<ゲーム的バーチャルリアリティへの一考察>

 題名ほどたいそうなものではないのですが、私がいつも思っている事を書いてみます。
それは「ゲームは面白くない」と云うことなんです。
デジタル的なゲームに出会ったのはやはり、一世を風靡したインベーダーゲーム...いや、その前のブロック崩しでした。
皆と同じように遊び、家のTVにつけて出来る機械を買ったりしていました。
そして喫茶店のインベーダーゲームへ...
これはある程度の年齢の方ならご存知でしょうが、凄いブームでした。
パチンコ業界が真剣に対策を練って、今のデジパチ方向に導いていった事でも分かるでしょう。
その後、パソコンのゲームもでたり、ポケット計算機に付いているミニゲームなんかもありました。
そのボクシングゲームなんかは最初、よくやったものでした...

 そして、パソコンでベーシック言語を覚え、プログラミングを本格的にするようになったんですが、その時、RANDAMIZEコマンドを知り、愕然としました。
それは無秩序に数字を発生させる命令で、それを使ってトランプのカブゲームを作ったりしましたが、ランダムに数字を発生させるコマンドに頼っているゲームがあることに気付くと、なぜか興ざめしてしまったんです。
日常起こる「偶然」とプログラム内で起こる「ランダム」は一緒ではない...と...
まあ、ベーシックの小さな世界での話なんですが、アセンブラにしてもそれが複雑化するだけで、きっと同様でしょう。
そういうコマンドがゲームを作っていると思うとバーチャルリアリティにはならないのではないかと...
そこにはゲームに入り込めないでいる自分がいました。
シューティングゲームにしても画面に座標をとり、「この位置に来たらこうなり、この範囲内に入ればこのルーチンにとぶ」といった命令がプログラミングされているかと思うと、しらけてしまうんです。

 例えばゴルフゲームがあるとしましょう。
今はものすごくリアルに作られているそうですが、バックスウィングの大きさにより力加減をデータ化し、インパクトの位置及びスピードによって飛んでいく場所を決める...
そして、風速や傾斜を計算して実際のゴルフ場にいるような条件を作り出し、正確にシミュレーションする...
その細かな計算は納得するところなんですが、それが実際のゴルフ場なのか...ってなことを考えたりすると、ゲームに集中できなく、「所詮パソコンゲーム...」と云うことになり、面白くなくなってきたんです。
そこにはなんか「すべてをプログラミングされているところでは遊べない」的な思いがでてきます。
ちょっと考え過ぎ、こじつけのようにも感じられるかも知れませんが、ブロック崩しから現在のバーチャルリアリティの世界まで、基本的には誰かにプログラミングされた世界に入る事になり、窮屈に感じるのは私だけでしょうか...

 現実のリアリティ技術はそんなチャチなもんじゃないよと云う方がおられるかも知れません。
確かにそうでしょう...
ユーザーが作ったデータをパソコンが取り込み、その後与えた情報により、プログラム自体をコンピューターがアレンジしていき、成長していくものもあるらしいですが、それにしてもその土俵を逸脱する事は出来ないでしょう。
又、そうなったらコンピューターの暴走になりかねません...古くはなりましたが、2001年宇宙の旅や他の近未来映画のように...
 プログラミングが存在する以上、その「手の内」でのリアリティに過ぎないように思います。
でも、この現実社会にしても何かの「手の内」でそれぞれが踊らされているとも考えられなくもありません。
お釈迦さんの手か、宇宙の壮大な何かなのかはわかりませんが...
そう云う意味からすると、それもそれなりにバーチャルリアリティなのかもしれません。
でもでもその何かが、人が作ったプログラムだとわかっているとなると、興ざめしてしまうんじゃあないでしょうか...

 先入観と申せばそうなるんでしょうが、そんなこんなでわたくしは、ゲームのバーチャルリアリティの世界に溶け込む事がなかなか出来ないでいます。
現実世界はもっと割り切れないものが多いと思っている事が原因なのかもしれませんが、このコンピューター世界を渡っていっている自分にとっても、早く「プログラミングかじり症候群」なるものを払拭したいとは思っております。
インターネットに僅かでも参加している現在の私は、その仮想世界の真っ只中にいると云えるかもしれません。
そんな身であるわたくしが、何を今更とお思いの方も多いでしょう...
でもでも、どういうわけかゲームの世界にはどうしても入りきれない自分がいるのも事実なんです。
こんな私に、皆さんのご意見をお聞かせください...

 以上、乏しい経験、僅かな知識、稚拙な発想からのわけのわからない考えをここに述べて、今更ながら恥ずかしい思いですが、「マイhpの特権を行使した」と云うことで御容赦ください。

以上。