IBM ThinkPad 315D 改造のページ  

このページはKAZが1998年4月末に購入したA4ノートパソコン IBM ThinkPad 315D の改造についてのページです。

*** 改造はご自分の責任で行ってください。***

  古くなったキーボードを新しい英語キーボードと交換

試用期間3年のThinkPad315Dはキーボードが結構ヘタってきた。キー押下する際カチャカチャうるさくなってきたし、且つ、一部のキーが押下後戻ってこないこともある。そこで新しいキーボードを注文し交換することとした。さっそくIBMカナダに電子メールで問い合わせると電話で注文できるとの連絡を受けた。返事は結構早かった。僕の経験上IBMカナダとアメリカのお客対応はいつも丁寧で且つすばやくて良い。IBMカナダ・パーツ・センターに電話しThinkPad315D用のキーボードの部品番号を告げると費用を教えてくれた。クレジット・カードを使えば電話で品物を注文することができたが、IBMのような大きな会社は海外のクレジット・カードを受け付けないことが多いので、小切手を送ることとした。キーボードは$92カナダ・ドルであった。悪くない値段だと思う。品物の到着もまた素早く、結局一週間で全ての取引が済んだ。IBMはきっと顧客対応に力を入れているのだろう。。。

 

キーボードの交換自体は非常に簡単である。本体後ろのネジ4つはずし、ディスプレイ下部左右についたプラスティックカバーを外すとキーボードが本体から外れる。しかし完全に分離するには本体とキーボードを接続する3本のケーブルを取り外す必要がある。慎重に3本のケーブルを本体から外せばキーボードが完全に分離できる。より詳しい情報はこちらのDIGINOID WORLDを参照してください。

 

キーボードの交換が完了しさっそく電源を入れてテストすることとした。Windows95を起動直後にキーボードの設定を日本語から英語101キーボードに変更した後、メモ帳を立ち上げて動作確認を行った。しかし、どうも英語キーボードがきちんと認識されておらず、交換前の日本語キーボードであるかのうように認識されている。左の写真に見える右ALTと右CTRLキーがそれぞれ漢字変換キーとひらがな&カタカナキーとして動作し、HOMEとENDキーが右ALTと右CTRLキーとして動作している。これは困ったなと思っているところキーボード設定用のディップスイッチなるものが存在することがDIGINOID WORLDに記述が有ったことに気が付く。しかし、DIGINOID WORLDにはこのディップスイッチの設定方法までの記述は無かった。しょうがないのでディップスイッチの設定組み合わせをあてずっぽで試すこととした。

 

結局は一発目の試みでキーボードは正しく認識された。左の写真に2つのディップスイッチが見えるが、写真上部のスイッチがCPUクロックの設定用で、写真下部のディップスイッチがキーボード設定用である。キーボードを取り外し、その下にあるアルミ(?)カバーを外せばCPUとその周りにある3つのディップスイッチが見えるようになる。3つのうち2つのディップスイッチは左の写真のように並んでいる。写真の下部がパームレスト方向で、写真上部はディスプレイの方向である。

日本語キーボード用のディップスイッチ(写真下部のスイッチ)の設定は上から順に"OFF/ON/OFF/OFF"となっているがこれを写真に見えるように"ON/ON/OFF/OFF"と変更した。一番の上のスイッチをONにするだけである。これで無事英語キーボードが使えるようになる。くれぐれもCPUクロックの設定用のディップスイッチと間違わないようにしましょう。

英語版キーボードは日本語用の余分がキーが省かれる分キー配列が自然であり、より使いやすいと僕は思う。全てのキーを限られたスペースに収めなければならないノートパソコンの場合は特にこれは重要である。個人的な意見だが"かな入力"を愛用しない限り日本語キーボードのメリットは無いと思う。僕はキーボードが新しくなり、且つ、英語版となったThinkPad315Dにとても満足しているのであった。実際の利用者である妻も満足しているようである。

 
  CPUをP133MHzからP166MHzへクロックアップ

偶然ThinkPad315DがCPU交換またはクロックアップ可能であることを知り、さっそくお手軽なCPUクロックアップに取り掛かることにしたのである。方法はとても詳しくこちらのDIGINOID WORLDに記述されている。僕は素直にDIGINOID WORLDのガイドに従い変更を行ったまでである。左の写真の上部に見えるディップスイッチがCPUクロックアップ用のもので、上から3番めのスイッチがデフォルトでOFFになっているところをONに変更するだけである。デフォルトは"ON/OFF/OFF/ON"であるところ"ON/OFF/ON/ON"とするのである。実際に作業を行うことを考える方はDIGINOID WORLDを参照し詳しい情報を得られることを強く勧めます。

クロックアップ後画像の描画が早くなったのを認識できました。特にブラウザで画像が多く使われたウェブサイトを見ていると性能が向上していることがはっきりわかります。古いパソコンですがこうやってパワーアップし少しでも長く使えるのはいいことです。他のノートパソコンもこういったことが簡単にできると良いですね。AMDのK6-2も350MHz程度ならThinkPad 315Dに搭載できるようなのでCPUさえ手に入れば試して見たいと思っています。