解禁日は用事があったので、竿が出せず、この日が今年の鮎釣り初日となりました。解禁日以降、川の状況はイマイチで、下流域の特に第1八雲苑あたりが唯一良さそうだとの事でしたが、敢えてこの日は上流域へ向かいました。ダメと分かっていても、ひょっとしたらということもあるし、自分の一番自信のある場所で、先ず最初に竿を出すことは以前から決めていた事なのです。
さすがに皆さん良く知っていて、上流域は釣れないから閑散としてます。高鉄橋などは、いつもは4,5台車が止めてあるのに、今日は1台だけ。更に上流に行っても2、3台車が停まっていただけでした。7時、第1トンネル付近に到着、上も下も貸し切り状態で誰もいません。静まりかえっています。
久しぶりに嗅ぐ川の臭いがいい。竿を出す前に「今年も宜しくお願いします。」と川に向かって神聖な気持ちで手を合わせ、思わず深呼吸しました。カジカ蛙の鳴き声をバックにひんやりした川に囮鮎を放すと、目印が深みの方へ動いて行き、ゆっくり上流へ上っていきます。 「ああ今年も始まったんだ。」と実感し、ここで目印が縦に動けば更に実感するのですが、、、静かな時間だけが過ぎて行きました。
2度ほど囮が追われたようでしたが、掛かりません。3度目の正直でやっと2002年初物をゲットしたのは8時半でした。しかしその頃から雨がパラパラと降ってききて、嫌な予感。場所を変えて1匹追加しましたが、10時過ぎ、雨が大粒になってきたのでレインジャケットを取りに行きながら、車で場所変えです。
やっぱり上流域はダメだと納得して、今度は下流域へ車を走らせます。第1八雲苑辺りに行くと、朝釣っていた人の車が全て入れ替わってます。どうも早朝から入った人は釣れずに場所を変えたようです。
ならばと、当貝津川に行ってみました。釣れ過ぎるのが欠点?という群馬産の鮎を今年は入れたそうですが、今の所ほとんどダメのようです。ダメな話の所ばかりでしたが、一分の期待を込めて竿を出してみることにしました。
鮎釣は反対のへそ曲がりの事をやるよう師匠に教わりました?、、、勿論、当貝津川も反応なし。群馬産にも振られちゃいました。欠点大好きなのに。河原で山椒を見つけたので実を摘み、3度目の場所変えです。
再び気になる第1八雲苑辺りを通ると、またまた車が入れ替わっているではないですか。雨降りのこんな日は水温も上がらず、どこでも同じようです。「閑散とした寒狭川は閑散川?」などと、つまらんサブイ洒落を一人つぶやき、更にサブくなって、松戸橋付近まで戻りました。
今度は半ばヤケクソで、今後に繋がればと、境川や大名倉川の様子も見てみることにしました。水が冷たく、何しろ鮎が見えません。掛かりそうな雰囲気は全くなし。でも釣り人の悲しいサガか?取りあえず竿を出していたい気持ちだけで釣りをしました。その気持ちが通じたのか、運の悪い鮎が1匹気持ちに応えてくれました。
雨足は更に強まり、風も出てきたので、遂に諦めて納竿することにしました。肩を落とし、足どり重く、シブシブ車に戻り、びしょぬれの服を着替え、ブツブツ呟きながら帰宅したのでありました。7月中頃まで我慢の釣りが続きそうです。
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