12.もう一つの文字入力装置

 手で握って操作する新しい文字入力装置GYROSTICKを製作している途中で、回転軸を様々に動かして動作を確認していました。ある時、スティックを握って装置を持ち上げてみました。試作した装置は、アルミを使って製作しましたが、とても重いものでした。

 ふと、この装置を逆さまにしてみたらどうかと思いました。つまり、この装置では台の上に回転軸があり、その軸に取り付けられたスティックが動かせるような構造だったんですが、上下逆さまにしてスティックを握ったまま、いままで台や軸だった部分の方を動かすようにできないかと思いました。
 このままでは、とても重くて動かすことはできませんが、できるだけ軽量化すれば、軸の方を指で動かせるようになるんじゃないかと考えました。
 手でスティックを握ったままだと軸の方を動かすのは指しかありませんので、同じような構造では無理です。指も親指が一番動かしやすそうなので、スティックを握ったまま親指をいろいろ動かしている内に下のような構造のもう一つの文字入力装置が思い浮かびました。


図−1                                図−2

 操作の方法は、親指でローラーを回転させるというもので、縦に転がす以外に横にも傾けられるようにローラーを真ん中が窪んだ臼形(鼓形)にしてみました。真ん中が窪んでいるため、親指の納まりがいいし横に動かすときも楽に動かせると思います。図−1は手で持つスティックの軸を中心として回転できるようにしたもので、図−2はスティック軸とほぼ直角な軸を中心として回転できるようにしたものです。

 装置のイメージを絵に描いてみてなかなか面白いんじゃないかと思い、ぜひ試作機を作りたいと考えました。

 このもう一つの文字入力装置を "ThumbRoller(サムローラ)"と呼ぶことにします。

 ★ この装置は特許出願済みです。
    特許公開番号=特開2004−192258 (平成16年7月8日公開)

 ★ この装置を開発・販売したいという方を歓迎します。

     以下 つづく

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