ってしまうこともあるので、注意が必要です。 メーラによっては、自分のアドレスを自由に書き換えることがで きるものがあります。自分のアドレス欄を別のアドレスにすること は、返信が届かないために迷惑になったり、他人を詐称する犯罪行 為となったりすることがあります。自分のアドレス欄には、正式な アドレスを指定しなければ、なりません。 目次へ
-Page- <--- 5--->  3.サブジェクト(要件)について  サブジェクトは必ず適切なものを付けてください。また、サブジェ クトが無いメールに対しての返信の場合であっても、サブジェクト を付加するようにしてください。  サブジェクトを見て重要度を判断される場合が多くあります。適 切なサブジェクトが付いていないと、読むのを後回しにされたり、 読まずに捨てられることがあります。サブジェクトが付いていない ものだと、さらにその危険はたかまります。逆に、たいした要件で もないのに、大げさなサブジェクトを使うようなこともしてはいけ ません。 #  あなたが書いたメールであっても、その重要度を判断するのは、受け取っ # た相手です。サブジェクトはその重要度を計る、キーなのです。  いったん付けたサブジェクトについては、論旨が当初と極端に離 れた場合以外には、付け替えないでください。また、付け替える場 合にもメールの本文中に変更した旨を明記してください。 メールの分類をサブジェクトによって行われることが多くありま す。その時にサブジェクトがばらばらだと、分類ができなくなるこ とがあります。  但し、返信する時にメーラが元のサブジェクトの前に付け加える 「Re: 」等は、この付け替えにはあたりません。「Re: 」は、わざ わざ取り除く必要はありません。 #  もし、サブジェクトを付け替える必要があるのならば、 # Subject: new subject [Re: old subject] # といった具合に古いサブジェクトを残しておくと、元の話題がわかって、 # メールを分類する時に便利です。また、「Re: 」は、「〜について」とか # 「〜に関して」(concerning/with reference to)といった意味です。 # 「response to」(〜についての応答)といった「応答」という意味ではあ # りません。  サブジェクトに大量の文字(80文字以上)いれても相手が読めない 可能性があります。メールの本文ほとんどをサブジェクトに記述し て本文に何もしないといった事は相手の迷惑になることがあります。 メールプログラムによってはサブジェクトの表示エリアが狭いこと があること、複数行のサブジェクトは1行目しか表示されない場合 があることに注意しましょう。 目次へ
-Page- <--- 6--->  3.サブジェクト(要件)について(つづき)  一部のメーラ(ユードラなど)にはサブジェクトに漢字などの2 バイト文字を入れることが出来る場合があります。これは、漢字な どを特殊な変換をしてサブジェクトに入れてよい文字列に置き換え るという機能によって実現されています。この変換にはMIMEと いう新しい方式が使われる場合が多いのですが、このMIMEに対 応していないメーラもあります。受信した人がMIMEに対応して いないメーラを使っていると、サブジェクトを読み出すことが出来 ません。 # MIMEに対応していないメーラを使っている人にMIMEのデータを # 送るのは、普通の電話にFAXをかけるようなものです。単なる迷惑でし # かありません。  MIME変換などをせずに、サブジェクトに2バイト文字を使用 してはいけません。文字コードがそのまま送り付けられることにな り、相手のメール環境によっては、相手の環境にダメージを与える ことがあります。  相手がMIMEに対応出来るメーラを使っていることが確認出来 ない内にはサブジェクトに漢字などを使わない方が無難です。また、 もし使うのであれば、メールの本文の頭を漢字のサブジェクト替わ りに使用し、サブジェクト欄にはASCII 英数字を使用することをお 勧めします。  漢字などをサブジェクトに使うのであれば、まず前半に半角英数 字で記述して、それから漢字などを入力するとよいでしょう。相手 がMIMEに対応していないメーラを使っていても、ある程度は類 推出来るようになることがあります。 #  相手が使うメーラが一つだけとも、限りません。また、多人数に送る場 # 合、受け取る人の一人一人の環境を調べるのも難しいでしょう。 例: MIME対応のメーラで   (入力された形式)   Subject :定例会議 と入力して送ると、次のように変換されます。   (転送される時の形式) Subject :=?ISO-2022-JP?B?GyRCJUYlOSVIIUpFRT tSJWEhPCVrIUsbKEI=?= そこで、サブジェクトの前の方に、英語やローマ字などで 1バイト文字のものを入れておくと、 Subject :[TEIREI KAIGI]定例会議 たとえMIMEに対応していないメーラで受け取っても、 Subject :[TEIREI KAIGI]=?ISO-2022-JP?B?GyRCJUYlO   SVIIUpFRTtSJWEhPCVrIUsbKEI=?= となって、ある程度は理解出来るサブジェクトになるわけ です。  サブジェクト以外にもメールヘッダ(From: など)にASCII 英数字 以外の文字を使っては、いけません。メールヘッダなどに2バイト 文字を入ると、メールサーバなど配信システムにダメージを与える 可能性があります。 目次へ
-Page- <--- 7--->  4.本文の書き出しについて  最初に自分の名前や所属などを記述して、誰からのメールかがわ かるようにしてください。これが無いと受け取った方では、とっさ には誰からのメールかがわからずに、困惑してしまうことがありま す。また、別の人の環境からメールが発信されたりすると誰からの メールかまったくわからなくなることもありえます。  誰からものかがよくわからないメールは、読まずに捨てられても 文句はつけられないものです。メールの内容、相手に適した名乗り をする様に、心掛けてください。  別の人の環境から送っているなら、それも明記すべきです。明記 しないと、「これは××さんの名前をかたっているな」と、いらぬ 誤解(嫌疑?)をかけられかねません。そういったメールは信頼性が 低いものとみなされ、全文を読まずに捨てられても文句は言えませ ん。 例: From: yyyyy@hoge.hogehoge.co.jp << 中略 >> hogehoge株のxxxです。緊急のため、yyyyy さんの 端末をお借りしてメールを送っています。 << 以下、本文/省略 >> お手数ですが、このメールへの応答は xxx@hoge.hogehoge.co.jp にお送りください。yyyyy@hoge.hogehoge.co.jp さん の環境をお借りしました。 #  こういった場合、Reply-To欄などに、自分のアドレスを指定しておくの # も便法です。しかし、明記しておかないと好ましくない印象を残す場合が # あります。  仕事関係で初めての方へのメールになりそうな場合には、団体名 だけではなく、所属部署の名前位は明記すべきでしょう。電話で自 分の身分を明かす時に相手に示す程度の自己紹介は、メールでも必 要です。  緊急事態の連絡などの場合、発信時刻を明記すべきメールもあり ます。例えば、○○駅で火災があったので社員の安否を確認しても らうメールの場合、転送の関係で後日そのメールが届く場合があり ます。そうした場合に、メールを受け取った人が数日前の火事で大 騒ぎする場合があります。メールが即座に届くとは、限りません。 目次へ
-Page- <--- 8--->  5.本文の大きさについて  本文については、同封文書を含めて一通あたり、例外もあります が、50KB以内に収めなければなりません。あまりに大量なもの は、圧縮/分割して送信を行うなど、ネットワークの負荷を高くし ない工夫が必要です。尚、分割したメールは送り先によりますが、 5分から1時間おきといった具合に間隔をあけて出すようにしましょ う。でないと、分割した意味がありません。 #  KB:キロバイトの略。半角で1000文字ほどで1KBとなります。 # 1行が半角で70文字として、13〜14行で1KBになり、50KBだ # と700行ほどとなります。普通の書き方をしているとぎっしりと詰まっ # てはいないので、多少行数が増えても大丈夫です。が、800行を超える # ようでしたら文書のサイズを正確に計ってみてください。  分割して送信したメールが、送った順に相手に届くとは限りませ ん。送信順をわかるようにすると、届いた順番が違っていても復元 が容易になります。サブジェクト欄や文頭に順番を記述するとよい でしょう。 例: Subject: How To Mail[1/3] ・ メールの書き方、その1をお送りします。 --------- cut here ------------------ << 本文を分割したもの、その1>> --------- cut here ------------------ Subject: How To Mail[2/3] ・ メールの書き方、その2をお送りします。 --------- cut here ------------------ << 本文を分割したもの、その2>> --------- cut here ------------------ Subject: How To Mail[3/3] ・ メールの書き方、その3(最後)をお送りします。 --------- cut here ------------------ << 本文を分割したもの、その3>> --------- cut here ------------------  分割すればどんなに大きくてもメールで送って良いか?というと、 そんなことはありません。ネットワーク上で許されているのはせい ぜい、数メガバイト程度です。あまりに大きいと、メールをバケツ リレーしているサーバに大きな負荷を与えてしまいます。緊急度に よりますが、1〜2枚のフロッピーに入りきらない程の大きさであ れば、テープなどで送るようにしましょう。  大量のデータを送る場合、受け取る側に、そのデータを取り込め るだけの余裕があることを確認する必要もあります。あまりに巨大 なデータを送ると、相手の迷惑になる場合があります。 目次へ
-Page- <--- 9--->  5.本文の大きさについて(つづき)  メールにしても、ftpにしても、ネットワークを使う上での利 用制限は、各種ネットワークの利用規定によります。ご自分が加入 しているネットワークの利用規定を参照してください。  LAN 内では許されている巨大なメールを送る場合、送り先が本当 にLAN内にあるということも、確認すべきです。人によっては、 自動転送機能を使って、LANの外に転送している場合もあります。 LANの外に自動転送をしている場合、まわりの人に注意を喚起す る必要があります。 #  例えば、LAN内の規定で500KBまでのメールが許されていて、受 # け取り人がLAN外部に自動転送しているとします。この時、巨大なメー # ルを送ると、外部に巨大なメールが出ていくことになってしまいます。こ # れは外部のメールを司るシステムに大変な迷惑になってしまいます。  相手のメーラが受け取れるサイズに限界がある場合もあります。 ある程度長いメールを送る場合には相手の環境にも配慮しましょう。  長文のメールを送る場合には、サブジェクトまたは文頭で、長文 である旨を明示するようにしましょう。また、長文であれば概要を 記述しておくとよいでしょう。 #  100行を超えるようでしたら、長文として扱うとよいでしょう。  頼まれもしないのに、大量の情報を他人に送ってはいけません。 商業用途(特に広告のため)のメールも相手が望んでいることが確認 出来ない限り、送ってはいけません。 「同封文書」などの機能により、メールにデータや文書を添付す ることができる場合があります。これらの機能を使って送られるデー タや文書のサイズにも気を付けてください。この機能を使って、莫 大な量のメールを相手に送り付けてしまうことがよくあります。 目次へ
-Page- <---10--->  6.本文の1行の長さについて  65カラム(半角で65文字/2バイト文字であれば32〜33文字)で改 行を入れるようにしてください。GUI端末からメーラを狭く開い ていると、自動折り返し機能が働いて、改行を入れ忘れることがあ ります。しかし、受けた方では、異様に長い1行のメールを受け取 ることになって、読みにくいメールになってしまいます。また、1 行が異常に長いと、メーラによっては読めない場合もあります。70 カラムを越えるような場合には、相手の文書を引用する時であって も、改行を入れる必要があります。  また、後ほど引用される場合も考えて、65カラム程度で改行を入 れておきましょう。  改行の挿入忘れなどを防ぐために、画面を広くして入力したり、 入力したあと画面を広げるなどして確認するとよいでしょう。 #  相手の文書引用中に改行を付けるという改変を施したら「改行を入れま # した」などの注釈を付ける場合もあります。(相手/内容によります) 目次へ
-Page- <---11--->  7.本文の内容とメールの特性について  書いたメールに対する責任は基本的に書いた人が負うことになり ます。メールシステムが便利であるからと言って、何を送ってもよ いというものでは、ありません。公序良俗に反したり、違法行為を やって良いわけがありません。メール上であろうとも、実生活と同 じ責任が発生します。 #  プログラムやデータの無断流通など著作権法違反や、違法画像の配布な # どやってしまいがちです。  メール自体が電話に比べて信頼性が低いという事実も、理解して おくべきです。確実にメールが到着した旨を知る必要があるのなら ば、相手に折り返し届いた旨のメールを返してもらいましょう。 #  着いた確認が欲しいからといって、「開封確認」や「配達証明」を指定 # してはいけません。  転送するコンピュータの負荷やネットワークの混み具合、さらに 転送方法によっては、即座に相手に届かないことがあります。また、 転送するコンピュータの障害や器材の入れ替えなどで、メールの転 送を一時止められてしまう場合もあります。このようなことが重なっ てしまうと、メールが相手に届くまでにとんでもなく時間がかかっ てしまう時があります。緊急を要するものである場合には、メール だけではなく、他の方法も併用することを考えましょう。  postmaster(メール管理者),N/W 管理者、server 管理者は、メー ルシステムの安定稼働に努めています。しかし、現在のところメー ルの確実性/即時性についてを保証している所はほとんどありませ ん。従って、メールの遅配や不配送によって、損害が発生しても、 責任は取って貰えません。  メールは秘匿性についても完全ではありません。秘匿性が必要で あるなら、メールの内容を暗号化したり、直接手渡しすることを考 えてください。特にパスワードやクレジットカードの番号を暗号化 せずに送るといった行為は大変危険です。せいぜいが、はがき程度 の秘匿性だと考えておきましょう。  高い確実性/安全性が要求される場合は、メール以外の別の手段を 考えるべきです。  メールを導入した組織や団体のいくつかでは、メールの外部など との流通を制限しているところもあります。また、国外へのメール の送信のみを制限していたり、外部へのメール送信を許していない ところもあります。自分のメール流通に制限があるならば、メール アドレスを提示するときに、その旨の記述しておくとよいでしょう。 無用なトラブルを避けられる場合があります。 目次へ
-Page- <---12--->  8.メールで使用する文字について  使用出来る文字は、1バイトASCII キャラクターと2バイト文字 だけです。また、いわゆる半角の濁点(゛)半濁点(゜)句読点 (、。)と中黒(・)かぎ括弧(「」)も使ってはいけません。これ らの文字を使うと相手がそのメールを読めなくなったり相手の迷惑 になることがあります。メールを読む端末によっては、画面が乱れ て読めなくなったり、端末リセットが必要になったりと、迷惑にな る場合があります。 # いわゆる半角と記述していますが、正確には、ASCII/JISローマ字/JIS1バ # イト文字のことを指しています。  また、機種に依存する文字(特定のマシンのみが認識可能な文字/ 98外字など)や外字も、メール中に使用してはいけません。機種に 依存する文字などを使用すると、半角カナを使う以上の確率で、相 手に迷惑を及ぼします。マニュアルなどを読んで、旧JIS第1水 準+第2水準と1バイト ASCIIキャラクター以外の文字を、使わな いでください。 # 機種に依存する文字とは、JIS等の規格に定義されていない領域にコンピュー # タ関係のベンダーが勝手に文字を当てはめたものです。つまり、未定義で # あるべき文字を利用していて、しかも、ベンダーにより異なる文字が割り # 振られているために、メールなどの汎用的なメッセージツールでは使えま # せん。よって、機種に依存する文字や外字を使うと、自分の環境とは異な # る環境(Mac/PC-Dos/pc-9801/UNIXといった環境がことなる場合)とのメール # のやりとりが疎外されたり、相手の迷惑になります。  添付文書のファイル名についても、同様に機種に依存する文字や半 角カナなどをファイル名にしているファイルを添付してはいけません。 これを行うと、相手が添付文書を展開する時に、エラーが発生したり 展開した添付文書を読み出せなくなるといった事態になります。  安心して使える2バイト記号文字を示します。 、。,.・:;?!゛゜´`¨^ ̄_ヽヾゝゞ〃仝々〆〇ー―‐ /\〜‖|…‥‘’“”()〔〕[]{}〈〉《》「」『』【】 +−±×÷=≠<>≦≧∞∴♂♀°′″℃¥$¢£%#&*@§ ☆★○●◎◇◆□■△▲▽▼※〒→←↑↓〓 目次へ
-Page- <---13--->  8.メールで使用する文字について(つづき)  機種に依存する文字や外字など、使ってはいけない文字の例を、 以下に示します。使ってはいけない文字をそのまま埋め込むわけに はいかないので、多少迂遠になりますが、解説します。これで全部 というわけではありません。あくまで、一例です。 #  以下「いわゆる半角」などとしているのは、システムや使用する文字コー # ドセットではことなる呼び方をしているためです。 いわゆる半角文字の部 半角のカナ 半角の「」(カギ括弧) 半角の"。"と"、"(句読点) 半角の濁点と半濁点及び中黒(・) いわゆる全角文字の部 ○より一回り大きい「合成用丸」 集合記号(Uが横倒しになった含有記号など) 数学記号(近似値符号や平方根記号など) 音楽記号(音符記号やダガー/シャープ記号など) 罫線素片 ○で囲まれた文字(丸1や丸秘など) ()で囲まれた文字((1)(日)(株)(財) など) 単位記号(mmやKB TBなど) 絵文字記号(郵便マークや電話機マークなど) 絵の矢印(双方向矢印・太矢印や、指の絵の矢印など) 英字記号(K.K. TEL. FAX. など) トランプ記号(ハートやスペードなどのマーク) カナ文字(ページ/リットルなどを1文字で記したもの) 小数点付き数字(1. 2.など) ローマ数字(I II IV などとその小文字) 和歴(明治/大正/昭和などを1文字にしたもの) "尭槙遥瑶"の旧字体 "凛煕"の新字体 上下方向に開いた括弧 "うワヰヱヲ"に濁点を付けたもの("ヴ"は、可)  日本語入力プログラムの設定によっては、句読点などを半角とし てしまう場合があります。自分が使う日本語入力プログラムの設定 を調べておくとよいでしょう。  コンピュータによっては、機種に依存する文字などを調べるプロ グラムがあらかじめ準備されている場合があります。また、機種に 依存する文字をチェックするプログラムが出回っていることもあり ます。もし、そういったプログラムが手近にあるのでしたら、これ らを利用するのも良いでしょう。  日本語メールを国外に送る時には、相手側に日本語を扱える環境 があることを確認する必要があります。もし相手に日本語を扱える 環境が無いのであれば、英語モードで表示出来ない文字を送ると相 手の迷惑になります。 目次へ
-Page- <---14--->  8.メールで使用する文字について(つづき)  Proportional font を使えないメーラもたくさんあります。Pro- portional fontが使えるマシンでメールを編集する場合でも、等幅 フォントの使用をお勧めします。等幅フォントで編集すると、受け た方がProportional font を使えない場合でも、入力したイメージ に近い形で表示されます。また、受信でも、等幅フォントを使うよ うにすると、発信元の人のイメージが復元しやすいでしょう。 Proportional font を使えない環境の人は多いのですが、等幅フォ ントを使えない人は少ないのです。 #  特にシグネチャ(署名)に凝ったもの(文字を組み合わせて絵にするなど) # を使用する場合に相手にも見やすくするためのテクニックです。  メーラによっては、メールを送り出す時の文字コードセットを指 定出来るものがあります。これは「JIS」コードを指定してくだ さい。ごくまれにLAN内での取り決めで「JIS」以外のものを 指定する場合があります。そういった取り決めが無い時には、「J IS」を指定してください。そうしないと、受け取った側で文字化 けして読めなかったり、端末制御がおかしくなる場合があります。 目次へ
-Page- <---15--->  9.引用について  メールを引用する場合、引用部分に手を加えることは改竄にあた ります。見やすさの為の改行の挿入や余分な箇所の消去以外、その ままで使ってください。元の言葉遣いが誤りであったとしても、勝 手に訂正してはいけません。また、自分の発言であっても、引用部 分などで無断で変更してはいけません。  よくみかけるのですが、応答を記述する前に、元のメールを全文 引用するケースがあります。受けた方では、末尾まで読まないと判 然としない場合が多くあります。読んでいてわかりやすい位置に引 用文を適量抽出して、分割して置くことをお勧めします。  受けたメールの全文を引用したり、引用した元のメール全体をメー ル中に置いておく必要はありません。返信などで、無駄な引用文を 残したままにするのは、無駄にネットワーク上のトラフィックを増 やしてしまいます。また、引用されたメールを書いた人にあらぬ感 情を催させる場合があるので、注意が必要です。 #  たとえば、「全文つきかえした」「自分で書いたものを良く読めと言っ # ているのか?」といった風にとられかねない場合があります。  しかし、引用がまったく無いと、「なんの件だったかなぁ?」と 相手が悩んでしまうこともあります。ある程度は元の話題がなんで あったかを示す部分は残すべきです。引用は必要最小限を抽出して 使いましょう。 #  時間がたったメールであったり、相手が別の用件で忙しかったりすると、 # 相手を無意味に悩ましたりします。相手が自分と同じであるという思い込 # みは、つまらない問題を引き起こします。 元のメールの量が少ない時などは、全文引用をしないと意味がと れなくなったり文脈がわからなくなってしまう場合があります。そ ういった場合、やむなく全文を引用する場合があります。しかし、 途中で引用する場合には、シグネチャ(署名)などは、削除するよう にしてください。 # 相手のシグネチャ(署名)を付けたままで引用/応答するのは、メールの # 編集に心を砕いていない証拠になる場合も、あります。しかし、相手のシ # グネチャについて論述したり、誰の発言かわからなくなるといった場合で # あれば残しておくべきです。 目次へ
-Page- <---16--->  9.引用について(つづき)  長文のメールを引用をする場合に要旨がわかる程度に行単位や文 章単位で省略するのは、改竄にはあたりません。文章を見やすくす るために、適切な引用の切だしは必要な事柄です。ただし、省略す る場合、省略した個所に省略した事実がわかるように「<< 省略>>」 などと記述することがあります。 -------------------- 実例開始 --------------------------- ○○社営業部の××です。 メイルをいただきました。量だけはありますね... # 改行位置を変えています。 > 電子メール(以下、単に「メール」とします)は、コンピュー > タのネットワークにおいて基本的な情報交換ツールです。本来 > メールは大変有効で便利なツールです。しかし、旨く使いこなせ << 中略 >> > ----------------------------------------------------- >引用について の項目なんですが....... これって、××は○○ではないのですか? さらに、 << 中略 >> > ----------------------------------------------------- >コメント的な#開始文について の文章は...... -------------------- 実例終了 ---------------------------  以前のメールを引用する場合、引用を示す符号(通常">")を付け て明示してください。但し、複数の人からのメールを引用する場合、 だれの発言かを示す工夫をする場合もあります。 例:(前の行で示す) From xxxxx@soft.hoge.co.jp > わたしはこうおもう。 From yyyyy@hard.hogehoge.co.jp > いえ、わたしはこう思う。 例:(行頭でしめす) xxxxx>わたしはかくかくしかじかの理由で xxxxx>こういう風に考えている yyyyy>しかしその理由は取るに足りない。 いや、私はこの理由が大事だと思う。 <-発信者の発言です。  再引用/再々引用が重なることがあります。その時、引用符号に 同じものが使われていると引用の入れ子の具合がわかりやすくなり ます。標準的な引用符号を使うよう、お勧めします。 目次へ
-Page- <---17---> 10.コメント的な#開始文について  よく本題に直接には関係しないがちょっと言いたい事柄や、補足 説明などを、"#" で開始した文で記述する場合があります。書籍/ 雑誌でいうところの脚注に似たものですが、これが多いメールは散 漫な印象を与える場合があります。 #  この文書にも、ちょっと多いです。この文書で注釈が多くなってしまっ # たのは、筆者の文章力不足のためでしょう。 # 文の用法としては他に、余談、本音の独り言、非公式発言(オ フレコ発言)といった使われ方があります。どういった用法で使わ れたのかは、内容から理解しましょう。この文書では、脚注かわり に使っています。  昔のマナーで、「#で始まる文に対して突っ込み(応答)を入れる のは本題からそれるおそれがあるので、してはいけない」というの ものがありました。これを厳密に摘要している人は少ないと考えら れます。本題から極端に外れない限り気にする必要はないでしょう。 本題からまったく別の内容になるようだったら、別のサブジェクト のメールとして独立させて、枝別れさせるべきでしょう。 目次へ
-Page- <---18---> 11.文中の空白について  ぎっちりと詰まった書き方だと、端末によっては、非常に読みに くいという印象を与える場合があります。論旨や文意によって、数 行単位にまとめて、まとめとまとめの間に空行を入れてあげると、 読みやすい雰囲気が醸し出されます。ただし、1行ごとに空行を入 れるなどは、読む方にとっては頁送り作業が多発して嫌われる場合 がありますので、程度問題です。 #  1行ごとに空行を入れてあると、表示出来る行数が少ない端末で読む場 # 合、頁送りが頻発してしまいます。また、読んでいる人の端末の表示速度 # や通信速度が遅い時などに、読み人のストレスを無用にたかくしてしまい # ます。  文章の組み立てにも関係する事柄ですが、段落/セクションわけ などで字下げする個所では、空行を入れてあげるとよいでしょう。 目次へ
-Page- <---19---> 12.同封文書について  同封文書として、バイナリーデータなどをメールで転送可能な形 に変換して送る機能を持ったメーラもあります。ここで、変換方法 が問題になってきます。同封文書の形式はメーラや使う人の環境に よりことなることがあります。アスキーコードへの変換方法や、圧 縮方法は使っているシステムによってまちまちなので、相手が復元 出来ない場合もあります。相手が使用しているシステムに合わせた 変換をしてあげたり、変換したデータから復元する方法を教えてあ げる必要があります。 #  同封文書への変換の仕方や、その形式はメーラ毎にことなるので、マニュ # アルを調べるなどしてください。同封文書を添付文書などと名付けている # メーラもありますので、メーラに合わせて読み替えてください。また、環 # 境によっては相手が取り込めないこともあるので、メーリングリストなど # では同封文書の使用を制限しているところもあります。  バイナリーデータをそのままメールで送るのは、大変危険です。 メールを配信するサーバに影響をあたえ、メールシステムを混乱さ せてしまう場合があります(多くの人の迷惑になります)。また、バ イナリーを含んだメールを読める可能性は大変低い上に、受信した 人の端末制御を狂わせてしまう場合があります。絶対にバイナリー データのたぐいをメールで直接送らないでください。  あなたの身の回りで一般的なツールで作ったものであっても、受 けた人がそのツールを持っていなければ無意味かつ迷惑です。相手 が復元できる手段で変換して送ってください。 同封文書のサイズについても、注意してください。同封文書とい えども、メールの一部として相手に送られます。あまりに巨大な同 封文書を送ると、メールサイズを大きくしてしまい、相手の迷惑や ネットワークやサーバーに負荷をかけてしまいます。 同封文書を介して特定のアプリケーション(ワープロや表計算)の 機能を盗用して転移していくタイプのウィルスが多数あります。同 封文書を軽々しく扱っていると、こういったウィルスの格好のター ゲットになることもあるので、注意が必要です。 目次へ
-Page- <---20---> 13.メール中の特殊な記法について  記述中に強調したい語句を以下のように表現する場合がありま す。参考にしてください。 例:(*で強調したい文字をくくる) 私は *クラリス* が好きなのであって、クラリスを *作った人* が好きなわけでは、ありません。 例:(~(チルダ)や^(サーカムフレックス)で強調する) 私はクラリスが好きなのであって、クラリスを作った人が好きなわ ^^^^^^^^^^ ^^^^^^^^ けでは、ありません。  後者の例ではメーラによっては(使っているフォントによっては) 旨く再現出来ない場合があります。~や^の位置がづれてしまう場合 があるからです。  内容によっては知りたい人だけに教える場合があります。そういっ た場合、^L(Ctrl-L) で頁替えを行う時があります(主にUNIX端末) が、^Lで頁替えを行えないメーラもあります。頁替え機能がないこ とも想定して、20行程度の空行を本文の前後に入れることもあり ます。 例: ---------- 例文開始----------------- 「xxx-system」のCMフィルムを見てきましたので、感想を述べさ せていただきます。以下、ネタばらしも含みますので、初見の楽し みを残しておきたい方は、ここでさよなら。 ^L <<空行を20程入れる>>  出来はすばらしく、わずか30秒に色々な機能を簡潔にまとめ上 げるている演出には、驚かされました。特に、CGをふんだんに取 り入れながら、CG臭さを感じさせない処には、目を見張ります。 瞬間的にデータを検索する機能をCG化した部分は.... ^L <<空行を20程入れる>> ---------- 例文終了----------------- 目次へ
-Page- <---21---> 13.メール中の特殊な記法について(つづき)  文書以外のものを変換して送ったり、プログラムソースなどを送っ たりする場合、文書はここまでで、それ以降はデータですというこ とを知らせる区切りを入れる場合があります。 例: ---------- 例文開始----------------- メールを分類するプログラムをお送りします。以下をgcc でコンパ イルしてください。 ------- cut here -------------------------------------------- #include <stdio.h> main(int argc,char *argv[]) { int cnt; << 省略 >> } -------- cut here ------------------------------------------ ---------- 例文終了----------------- といった具合に、プログラムやデータを「cut here」などで切り取 り部分ではさんで示すことにより、メール本文と分離していること を明示する場合があります。  たまに、「^H」(もしくは「^h」)という記号を含んだメールがく ることがあります。これは、直前の文字を残していながら消しまし た(もとい)、という意味です。駄洒落や日本語変換の誤変換を楽し んだり、少しまずい直接表現を消すのに失敗した振りをする時に使 われます。それぞれの例をお見せしましょう。 駄洒落の例  こんな仕事で居残りなんて、換金^h^h監禁だよなぁ、 残業代が付くだけでなんにもためにならない.... 誤変換の例  青春の光蜥蜴^H^Hと影 直接表現を消した振りの例  馬鹿^H^H知能においてチャレンジされている人って いるもんだよなぁ... #  でも、^Hで、本当にその文字を消したつもりなのが、誤って送られたの # かも知れません。にこっと笑って見過ごしてあげましょう...(^^,,, 目次へ
-Page- <---22---> 13.メール中の特殊な記法について(つづき)  メールやパソコン通信などでは、(^^;;;や (- -)といった表情を 表す記号が使われる場合があります。最初は、多少ふざけているよ うにみえますが、文字だけのメールに雰囲気や潤いをあたえてくれ る、ちょっと使える表現です。  では、いくつか紹介します(顔では無いものもあります)。 (^^) にこにこしている状況です。 (?_?) なに?という顔です。 (>_<) きゃ!と驚いているところ (^^; 照れの交り笑い (^^,, ちょっとあせっているところ (^o^) 笑っているところ (@_@) 「ええ〜〜〜?」と錯乱状態 (x_x) 悩んでいるところ (◎-◎;)ぎく!! (〇o〇;))))!! ぎくぎく! (-_-# 「怒るぞ!」という雰囲気 (-_-#凸 「怒ったぞ!」 (凸は中指突き出し) (-_-メ) 怒った!(メは血管) (`_'キ) 左に同じ V(^^)V やったーVサイン (T_T) 涙目 (;_;) したたりおちる、涙目 (;_;) 涙目 ; ; \(^^)/ やった! (-_-) しらぁ〜 (*_*) ちょっとびっくり (-_-;; どっちらけ f(^^) ぽりぽり (_ _) ごめん m(_ _)m ごめんなさい (_o_) 同じくごめん (*^.^*) 嬉し恥ずかし (e_e 上目使い ( ..)( __) いいもん...(すねてる) "(~、~)" すねちゃった.. 3(-_^;) えええ?(耳をそばだてる) ( ^_^)/□ 乾杯! φ(._.) メモっておこう... (p_-) どれどれ?(虫眼鏡) Oo。(^。^)y-゜゜煙草がうまい.. (^*^)/~~ いっぷく :-) スマイルマーク X-( だめ! :-p えへ、と舌をだしている :-< むす! :-X 唇を噛みしめて... :-( えっへん! :-O あいた口 :-* 投げキッス(?) 目次へ
-Page- <---23---> 13.メール中の特殊な記法について(つづき) :-D わははは.... ...---... S.O.S. |:3ミ バカボンパパ Vo\oV バルタン星人 (QQσ パーマン m{oYo}屮 ウルトラマン v..V   v..V か щщ 王 ミ(  )ミ P( )P に (^_^) 様 (( o/|\ 染めの助   |_(^^;) \(^_^)/ 染め太郎師匠 (^^ )( ^^) 「え?なに?」とか、うろちょろ (%_% )( %_%) 「おろおろおろ」 \(^.^)\=>/(^.^)/「それは、おいといて」という意味です。 あんまりやっても切りがないので、これくらいで....  こういった特殊な表現は、メールを使って間もない人にとっては 奇異に映ったり、ふざけているととられる場合もあります。メール に不慣れな人や、こういった表現をいやがる人には使わない方が無 難な時があります。  また、こういったフェイスマークなどが、発言をソフトなタッチ に変えてくれると思うのは、間違いのもとです。 目次へ
-Page- <---24---> 14.エイリアスの利用について  大概のメーラには特定の文字列を他のメールアドレスに読み替え たり、複数のメールアドレスに置き換える機能があります。これは エイリアス(別名)と呼ばれる機能です。この機能を利用すれば、メー ルの取り扱いが非常に楽になる場合があります。たとえば、自分の 所属する課や仲良しグループでいちいち全員のアドレスを打ち込ん でいては面倒です。エイリアスはそういった面倒を減らしてくれま す。 #  メーラによってはこのエイリアスをアドレス帳とか別名定義とか名付け # ているものがあります。基本的な機能は同じなので、お使いになっている # メーラの機能を調べてみるとよいでしょう。  エイリアスには自分の端末で管理する個人用のものだけではなく、 メールを配信するサーバ上にもあります。これは組織・団体などで 一部の人々をあるカテゴリーでまとめるための用途で使用されるこ とが多いものです。こういった組織的なエイリアスと、個人的なエ イリアスを有機的に合わせて活用することをお勧めします。  エイリアスを整備しておくと、簡単な交友/組織分類が出来たり して、思わぬ得があったりします。 目次へ
-Page- <---25---> 15.シグネチャ(署名)について  シグネチャはあっても無くてもかまいません。メールの送信事故 などで途中でちぎれていない旨を示すため程度のものです。しかし、 このシグネチャがセンスの見せ所でもありますので、難しいところ です。あんまり凝り過ぎたものも、何回も見せられると飽きがきま すし、長文に渡るシグネチャも考え物です。出来れば、数行程度で センスを競いたいところです。 #  メーラによっては、シグネチャを「署名」とか「サイン」などと名付け # ているものもあります。メールの末尾につける「出したのは私です」とい # うことをアピールするためのものです。  ごく親しい間柄以外では、所属や連絡先などを明記を必要とする 場合が多々あります。通常こういった時の用意にシグネチャにこれ らの情報を記載してすませられることがあります。シグネチャが無 いと、本文中に所属や連絡先などがわからなくなってしまう場合が ありますので、ご注意ください。  業務利用か、私的利用かによって、明記すべき(或いは明記して はならない)内容が変わってきます。一般公開されていない職場の 電話番号や組織名は、送る相手によっては要注意です。それほど神 経質になる必要はないですが、社外のメーリングリストに参加する といった時には気を付けないといけません。 #  メーリングリスト(以下、ML)とは、電子メールの上に作られた同報サー # ビスです。これは、ある所に電子メールを送ると、自動的に登録されてい # る人々にメールが転送されるというものです。(MLについては後述しま # す)  シグネチャはあまり本文とは関係ないものです。その本文とは関 係がないもので、通信トラフィックや相手が読む時間を増やすこと は好ましいものでありません。表示出来る行数が少ない端末で読ま れたり、通信速度が遅い端末で読まれると、いらぬストレスとなっ てしまうことがあります。シグネチャの行数は10行未満で、より 少ない方(4〜5行)が好まれます。  シグネチャの付け方によっては、相手に日本語環境があったとし ても、ごくまれに、シグネチャが文字化けしてしまうことがありま す。シグネチャの設定ミスですので、ご確認ください。  新しい環境に移行した時などに、「他人のシグネチャ」を使って しまう場合もあります。これは、シグネチャの自分用の設定ファイ ルをコピーし忘れたりすると起こりがちのミスです。新しい環境に 移行したり、設定を変更したあとには、まずは自分のシグネチャを 確かめる意味も含めて、自分にメールを出してみましょう。次に、 近場の同僚にテストメールを出して確かめてみれば、良いでしょう。 #  シグネチャと名乗が違ったり、メールヘッダのアドレスとことなってい # ると偽名と疑われたり、メールを無視されることがもあります。  シグネチャであってもメール本文の一部です。いわいる半角カナ や外字などを使ってはいけません。 目次へ
-Page- <---26---> 16.メールの転送について  送られてきたメールは、仕事の上のものであっても、信書として の性格を持っています。発信者の断りなく、みだりに他者への提示 をしてよいものではありません。そこで問題となるのは、メールの 転送(フォワード)です。メールの転送を行う時には、発信者への確 認をする必要が(場合によっては)あることに注意してください。 #  ごくまれに自分が発信元になっているメールにも、この問題が発生する # 場合があります。(元の受信者への確認が必要な場合もあります)  転送するメールが第3者のメールを引用している場合にも、注意 が必要な場合があります。それほど神経質になる必要もありません が、これは他人に送ってもよいかな?誰の発言か公表してよいか? といった配慮はするべきです。  メールの全文転送においては、基本的に引用を示す記号(">" )は 不要です。たまに全文転送で引用記号を付けているメールが見受け られますが、いたづらに読みにくくしているだけです。出来たら元 のメールにあった引用記号以外は取り除くようにしましょう。 #  転送で引用記号が付くのは、転送に返信(repl)を使うためだと思います。 # 大概のメーラには転送機能があるので、これを利用すべきでしょう。  メールを転送する場合、自分が誰で、誰のメールをどういった主 旨で転送するか、どこから転送部分か、といったことをメールの先 頭に明示しておきましょう。これがないと、あなたが他人のメール を送ったことになってしまい、話が混乱してしまう場合があります。  噂話などの扱いには、注意が必要です。コンピュータネットワー ク上では、情報が瞬時に広まってしまいます。誤った情報が氾濫し て事態の収拾が難しくなる場合があります。出所や内容が曖昧な情 報や信頼性が怪しい情報は、コンピュータネットワーク上に流すべ きではありません。どうしてもそういった情報を流さざるを得ない 場合には、出所が不明であることや、信頼性が欠如していることを 明記すべできです。 目次へ
-Page- <---27---> 17.多数の人にメールを送るときのこと  ML(メーリングリスト)に入ってすぐに、状況を見もせずに話題 を提示するのは、控えた方が無難な場合があります。過去のログな どを取り寄せて読んだり、往来するメールに目を通して雰囲気をあ る程度理解してから投稿するとよいでしょう。歴史の長いMLなど では、前提となる知識が必要だったり、経験や造詣/見識がもとめ られる場合もあります。そういった知識や経験が無いままに無知な 質問や発言をしていると、怒られたり、疎外されることもあります。 MLに入る時に、自己紹介などで自分の知識/経験を明確に示して、 理解を得るなどの作業が必要な場合もあります。 #  ある程度歴史のあるMLだと、FAQ集(よく発せられる質問とその質 # 問への回答集)が作成されている場合があります。もし入ったMLがFA # Q集を作成していたら、そのFAQ集を取り寄せて目を通してみるのも、 # 良いでしょう。  多人数が含まれるメールアドレスへメールを送信する場合、以下 のことに留意すべきです。 (1) メールの内容がそのアドレスの主旨とあっているか? (2) アドレスに属するすべての人に送るべきものか? (3) 応答が全員からきても、自分はさばききれるか? (1) は、MLやメールエイリアスの主旨を理解し、それが理解で きない場合には、そのアドレスにメールを送ってはいけないという ことです。  (2) は、MLやメールエイリアスに送らなくても良い人や送って はならない人が含まれている時には、送ってはいけないということ です。たとえば、添付文書が展開できない環境にある人がMLにい る場合には、そのMLに対して添付文書付きのメールを送ってはい けないということです。 (3) は、うっかり500人も所属するアドレスにアンケートを送っ たら、全員から回答がきてしまい、応答をさばききれないというこ とを回避するための知恵です。 目次へ
-Page- <---28---> 18.チェーンメールとSPAM  メールを使った犯罪の代表的なものに、チェーンメールとSPAM のふたつがあります。チェーンメールは無制限な転送を引起しネッ トワークの資源を浪費するものです。SPAMは、各種広告などのメー ルを望みもしない相手に送り付けるメールです。これらのメールを 受取った場合、転送などはせずに、無視して捨てる様にしてくださ い。特に、SPAMについては、「送り元」に対して、「不要だ」「送 らないでくれ」といったメールを送り返してはいけません。応答し てしまうと、あなたのアドレスが「生きている」ということが相手 に判ってしまい、さらなるSPAMが届くことがあります。 #  チェーンメールの名は、郵便物を使ったチェーンレターから由来してい # るもので、「不幸(幸福)の手紙」などを電子メールで行うものを、こう呼 # びます。SPAMは、本来、Hormel Fython社の缶詰肉の商品名です。広告メー # ルなどを欲しない相手に送り付けることをSPAMと呼ぶ様になった由来らし # きものは4つあり、どれが正しいかは、今では、わかりません。ひとつは # 「SPAMの広告が、SPAMSPAMSPAMSPAMと連呼するもので煩わしい」というも # ので、2番目はこの缶詰のCMをパロディにしたMonty Pythonのコメディが # 元になったというもの、3番目は、「米軍での食事にこのSPAMがよく使わ # れていたため、食べる方としては、またSPAM?うんざりしてしまう」とい # うことからで、最後は、「膨大な量で相手側のシステムの動作に影響を与 # えることが、まるで、キッチンのディスポーザにSPAMの空き缶を投げ込む # 様なものである」というたとえから出ていると言われています。  しつこいSPAM やチェーンメールが頻発するのであれば、メール サーバの管理者などに相談してください。自分のメールアドレスを 変更するか、不正メールが届かない様な設定をするといった対処が 可能です。  内容にかかわらず、一切のチェーンメール(同じ文面のメールを 知人に転送することを要請する文を含むメール)を発信したり転送 してはいけません。また、チェーンメールを受けた場合には無視す るか、ネットワーク管理者に届けてください。チェーンメールの発 信・転送はメール使用権限の剥奪を招く場合があります。 #  チェーンメールには「幸福のメール」や「不幸のメール」といったもの # があります。「幸福になりたければ、24時間以内に同内容のメールを5 # 人におくれ」といった内容のものです。さらに悪質なものになると「不治 # の病に侵された××君に励ましのメールを送りましょう。このメールをあ # なたの知人5人に送ってください」といったものもあります。また、どん # なに信憑性があろうが「無制限な転送を促す」メールは、一切、その場で # 捨てる様にしてください。  他者への転送を指示する記述がされていないメールであっても、 笑い話や興味を引きそうな都市伝説などが「これは面白い」という ことで、転送され続けることがあります。これは、明確にはチェーン メールとは言えませんが、結果的にはチェーンメールと同じことに なってしまうものがあります。こういった例として「漫画のどらえ もんの最終回」とか「痛さの単位として1鼻毛」といったものがあ ります。こういった他愛もないメールも極力転送しない様にしましょ う。 目次へ
-Page- <---29---> 18.チェーンメールとSPAM(つづき) 悪質なチェーンメールとして、「○○○というタイトルのメール に気をつけろ。強力なメールで感染するウィルスだ。メールを受け 取っても決して開いてはいけない。また、この情報を多くの人に転 送しろ」という主旨のものがあります。○○○の部分や本文表記は いくつかのバリエーションがあります。 すべてのメールプログラムに感染するウィルスは、ありません。 また、閲覧するためにプログラムを自動展開し動かす設定をしてい ない限りは、感染することもありません。真偽は慎重に判断しなく ては、なりません。 # ウィルスについてのデマのチェーンメールに使われるキーワードには以 # 下の様なものがあります。 # 「3b Trajan(PKZ300) Warning」「A moment of silence」「PENPAL Greeting」 # 「Budsave」「Buddy1st」「Death69 Message」「Ghost.exe」「GOOD TIMES」 # 「Irina Virus」「Free Money Warning」「JOIN THE CREW」「AOLFREE」 # 「PENPAL Greeting」「Make Money Fast Warning」「Deeyenda Virus」 # 「Returned or Unable to Deliver」「BUD FROGS SCREEN」等など.. 目次へ
-Page- <---30---> 19.ウィルスについて  コンピュータウィルスの配布に電子メールが利用される場合が、 多々あり、これが社会問題を引き起こしています。メールで送られ てきたプログラムや添付文書にウィルスが仕込まれていうことがあ あります。プログラムや添付文書は、一旦ファイルに保存し、ウィ ルスをチェックするプログラムでチェックしてから、利用する様に しましょう。  たとえ、信頼できる人からのメールに添付されている文書であっ ても、その人が送ってきたものとは限りません。その人がウィルス にかかってしまったために意図せずに送られてくる場合や、その人 のメールアドレスを騙ったメールかもしれません。  ウィルスチェックを行う場合、最新のウィルスチェックをかけな ければ、意味がありません。ウィルスチェックを行うプログラムを 持っていないのなら、そういった添付文書は捨てて、相手に添付で ない形式で送り直す様に、お願いしましょう。  ウィルスは、添付文書を開いただけで感染します。が、開いた瞬 間に何も起こらなくても、あなたのコンピュータに住み着いて後日 機会を狙って悪さをするものも、あります。また、自分のコンピュー タには悪さをしなくても、他人のコンピュータにネットワークを通 して悪さをするものも、あります。  ウィルスプログラムが添付文書として届いても、それだけで感染 するというモノはまだほとんどありません。が、メーラーよっては、 添付されたプログラム類を展開・実行してしまうものがあり、メー ラの設定を確認し、そういったウィルスに感染しない様に注意する 必要があります。 目次へ
-Page- <---31---> 20.その他のエチケットとルール  メールが溜まっている時には、返信を出す前に着信している他の メールにも目を通しておくとよいでしょう。すでに決着が付いてい たり、取消・訂正が入っているメールに無駄な応答の手間や行き違 いを、ある程度は防げます。  メーラによっては、メールをためているサーバへ、メールが着い ているかをチェックする間隔を指定することが出来ます。新着チェッ ク頻度などと名付けられています。この間隔が短すぎるとサーバの 負荷が高くなります。あまり冗長な間隔をあける必要はありせんが、 最低でも5分程度の間隔をあけるようにしてください。全員が1分 毎にメールの着信チェックを行ったりされると、着信のチェックの 負荷のため、正常な動作が難しくなる場合があります。 #  着信チェックといえども、ログイン/ログアウトに近い処理が行われる # ので、負荷を軽視出来ません。何十人ものメールを保存しているメーラだ # と、それだけでシステムの稼働に支障をきたす場合があります。自分のメー # ルを保存しているサーバーの状況に応じて間隔を指定してください。  前項と矛盾しているようですが(前項は分単位、これは日単位)、 メールはこまめに読みましょう。メールの内容によっては、緊急を 要するものもあります。あまりにメールを読まないでいると相手に エラーとしてメールが返送されたり、メールが消滅してしまうこと があります。週に2〜3回は着信の取り込みを行ってください。長 期休暇の場合には、あらかじめメールをくれそうな人に断わってお くことも忘れてはいけません。 #  メールのサーバの設定により、消滅したり返送されたりする期間は変り # ます。メールの設定に詳しくない方は、メールシステムの管理者に問い合 # わせてください。特に長期休暇をとって長い期間メールが読めない場合、 # メールがむやみに送り返されないように設定をかえてもらう必要があるか # も知れません。  パスワードは大切に扱いましょう。メールを使う人がだれかを認 定するためのパスワードは、大変重要なものです。決して誰かに教 えたり、わかりやすいパスワードを使用したりしてはいけません。 また、定期的にパスワードを変えるようにしましょう。  万一パスワードが他人に渡って悪用されると、あなただけではな く多くの人に迷惑をかける可能性があります。  メールやネットワークの管理者以外は、テストメールの宛先に多 人数に着信するエイリアスを指定してはいけません。テストメール は着信先を絞って発信してください。単純にメールの発信が出来る か否かをテストするのであれば、まず自分に出して、そのあと、近 しい人にだすだけでよいでしょう。 目次へ
-Page- <---32---> 20.その他のエチケットとルール(つづき)  テストメールを出す場合、サブジェクトにテストメールであるこ とを明示すべきです。着信の確認が必要でなければ、 Subject: Test Mail[Please ignore me] とでもしておけば、十分でしょう。もし、着信の確認が必要であれ ば、 Subject: Test Mail[Please reply me] として、本文中に、「お手数ですが、返信してください」とでも記 述しておけば、返信をくれるかも知れません。  「開封確認」や「配達証明」(mh/mail などのUNIXメーラでは、 Return-Recipt-To)を指定してはいけません。これを指定するとネッ トワークに不要な負荷を与えます。さらに、アドレスにミスがある と、ネットワークを混乱に落とし込む可能性があります。着信の確 認が必要なのであれば、本文中に「返信(回答)をお願いします」と いった事柄を記述して、相手に任せてください。また、開封確認や 配達証明は、相手にプライバシーの侵害ととられる場合もあります。 #  開封確認や配達証明は、受け取った側のシステムにその機能が無いと働 # きません。また、ネットワークの負荷を高めないために、この機能を停止 # している人もいます。  「不着時の情報取得プログラム」や「休暇中の自動応答プログラ ム」は、インターネット上では標準化されていませんので、使うべ きではありません。前者はプライバシーの侵害、後者は無駄な転送 の増大を招きかねません。  メールの送受信は、ただ(無償)ではありません。あなた自身には 無償であったとしても、見えない課金となっているだけです。また、 貧困な環境であっても、メールを維持する努力が払われている場合 があります。決してそういった努力や見えない課金などを無駄にす ることなく、有効・有益に使うように心がけてください。  年賀や暑中見舞いなどの時候のメールなどは、必要な相手だけに しぼって送りましょう。むやみに、MLや多人数がリストにあるエ イリアスに送るなどはつつしみましょう。 メールなどで送られてきた情報の信憑性については、充分注意し ましょう。何人も経て伝わってきた情報などは信頼できないものが 含まれている場合が多くあります。発信者がだれでどういった経路 で届いたかがわからない情報を転送してはいけません。デマを広げ ることになりかねません。  あなたのメールを受け取った相手が、あなたと同じ文化にある人 であるとは限られません。メール中には俗語表現や内輪だけで通じ るような省略語や隠語を使わないようにしましょう。また、日付や 測量単位などもことなる場合もありえます。さらにユーモヤや文化 に対する感覚もことなる場合もある、ということを理解しておきま しょう。 目次へ
-Page- <---33---> 21.心構えとして  ネットワークニュースやMLなどで名前を知っているだけの人に、 むやみに質問や問題提起のメールを送ってはいけません。相手はあ なたの質問に答える立場になかったり、答えている暇があるとは限 りません。あなたがどんなに困っていたとしても、それはあなたの 問題です。自分の身近に質問に答えてくれる人を探し、それでもわ からなければ、自分で文献などを探しましょう。 #  例えばメールの使い方で困った事柄があるからと言って、この文書の筆 # 者に質問のメールを出しても、多くの場合、無駄です。  メールを送信する場合、内容については慎重に吟味しましょう。 また、受信したメールの内容については寛容の精神で臨みましょう。 度が過ぎるものであっても、最初は丁寧な言葉遣いで注意をする程 度にとどめる心がけが、無駄なやりとりを防止してくれます。 #  まぁ、喧嘩も楽しいものではありますが...(^^;;;  パソコンなどでメールを利用する場合、取り込んだメールを削除 せずにサーバに保存する設定はせずに、取り込んだメールはサーバ から削除しないと、セキュリティ上問題になったりやサーバの負荷 を増やしてしまいます。メール環境によりますが、取り込んだメー ルをサーバに残すことが決められているサイト以外では、サーバか ら削除する様にしましょう。  WWW のブラウザのメーラなどでは、拡張フォーマット(HTML形式や エンリッチテキスト形式)でメール送信を出来る場合があります。 これらのフォーマットを使うと、色をつけたりアンダーバーをつけ たりといった装飾を加えることができますが、使ってはいけません。 これらは、半角カナや機種に依存する文字と同等の迷惑を相手に与 えることがあります。 「この文書に書かれている事柄に反するメールを送ったりもらっ たりして問題はなかった」と言われるかも知れません。しかし、問 題がなかったのには、理由があります。地域が限定されていたから かも知れませんし、相手も同じメーラを使っていたからにすぎない のかも知れません。もし、そういったメールをやりとりをしている のであれば、相手を限定してください。決して、「今まで送信して も問題がなかった」ということのみを根拠にして、相手の迷惑にな るようなメールを送らないでください。 #  読めなかったり端末の制御がおかしくなるようなメールに対して、発信 # した本人にではなく、メールの管理人に苦情が届いたりします。悪くする # と、「あそこは読めないメールを出すような教育をしている」など、つま # らない悪評がたったりします。下手をすると、あなたからのメールは捨て # る設定にするといった手段がとられることもあります。 目次へ
-Page- <---34---> 21.心構えとして(つづき)  ネットワークの管理を行う立場になった時などに、人のメールを 覗いたり操作出来ることがあります。しかし、そういった立場や機 会にあったとしても、他人のメールを覗いたり操作したりしては、 いけません。メールといえども、通信であり、通信の秘密を犯した り、第3者が介入する行為は、少なくとも日本では憲法で禁止され ています。  冒頭の注意にも述べましたが、本書の内容がすべてであるわけで はありません。また、本書の内容がいつまでもその時の状況や環境 に即している保証もありません。状況や環境は刻々と変わり、ルー ルやマナーはその状況や環境に応じて変わっていきます。本書を鵜 呑みにするのでは無く、現在の環境でメールを有効に使うにはどう すれば良いかを、一人一人が考えて実行していくべきです。 目次へ
-Page- <---35---> 22.サマリー 以上をサマリーしてみましょう。 章番号  チェック内容 1 宛先に間違いは無いですか? 1 宛先に誤りがあった場合、送った人達に知らせていますか? 1 宛先はフルに(.jpまで)指定してありますか? 1 自分のメールアドレスもフルに指定してありますか? 1 エラーになってないというだけで届いたと考えていませんか? 1 誤配されたメールは発信元に教えてあげていますか? 1 誤配の指摘を受けたらお礼と謝意の表明はしてますか? 1 相手の宛先を勝手に類推してはいませんか? 1 自分のメールアドレスは間違っていませんか? 1 他人になりすます自アドレスの改竄はしていませんか? 2 To/Ccなどを適切に使いわけていますか? 2 返信の場合、不要な方にもCcしていませんか? 2 応答する場合、応答が必要なメールを選んでいますか? 2 発信したメールのコピーを保存していますか? 2 応答する時に宛先を確認しましたか? 2 Bccで来たメールへの返信のCcはカットしていますか? 3 サブジェクトは適切なものが付いていますか? 3 サブジェクトに2バイト文字や半角カナは使っていませんか? 3 MIMEに不対応の相手にMIME変換した漢字を送ってはいませんか? 3 メールヘッダに2バイト文字などを入れていませんか? 4 書き出しで名前・所属などがわかるように名乗りましたか? 4,15 他人の環境からメールを出す場合、本文で断りましたか? 4 相手によって名乗り方やサブジェクトを使いわけていますが? 4,7 緊急事態の場合、その発生日時をわかるようにしてますか? 5 メールのサイズは大きすぎませんか? 5 大量データの場合、相手側で受け取れる量ですか? 5 データ転送としてftpとメールを使いわけていますか? 5 分割したメールの転送間隔は充分にとっていますか? 5 メールが送った順に届かない場合があることをご存知ですか? 5 ネットワーク利用規定による制限はご存知ですか? 5 自分のメーラの受け取れるメールの大きさをしってますか? 5 相手のメーラの受け取れるメールの大きさをしってますか? 5 近隣のユーザで自動転送機能を使っている人を御存知ですか? 5 長文メールの前にはその旨を記述していますか? 5 頼まれもせずに長文メールを送りつけていませんか? 5 広告など商業目的メールを送ってはいませんか? 5,12 同封文書のサイズを把握していますか? 6 1行の字数は多すぎませんか? 6 改行を入れ忘れてはいませんか? 7 違法、あるいは公序良俗に反する内容ではありませんね? 7 メールの信頼性・秘匿性を過信していませんか? 7,4 メールの即時性を過信してはいませんか? 7 あなたのところの、外部とのメール流通の制限を知っていますか? 8 日本語環境が無い人に日本語メールを送ろうとしていませんか? 8 半角カナは使っていませんか? 8 機種に依存する文字や外字を使っていませんか? 8 機種に依存する文字のチェックのプログラムを使っていますか? 8 Proportional font を使って編集/表示をしていませんか? 8 メール送出の文字コードセットはJIS になっていますか? 目次へ
-Page- <---36---> 22.サマリー(つづき) 章番号  チェック内容 9 引用文であるとわかるように引用の記号をつけていますか? 9 引用文を改竄していませんか? 9 無闇に全文引用をした返信していませんか? 9 引用は適切な部分を抽出していますか? 9 全文を引用する場合でも、シグネチャ位は取り除いていますか? 9 引用がだれの発言か、わかるようにしてますか? 10 #文とそうでない文を使いわけていますか? 11 文章の段落わけなどで、読みやすくしていますか? 12 バイナリーデータをそのまま送ろうとしていませんか? 12 同封文書は大きすぎませんか? 12 同封文書の形式は相手が取り扱える形式ですか? 12 同封文書の復元方法を相手にわかるようにしていますか? 12 同封文書で送ろうとしているデータは相手が扱える形式ですか? 13 メールなどの特有の記述方法を使いわけていますか? 13 フェイスマークなどが語気を柔らかくすると考えていませんか? 14 エイリアスは活用していますか? 14 エイリアスのメンテナンスはしていますか? 15 相手・内容にマッチしたシグネチャを使っていますか? 15 シグネチャは適当なサイズですか? 15 シグネチャは自分のものですか? 15 新しい環境に移ったら、メールの試験はしていますか? 15 あなたの環境でメールを発信していますか? 16 転送/引用するメールの著作人格権/秘匿義務を考えましたか? 16 転送メールに無駄な引用記号を付けていませんか? 16 転送メールには転送である旨を明記していますか? 16 噂話をみだりに発信したり転送していませんか? 17 アンケートなど、回答しやすく、集計しやすくしていますか? 17 MLに入って、いきなり空気を乱していませんか? 17 チェーンメールを出したりしていませんか? 18 SPAMは無視していますか? 18 しつこいSPAMへの対応方法は知っていますか? 19 ウィルスへの対抗処置はしてますか? 19 添付文書などを不用意に操作してませんか? 20 溜まったメールに目を通してから、返信していますか? 20 メールの着信確認を頻繁に行う指定になっていませんか? 20 メールはこまめに読んでいますか? 20 パスワードを他人に教えたり、盗まれやすくしていませんか? 20 パスワードはわかりにくいものにして、定期的に変えていますか? 20 テストメールにはその旨をSubject/本文に明記していますか? 20 テストメールをむやみと多人数に出していませんか? 20,7 「開封確認」や「配達証明」を指定していませんか? 20 メールが無償だと思い込んで無駄使いしていませんか? 20 相手の文化をないがしろにしていませんか? 20 不用意に省略語や隠語を使っていませんか? 20 むやみに質問のメールを未知の人に出していませんか? 20 発信には慎重を、受信には寛容の精神を発揮していますか? 20 HTML形式などの装飾メールを送ってはいませんか? 21 自分の環境を前提としているメールを送ろうとしていませんか? 21 前例だけを頼みに変なメールを他の人に出していませんか? 21 他人のメールを覗いたり操作してはいませんか? 0,21 この文書を鵜呑みにしていませんか? 目次へ
-Page- <---37---> 参考文献:  この文書を作成するにあたり、以下の文献を参考にしました。 「fjの歩き方」 (fjの歩き方編集委員会 編) rfc1855「ネチケットガイドライン」 (サリー・ハンブリッジ著 高橋 邦夫訳) 「Internetビギナーズガイド」 (LaQuey, T., and J. Ryer,著 鈴木摂訳) 「インターネットユーザーズガイド−改訂版−」 (kRol, Ed著 村井純監訳) 「インターネットメールで使用してはいけない文字について」 (高木 薫 (NIFTY:MHA00705)(MIX & EUCALY:why_not)作) 目次へ
-Page- <---38---> 役立ちページ(リンク): この文書を理解する上で重要であったり、参考になるであろう WWW 上の資源を紹介します。 rfc1855「ネチケットガイドライン」(東金女子高等学校) http://www.togane-ghs.togane.chiba.jp/netiquette/ Mew オフィシャルページ(ニュースレターなど読み物多し) http://www.mew.org/index-j.html MH のどうでもいいような趣味の講座など http://www.chem.eng.himeji-tech.ac.jp/~hayashi/ Tkai's Internet Mail Private Lab.(各種メーラ比較など) http://www.ne.jp/asahi/cyber/taki/index.html 各種日本語RFCのページ RFCJ-project http://www.barrier-free.co.jp/homes/RFCJ/links.html 井崎さんのページ http://www.se.hiroshima-u.ac.jp/~isaki/rfc/list.html ネットワーク管理者(の卵)養成講座 http://www.remus.dti.ne.jp/~sim/ 機種に依存する文字の一覧など http://www.s-ichi.com/semi/bght/cara.htm http://www.nnj.co.jp/Utility/JavaScript/font2.html http://www4.justnet.ne.jp/~greentree/CODE11KS.HTM http://news.open-news.com/~jiro/izon.html 日本のML検索など http://mlnews.com/jp/ メールマナー一般 http://www.zzz.or.jp/free/miyosi/zenbun.htm http://www12.big.or.jp/~meher/mail.htm http://www.fujieda-ssu.ac.jp/media/mail.htm http://www.enc.or.jp/enc/code/rule/main.html http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/~shindo/E-Mail/E-Mail.html http://edenhost.env.kyoto-u.ac.jp/member/hasegawa/faq/mail.html http://cmpsci.s.kanazawa-u.ac.jp/~iwasaki/Tips/tips.html
-Page- <---39-- 後書き:  以上、色々と思い付くままに書いてきましたが、足りない部分や 不要な部分も多々あると思います。誤字・脱字も含めて、お気づき になった事柄がありましたら、どうぞ、 yasudas@mail.interq.or.jp までメールでお知らせください。  メールを使い慣れている方には「釈迦に説法」だろうし、メール を使い始めた人には難しいかな?と思いつつ書いています。「釈迦 に説法」になってしまった方々、どうか、この文書をより良くする ためのアドバイスをお願いします。難しくてわからないという方は、 どんなところが難しかったかを教えてください。 #  励ましのメールだと、うれしかったりします...f(^^,,,  また、「自分の環境ではこのようにしている」とか「こんな変な メールが来たけど、自分の環境ではこう対応している」といった具 体的な事例と対応策・意見などがありましたら、お送りください。 この文書の参考とさせて頂きます。  いくつかの不備を補った時点で、メール利用ハンドブックとでも して、希望者に再度配布したいと思います。  この文書の作成を協力していただける方を募集しております。こ の文書の追加/変更の入力作業、この文書の構成への考察/項目の 立案や、校正/配布作業を手伝っていただける方のご協力をお待ち しております。  なお、末尾になりましたがこの文書を作成するにあたり、以下の 方々のご助力・ご教授をいただきました。ありがとうございました。 ttaka@ssd.sony.co.jp, kumagai@ssd.sony.co.jp, omura@ssd.sony.co.jp, mutoh@ssd.sony.co.jp, gee@ssd.sony.co.jp, nihei@ssd.sony.co.jp, tanaka@ssd.sony.co.jp, kuri@sm3.icsh.cae.ntt.jp, kharaoka@ibl.co.jp 以上 目次へ