第2回 設定について
  1. インストール後の作業
    サーバまたは、クライアントをインストールした直後は、適切な設定を行わないと利用することができません。クライアントインストール直後にアプリケーションを起動すると設定ダイアログが表示されます。ユーザIDとパスワード、サーバ名とドメイン名、ネットワークプロトコル等を適切に与える必要があります。サーバインストール直後は管理者の名前やパスワード、各種環境を行います。R4と比較してR5サーバのインストール直後の設定はウィザード形式になっていて非常に簡単に行うことが可能です。
  2. ホームサーバについて
    ユーザのメールボックスが置かれているサーバがホームサーバです。社内に分散サーバ環境でシステムを組んでいる場合、ユーザが異動等により、サイトサーバが変更になり、ロケーションを変更する際に、合わせてホームサーバも変更する事が発生する場合があります。もっともメールシステムはノーツメールではなく既存のインターネットメールを利用している場合の方が多いかもしれません。
  3. ロケーションについて
    ロケーションはユーザのアクセス環境について記述された情報の塊です。ホームサーバがどこにあるのか、メールボックスが存在しているサーバはどれか、ネットワークプロトコルは何を使うか等の情報を保持しています。ロケーションは複数あり、適宜切り替えて使い分けることが可能です。
    モバイル環境でクライアントが使えるもの、ロケーションを切り替えることが可能だからです。
  4. ブックマークについて
    R5からクライアントインタフェースに、ブックマークを付けられるようになりました。すなわち、頻繁に利用するページに予めブックマークを貼っておき、それらをワンアクションで切り替えることができますので、使い勝手が良くなっています。よく利用する画面にはブックマークを付けると作業がスムーズに進みます。加えてWWWブラウザのようにナビゲーションボタンが用意されているので、すでに表示した画面に戻ったり、進んだりできます。とても使いやすいボタンです。
  5. ワークスペースについて
    R4まではクライアントを起動するとワークスペースが表示されていましたが、R5では表示されません。デフォルトではWelcomeページが表示されます、これは、R5ではノーツワークスペースが唯一の機能ではなく、統合インターネットツールになったためだと考えられます。しかし、基本的にはノーツデータベースを利用するために、クライアントを起動する場合がほとんどですからデフォルトページをワークスペースにしておいたほうがR4から使っているユーザは安心するかもしれません。ホームページをWelcomeではなく、WorkSpaceに変更すれば、起動直後になじみ深いワークスペースが表示されるようになります。
  6. notes.iniの切り替え方法
    同じPCにR4とR5を同居させる場合は環境設定ファイルであるnotes.iniファイルを切り替えて起動する必要があります。通常、notes.iniファイルはWindowsのシステムフォルダにコピーされるので、後からインストールしたノーツR5またはドミノR5がnotes.iniファイルを上書きしてしまい、先に入っていたクライアントが起動できなくなります。R4/R5の混在環境が発生した場合はnotes.iniファイルをWindowsのシステムフォルダから別のフォルダに移動して退避させ、起動時には明示的にnotes.iniファイルが存在するパスを指定する必要があります。以下に例を示します。D:\Apps\notes\notes.exe =D:\Apps\notes\notes.ini
 

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