第5回 フォームについて
  1. フォームの役割
    フォームはユーザの直接的のインタフェースを担います。データの参照、新規作成、更新あらゆるところでフォームは使われます。ドミノは定型文書データベースなのでフォームを設計することはデータベースのテーブルのレコードを設計することになります。レコードの各項目がフィールドに相当すると考えられます。作成するシステムに複数の帳票を持っている場合、ドミノでシステムを開発する際は複数のフォームを作成するのが一般的です。フォームには様々なイベントが用意されていて、イベントに応じた処理をプログラムすることが可能です。ビューで文書を表示させる検索条件としてフォーム名を利用できます。帳票毎にビューを用意する場合によく用いる方法です。ユーザはドミノ上でのほとんどの作業をフォーム上で行います。それゆえ、フォームの設計がシステムの根幹を決定づけるものになります。
  2. フォームのプロパティ
    フォームのプロパティではフォームの様々な情報を設定できます。フォームに対するセキュリティを設定したり、Webから参照するさいの設定等をすることができます。印刷する際のヘッダーやフッダーも設定できます。
  3. フォームのイベント
    フォームのイベントには様々の種類がありますが、よく使うのは、文書が開かれる前と後に発生するイベントと、閉じるとき、保存する前後に発生するイベントです。これらは、データの新規登録更新の際の必須チェックやフォーマットチェック等にりようされるだけでなく、エージェント等の他の設計要素や非表示フィールドへのフラフ挿入など、あらゆる面で利用されるイベントです。おそらくもっとも多くのプログラマがこのイベントの恩恵に預っているのではないでしょうか。他にも文書が参照モードから編集モードに切り替わる時に発生するイベント等があります。
  4. フォームの構成要素
    フォームの構成要素は沢山あります。代表的なフィールドについては次項で説明するの省きます。フィールド以外では、セクションとホットスポットをあげることができるでしょう。セクションは文書を折りたたむことができます。巨大な帳票ではずべての入力項目を一度に画面に表示させても、ユーザは混乱してしましますが同類の項目をセクションでまとめておけば、ユーザは帳票からアクセスしたい項目効率よく探し出すことができます。逆に大して項目数がないのにセクションを多用すると、ユーザは一々セクションを開かなければならないので、イライラするに違いありません。ホットスポットはいわゆるボタンです。ボタンにはダイアログを表示させたり、データの再計算をさせたりします。
  5. フィールドの役割
    フィールドはおそらくドミノでもっとも重要な構成要素だとおもわれます。フィールドを使って、値を表示させたり、値を入力させたりするからです。フィールドはフォームの構成要素のもっとも重要な役割を担っています。フィールドには次項で説明するプロパティを設定することでそのインタフェースを様々に変えることができます。
  6. フィールドのプロパティ
    フィールドのプロパティを設定することによって、フィールドは、テキスト入力ボックス以外にも、オプションボタン、チェックボックス、リストボックス、ドロップダウンリストボックス等に変わります。キーワードなど、手入力では受け付けられないような項目もこのようなリストボックスを使えば安心です。静的な項目だけでなく、ユーザが項目を動的に追加できるような仕組みも式を使うと簡単にできます。




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