SCSIPage

 HDDCD-ROMなどのDrive(その他のデバイスも少しある)をつなぐところ(制御するところ)の規格のひとつで他の代表格としてはIDEがあります。SCSIにしてもIDEにしても機器(Driveなど)とコントローラー(いわゆるSCSICardなど)が共に同じ規格である事が必要です(SCSI用の機器はSCSICardをもってにと使えないということです)

 一言でいえばIDEは安くSCSIは高性能。Windows系のマシンは一般的にはIDEを使用しているのでIDEDriveを追加するならDriveのみ買ってこればいいのに対しSCSIではSCSICardと機器を両方買わなければならない。さらに同程度の機器でもIDESCSIではSCSIのほうが高価である。また機能的にもSCSIが絶対的に有利とも言い切れない。たとえばSCSICardも機器もあまりに多種にわたり結果としてある程度の相性問題は生じているし、またCD-ROMからのBootIDEのほうが柔軟性がある。(CD-ROMからのBootFDDエミュレーション/HDDエミュレーション/Nonエミュレーションなどの規格があるがEasyCDCreatorWinCDRなどのメジャーなSoftではFDDエミュレーションしか作れない(NEROは全ての規格をサポート)。しかしSCSIFDDエミュレーションが読めるのはAdaptekなどごく一部のCardのみ。IDEなら割とうまくやってくれるのだが…)

 では、SCSIの利点は何か

    1. 接続できる機器の多さ、

       通常のSCSIではSCSICard一枚に対し7台、Wide規格のものであれば14台接続できる(Cardそのものも機器としてあつかわれるので実際はそれぞれの数から1台引いた数しかつけられませんが…)IDEPrimarySecondaryの二つにそれぞれMaster/Slaveをつけられるので4台。またIDESCSIもコントローラー(Card)を増やせば接続できる機器も増えるがCardSCSIのほうがはるかに多くの種類のものが売られている。

    2. 接続できる機器の多様さ

       SCSIにしてもIDEにしてもコントローラーから機器までのケーブルの長さの最大値が決められている。SCSIは規格にもよるがIDEに比べ長いケーブルを使える。IDEはケーブルの長さからほぼ必然的に内蔵用Driveしか使えないがSCSIは外付けも内臓も使える。ケースの中における機器は数が限られているし、またScannerなどは内臓にするのがまず無理(もっともSCSIScannerSCSICardとの相性がかなりシビアで余り使えないそうですが)なので長いケーブルが使えるというのは利点が多い。また外付け機器は手軽にはずせるのでDriveの共有が楽にできる点も評価できる。

    3. パフォーマンス

       SCSIにもIDEにもさらにいろいろな規格が存在するが今(H11/1)SCSIならSCSI2SCSI3でバスマスター、IDEならU-DMA33(そろそろ66が主流になりそうだが…)といわれるものが主流。これらについて考えると転送速度は全てデバイスのスピードから考えて十分。そして全てバスマスター(Driveのコントロールをそれぞれの専用Chipが行うことによりCPUの仕事を減らしマシンのパフォーマンスを上げる方式)SCSIのほう細かいいろいろな機能をサポートしているので少しは早いがほとんど変わらない。と、考えると値段がはる分SCSIが不利なようだが同じバスマスターでも実際どの程度CPUへの依存を減らしているかに差がある。普通に使うならともかくCD-Rを焼くとか動画をキャプチャーするとかCPUHDDCD-Rがコンスタントに動かないといけない環境ではSCSIのほうが断然有利らしい。(ただし、CPUへの依存率はIDEの場合Driverのできでかなりの差を生むしSCSIもいろいろなChipがあるのでひとくくりにはできない、あくまで一般的な話)

 

 

8bit(Narrow)

16bit(Wide)

SCSI1

5MB/s

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SCSI2

10MB/s

20MB/s(WideSCSI)

SCSI3

20MB/s(UltraSCSI)

40MB/s(UltraWideSCSI)

  最新の規格としてはUltraWide2という80MB/sがあります。これは他のデバイスとの共存では性能を発揮できずUltraWide2対応のCardと機器のみで構成してこその物ですので一般的とは言えませんがUltraWide2のCardでそれ以下の機器を使うとケーブルの最大の長さが長くなるという意味で利点があります。最後にIDEのほうの主流U-DMA33は33MB/s、新規格のU-DMA66は66MB/sです。

 

 同期,非同期という表示がたまにあるのでこれについて少し書いておきます。非同期というのはカードとデバイスがデータのやり取りをするときその確認をしながら行います,もちろん確認の分低速です。同期はあるリズムでデータをやり取りすると決め確認なしにそのリズムでデータのやり取りをします,高速ですが機器の対応が必要です(,個人的にはデータの信頼性が若干落ちるような気がしますね)。カードやデバイスによってはこのどちらを使うかジャンパやBIOSを使って選べますが最近はWindows95/98のデバイスマネージャで直接コントロールできるようです。 SCSI接続のDriveからBootしたい時はSCSICardにBIOSが必要です(一部特例としてM/BにSCSIBIOSがつんでありそれを利用することもできます)。これはマシンのBIOSが立ち上がった後に表示され、ここから各設定を変更する画面に入ることもできます。IDEからBootする人にはBIOSが必要がないのでBIOSを除いたSCSICardが廉価版として売られていることもありますがその場合付属のSoftを使いOSが立ち上がった後などに各種設定を行います(単純に設定できないというのもあるようですが…)。各種設定についてはこちらをご覧ください。

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