富士通グループが電子購買を本社に集約
富士通は10日、グループ全体の電子購買調達を本社に一元化することで、年間約2兆8000億円の部材調達費を2003年3月末までに約5000億円削減すると発表した。調達時間の短縮や業務効率の改善を通し、工場再編などに対応できるよう柔軟性を持たせるのが狙い。
これに伴い、購買本部内に調達規模の拡大や調達先となるサプライヤー(売り手)企業を選定するための調達戦略室を設置した。
今後2年間で約5000億円の部材費を軽減させるほか、棚卸し資産の半減を目指す。加えて2001年3月末までに製品用部品・材料について環境に配慮したグリーン部材調達比率を調達金額の99%以上にする考え。
IT(情報技術)各社は資材調達の見直しを進めており、東芝や日立製作所などでも電子購買調達システムを活用した調達コスト削減に着手している。
日本工業新聞 2001.10.11