嘘日記
現実と妄想が織り成す世界。そこに綴られるのは嘘か真か。
てなわけである事ない事を書いていく日記です。
| 8月30日 我が家には手動のかき氷機がある。ある日抹茶を発見した私はそれをカキ氷に掛けることを思いついて実行に移した。抹茶だけでは甘味がないのでオリゴ糖をかけてさっそく一口。…苦い。壮絶に苦い。確かドラクエの世界中の葉はあまりの苦さに死者が蘇るのだと記憶しているが、これはその苦さに迫るのではないかと思う。こんなに苦いものを食べたのは生まれて初めてだ…。 9月16日 すなうさぎ宅にレーションがあると聞いたので行ってご馳走になった。食べたのはドライカレー、フランクフルト、はりはり漬け、福神漬け、クラッカーである。日本製のレーションだったが、ドライカレーとフランクフルトはレトルト食品っていう印象を受けた。レーションがどんな内容なのか想像もつかなかったが結構拍子抜けではあった。ちなみに日本製のレーションはまともらしい。ぜひまともじゃないレーションも食べてみたい。 9月18日 夢を見た。それはこんな内容だった。 膝がとても痛かった。立ち上がろうとしても膝が伸びきらず、転んで膝立ちの状態になってしまう。何気なく一歩を踏み出したいのに膝はそんな事を望んではいないようだった。何度試そうが立ち上がる一歩手前で膝から力が抜けてしまったようになり、失敗に終わる。そんな状態にも関わらずサッカーをする事になった。理由は思い出せないが何かの解決手段だったような気がする。とにかくやるからにはできる限りの事をしなくてはならないと思うが、フィールドを走ろうにもカクカクと上下に動くのが精一杯であまり前に進まない。だが、味方はそんな事お構いなしにパスを出してきた。足を伸ばせば取れる。そう思って左足で地を蹴り、右足を伸ばした。が、左膝は折れ曲がって右足も伸びきらない。結局ボールは目の前を横切った。 夢はそこで終わった。時は変わってその日の夕方。膝に疼くような感覚を覚えた。急に夢の感覚がフラッシュバックした。しかし膝はしっかりと体を支えている。いつかこの夢が現実になる日がくるのだろうか。 9月19日 我が家には金属探知機がある。そして今私はトイレの中にいる。大か小かはこの際問題ではない。問題なのは尿の中にはマグネシウムやカルシウムなどの金属が含まれているということである。私は恐る恐る尿に金属探知機を近づけた。 ピーピーピー。 うむ。そんな日もある。 |
| 8月27日 発作的にカウンターストライクコンディションゼロを購入。ついでにマザーが壊れていたのでGigabyteのGA-7N400-L1も購入。やっとメインマシンが復活した。 その夜、偏頭痛が収まらないので病院に行ったところ「カウンターストライクやりすぎ病です。もう助かりません。もってあと数時間の命です」との有難い言葉を賜ったので布団にくるまってガタガタ震えながら夜を過ごした。翌日起きたら頭痛はすっかり治っていた。よかったよかった。 8月24日 今日は色々とあって壊れたパソコン用のディスプレイを分解することにした。まずは適当に裏のネジを外していく。外側のプラスチックのカバーを外しても中にはさらに金属板で箱が作られていて、中身を拝むにはもう一度箱を開ける必要があった。期待に胸を膨らませつつディスプレイのちょうど裏側の金属板を外すと、中から小人があふれ出てきて労働者開放運動のデモ行進をしながら何処かへと去っていった。思いがけない出来事に一瞬呆然としてしまったがどうやらこれが故障の原因らしい。と、いうわけで作業を終えた。 |
| 8月23日 おやつの時間を過ぎたころ何気なく空を見上げたら、一面が雲に覆われて真っ白だった。それなのに何処からか光が差して辺りは明るくて、矛盾した気持ちが胸に込み上げてくる。不思議に思いつつもずっと空を見つめていたら、雲はいつのまにかホワイトチョコレートになっていた。ついさっきかき氷を食べたばかりだけど、ちょっとだけならいいかと思って手を伸ばしてみる。ホワイトチョコレートは以外に硬くて割るのに一苦労した。やっとの思いで取れたホワイトチョコレートを頬張って見ると『ホワイトチョコレートは口に入れた瞬間に雪の様にさらりと溶け、驚いた直後に極上の甘さがふんわりと口の中に広がっていく。とっても甘いのに全然くどくなくてほっぺたが落ちしまいそうな程に美味しい。さらに後味は素晴らしいオーケストラを聴いた後の余韻の様に静かに、儚く薄れてゆく。そしてあまりの美味しさに私は空を飛ぶ小鳥のような気分になった』という様なメルヘンチックな表現も裸足で逃げだしてしまいそうな程の味だった。敢えて言うならそれは頑固親父を溶かして固めたようなとんでもない味である。手始めに口に入れると中々溶けない上にいざ溶け始めると今度は口内に油がくっついてさらに溶けない。くどい位に甘いのにコクが微塵もない。極め付けには何だかよく分からない不味い後味が延々と口の中に残りつづけ、まるで正座をさせられて説教を喰らっている様な気分になる味だ。これがもし幼少時代ならトラウマになってもおかしくはない。というわけで私は雲が嫌いになった。 |