VMware for Windows
Last modified: Wed Jun 20 16:02:23 JST 2001
1.Samba でファイル共有
ゲストOSとホストOS間でファイルのやりとりをする場合には、ホスト・
オンリーネットワーク を利用するのがよいでしょう。このようにし
ておけば、ホストOS(Windows2000)が外部のネットワークに接続していない状
態でも、ファイル共有には問題が発生しないからです。
具体的には、Windows2000 の 192.168.144.1 と、Vine上 eth1 の
192.168.144.2 のあいだで、Sambaによりファイル共有をします。
仮想ネットワーク(192.168.144.0/24)
---------------+---------+---------------------
192.168.144.1 | | eth1:192.168.144.2 (ホスト・オンリーネットワーク)
+---+---+ +---+---+
| host | | guset |
+---+---+ +---+---+
| |
192.168.1.15 +---------+ eth0:192.168.1.16 (ブリッジ・ネットワーク)
|
---------------+-------------------------------
実世界のネットワーク(家庭内LAN 192.168.1.0/24)
/etc/smb.conf の修正
基本的な設定は、/etc/smb.conf に記述します。
▲
vi /etc/smb.conf
smb.conf の肝は、
- ファイル名の文字コード ( coding system = euc )
- クライアントで用いる言語 ( glient code page = 932[日本語] )
- ワークグループの設定 (workgorup = WORKGROUP )
- 認証の設定 ( encrypt passwords = Yes )
ぐらいか。
▲
...
パスワードファイルの作成
Sambaを使うためにはパスワードファイルを作成しなければなりません。このパスワードファイルは Vine 上の/etc/passwdとは違うものです。ただし、ユーザ名はvine上で既にアカウントが発番されていること。
▲
最初にSambaのパスワードを作るときには、rootで以下のように行います。
# addtosmbpass hoge < /dev/null > /etc/samba/smbpasswd
このaddtosmbpassというコマンドは入力ファイルを指定する必要があり、最初にエントリーを作成するときには入力ファイルがないので、/dev/nullをダミーとして入れておきます。
追加の場合は、/etc/samba/smbpasswdを/etc/samba/smbpasswd.oldなどしてコピーしておき、/dev/null のところを置き換えれば良いでしょう。
ところで、このままでは/etc/samba/smbpasswdのパスワード欄は、まだパスワー
ドがないので32個のXで埋められてしまいます。
# cat /etc/smbpasswd
hoge:500:XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX:XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX:[U]:LCT-00000000:hoge:
そこで次にユーザのパスワード設定を行いましょう。
# smbpasswd hoge
New SMB password: XXXXXXXX
Retype new SMB password: XXXXXXXX
Password changed for user hoge.
/etc/samba/smbpasswdの中をのぞくと、以下のようにパスワードが暗号化されているのが分かります。
# cat /etc/smbpasswd
hoge:500:9E88480B3F6ADE3217306D272A9441BB:480F97CE40A2C72826C293D71BA565E0:[U]:LCT-3B1B782B:hoge:
Sambaサーバの起動
次のように起動します。
/etc/rc.d/init.d/smb start
▲
( Sambaサーバ起動前 )
▲
( Sambaサーバ起動後 )
ホストOS(Windows2000)上でサーバをクリックするとパスワードの入力が要求されるので、smbpasswdで設定したパスワードを入力します。
Windwos2000上のパスワードとsmbpasswdで設定したパスワードが一致する場合は、パスワードの入力は求められません。
▲
smbpasswdで設定したパスワードを入力
これで、ゲストOS(Vine)上のホームディレクトリを、ホストOS(Windows2000)
からアクセス出きる環境ができました。
▲
ホームディレクトリ が参照可能
なお、"."で始まるファイルは Windows側では"隠しフォルダ・ファイル"とし
て扱われるので、このままでは表示されません。
▲
"."で始まるファイルは表示されない
もしも表示させたいのであれば、エクスプローラの [ツール] - [フォルダオプション] を選択し、[表示]タブ内の [すべてのファイルとフォルダを表示する] というラジオボタンを ON にします。
▲
エクスプローラの [ツール] - [フォルダオプション] を選択
▲
[表示]タブ内の [すべてのファイルとフォルダを表示する] というラジオボタンを ON
▲
"."で始まるファイルも表示される