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私が第二種情報処理技術者試験対策の勉強を始めたのは99年の7月下旬でした。始めは参考書を選びに本屋に行ったのですが、良い本が見つかりませんでした。参考書・問題集を選ぶときには、以下の点を考慮すると良いでしょう。
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(分量が少なければ良いというわけではありません。あくまでその本で合格レベルの知識が得られるかどうかということです。)
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(解説はできるだけ詳しいほうが理解しやすいです。アイテック社の本は解説が比較的詳しいです。オリジナルの問題も多いほうが良いでしょう。)
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私が実際に使っていたお勧めの参考書・問題集を紹介しています。
| 題名 |
出版社 |
コメント |
価格 |
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第二種情報処理試験合格ゼミ |
技術詳論社 |
プログラム言語を除いて三冊ある。プログラム言語は各一冊ずつ。基本的な事項がコンパクトにまとめられている。 @コンピュータ基礎の総合研究 A情報化社会と表現能力の総合研究 Bシステム開発の基礎 |
@\2,380 A\2,580 B\2,480 |
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第二種情報処理試験合格ゼミCC言語の総合研究 |
技術詳論社 |
C言語対策本。基本的な文法を一通り解説している。文法説明→例題という流れ。例題は文法が高度になるにつれて、同じ問題を別の文法でプログラムするという内容が多い。 |
\2,480 |
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第二種予想問題集 |
アイテック |
多数のオリジナル問題がある。解説が詳しい。 |
\2,700 |
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第二種短期征服 |
学研 |
過去三回分の過去問題集。受験料振込票、願書が付いている。 |
\980 |
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合格情報処理 |
学研 |
毎月一回発行される雑誌。第二種・初級シスアド中心。IT関連の話題も載っている。 |
\880 |
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とりあえず、学研から出ている第二種短期征服(3年分の過去問題集 980円と価格も安い)と日本経済新聞社の速効第二種を買いました。速効第二種は、すべての内容を解説しているのではなく、よく出題されている分野に絞っています。初学者は体系的に学習できる参考書を始めに買うほうが良いでしょう。内容理解は技術評論社の合格ゼミで進めました。合格ゼミは言語用一冊と他に三冊あります。合格するための知識がコンパクトにまとまっていてお勧めできます。しかし、分量の割にあまり出題されない分野もあるので、過去問題集で確認しておくと良いでしょう。過去問題は上記の学研の本の他には、電気書院から過去5年分を収録したものが出ています。学研の問題集には受験願書が付いています。願書は試験センターに直接申し込んで手に入れることもできますが、学研の過去問題集か、「合格情報処理」という月刊誌にも付いています。「合格情報処理」は毎月上旬に発売される雑誌で、第二種・システムアドミニストレータ受験者を対象にしています。第一種や高度対策が掲載されることもありますが、中心は第二種とシスアドです。
アイテックからも3年分の過去問題集が出ています。過去問題集の中では一番解説が詳しいです。午前問題は、過去に出題された問題と全く同じ問題が出題される場合もあります。類似問題も含めると相当数になるでしょう。同じ問題が出る場合、出題年度パターンがあり、4・5回前から出題されることが多いです。したがって、過去問題は過去5回分は解いておくべきです。また、過去問題は
東京理科大学東田・山本・広瀬研究室のHPにも置いていますが、解説はありません。アイテックの予想問題集は問題数が多く、解説も詳しいのでお勧めです。勉強の進め方は、単元ごとに参考書を読む→問題集を解く→解説を読む(答以外の選択肢も)というサイクルを繰返すと効果的でしょう。間違えた問題はチェックしておき、期間を置いた後、正解するまで解きましょう。
他のHPでは勉強方法として、テキストは通して読まずに始めに過去問題を解き、間違えた部分を解説・テキストで補足する方法を勧めている場合がありますが、この方法は情報関係の学科にいて、ある程度予備知識のある人に効果的な方法だと思います。
この方法では過去に出題された部分しか対策されず、体系的に学習することはできません。午前問題は過去問題と同じ問題や類似問題が良く出題されるため、この方法でも合格ラインを超えることもできますが、午後問題は論理的に考えるプロセスが要求されるため、体系的な学習をした方が良いと思います。体系的に学んでおくと二種の勉強がその後の一種、高度受験のときに役立つでしょう。
「合格ライン」と述べましたが、試験センターから最低合格点は公開されないので推測ですが、午前・午後合計で7割以上で合格安全圏のようです。午前は6割で足きりがあるのかもしれません。
大学で情報関係の学科にいる人は、始めに過去問題を解き、知識があやふやな分野はテキストを見直すと良いでしょう。
しかし、試験を受けるために始めて情報処理理論を勉強する人はテキストで知識吸収→問題演習を繰返すことを勧めます。全分野を終了した後に過去問題に取り組んでも遅くはないです。
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ポイント@テキストを読む → 単元ごとに問題演習
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基本的にはテキストを読み、単元が終わると問題演習を挟んでいけばいいのですが、注意事項があります。テキストの分量ほど実際の試験にはそれほど出題されない分野があることです。技術評論社の「合格ゼミ」では第二巻の「情報化社会と表現能力の総合研究」からは分量ほど出題されません。この範囲では情報処理の試験なのに簿記や会計の知識が要求されます。午前問題は80問あり、配点はすべて一律と推測されています。どの問題でも同じ点なら自分の得意な分野を確実に得点したほうが合格点に近づきます。「合格ゼミ」で勉強される方は、第二巻は読み流す程度で良いと思います。問題集を解くときにどのような問題が出題されるのか確認できます。また、第一巻でファイルの容量計算などの計算方法を詳しく解説していますが、最近はあまり出題されません。逆に分量が少ない割に出題量が多い分野もあります。午前問題攻略のポイントは得意分野で確実に正解する、どの問題でもいいから正解するということです。そのためには、あまり出題されない分野にあまり時間をかけずに効率的に学習しましょう。
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ポイントA過去の出題分野を確認し効率的な学習を
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問題集の午前分野の範囲が終われば、次は午後対策です。午後問題は流れ図やファイル処理などの応用問題が出題され、プログラムの問題も2題あります。午前問題は過去問題を解けば分かると思いますが、毎回同じような正答率が取れます。午前で8割以上取れていれば問題はありません。午前と違い午後は1問当たりの点数が大きいこともあり、ミスが命取りになります。
午後問題の対策としては午前でも言いましたが、得意な分野で確実に正解することです。プログラムが得意な人はプログラム問題や流れ図問題で確実に得点しましょう。
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プログラム言語はFORTRAN、C言語、COBOL、CASLの四言語の中から一言語を選びます。この中ではC言語が最も難しいといわれていますが、人によって得意、不得意があるかもしれません。COBOL、CASLは比較的易しいです。FORTRANは数学が得意な人は選ぶと良いでしょう。午後問題で差がでるのはプログラム問題かもしれません。得意な人は当然全問正解できます。逆に不得意な人はプログラム問題で不合格につながってしまうかもしれません。
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