ついに、と言おうか。PPCG4を搭載したBeOSを実行可能なマルチメディアPCが米国にて発売されるらしい。システム名称はアポカリプス。2002年2〜3月に発売の予定。 詳細はこちら。(参考: BeGroovy 2001-07-29記事)
動作可能となる予定のOSとしては、AmigaOS, AmigaDE, BeOS, LINUX, QNXの名前が挙がっています。MacOSとの互換性については調査中とのこと。デフォルトでDVD、IEEE1394、MIDIのIn Outポートがある辺りが特徴でしょうか。DualCPU機も検討中とのこと。でも、2000ドルから2500ドルだと今となってはちょっと高いような。日本で輸入販売する店があるかどうかの方が問題と言う気もしますが。
7/26付けのLe BUZZの記事によれば、英国空軍の航空ショー&病院向けサービスに、DaneScott氏のTuneTrackerが使用される見込みらしい。話によれば、15年続いてきた航空ショーへのスポンサーが資金提供を打ち切ったため、放送用機材の導入が難しくなりTuneTrackerの採用が急遽決まった模様。放送は本日(金曜)行われるらしい。で、今回の件で協力している地方FM局のメンバーもBeOSとTuneTrackerに関心を持っており、病院への放送サービスに使えるのではと話しているそうです。
この輪が広がりTuneTrackerが世界中で爆発的にヒットすれば、もしかして、もしかするかも?
エレガントメディアの面々はWindows版Titanの開発を現在優先的に遂行中。そりゃあそうだ。ベンチャー企業のファンドを得ている彼らにとっては収益を得ることが最優先なんだから。Eugeniaさんもやぼな記事を書く。私としては早くエレガントメディア社がWindows版を出して収益を上げ、BeOS版の開発を続行できる状態になることを祈るだけ。
チュニジアのBeOSユーザグループ TnBUGが高等学校の学生を対象としたBeOSのプレゼンテーション活動を行い、新たに400人のBeOSファンを獲得したとのこと。写真から強い熱気が感じられます。垂れ幕に「Don't Think Different Be Different」とあるのがまたよい。
増益なのはいいのですが、トータルで赤字であることは従来どおり。予算を見ると、10月には資金が底を打つという回帰分析的予感がひしひし。インドでのING Baringsの活躍に期待(嘘。
新しい統合開発環境であるCodeLiegeが開発中とのこと。
スクリーンショットはこちら。
Be社の株主にして、アジア圏記者として「ニューズウィーク」、「ボルチモア・サン」、「アジアタイムズ」、「アジアンウォールストリートジャーナル」に寄稿しているBradley Martin氏が、Be社は大きな後ろ盾を必要としているとして、BeNEWSに論説を投稿しています。概要は以下のとおり
Bradley Martin
- BeOSコミュニティが10万ドルを集めたとしても、BeOSが生み出す利益に目をつける大規模な組織が現れないかぎり、BeOSの存続は厳しい。投資銀行のING Baringsはその組織を捜す任を与えられているわけだが、私がその担当者なら現状を以下のように分析する。
- レドモンドの巨人による買収問題について司法省が否定的見解を示していることから、米国の大企業はマイクロソフト社と戦う気力を削がれている
- 国際化トレンドのケースとして航空機産業を見てみると、欧州企業が米国に売り込みにきたとき、米ボーイング社は米国内のライバルをことごとく吸収し、いまや欧州企業との2社間での競争となっている。
- JLGが欧州出身というからだけでなく、欧州はMSの寡占状態を打破するのに行政的、個人的にBe社が支援を求める最初の舞台となる。
- 欧州がそれに関心を示さない場合、次には日本が来る。日立はパートナーとしてそのチャンスがあったのだが、残念ながらその仕事はなされなかった。Sonyにも可能性はある(が、既にやり尽くしている感もある)。
- その次には、MSの高価なソフトに脅威を感じている経済力の乏しい国か財界の有力者が候補に上がる。中国は既にLinuxを選択している。
- 残るのはインドかロシアだ。いずれも大国で、MSの占有に反感を抱いていると同時に中国との差別化を考えている。そして、両国ともBeOSをサポートし、開発していくためのリソースを有している。
- 個人的に、インドでならビジョンを形成できると考えている。来たれING Barings。Aクラスの銀行マンを引き連れて、君らとBe社がタオルを投げ入れる前に。
タブの色が黄色いのはターメリックのついた手でつまんだというメタファーだというのもアリですか?
……実は私も似たようなことを考えたことがあるのですが、インドには18の公用語に加えて地方別の千を超える言語があるというから、いくら英語が公用語の一つになっているとしても、それらの多くの公用語をサポートできないと国家的な体制を組んで導入というかたちにはなりにくいと思います。むしろロシア語入力が可能な分、むしろロシアの方が有望かもしれないですが、ロシアはロシアでDOSが独自の発展をしているらしいから、なんともいえないですね。
米Borland社がC++Builderユーザ向け調査2001を実施中。アンケート回答者のうち、5名にプロ版のアプリケーションをプレゼントするという話もあるのですが、それより興味深いのは、今後移植して欲しいOSは何かという設問の筆頭にBeOSが上がっていること。C++Builderユーザは回答してみてはいかがでしょうか。
最近活発なニュースサイトBeFAQsで、Be社の静か過ぎる近況についてのJLGコメントが掲載されています。
曰く、「Be社は投資銀行による融資可能性の検証を受けている最中であり、現段階での公的な発言は誰の助けにもならない。我々は皆さんの感じているフラストレーションを同じように共有しているので、実質的な回答が可能になり次第、質問に答えられるようにしようとしている」とのこと。
「まだしばらく新しい情報が出てくることはないと思われるが、Be社は課題を克服し、我々に最良の製品を提供できるようにするためにベストを尽くしていることが伺える」とToriさんは、締めています。幾分楽観的かもしれませんが、待てば海路の日和なりというところでしょうか。
解題:『砂糖はあたまのごはんです』
また、脳は人体の器官中、最もエネルギーを消費する器官です(ヒトの脳の体重比は2%ですが、エネルギー消費量の全体比は約2割)。砂糖で補われた血中のブドウ糖の多くは、脳の活動に消費されるといえます。
これらの理由により『砂糖はあたまのごはんです』というコピーが生まれたと思われますが、精製された砂糖にはミネラル分やビタミン類が欠けているので、砂糖だけ摂取しているとブドウ糖の分解過程で消費されるビタミンB群の欠乏を招きます。じゃあ砂糖はダメなのかというとそうじゃなくて、普通の食生活をしているかぎりビタミンB欠乏症を起こすことはないみたい。何事もバランスということで。
脳は、ブドウ糖を好気的に分解することによりエネルギーを得ており、ブドウ糖の脳への補給は血液を通じて行われます。脳には筋肉等のグルコースを蓄積する場所がないので、血管を通じてダイレクトにブドウ糖が脳へ運ばれます。で、食品経由でブドウ糖の血中濃度を上げるには、ごはんのような多糖類より砂糖(ショ糖)の方が早く吸収されますので、砂糖の摂取が一番近道と言えます。
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ここまで書いて、砂糖にビタミンBを添加して『あたまのごはん』の商品名で売るというアイデアを思いついた。ノド飴みたいな形態で売ると案外いけるかもしれない。頭脳パンというナゾな食品が大学学内で平気で売られる世の中だ。『あたまのごはん』を売り込む余地があったっていいじゃないかと思うのですが、いかがでしょう? って、聞かれても困る人多数だと思いますが。
Sony
eVillaのホテル向けカスタマイズ版がミネアポリスのsentr@NET社から提供されています。
インターネットとホテルサービスとの取り合わせというのは、これまでよく話題にはなりつつもあまり成功事例が聞かれない分野ではあるのですが、ここはなんとしてでも健闘して欲しいところですね。
『十四の嘘と真実』ジェフリー・アーチャー 永井淳訳 新潮文庫 を読む。アーチャーの作品はどれを読んでもウィットに富んでいて唸らせられる。
本作は大半が実話に基づいた短編集なのですが、法の隙間をついた「犯罪は引き合う(Crime Pays)」、南アのアパルトヘイトを舞台とした「心(臓)変わり(A Change of Heart)」など、現実は小説より奇なりを地で行くストーリーで、普段意識することのない人の手による社会基盤の限界や人生の不思議さなどへの思索を誘ってくれます。
BeGroovy の フォーラム でGobe社のTom Hoke氏が「Productive3.0のBeOS版はリリースされると個人的に確信している」とのコメントを書き込んでいます。
ということで、既に各地で紹介されている Windows版のスクリーンショットですが、改めて紹介。
「陣」に出入り口という意味があったとは! 確かに異世と現世との出入り口として捉えると、「陣」という訳字もあながち変ではないですね。
でも出入り口というのは「陣」の特徴から派生した意味なので、まだ他の意味があるのではないかと手元の漢和辞典をみたところ、「陣」はもと「陳」の俗字であるという解説を発見。「陳」と区別して、主に軍隊の列の意に用いるとあるが、もともとの字義としては「つらねる」とか「ならべる」(「陳列」など)の意味があるという。
ここに来て、そうか、「魔法陣」は、“「魔法」をつらねならべて、集中させ、円陣をしき、異界との行き来が可能な出入り口とするもの”という意味だったのか! とポンと手を打つ。最初の訳者がどのような字義から訳したのかはともかく、納得できる解釈ができたような気がしているのですが、いかがなものでしょう。
BeFAQsにて行われていたフェイクR6スクリーンショットコンテスト の受賞者が発表されてます。
受賞作はなかなかすっきりしていていいんですが、他の投稿作を見ると、InternetExplorerが走っていたり、Excel2000が走っていたり、VisualC++が走っていたりと結構萎え。
それにつけても、ここのところ新しい情報がBe社からほとんど出てきてないのは、嵐の前の静けさというものでしょうか。
「魔法陣」ねえ。突き詰めて考えれば考えるほど違和感の残る言葉ですネ。「陣」って本来、兵や人を集合させたものを指す言葉ですから。
ちなみに原語は"magic circle"らしいのですが、「魔法円」という訳語も使われてます。「円」よりも「陣」の方が格好がつきそうだというのは確かですが、魔法の陣ってよくよく考えると一体どういう意味なんだ? 魔法を集めたものっていうのは概念的にちょっと違う気がするし、魔法の陣形っていうのも微妙におかしい気がする。
最近は漫画やゲームで「魔法陣」という言葉がいろいろ使いまわされているようですが、ちょっと疑問を持って言葉の由来をトレースしてみるのも面白いかもと思った次第。いつ頃から使われだしたのか、とか
。
ScotHackerのコラムで,Trackerの使いこなしに関する集中講座が始まりました。文面を読むと、今までより短いペースで新しい記事を出してくるような雰囲気です。
内容は以下の通り。
他にも、Deskbarの使い方のこつ、Trackerのコンフィグレーションが紹介されています。読めば新しい発見があるかも。
- ファイル選択、移動、コピーなどのファイル関連の操作をポップアップメニューのGUIで可能である。例えば、Tracker上にあるフォルダの下のディレクトリにファイルをコピーや移動したいときは、そのフォルダの上にファイルをドラッグし、少し待てばその下のフォルダへの操作が可能になります。シフトキーを押してからドラッグすれば,待たずに操作ができます。
- 既に開いてあるウィンドウの上の階層にディレクトリを移動したいときは、左下のステータス表示領域をクリックすれば、上位のディレクトリを見たり移動したりといった操作ができます。
- ターミナルとの連携も可能で、ディレクトリ移動コマンド"cd"を入力後、指定先のフォルダをターミナルにドロップするだけで、そのフォルダのパスが入力されます。
- Tracker上で最後に開いたディレクトリの中をターミナルで見る手段としては、
/system/Tracker .
と入力するという方法もあります。/boot/home/.profileファイルに
alias th="/system/Tracker ."
と登録しておくと、thと打てばTracker上のカレントディレクトリを指定可能になります。
2万アクセス記念ということで、またひとつ自分の首を締めるかもしれないミニ企画をやってみようとしましたが、いただいた応募は非常に少数で、ミニコミを作る経費をカバーできそうにありませんでしたので、現在のところこの企画は凍結状態にしようかと考えています。今回応募くださった方、期待して続報を待って下さった方、本当にごめんなさい。
しかし、考えてみたらこの場自体が昔のミニコミみたいな役割を果たしている側面もあるわけで、ユーザ同士の交流が必要なときにはChatや掲示板もありますし(インターネット上を探せば)、特にCD-ROMが欲しいという要望がなければわざわざCD化&雑誌化する必要もないのかなと思い直したりもしています。
実際に構想していたものは、Squirrelでのアプリ開発チュートリアルの翻訳&補足記事とか、TuneTrackerのマニュアルの翻訳文紹介とか、何故か紹介されていない気がするBeOS R5のイースターエッグとか、ここが違うよBeOSバイブル日本語版とか、そういう内容を考えておりましたが、いずれもまとまってはおりませんので、どこかでまとまったときにどうするか考えることにしようと思います。
BeOSとは無関係な話ですが、恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館にて、 『宮崎 駿・漫画映画の系譜1963‐2001』 が行われていることを伝え聞き、昨日、観に行ってきました。
ちなみに見たのは、未来少年コナン(選集B)と名作シリーズ4編だったのですが、幼少の頃に見たときと大分印象が違っていて、かなりショックを受けました。たとえば「母をたずねて三千里」では、住宅街からマーケットやマルコの住まいに至る生活風景の描写が実に丁寧で、窓の一つ一つに住む人の生活が詰まっているような存在感がある。それから登場人物の表情のこまやかさも素晴らしい。全然派手さはないのですが、じんわり来るものがある。
最近のアニメ作品とは、全く異なる次元で表現の闘いをしていることが、一コマ一コマの合間から伺えるような気がして非常に感銘を受けました。
まだしばらくやってるみたいなんで、お暇のある方は足を運ぶべし。
ちなみに立ち見でもよければ、満席の回でも当日券が出るらしい。
また、全く余談になりますが、とよしまさんが紹介していた「楽しい体外離脱」を読んでから、未来少年コナン「第23〜26話」、赤毛のアン「第1話」を見ると、全く別な感慨を味わえます。ツタヤがご近所にある方は、是非お試しあれ。久しぶりにカスタネダとか読み直してみたくなりました。
オランダのPC専門誌“PCactive”が、BeOSR5.03と10本のBewareを添付。やはりヨーロッパ勢はまだまだやる気のようです。
日本でもCD-ROM付きミニコミ誌とか作ったら売れないかな? 1,500円ぐらいで。 希望者多数でしたら、ひとつ作ってみようかなとか思っているのですが、ご希望の方いましたらご連絡ください。
(たるくすさんの7月6日の戯言・ドライバ基金への私信)うーん。基本的に協力的な開発者に開発を委ねるわけですから、そんなに外れてはいないと思いますが。
たとえば、ターゲットの仕様書等についてですが、彼らはLinux用のDriverについての情報をドライバ開発に活かそうとしています。
また、ドライバファンドの用途については、ドライバ開発を行う上で必要なハードウェアを開発者に提供するために使用されるとしていますので、バスアナライザが必要ならそれを購入するのにファンドを使うことも可能な文面になっています。
ただ、バスアナライザ等の開発対象となるハード以外の機材については、すでに開発者の手元にあることが前提になっているような気がします。常に特定の集団に開発を委ねられるとは限らないですし、購入したハードは保守向けに開発者の手元に置かれることになっていますし、それらの機材が手元にない人にドライバ開発を委ねられるかというと難しい気もしますので。
で、DriverFundは何に使うかというと、ドライバがないハードウェアの購入費とそのドライバの開発費に使用するのが主な用途になるのではないかと。
むしろ問題なのは、DriverFundの活動が成り立つだけのファンドが実際に溜まるのかということだと思う。2000ドルとかでは人件費を安く上げられたとしても10人日ぐらいにしかならないと思うんですが、ドライバってそれぐらいの期間で開発できるものなのでしょうか。(目標額とかよくわからないんだよな)
AtheOSベースのBeOS互換OS開発、WinやMacへのBeAPI移植、ユーザベースのドライバ開発等、様々なBeOS延命策が模索されているなか、BeNEWSのEugeniaさんが「唯一の現実的な延命方策はエミュレータだ!」と主張しています。
確かにエミュレータなら、デバイスドライバの互換性について意識する必要性が薄くなるし、末永く使い続けられるかもしれませんが、実際のところどうなんでしょう。これはこれで難しい課題がいくつもありそうな気がするのですが……。
とかいいつつ、PC版のVirtualPCとかで動かないかなとか、結構期待している自分もいたりして。
ドライバファンドがもうすぐ1,500ドルに到達します。いろんな意味でこんなコミュニティは他にない。
BeOSを活用したラジオ局アプリケーションTuneTrackerに、MP3ファイルのアトリビュートを簡単に編集できるArmyKnifeのTT専用版がついたお試しCD-Rです。$6.95とのこと。これ一枚でBeOS R5(Personal版)から、TuneTracker、サンプルラジオステーションファイルまでが入手できますので、BeOSは初めてという人でも安心です。
Bebitsからのダウンロードも可能ではありますが、こちらのにはサンプルファイルが付いてません。操作もそんなに難しくないので一見の価値アリですよ。(といいつつ、プレリリース版しか持ってなかったりしますが)
最近読んだ本。『ウォールストリート投資銀行残酷日記〜サルになれなかった僕たち〜』。 痛快無比な暴露本に仕上がっていますが、Beの将来がこういう銀行の一つにも左右されていることを思うと、ちといたたまれない気持ちになりますね。

