ミニ四駆の影響はすごかった。大人も子供もはまっていた。しかし、その栄光も長くは続かず、今ではあれだけ大事に育ててきた「愛車」を捨ててしまうまでになった。私は最近、ミニ四駆を久しぶりにはじめた。小さなころとは違い、柔軟な頭脳でものを考え、作っているのだ。さすがに早い。文献もインターネットで調べた。でも、残っている物が少ない。いい「愛車」を作っても大会がない。これにはショックだった。そして、「今こそミニ四駆を復活させる」という野望が、胸の中から現れてきたのだ。がんばれ TAMIYA!!俺はいつまでも応援し続けるぞ!!
目次
  1. 柔軟な脳・理解力
  2. 細かなところからはじめる
  3. 速いマシンの最低装備
  4. 電池やモーターは、とても大事。
  5. タイヤ・ホイール
  6. ローラーの事。
  7. 最後に
第一章
 ミニ四駆は、知識が要る。いくら金があってもパーツがあっても、速いマシンは作れない。だから、小学生時代のミニ四駆ファンは、どんなに時間をかけてもスピードが上がらなかったのだ。ミニ四駆は、「おもちゃ」という人がいるが、実はそうではない。速さを味わうレーサーになりたいがなれない人がミニ四駆という世界で、その願望を果たしているのだ。よって、昔はファンがいっぱいいた。そのファンたちはミニ四駆をちょっとでも早くしようとして、とてつもない改造や、理論を打ち出してしまったのだ。しかも、とても小さな世界で、物理学的に。そして、それらを理解した時に「最速」「最強」のマシンが出来上がるのだ。
第二章
 ミニ四駆は、名前のとおり「ミニ」である。しかし、本当の秘密はミクロの世界まで追求していかないと行かない。素人がどんなに速くしようと思っても、大会の優勝者のマシンを真似しているようではだめだ。そのマシンには、誰にも目ではわからないような小さなこだわりがあるのだ。たとえば、ブレークイン。これは、ギアーとギアーを、うまくかみ合わせるために使う物でありただの「時間の無駄」などとあなどってはいけない。音は、ボックス内でする事により防げる。モーターの発熱に注意。また、抵抗を抜くという作業がある。グリスでほとんどまかなえるのだが、グリスの効果を完全に引き出すためには、ブレークインのあとに塗らなければならない。これら作業で、仕上げられたマシンはモーターの100%の力をホイールに伝える事ができ、ノーマルでもそこら辺の「金持ち」が、作ったマシンに匹敵するぐらいのスピードを出す事ができる。
第三章
先ほど、ミニ四駆は金の問題ではない。などと言っていたが、これだけは別である。速いミニ四駆にも絶対に必要なものあるのだ。それは、ボールベアリングと、超速ギアー、中空プロペラシャフト、中空シャフト、しんちゅうピニオン、ゴールドターミナルなどだ。これらの効果をブレークインで引き上げ完全に現れた時には、マシンは、とんでもないようなスピードを出す事ができる。とくに、ボールベアリング四個組は、絶対に必要だ。ミニ四駆の敵は抵抗だ。それは、電気の流れだけではなく、タイヤの回転時にシャフトとハトメがすれ、本来のスピードが出せなくなってしまうという事もある。電気抵抗は、ほとんどゴールドターミナルでまかなえる。ほんとうに速いマシンの音を聞いた事があるだろうか?「シャァー」という音で、抵抗がまるでない。ギアーとギアーがすれる音は、ブレークインでほとんど消え、シャフトがすれる音も、ボールベアリングでなくなっている。これらの条件をすべて通していてグリスをつけていてもうるさい様ならば、シャフトが曲がっているか、タイヤがゆがんでいるか、きちんとはまっていないかの 、どれかだ。本当に音のないマシンに誰もがあこがれるものだ!!
もっとも大事なところ、ブレークイン。最低でも装備したいところ。
第四章
 電池やモーターはいろいろ考えなくてはいけない。無制限で速さを競うレースには強力なモーターを。大会などルールにこだわらなくてはいけない物には非力モーターを使わなくてはいけない(管理人は「TAMIYA純正品」というブランドにこだわり続けている。)いくら非力モーターでも使いこなせば相当なスピードになるだろう。「軽量化」「モーター自体のブレークイン」「ギアーのブレークイン」だ。金がなくても、少しの暇さえあればできるだろう。モーターのブレークインは、電池を逆に入れて、タイヤが回らないように、ピニオンをはずして、15分ぐらい空まわしだ。つぎは、普通に電池を入れて15分。この繰り返しだ。電池はいろいろ文献を調べてみると、大電流を使う強力なモーターに対応できる、「ニカドバッテリー」がいいらしい。ニッカドは充電できるというメリットがあり、とても経済的だ。間違っても、マンガン電池は使わないように。とても安いがパワーやスタミナがなく何本も買っていくうちにニカドバッテリーを何本も買えるような金額にまで膨れ上がる。
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強力なモーターにはニカドバッテリー
第五章
 タイヤ・ホイールはつけ方しだいでミニ四駆の長所ともなり、短所ともなる。ずばりこういっていいだろう。まずは、タイヤだ。タイヤは、前がレストンスポンジ、後ろが、ショック吸収(摩擦が大きいもの)というのが定番だった。後ろで強く蹴り上げ、前の向き変更ですべるようなコーナリングを目指していた。しかし、現在では「ステアリング」という武器がでてしまい、これらの事は、忘れ去られようとしている。ステアリングをつけても、この事は忘れてはいけない。ホイールは、同じように、前は、抵抗が少ない物、後ろは、摩擦の大きな物だ。大径タイヤを使っている人で間違ったギアーを選んでいる人がいる。超速ギアーでは、モーター3.5回転で、タイヤが一周回る。その時、タイヤが大きいと地面をけるときに、大きな負担がモーターにかかる。せいぜい、付属の高速ギアーまでだろう。 こだわるためには、ワンウェイホイールをつけている人がいるだろう。これは、コーナリングをする時、片方タイヤの回転だけが速くなり、シャフトやモーター、タイヤに大きな負担がかかる所を見事にやわらげてくれる。また、ステアリングの力で、さらに効果が現れる。コーナーを、きれいに曲がり、高速な立ち直りを見せるためには、ローハイトワンウェイホイールだ(緑色のやつ)。ワンウェイホイールの効果で、コーナーをスムーズにし、横が広い分のグリップアップで、信じられないような加速が見られる。また、ホイールにつける抵抗抜きがあったらつけておいたほうがいいだろう。とても軽く意外に風の抵抗を受けやすいタイヤを守ってくれる。
こだわって、加速力重視のローハイトホイール。
第六章
 ローラーは、すべての基本を整えたあとでの、究極の難関となる。それのつけ方で、ミニ四駆の走り方が変わってしまう。一番多いのは、大・小 と、前から下がっていくものである。また、高速設定は、大・大と、直進性を保ち前だけや、後ろだけが壁に寄りかからないようにするものである。ローラーには、ボールベアリングの物が好ましい。アルミは、軽くてよく回りそうだがルールでゴムをつけなくてはいけないというルールがついている。それがこのローラーの欠点なのだ。壁にぶつかった時などにゴムの摩擦により、抵抗が生まれ微妙なスピードダウンを起こしてしまうこともある。こういうときのために、最低でも前はボールベアリングローラー「4.5mm」だ。ローハイトワンウェイなど、横幅の広い物などは、壁にこすれるといけない後ろは、大径アルミか、横幅を広げるパーツが必要だ。 また、大きなタイヤの場合は、ローラーの位置を高くしないと不安定になるぞ。逆に低いマシンは、ローラーを低くして、張り付いたような動きを目指そう。
広くつけて後ろと平行になるようにしている。タイヤが広いので大きなローラー。
第七章
 最後に言っておくが、これらはごく基本的なことだ。そのあとは、君たちの創造を膨らまして改造してくれ!!
すべての条件をマスターしたマシン。速い。

質問や、自分の自慢のマシンの写真など、どしどし送ってください。