Wildcard Design社への追憶  John Fher氏 公開文書(邦訳版)
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Wildcard Design社への追憶について



本ページは、BeOS用ゲームアプリケーションの移植・販売活動を専門としていたが、2000年11月に経営不振と詐欺的な訴訟への対応のため活動停止を余儀なくされたWildcard Design社と、活動停止直前に実施されたラストチャンスセールパッケージ(Wildcard Design社の全BeOSゲームアプリケーションとデモアプリケーションのパッケージ)について記したものです。

当初、私自身はWildcard Design社に対しても、彼らの発表してきたゲームに対しても、さほど関心は持っていませんでした。しかし、Wildcard Design社が2000年10月中旬に公開した公開書簡を読んで、彼らとBeOSコミュニティとの関わりやBeOSソフトベンダーの窮状を知り、考えが180度変わりました。

そもそもアプリケーションがなければ、どれほどよいOSであろうと活用するのは困難なわけですが、彼らはそのアプリケーション開発者としてBeOSがデビューしたての頃からずっと努力し続けていました。残念なことに、各種の悪条件が重なり、巨額の負債と在庫を残して活動を停止することになりましたが、その経緯を伝えることでBeOSコミュニティに自らの足跡と一開発者の置かれている状況を知らせるという重要な役割も公開書簡というかたちで成し遂げました。

で、BeOSコミュニティの恩恵を受けている一ユーザとして、ちょっと見過ごせないなと思ったのです。

そこで、少しでも彼らの力になれればと思い、その公開書簡を翻訳して、自分のホームページに掲載することにしました。一部でも多くパッケージが売れれば彼らの債務は少し減らせるし、国内のBeOSユーザにとってもBeOSを活用する間口を増やすことになるだろうと考えたのです。ただ公開書簡とはいえ他者の著作物ですので、無許可での掲載はよくないだろうと思い、Wildcard社に掲載許可をもらうことにしました。すると、CEOのJohnから、翻訳に対するお礼の言葉とともに、まとめ買いのオプションについての提案が届きましたので、早速Be-INの掲示板やBeTalk-Jメーリングリスト、Niftyのfbe等にその情報を掲載しました。

その結果、4〜5日間という非常に短い募集期間だったにもかかわらず、実に40件以上の問い合わせが得られ、2回に分けて実施された引渡し会では実に楽しくBeユーザ同士の交流を図ることができました。

さらに、それらのゲームをプレイし、ルーツを辿っていくなかで、これまで全く知ることもなかった、おのおののゲームに関わるコミュニティや開発元等の歴史に触れることができ、実に興味深い体験をしました。Wildcard社のゲームのほとんどはかつて市販されていたものがオープンソース化されたもので、一部のゲームは強力なコミュニティを築いていました。

このページでは、これらの一連の経緯をまとめるとともに、ラストチャンスパッケージのゲームについて情報提供することを目的としています。一部デモ版が公開されているものを除けば、既に入手不能となっているアプリケーションがほとんどではありますが、BeOSコミュニティで活動していた一ベンダーの足跡を残すものとしてご理解いただければと思います。

もしその気になった場合には、関係したメーカのゲームを購入するとか、Bewareを購入するなどの形でお布施をしましょう。それはたとえ小額でも、きっとコミュニティを支える礎になるはずですから。


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Edited by わらび (2001.02.25)


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