Office2000SP適用補助 v1.05

雑誌掲載履歴

DiGi/USER 2003年6月号
DOS/V POWER REPORT 2003年4月号
DOS/V POWER REPORT 2003年3月号
DiGi/USER 2003年12月号

officeup105.lzh


作成のきっかけ

新規にOffice2000をインストールする場合、SR1とSP2、SP3のパッチを充てないと安心して使用することができません。
通常作業では、Office2000のインストールの後、SR1,SP2(もしくはSP3)の順にパッチを充てる訳ですが、ハッキリ言って時間が掛かります。
個人的作業ならともかく、お仕事で何台ものPCを担当するとなると、気が遠くなります。
たしか、そういうインストールのためにMicrosoftは、管理者用としての手順を用意しているみたいですが、 あまり大掛かりなこと(ややこしそうなこと)はしたくありません。
Windowsの世界ではパッチを適用したファイルをCD-Rに焼いて、初めから適用済みのインストールができるようにする手段はあり、 これについては、かなりネット上に情報があるので、実際、重宝しています。
Office2000にも、Windowsのようにパッチ適用済みのファイルを作り、できればCD-Rに焼いて、インストールに掛かる時間を 短縮したいところです。
先日、たまたま、とある掲示板で、Office2000のSP適用に関する情報を目にしました。
それは、DOSプロンプトで起動するBATファイルのレベルでした。
ただ、パス指定に関して、環境変数で指定していたりするので、あまり使い勝手はよくない。
これをGUIの世界で実現できれば、結構使えるツールになるんじゃないだろうか?!
そこで、私のPC環境、スキルにおいて、一番実現しやすいGUIとして、昔ちょっとだけいじったことがあるVisualBasicで作ってみることにしました。
なお、このソフトが私にとって、事実上、VisualBasicで組んだプログラムの第1号です。

必要なもの

Office2000のCD-ROM DISC 1 (作者はPREMIUMバージョンで試しました)
Office2000のSR1,SP2のCD-ROM (作者は日経WinPC 2001年3月号の付録を所有)
実際には、このCD-ROMから、
\SR1\ADMINのDATA1.MSP ファイルサイズ 179,019KB(DOSプロンプトのdirでの表示:183,314,732バイト)
\SP2\ADMINのSP2ADMIN.EXE ファイルサイズ 38,226KB(DOSプロンプトのdirでの表示:39,143,184バイト)
SP3の管理者用ファイル O2KSP3A.EXE 76,179,864 バイト

前準備

・空のフォルダ
Office2000を展開するフォルダ
SPを展開するフォルダ
の合計2つの空のフォルダを前もって用意してください。

実行

・Office2000の展開
下の例のように、setup.exeのパスと、Office2000の展開先のパスを指定し、「展開」をクリックします。
以下のように、setup.exeは、必ずフルパス(ドライブ名〜setup.exe)で、、展開先はフォルダ名で表示されるようにする。
多くの場合は、Office2000のCD−ROMを選択すると、ルートにあるはずのsetup.exeを自動検知して、フルパスで表示されます。
コマンドライン展開をクリックすると、コマンドライン欄に実行するコマンドが表示されます。もし、文法的間違っているなら、修正後、実行をクリックします。

 

・Office2000インストーラー起動
インストール先は、必ず、上記「office2000展開先」で使用するフォルダを指定します。


・SR1適用
SR1のDATA1.MSPのパスを指定し、「SR1適用ボタン」をクリックします。
DATA1.MSPは、必ず、フルパス(ドライブ名〜DATA1.MSP)で。
SP1適用先は、「Office2000展開先」を引き継ぎます。
※DATA1.MSPを含むフォルダを指定することで、自動的にDATA1.MSPがフルパスで表示されます。
コマンドライン展開をクリックすると、コマンドライン欄に実行するコマンドが表示されます。もし、文法的間違っているなら、修正後、実行をクリックします。



・SP2展開
SP2のSP2ADMIN.EXEのフルパスと、SP2展開先のパスを指定し、「展開」をクリックします。
SP2のSP2ADMIN.EXEの位置は、必ずフルパス(ドライブ名〜SP2ADMIN.EXE)で。
※SP2ADMIN.EXEを含むフォルダを指定することで、自動的にSP2ADMIN.EXEがフルパスで表示されます。
コマンドライン展開をクリックすると、コマンドライン欄に実行するコマンドが表示されます。もし、文法的間違っているなら、修正後、実行をクリックします。



・SP2適用
2つのパスは自動的に引き継がれますので、SP2適用1、実行、2、実行・・・と順にクリックします。


・SP3展開
SP3のO2KSP3A.EXEのフルパスと、SP3展開先を指定し、「展開」をクリックします。
O2KSP3A.EXEは、必ずフルパス(ドライブ名〜O2KSP3A.EXE)で。
※O2KSP3A.EXEを含むフォルダを指定することで、自動的にO2KSP3A.EXEがフルパスで表示されます。
コマンドライン展開をクリックすると、コマンドライン欄に実行するコマンドが表示されます。もし、文法的間違っているなら、修正後、実行をクリックします。



・SP3適用
MAINSP3ff.mspのパスとSP3適用先のパスは、引き継がれますので、この画面では、「適用」をクリックするだけです。
コマンドライン展開をクリックすると、コマンドライン欄に実行するコマンドが表示されます。もし、文法的間違っているなら、修正後、実行をクリックします。



・isoファイル作成
SP3適用済みのファイルからCD-ROMイメージファイル(.iso)を作ります。
なお、isoファイル作成には、mkisofs.exeとcygwin1.dllが必要です。必ず、当ソフトと同じフォルダに置いてください。
それらは、cdrecord パッケージ (cdrtools-1.11a12-win32-bin.zip など) が必要で、こちらからダウンロードしてください。
内部的には、一旦makecd.batというバッチファイルを作成し、それを実行します。

指定するのは、isoファイルのパス名です。


・ISOファイル作成中

開発環境

Windows2000 SP3
Visual Basic V6 Learning Edition (Visual Studio SP5適用済み)

インストール・アンインストール

インストーラーはありませんので、解凍した実行ファイルをそのまま実行してください。
レジストリーはいじっていませんので、実行ファイルを削除してください。

動作環境

当方では、Windows2000のみ確認しております。
基本的にVisual Basic V6が動作可能なWindowsなら問題ないと思われます。

なお、isoファイルイメージ作成の際に、mkisofs.exeとcygwin1.dllが
必要になります。
ftp://ftp.fokus.gmd.de/pub/unix/cdrecord/alpha/win32/
からcdrtools-1.11a12-win32-bin.zip というアーカイブに含まれています。

当アーカイブにはランタイムを添付しておりませんので、起動時に
DLLに関係するエラーが発生する場合は、
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se152941.html
にあるランタイムセット等を使用するといいでしょう。
まれに文字化けが発生する場合も上記ランタイムをインストールすると
直る可能性があります。

免責・その他

このソフトは、フリーソフトとして公開します。
著作権は、作者が保有します。
このソフトに起因すると思われるトラブルにより、何らかの損害が生じたとしても
作者は責任を負えません。すべては、自己責任の上、お願いします。
二次配布は自由に行って構いませんが、その際にアーカイブを改変することは禁止します。
なお、雑誌やCD−ROMにて、ソフトを紹介する場合は、なるべく、事前に(どうしても
無理な場合は事後でもいいので、 )メール(yakki_@hotmail.com)で連絡ください。
これは、 どの雑誌で紹介されているのか作者として把握したいことが第一の理由です。

更新履歴

v1.05 2003.2.11
・コマンドラインの実行を2アクション(コマンドライン表示、実行)に変更した。
・コマンドライン生成のバグ修正
・コマンドラインをテキストボックスに表示するようにし、ユーザーの目で
 中身をチェックできるようにした。
・isoファイル作成のバッチファイルを廃止した。

v1.04 2003.1.30
・ファイルを選択する操作を簡略化した。
・SP展開用のフォルダを1つで済むようにした。

v1.03 2002.11.21
Office2000のService Pack3がリリースされたので、暫定的に対応しました。
実際は、MAINSP3FF.mspのみを適用しています。

v1.02 2002.11.13
isoファイル作成バッチファイルを削除するボタンを付けた
Office2000 Standard版で正常に実行できることを確認しました。

v1.01 2002.11.12
アイコンを作成した。
isoファイルを作れるようにした。
SP2適当で、MSPファイルの表示のタイミングにバグがあった。

v1.00 第1版 2002.11.10