13.サムローラ(開発名)の試作

 サムローラは、構造的にも軽くすることが出来そうです。また片手で持ちながら使うことが十分可能と思われるため、前のGYROSTICKよりもさらに操作時の姿勢の自由度が高くなります。例えば、寝ていても入力画面さえ見えれば操作が簡単にできそうです。
 ただGYROSTICKと比べると動作軸が1軸減って2軸となりますので、この辺を少し考える必要がありそうです。でも基本的には同じように文字入力時はクリック動作させ、位置入力時はクリック動作を解除すれば、同様な機能を実現できると考えました。
 思いつくと早くこの装置を操作してみたくなり、さっそく試作に取りかかりました。ミニ旋盤や少し大きなフライス盤も備えましたので製作期間が短縮できました。


図−3 サムローラ(開発名) 試作1号機

 約一ヶ月かけて上図のようなサムローラの試作機を製作しました。スティック部分は、GYROSTICKと同様に透明なアクリル樹脂でできた円筒を切断し、重ね合わせる構造にしました。これはスティックを握ったときの指の位置が人によって違うため、これを調整できるようにするためです。またこの最初の試作機では、ローラーを支持する軸は片軸とし支持部分やローラーはアルミを切削して作りました。完成して組み立てて、初めて操作したときは少しローラーの回りが固かったんですが、新しい文字入力装置ができたと感激しました。

 工作機械がそろってきたので、少しずつ精度の高いものを製作できるようになりました。またこの試作機を作っている間に、2つの新しい文字入力装置が十分に使えるものになるだろうと確信するようになりました。

     以下 つづく

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