地球は1年で太陽の周りの軌道を一周する。(公転)地球は24時間で一回自転する。これは地球の話であって、水星の
住人は、これとは非常に違った時間の観念を持つだろう。なぜなら水星は太陽の周りを88日(地球で言う1日を単位とし
て)で回り、同じ時間で自分の軸の周りをちょうど一回転するからである。したがって水星では1日と一年は同じである。
ところで、太陽に一番近い惑星である水星の表面温度は昼間は427℃にも上がり、夜は−183℃にも下がる。つまり、
水(液体)が存在できる環境ではない。金星の465℃と高温で水は瞬時に水蒸気(気体)となってしまう灼熱の世界であ
る。一方、火星は−120〜25℃と温度が低く大量の水が存在するような環境にはない。
地球は生命の源である水が液体で存在する奇跡の星である。
太陽から地球までの距離が現在の10%近い、または10%遠い場合、地球に水は今のように存在せず、生命の誕生も
なかっただろうと言われている。
また、水は固体(氷)になると比重が軽くなり、湖沼が全面凍結したと言っても氷で上に蓋をしたような形となり、湖底下の
水まで凍ることはない。このため、全面凍結するバイカル湖でもバイカルアザラシは生き続けていられるのである。
この奇跡的環境が人間の経済活動にともなう環境破壊による温暖化現象で破壊されようとしている。
話題を時間の話に戻そう。つまり、地球という特殊環境に住んでいる人間にとっての時間の概念と宇宙規模での時間の
概念は大きくことなる。
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